※『日本語の研究』投稿規程は2020年4月1日に改定されました。最新の規程・執筆要領は下記から御覧ください。
『日本語の研究』投稿規程(PDFが開きます)
『日本語の研究』執筆要領(PDFが開きます)
2004年10月1日 制定
2018年12月1日 改定
- 投稿資格
- 投稿原稿の内容
- 投稿原稿の種別
- 投稿原稿の構成
- 投稿原稿の書式・分量
- 投稿原稿査読の二重秘匿性
- 英文等の表記・用語
- 投稿の際に提出するもの
- 採用・不採用の決定
- 投稿の締め切りと審査結果の通知
- 採用決定後に提出するもの
- 英文要旨
- 原稿料・抜き刷り
- 著作権
- 投稿の問い合わせ先
1. 投稿資格
日本語学会会員は,『日本語の研究』に原稿を投稿することができます。共著の場合は,筆頭著者が日本語学会会員であれば投稿できます。ただし,各号の審査期間に筆頭著者として投稿できるのは,投稿原稿の種別を問わず,会員1名につき1件とします。
編集委員会からの原稿の依頼は,非会員に対しても行えるものとします。
2. 投稿原稿の内容
投稿原稿は,日本語研究とその関連領域に関する未公刊でオリジナルなものに限ります。単行本,他の学会誌・協会誌,紀要,商業誌などに掲載されたもの,および,その予定もしくは応募中のものは投稿できません。学会や研究会の予稿集,科学研究費補助金研究の報告書に掲載されたもの,ならびに,未公刊の修士論文・博士論文の一部などは,その旨を記載すれば投稿できます。なお,それらが既に機関リポジトリなどでWEB公開されている場合は,そのままの内容での投稿はできません。
3. 投稿原稿の種別
投稿原稿は,「論文」「研究ノート」「短信」「資料・情報」の4つに種別されます。
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独創的な知見を含む学術研究論文。 |
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今後のその分野の研究を発展・活性化させる契機となりうる新しい知見・問題提起。 |
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(1)『国語学』『日本語の研究』誌に掲載された論文・研究ノート・書評や大会の研究発表などに対する所見・反論。 (2)学会・学界の動向などに対する所感。 (3)その他,論文・研究ノートには該当しない内容・分量のもの。 |
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(1)新資料の紹介。 (2)関連学会の動向などに関する報告。 (3)その他,情報の紹介に関するもの。 |
4. 投稿原稿の構成
投稿原稿には,種別により,それぞれ以下の内容がこの順で記されるものとします。
(○:必須,△:任意,-:不要)
種別 | 題名 |
キーワード (5語以内) |
要旨 (300-400字) |
本文 (表・図版含む) |
注 | 引用参考文献一覧 |
論文 | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | ○ |
研究ノート | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | △ |
短信 | ○ | △ | - | ○ | △ | △ |
資料・情報 | ○ | △ | - | ○ | △ | △ |
*投稿原稿に,著者の氏名を記さないようにしてください。(→6も参照。)
*注は,本文の後にまとめ,脚注方式は避けてください。
*〈論文〉については,採用決定後,英文要旨を提出していただきます。(→12参照。)
5. 投稿原稿の書式・分量
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使用言語は,日本語を原則とします。ただし,そのほかの言語の使用を希望する場合は,事前にご相談ください。
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本誌は横組みを基準としていますが,縦組みも可能です。また,横組みの場合の句読点は,基本的に「,」「。」としますが,「,」の代わりに「、」を希望する方はそれで統一して原稿を作成して下さい。
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本誌の仕上がり紙面は,横組み「39字×35行」,縦組み「29字×23行×2段」を基本とし,本誌所定の文字サイズで印刷します(したがって,たとえば,本文の文字サイズを小さくして分量を多くする,ということはできません)。
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投稿原稿は,ワープロソフトで作成することを原則とします。手書き原稿での提出もできますが,その場合は,事前に,15に示す学会事務室までご連絡いただき,書式・分量などをご確認ください。
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ワープロソフト使用の場合,なるべく,次の書式に合わせて作成してください。
*横組み:本文39字×35行 要旨・注・引用文献一覧等42字×41行
*縦組み:本文29字×23行×2段 要旨・注・引用文献一覧等30字×27行×2段
*横組み・縦組みとも,ページ設定を,A4縦置き,上下左右の余白30mmとする。
*本文の文字サイズは10.5ポイント,それ以外は9ポイントとする。
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同一ページ内に,本文とそれ以外が混在する場合,上述の書式に合わせて設定することが難しければ,全て本文に合わせた書式とするか,それ以外の方を適当な書式としても構いません。ただし,原稿の全体量が,以下に指定する分量を超えないよう,注意してください。
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ワープロ入力が困難な文字・記号を一部に用いる場合は,プリントアウト後に,手書きで加えても構いません。
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原稿には,必ず,各ページの下部に,通しページ番号を付けてください。
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分量は,仕上がり紙面で,以下のように定めます。
(原稿を前掲書式に合わせて作成すると,仕上がりページ数とほぼ同じになります。)
*論文:14ページを目安とし,最大で16ページまで。
*研究ノート:8ページ以内。
*短信:6ページ以内。
*資料・情報:原則8ページ以内。それを超える場合は,事前にご相談ください。
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図表等を用いる場合は,縮尺率を考慮し,仕上がり紙面で余り小さくならないように作成して,原稿に組み込み,それらを合わせて,上掲の分量制限に収まるようにしてください。なお,原稿ファイルに組み込むことが難しい場合は,別添で図表を付けることができます。その場合は,本文中に図表の挿入位置を示し,かつ,分量制限を超えないように配慮してください。
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製作に特別の手間を要する図版・特殊文字の使用は最小限にとどめてください。なお,その費用が多額となる場合は,掲載の際に,実費を請求する場合があります。
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要旨には,「何について論ずるのか」「どのような結論が得られたのか」を明確に書いてください。
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表記については,著者の意向を尊重するものとしますが,「7.英文等の表記・用語」に記す事項を含め,編集委員会が必要と判断した事項については,掲載の際に,ご相談の上,統一的に処理させていただくことがあります。
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本節で示した書式・分量が守られていない投稿は受理できませんので,ご注意ください。
6. 投稿原稿査読の二重秘匿性
投稿原稿には,著者の氏名・所属等を記さないでください。また,著者が判明するような書き方を避けてください。
「著者が判明するような記述」とは,たとえば,「筆者が,○○(2003)において述べたように」のような書き方,注などで自身の所属や指導教員が分かるような書き方をする,といったものです。自身の既発表論文に言及する場合も,客観的な書き方で言及してください。
謝辞,論文執筆までの研究発表・助言等の経緯は,採用決定後につけ加えてください。また,採用後に,本文中に著者を明示するような書き方に変更することも可能です。ただし,いずれの場合も,論文の規定分量を超えることはできません。
7. 英文等の表記・用語
投稿原稿中,および,英文要旨(→12)で,英文等を記す場合は,以下の基準で,表記するようにしてください。
日本語のローマ字表記は,昭和二十九年内閣告示第一号「ローマ字のつづり方」の第1表ないし第2表のいずれかでお願いします。いずれの場合でも,長音符号は「¯」を用いてください。また,「ん」と母音・半母音が連続する場合は「’」で区切ってください。
例)往生要集 Ōzyō-yōsyū/Ōjō-yōshū 契沖 Keityū/Keichū 万葉集 Man’yōsyū/Man’yōshū
ローマ字以外で表記される外国語は,一般に用いられているローマ字表記法(転写法)によってください。声調等の補助記号は適宜省略して構いません。
例)中国語 北京 Beijing 李白 Libai(ピンイン表記)
英語以外の単語はイタリックにしてください。ただし,地名,人名などの固有名詞はその限りでないものとします。
例)majime and honki,the final particle yo,the Edo period,Kansai dialect,Fujitani Nariakira
標題は,冒頭の語および主要な名詞(句)の頭字を大文字としてください。
例)On the Structural Character and Process of Formation of shika
著者の姓と名の順はその言語の順序に従い,姓は全て大文字で書いてください。
例)KATŌ Chōzaburō,Robert SMITH,BAEK Nam-jun
用語や術語は,英文文献,『国語学』『日本語の研究』既刊分,『学術用語集(言語学編)』(オンライン検索 https://jglobal.jst.go.jp)等を参考にして,できるだけ一般的なものを用いてください。
8. 投稿の際に提出するもの
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投稿は,メール添付,または,郵送により,それぞれ,以下に示すものを,まとめて提出するようにしてください。
*メール添付の場合:投稿原稿本体のPDFファイル,次項に示す「投稿確認メモ」のPDFファイルを各1点。
(1通のメールに,上掲2点を同時に添付するのが難しい場合は,複数のメールに分けて提出することでも可。)
*郵送の場合:原稿プリントアウト5部(手書きの場合は,正本1部とコピー4部),および,次項に示す「投稿確認メモ」プリントアウト1部。
(前掲メール添付に示すファイル2点を,CD-R等の電子記憶媒体に収め,それを郵送することでも可。)
-
投稿の際には,必ず,以下の全ての事項を記した「投稿確認メモ」および「著作権譲渡表明」を作成し,そのPDFファイルまたはプリントアウトを,投稿原稿本体と一緒に提出してください。
*以下の各事項の番号を振り,箇条書きとする。
*原則として,本規程末尾に示す様式に従い,A4判,縦置き,横書き,文字サイズ10.5ポイントを用いる。
1).投稿原稿の種別(→3を参照)。
2).投稿原稿の題目
3).投稿原稿のページ数
4).著者の氏名(よみかた),所属,職名。(共著の場合は全員分。)
5).著者の連絡先となる住所,電話番号,メールアドレス。(共著の場合は代表1名分:筆頭著者以外でも可。)
6).最終学歴。(ただし,卒業・修了・退学後5年未満の場合のみ。同期間中に日本学術振興会特別研究員であった場合は,指導教員名を含め,それを記載。:共著の場合は,それぞれ,該当者全員分。)[利害関係者による査読を避けるために用います。]
7).不採用の場合に理由の通知を希望することの有無。
8).著作権譲渡表明。(『日本語学会著作権規程』に従い,投稿原稿の著作権を日本語学会に譲渡する意思を表明する(あるいは,そうできない特別な事情を示す)もの。)
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投稿の提出先は,以下のとおりです。
*メール添付:以下のアドレスに,『日本語の研究』への投稿であることが分かる「件名」を付け,送信。(事務室のアドレスとは異なりますのでご注意ください。)
journal■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください。)
*郵送:15で示す学会事務室に,封筒に『日本語の研究』への投稿であることが分かる添え書きをして,送付。
9. 採用・不採用の決定
投稿された原稿の採否は,査読審査を経て,ほぼ4か月おきに開かれる編集委員会において決定されます。
採用の基準,審査の手順など,査読審査の概要については,別掲「査読審査の概要」を御覧ください。
なお,編集委員会の依頼による原稿についても,投稿論文と同じように扱う場合があり,必要に応じて,編集委員会から著者に原稿の修正を求めることがあります。
10. 投稿の締め切りと審査結果の通知
投稿の締め切り日を,各巻1号(4月1日刊行予定)掲載は前年の9月30日,各巻2号(8月1日刊行予定)掲載は同年の1月31日,各巻3号(12月1日刊行予定)掲載は同年の5月31日とします。
なお,締め切り日の23時59分(日本時間)を過ぎて投稿されたものは,次の号への投稿とみなします。また,締め切り日までに投稿されたものであっても,投稿に際しての手続等に不備があった場合は,受理できず,結果として当該の号の審査とならないことがあります。
審査結果は,通常,締め切り日から2か月以内に,編集委員会での審議決定後,通知します。
11. 採用決定後に提出するもの
採用決定の通知があった場合は,なるべく速やかに,完全原稿を作成し,そのPDFファイル,および,ワープロ原稿ファイル(Word等,使用ソフト名をお知らせください)と図表等の元ファイル(Excel,JPEG等)を,メール添付,または,郵送により,8で示したものと同じ提出先に,提出してください。
*原稿には,必ず,題名の次行に,著者名を記すようにしてください。
*原稿末尾に,新たに,付記や謝辞を書き加えることも可能です。ただし,その際にも,5で示した規定分量を超えないように注意してください。
なお,論文については,これに併せて,12で示す英文要旨を作成し,そのPDFファイル,および,ワープロ原稿ファイルを,提出してください。英文要旨のページは,原稿本体の規定分量には含まれません。
また,投稿時に提出した「投稿確認メモ」に記した所属・職名に変更があった場合は,必ず,その旨をお知らせください。
12. 英文要旨
論文については,採用決定後,なるべく速やかに,300語以内の英文要旨を提出していただきます。論文標題・著者名・キーワード・要旨で,全体が誌面1ページ以内になるようにしてください。超過しますと割付ができませんので厳守してください。
提出に際しては,ネイティブ・チェックを受ける等して,表現や内容について十分に吟味するようにしてください。
13. 原稿料・抜き刷り
原稿料はお支払いできませんが,掲載論文の抜き刷り20部と本誌1冊を贈呈します。
14. 著作権
本誌に掲載された論文などの著作権は,『日本語学会著作権規程』により,原則として,本学会に帰属します。詳しくは同規程をご参照ください。
15. 投稿の問い合わせ先
投稿についてのお問い合わせについては,下記ページをご参照ください。
[様式]
「投稿確認メモ」および「著作権譲渡表明」
1).投稿原稿の種別: 論文 研究ノート 短信 資料・情報 (どれか1つを選ぶ。)
2).投稿原稿の題目:
3).投稿原稿のページ数:
4).著者の氏名(よみかた),所属,職名:
(共著の場合は全員分。)
5).著者の連絡先となる住所,電話番号,メールアドレス:〒
(共著の場合は代表1名分:筆頭著者以外でも可。):
6).最終学歴:
(卒業・修了・退学後5年未満の場合のみ。同期間中に日本学術振興会特別研究員であった場合は,指導教員名を含め,それを記載。:共著の場合は,それぞれ,該当者全員分。)
7).不採用の場合に理由の通知を希望することの有無:
8).著作権譲渡表明:『日本語学会著作権規程』に従い,この投稿原稿の著作権を日本語学会に譲渡することを表明します。
(特別な事情により,著作権譲渡ができない場合には,8)を削除し,その事情を明記。)
- 「『日本語の研究』投稿規程」および「『日本語の研究』査読審査の概要」の一部改定について(2018年12月改定)
- 著作権について
- 「『日本語の研究』投稿規定」一部改定および「『日本語の研究』査読審査の概要」について(2016年1月改定)
- 『日本語の研究』投稿規定の一部改定について(2014年10月改定)
- 『日本語の研究』投稿規定の一部改定について(2014年4月改定)
- 『日本語の研究』投稿規定の一部改定について(2014年1月改定)
- 『日本語の研究』投稿規定の一部改定について(2013年1月改定)
- 投稿規定の一部改定について(2011年1月改定)
- 『日本語の研究』投稿規定の一部改定について(2009年1月改定)
- 旧機関誌『国語学』投稿規定