『国語学』投稿規定
2003年1月1日改定
2004年1月1日修正
- 投稿資格
- 投稿原稿の内容
- 投稿原稿の種類
- 投稿原稿の構成
- 投稿原稿の書式・分量
- 英文要旨
- 英文の表記・用語
- 投稿の際に提出するもの
- 採用・不採用の決定
- 投稿の締め切りと審査結果の通知
- 原稿料・抜き刷り
- 著作権
- 投稿の送付先
1.投稿資格
日本語学会会員は,『国語学』に原稿を投稿することができます。共著の場合は,筆頭著者が日本語学会会員であれば投稿できます。
編集委員会からの原稿の依頼は,非会員に対しても行えるものとします。
2.投稿原稿の内容
投稿原稿は,日本語研究とその関連領域に関する未公刊のものに限ります。単行本,他の学会誌・協会誌,紀要,商業誌などに発表されたもの,および,それらに掲載予定もしくは応募中のものは投稿できません。学会や研究会の予稿集,科学研究費補助金研究の報告書に掲載されたもの,ならびに,未公刊の修士論文・博士論文の一部などは,その旨を記載すれば投稿できます。
3.投稿原稿の種類
投稿原稿は,「論文」「短信」「資料・情報」の3種類とします。
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独創的な知見を含む学術研究論文。 |
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(1) | 研究上の新見などで,先見性を主張したいが,論文としては完成度が不足のもの。 |
(2) | 『国語学』誌に掲載された論文・書評や大会の研究発表などに対する所見・反論。 | |
(3) | 学会・学界の動向などに対する所感。 | |
(4) | その他,論文には該当しない内容・分量のもの。 |
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(1) | 新資料の紹介。 |
(2) | 関連学会の動向などに関する報告。 | |
(3) | その他,情報の紹介に関するもの。 |
4.投稿原稿の構成
投稿原稿には,種類により,それぞれ以下の内容がこの順で記されるものとします(○:必須,△:任意)。
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※英文の場合は400語程度。 |
5.投稿原稿の書式・分量
- 使用言語は,日本語を原則とします。ただし,何らかの事情により、そのほかの言語の使用を希望する場合は,事前にご相談ください。
- 本誌は横組みを主体としていますが,掲載に際しては,横組み・縦組みのいずれも可とします。なお,横組みの場合の区切り符号は「,」「。」とします。
- 仕上がり紙面は,横書きは「39字×35行」,縦書きは「29字×23行×2段」となります。
- 論文,短信の分量は,以下のように定めます。「資料・情報」については別途ご連絡ください。
論文: 原稿全体で仕上がり紙面12ページ以内(400字詰め原稿用紙40枚相当)を目安とし,最大で14ページ(同47枚相当)まで。 短信: 原稿全体で仕上がり紙面4ページ以内(同14枚相当)。 - ワープロソフト使用の場合は,A4判用紙を使用し,図表を含めできるだけ仕上がり紙面に近い書式で原稿を作成してください。
- ワープロ,手書きいずれの場合も,図表は縮尺率を考慮して作成してください。また,製作に多額の費用を要する図版・特殊文字は最小限にとどめてください。
- 要旨には,「何について論ずるのか」「どのような結論が得られたのか」を明確に書いてください。
- 表記については,執筆者の意向を尊重するものとしますが,「 7.英文の表記・用語」に記す事項を含め,編集委員会が必要と判断した事項については,執筆者とご相談の上,統一的に処理させていただくことがあります。
6.英文要旨
論文については,掲載決定後に400語程度の英文要旨を作成していただきます。
7.英文の表記・用語
- 日本語のローマ字表記は,訓令式(内閣訓令「ローマ字のつづり方」の第1表によるもの)・ヘボン式(同訓令の第2表によるもの)のいずれかでお願いします。いずれの場合でも,長音符号は「¯」を用いてください。また,「ん」と母音・半母音が連続する場合は「’」で区切ってください。
例) 往生要集 Ōzyō-yōsyū/Ōjō-yōshū 契沖 Keityū/Keichū 万葉集 Man'yōsyū/Man'yōshū - ローマ字以外で表記される外国語は,一般に用いられているローマ字表記法(転写法)によってください。声調等の補助記号は適宜省略してかまいません。
例) 中国語 北京 Beijing 李白 Libai(ピンイン表記) - 英語以外の単語はイタリックにしてください。ただし,地名,人名などの固有名詞はその限りでないものとします。
例) majime and honki,the final particle yo,the Edo period,Kansai dialect,Fujitani Nariakira - 標題は,冒頭の語および主要な名詞(句)の頭字を大文字としてください。
例) On the Structural Character and Process of Formation of shika - 著者の姓と名の順はその言語の順序に従い,姓はすべて大文字で書いてください。
例) KATŌ Chōzaburō,Robert SMITH,BAEK Nam-jun - 用語や術語は,英文文献,『国語学』既刊分,『学術用語集(言語学編)』(オンライン検索 http://sciterm.nii.ac.jp/)等を参考にして,できるだけ一般的なものを用いてください。
- ネイティブ・チェックを受けるなどして,表現や内容について十分に吟味してください。
8.投稿の際に提出するもの
投稿の際には,原稿5部(正本1部,コピー4部)と,以下の事項を記した「確認メモ」を提出してください。
1) | 論文等の題目および400字詰原稿用紙に換算したときの枚数 |
2) | 著者の氏名(よみかた),所属,職名(共著の場合は全員) |
3) | 連絡先住所,電話・ファックス番号,メールアドレス(共著の場合は代表者1名) |
4) | 最終学歴(ただし,卒業・修了・退学後5年未満の場合のみ:共著の場合は全員。同期間中に日本学術振興会特別研究員であった場合は指導教員名を含めそのことを記載:共著の場合は全員) |
5) | 最近の業績(主なもの3点以内。ただし,投稿の主題にかかわるものは口頭発表を含め3年以内のもの全点:共著の場合は全員) |
6) | 不採用の場合に理由の通知を希望することの有無 |
9.採用・不採用の決定
投稿された原稿の採否は,編集委員会の総意により決定します。編集委員会の依頼による原稿についても,投稿論文と同じように扱う場合があります。いずれの場合も,必要に応じて,編集委員会から著者に原稿の修正を求めることがあります。
不採用の場合,投稿の際に不採用理由の通知を希望した著者に限り,その理由を通知します。
10.投稿の締め切りと審査結果の通知
投稿の締め切り日は,特に設けません。随時受け付けます。ほぼ3か月に1度,審査のための委員会が開かれています。ただし,定例の委員会開催日からさかのぼり1か月未満の日に到着したものは,さらに3か月先の次回の審査となることがあります。
審査結果は,不採用理由を含め,委員会開催日から約2週間以内に通知することにしています。
11.原稿料・抜き刷り
原稿料はお支払いできませんが,掲載論文の抜き刷り20部と本誌1冊を贈呈します。
12.著作権
本誌に掲載された論文などの著作権は著者に帰属するものとします。ただし,学会は,本誌に掲載された原稿を電子化または複製の形態などで公開する権利を有するものとします。電子化または複製などによる公開については,採用が決定した段階で承諾書を提出していただきます。
著者が掲載原稿を自身の著作物に掲載する,あるいは電子的な手段で公開する場合は,その原稿が『国語学』に掲載されたものであることを,号数などを含めて明示してください。その場合,できるだけ学会にご連絡をお願いします。
13.投稿の送付先
投稿の送り先および投稿についてのお問い合わせは,下記あてにお願いします。113-0033 東京都文京区本郷1-13-7 日吉ハイツ404号 | |
日本語学会事務室 | TEL・FAX 03-5802-0615 |
Eメール office■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください) |
[付記] この「投稿規定」の全文は,『国語学』各巻1号にも掲載されます。