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2010年度秋季大会
日本語学会2010年度秋季大会
日時 |
2010年10月23日(土)・24日(日) |
場所 |
愛知大学 豊橋キャンパス (〒441-8522 愛知県豊橋市町畑町1-1) |
○開会式 [2号館 1階 211室] 13時40分−13時55分
会長挨拶 鈴木 泰 開催校挨拶 佐藤元彦(愛知大学学長) |
○シンポジウム [2号館 1階 211室] 14時−17時
イントネーション研究の現在
(企画担当:前田広幸 定延利之)
- 趣旨
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イントネーションは,感情等に左右されるパラあるいは前言語的側面と,ラングとしての言語的側面との切り分けの難しさに加え,言語的側面に限っても,音声・音韻にとどまらない,統語や意味,談話といった諸部門のインタフェース領域性が,その研究を面白いと同時に難しいものとしている。本シンポジウムでは,音韻的な句のまとまりの形成と実現のあり方の変異を中心に,異なる立場からの研究で現在得られている知見をつきあわせ議論を深めることにより,今後の研究への刺激となることを期待している。
- パネリスト
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広島大学大学院准教授 五十嵐陽介
くらしき作陽大学非常勤講師 石川 幸子
国立国語研究所教授 木部 暢子
大阪大学大学院教授 郡 史郎
- 司会
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奈良教育大学教授 前田 広幸
○ワークショップ 14時−17時
第1会場 [2号館 2階 221室]
ことばの変化と伝播
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国立国語研究所教授 大西拓一郎
国立国語研究所准教授 朝日 祥之
秋田大学教授 日高 水穂
甲南大学教授 都染 直也
第2会場 [2号館 3階 230室]
コーパス日本語学の新展開―コーパスと方法論の多様化―
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大阪大学大学院教授 田野村忠温
同志社女子大学教授 服部 匡
筑波大学大学院教授 杉本 武
大阪大学大学院教授 石井 正彦
○懇親会 [ホテルアソシア豊橋 ザパティオ] 18時−20時
*口頭発表 《午前の部》 9時30分−11時50分
A会場 [2号館 1階 211室] |
「依頼表現」・「誘い表現」・「許可求め」研究 ―明治期から平成期へ― |
立教大学大学院生 高澤 信子 |
「トイエバ」文の意味と談話における機能 |
岡山大学大学院生 陳 新妍 |
テレビ雑談番組から見た日本語の「共話」 ―女性と男性を比較して― |
九州大学大学院生 陳 一吟 |
B会場 [2号館 2階 221室] |
近代の女性書簡文の変遷 ―文体と結語を中心に― |
聖心女子大学大学院研究生 茗荷 円 |
程度副詞「非常に」の成立 ―連体修飾から連用修飾へ― |
愛知淑徳大学非常勤講師 中尾比早子 |
『横浜毎日新聞』における仮名字体 ―明治期の新聞における字体の統一について― |
早稲田大学大学院生 銭谷 真人 |
C会場 [2号館 3階 230室] |
琉球方言のハ行p音再考 |
東北大学大学院生 内間 早俊 |
近代上方の/se/と/ze/の変遷について |
九州大学大学院生 蛭沼 芽衣 |
アクセントの聴き取りの違いと言語内的・言語外的要因 |
国立国語研究所プロジェクト特別研究員 阿部 貴人 |
*ブース発表 12時−13時
D会場 [梢風館 1階 リュミエール] |
パラレルコーパスに見る漢字二字熟語の連語(コロケーション)の分析 |
日本女子大学准教授 田辺 和子 中條 清美/伊藤 誓子/桑原 和子 |
『現代日本語書き言葉均衡コーパス』における長単位の構成要素について |
国立国語研究所プロジェクト特別研究員 冨士池優美 |
形態素解析辞書「中古和文UniDic」とその活用例 |
国立国語研究所准教授 小木曽智信 小椋 秀樹/近藤明日子/須永 哲矢 |
「学校・社会対照語彙表」の作成と活用 |
国立国語研究所准教授 田中 牧郎 近藤明日子/河内 昭浩/鈴木 一史/棚橋 尚子 |
医療・看護・福祉現場における方言教育 |
弘前学院大学准教授 今村かほる 岩城 裕之/工藤千賀子/友定 賢治/日高貢一郎 |
日本語動詞「見る」の機能動詞化による自動詞性の獲得 ―統語と意味の両側面から― |
名古屋大学大学院生 高橋 暦 |
自筆本『御堂関白記』に見られる複合動詞について |
青山学院大学非常勤講師 柳原恵津子 |
《昼休み》 13時−13時40分
*口頭発表 《午後の部》 13時40分−17時
A会場 [2号館 1階 211室] |
副詞「まるで」が共起する述語についての一考察 ―非比況の用法を中心に― |
大阪大学大学院生 朴 秀娟 |
「のこと」が生じる存在文 |
名古屋大学大学院生 大西 美穂 |
現代語ダケの諸用法 ─用法分化の条件と連続性─ |
名古屋大学大学院生 張 培 |
日本語の否定接頭辞「不」に関する一考察 ―語基が形容詞の場合― |
中国・北京第二外国語学院日本語学院専任講師 李 莉 |
B会場 [2号館 2階 221室] |
狂言台本における例示の副助詞デモ
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国立国語研究所プロジェクト奨励研究員 小林 正行 |
「ツベイ」と「ツベシイ」 ―助動詞「ベシ」のシク活用化について― |
九州大学大学院研究生 山本佐和子 |
『源氏物語』における「なま」複合形容詞について |
愛知大学非常勤講師 熊谷由美子 |
日本語史におけるオノマトペ |
関西外国語大学准教授 伊藤 理英 |
C会場 [2号館 3階 230室] |
「咲く」の方言形「サス」の成立 ―サ行イ音便との関係から― |
東北大学大学院生 坂喜 美佳 |
東京若年層の日常会話における動詞「違う」の使用
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一橋大学大学院生 原田 幸一 |
『方言文法全国地図』における話者の年齢差にあらわれる文法変化 |
国立国語研究所プロジェクト特別研究員 鑓水 兼貴 |
佐賀方言の条件節における時制の機能について |
大阪樟蔭女子大学教授 有田 節子/江口 正 |