日本語学会2008年度秋季大会
日時 | 2008年11月2日(日)・3日(祝) ※開催曜日は土・日ではありません。 | |
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場所 | 11月2日 | 岩手県公会堂 (〒020-0023 盛岡市内丸11-2) |
11月3日 | 岩手大学 (〒020-8550 盛岡市上田3-18-8) |
11月2日(日)
○公開講演会 [岩手県公会堂大ホール] 14時−17時 | |
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通時的にしか説明できない共時アクセント現象 | 東京大学大学院教授 上野 善道 |
近世漢字文化と日本朱子学 | 東北大学名誉教授 村上 雅孝 |
○懇親会 [エスポワールいわて] 17時30分−19時30分 会費 6,000円
11月3日(祝)
○研究発表会: 口頭発表,ポスター発表,デモンストレーション | ||
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*口頭発表(会場:A・B・C・D) | *ポスター発表(会場:E) | *デモンストレーション(会場:F) |
《午前の部》9時30分−11時50分 A会場・B会場・C会場・D会場 《昼休み》 《午後の部》13時40分−17時 A会場・B会場・C会場・D会場 |
11時55分−13時30分 E会場 |
11時55分−13時30分 F会場 |
*口頭発表
《午前の部》9時30分−11時50分
A会場[学生センター棟1階 G1大講義室] | |
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「ものだ」文の<感慨>用法 ―文構造による決定条件とその分類― | 明治大学大学院生 玄 仙令 |
否定とも肯定とも共起する副詞「とても」について ―「条件づけ」の観点から見た連続性― |
大阪大学大学院生 朴 秀娟 |
伝聞「そうだ」における文末「だ」の脱落現象 | 首都大学東京助教 橋本 直幸 |
B会場[学生センター棟2階 G2大講義室] | |
鹿児島県薩摩川内市方言における文末詞センについて | 大阪大学大学院生 平塚 雄亮/原田走一郎 |
青森県五所川原市方言における推量形式「ビョン」について ―「ベ」との対比をもとに― |
東北大学大学院生 田附 敏尚 |
方言における否定疑問形式とその用法 | 滋賀大学専任講師 松丸 真大 |
C会場[学生センター棟1階 G19講義室] | |
中国語に受容された恋愛用語 ―1920年代を中心に― | 筑波大学大学院研究生 清地ゆき子 |
和製漢語との接触による韓国漢字の意味変化 ―「郵便」を例として― | 名古屋大学大学院生 李 芝賢 |
日本語の助数詞と中国語の量詞の対照研究 ―その分類と用法をめぐって― | 大東文化大学大学院生 朱 蘇道 |
D会場[学生センター棟2階 G29講義室] | |
ローマ字五十音図が近代の音声研究に与えた影響について | 名古屋大学大学院生 内田 智子 |
『古事記』の「有」「在」の用法と意味 | 日本女子大学大学院生 佐藤麻衣子 |
指示詞「コレ」の感動詞化 ―江戸中期における文法変化の過程として― | 名古屋大学大学院生 深津 周太 |
《昼休み》11時50分−13時40分
《午後の部》13時40分−17時
A会場[学生センター棟1階 G1大講義室] | |
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テイル形の経験・記録用法と出来事把握のあり方について ―タ形式との比較から― |
名古屋大学大学院生 梅野由香里/鈴木 基伸 |
いわゆる「アスペクト」を表す「〜していく」の再検討 | 東京外国語大学大学院生 中山 健一 |
価値判断を表す「〜たい」について | 神戸大学大学院生 米澤 優 |
「てもらう」文の基本的意味から周辺的意味へ | 東北大学大学院生 金 殷模 |
B会場[学生センター棟2階 G2大講義室] | |
文法性判定の地域差へのアプローチ ―真偽判断の副詞と疑問形式との共起関係を例として― |
韓国・慶北大学校非常勤講師 李 舜炯 |
方言イントネーションの記述について | 鹿児島大学教授 木部 暢子 新田 哲夫/岸江 信介/中井 精一 ダニエル・ロング/鳥谷 善史 |
挨拶場面における在日中国人の言語使用 ―ニューカマーとオールドカマーの比較― |
東北大学大学院生 王 秀芳 |
外国語の表記,及び発話における母語のリズムの影響 ―韓国語を用いた日本語母語話者・韓国語母語話者を対象とした実験を通して― |
上智大学大学院生 池 成林 |
C会場[学生センター棟1階 G19講義室] | |
換喩と意味変化 ―名前転送における語彙化のパターン― | 大阪大学大学院生 大田垣 仁 |
擬態語の程度表現について ―形容詞を修飾する場合― | 東北大学大学院生 楊 淑雲 |
あいづち発話の連鎖で成立する会話 | 早稲田大学大学院生 石川 創 |
複合動詞「落ち着き払う」「出払う」の語形成分析 ―話者の<事態把握>のし方という観点から― |
台湾・文藻外語學院助理教授 百留 康晴 |
D会場[学生センター棟2階 G29講義室] | |
金春禅竹自筆『五音三曲集』における平仮名の用字法について | 東京女子大学大学院生 谷川 淳子 |
『どちりなきりしたん』における<つ>の表記について | 立教大学日本学研究所特別研究員 岡田 薫 |
雑誌における片仮名表記 ―外来語以外の表記について― | 國學院大學大学院聴講生 臼木 智子 |
漢字字体規範データベース(HNG)の現状と展望 | 北海道大学名誉教授 石塚 晴通 |
*ポスター発表(11時55分−13時30分)
E会場[学生センター棟2階 G21講義室] | |
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国立国語研究所「ことばに関する新聞記事画像データベース」の構築 | 国立国語研究所主任研究員 池田理恵子 |
日本語の授受動詞構文をめぐって ―非行為的事態との共起を中心に― | 京都大学大学院生 澤田 淳 |
*デモンストレーション(11時55分−13時30分)
F会場[学生センター棟2階 G22講義室] | |
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ポライトネス理論を応用した医療コミュニケーション教育プログラムの有効性 | 国立国語研究所上席研究員
吉岡 泰夫 相澤 正夫/田中 牧郎/宇佐美まゆみ 早野 恵子/徳田 安春/三浦 純一 西〓* 祐史 |
*「崎」の「大」の部分を「立」にした字形