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日本語学会機関誌の新誌名について(意見募集)
日本語学会会長 前田富祺
国語学会から日本語学会への名称変更に伴い,新しい学会機関誌の名称をどのように定めるか,また,どのような手順で決定するか,理事会の中に検討委員会を設けて審議してまいりました。その答申を受けて,評議員の方々から意見を提出していただき,それらの意見を集約した上で,理事会としては,以下のような原案を作成いたしました。
以下の2案について,会員の皆様の意向を伺った上で最終的な理事会原案を作成し,2004年5月22日(土)または23日(日)に開催の評議員会に諮り,総会で報告することにいたします。
2005年1月1日号から,新誌名での刊行を目指します。
(1)候補選定の基本的な立場
- 「国語学会」から「日本語学会」への名称変更に伴い,機関誌名も新しい名称に改める。 【機関誌名称は『国語学』のままで継続してもよいのではないかという意見もありましたが,理事会では,学会名の変更に伴って機関誌名称もそれにふさわしいものを選定するという立場をとることにいたしました。】
- 既存の雑誌名と同一のものは避ける(『日本語学』『日本語研究』『日本語学研究』など)。角書きなどで区別されるものも,商標登録のある名称を含む場合は,当該出版社と協議するなど,慎重に対処する必要があり,できるだけ避けることにする。 【『日本語学』は,明治書院の月刊誌として商標登録がなされています。また,『日本語研究』は,東京都立大学国語学研究室から年刊として刊行されています。『日本語学研究』は,海外における関連の雑誌名を調査したところ,韓国日本語学会の機関誌として刊行されています。】
(2)機関誌新誌名案
下記のA案またはB案のいずれかを機関誌新誌名として採用する。
- A案 『日本語学会誌』
- B案 『日本語の研究』
(3)上記案の補足説明
理事会の検討委員会において,編集委員会からの答申をも参照して検討し,理事会に提示された誌名案は,次のとおりでした。
理事会において,これらについてさまざまな角度から検討し,『日本語学会誌』『日本語の研究』『学会誌日本語研究』の3点を候補として評議員の意見を伺いました。その結果,『日本語学会誌』または『日本語の研究』のいずれかを支持する意見が多く,候補案として,以上の2案に絞ることにいたしました。理事会での検討や評議員の意見で提出された,それぞれの案のおもな支持理由は次のとおりです。
A案『日本語学会誌』を支持する意見
- 日本語学会の機関誌としてまさにふさわしい。
- 機関誌そのものであることが端的に分かり,他とまぎれない。
- 『日本語の研究』は単行本の書名として用いられてもおり,一般的な名称で,学会誌としての印象が弱い。
B案『日本語の研究』を支持する意見
- 分かりやすく,新鮮なイメージがある。
- やわらかく親しみやすい名称である。
- 『日本語学会誌』は,普通名詞とまぎれやすく,固有名詞としてなじみにくい。
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この2案のうちどちらを支持するか,その理由など,自由にご意見をお寄せください。最終決定に向けて参考にさせていただきたいと思います。
形式は自由です。氏名明記の上,2004年2月20日(金)までに日本語学会事務室に郵便・FAXまたは電子メールでお送り下さい。なお,書面の場合は「日本語学会事務室機関誌名意見係」宛に,電子メールの場合は,メールの件名を「機関誌名意見」としてお送りください。
日本語学会事務室 | FAX | (03)5802-0615 |
Eメール | office■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください) |