日本語学会2007年度春季大会
日時 | 2007年5月26日(土)・27日(日) |
---|---|
場所 | 関西大学 (〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-35) |
5月26日(土)
○シンポジウム 13時−17時 [社会学部4号館1F ソシオAVホール]
日本語の二十世紀
(企画担当:安部清哉 石井正彦 川村大 岸江信介 今野真二 高山倫明)
- 趣旨
- 過去から現在に至る日本語において、直前の100年間の日本語は、いったいどのように位置づけられるだろうか?「近代語」「現代語」といった既存の時代区分を一旦離れ、あえて形式的に設定した100年という時間幅で切り出してみることで、新たな観点や相対的位置付けを生み出す可能性も生まれてこよう。この「二十世紀」という切り取り方が意味をもつものか、持つとすれば、いったいどのようなものであると位置づけられるか。この内省の効く「近過去の日本語」を、日本語史の最終章として、かつ、現代日本語そのものとして、日本語史研究者と現代語研究者の双方の視点から議論する。
- パネリスト
-
早稲田大学名誉教授 秋永 一枝
東京女子大学教授 屋名池 誠
日本女子大学教授 清水 康行
東北大学大学院教授 小林 隆
- 司会
- 大阪大学大学院助教授 石井 正彦
○会員総会 [社会学部4号館1F ソシオAVホール] 17時15分−17時45分
○懇親会 [法文坂レストラン(生協食堂)] 18時−20時 会費 6,000円
5月27日(日)
○研究発表会: 口頭発表 | ||
---|---|---|
*口頭発表(会場:A・B・C) | ||
《午前の部》10時−11時30分 A会場・B会場・C会場 《昼休み》 《午後の部》13時−16時20分 A会場・B会場・C会場 |
*口頭発表
《午前の部》10時−11時30分
A会場[100周年記念会館 ホール1] | |
---|---|
現代日本語における「のではないか」の機能 |
東京外国語大学大学院生 佐藤 雄亮 |
「ノダロウ」の意味・機能 −−「ダロウ」との比較を通して−− |
東京大学大学院生 幸松 英恵 |
B会場[社会学部4号館3F 4302教室] | |
認知的アプローチによる複合動詞研究の可能性−複合移動動詞の構文的意味分析− | 名古屋大学大学院生 野田 大志 |
明治時代語における自称詞「わし」の諸相 | 明治大学大学院生 祁 福鼎 |
C会場[社会学部4号館4F 4401教室] | |
推量形式の推量用法が衰退する−−諸方言における確認要求表現への特化−− | 大阪大学大学院生 白岩 広行 |
琉球語における目的語標示の再考−−伊良部島方言の−jaについて−− | オーストラリア国立大学大学院生 下地 理則 |