==============================   日本語学会からのお知らせ 第51号(2017年09月01日) ==============================  このメールは,日本語学会会員の皆様にお送りしています。 ―――――――――――――――――――――――――――――― ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 会員の皆さまへ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 学会の現状をご報告し,学会の現状に合わせた学会活動へと舵をきる方針・方向性をお伝えし,そのご了解を得たく,会員の皆さまへの一斉メールを配信いたします。 日本語学会会長・仁田義雄 ●1】学会の現状 ・最盛期には2400名ほどおられた会員が, 2011年度=1874名,2012年度=1789名,2013年度=1747名 2014年度=1693名,2015年度=1703名,2016年度=1662名 ここ6年ほどで,上記のように減少しています。 ・ここ3年ほど,常に支出が収入を上回る赤字状態が続き,その結果,通常会計以外の学会の資産で使用可能なお金は,特別事業積立金150万円を残すのみという状況。2017年度の支出については,極力節約するよう努めますが,ここ数年間の学会の事業規模からして予算内で収まるかどうかは不透明。 学会の現状は上記に記したようなものです。財政状況の深刻な悪化により,70年以上続いた本学会の活動を中断させることは絶対避けなくてはと思い,会員の皆さまへの寄付のお願いを実施いたした次第です。 ●2】寄付のお願い 以下の文章は,既に皆さま方に郵送した「寄付のお願い」と題された文書の中核部分です。ご寄付をお願いしている期間中のこともあり,再度掲載いたします。 「最盛時には,2400名ほどおられた会員が,2016年度には1600台に減少してしまいました。学会の収入の基本で中心は,会費です。したがって,会員の減少は,そのまま学会の収入減を来し,学会の財政状況の悪化をもたらします。会員数の減少は,少子化・学生数の減少,そしてその結果としての研究者および研究者を目指す人達の減少によるものです。 会員数は減少したものの,日本語学会の活動は,決して低調ではなく,むしろ以前より活発な状態です。大会での研究発表の会場数も以前より増え,投稿論文も少なくありません。また学会の会員へのサービスもきめ細かくなりました。学会の活動が活発であることは喜ばしいことです。ただ,学会の活動が活発であれば,それだけ出ていくお金が増えます。 この何年間,収入をかなり上回る支出が続いております。積み立てていたお金を切り崩さなければならない状況です。財政立て直しの姿勢で会務の運営に努めてきたのですが,切り崩す積立金も底をつく,という事態にまで追い込まれてしまいました。何か突発的なことがあれば,最悪の場合,来年度,春の学会が春に行えるのか,という状況です。 会務の責任を負わなければならない立場として,このように皆さまにご寄付をお願いしなければならなくなってしまったこと,誠に申し訳なく思っております。」 ●3】7月末までにいただいたご寄付 6月の中旬に「寄付のお願い」の文書を皆さまにお送りしました。その結果たくさんの方々から早速ご寄付をいただきました。 いただきましたご寄付は,150万円ほどに上りました。 ご報告し感謝申し上げますとともに,今後も学会活動を支障なく行いうるために,寄付のお気持ちをお持ち下さりながら,まだでいらっしゃる方々にご寄付をお願いできれば幸甚に存じます。 ・ご寄付下さいます皆さまへ 1.寄付の金額:1口5000円,2口まで,と考えております。 2.寄付の方法:機関誌『日本語の研究』に挟み込まれている郵便振替の払込取扱票をご使用下さい。 その際,必ず「通信欄」に「寄付」とお書き下さい。 ●4】機関誌の発行回数について 日本語学会はその前身である国語学会の時から機関誌を年4回発行して参りました。ただ,会員数が減り,学会の財政状況が極めて悪くなった現状に鑑み,発行回数を減らす検討の必要性を感じております。ただその場合も,皆さまの研究活動を従前通り支援し,受け止められるように努めたいと思っております。 また,機関誌の発行回数に関わる審議の経緯・結果などは,今年度秋季大会(金沢大学)での臨時会員総会でもご報告させていただきます。 ============================== ■ 「日本語学会からのお知らせ」バックナンバー https://www.jpling.gr.jp/kaiin/infomail/backnumber/ ―――――――――――――――――――――――――――――― ■ 研究会・講演会などの情報は,日本語学会ホームページの「学会消息(研究会等の開催情報)」から見ることができます。また,学会消息には,会員・非会員を問わず,どなたでも情報を登録することができます(ただし,非営利のものに限ります)。ご活用ください。 https://www.jpling.gr.jp/gakkai/aboutgakkaibbs/ ―――――――――――――――――――――――――――――― ■ メールアドレスの変更は下記のアドレスへご連絡ください。 mail-register■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください) 本文には,(1) 名前,(2) ふりがな,(3) 所属,(4) 変更/新規の別,(5) 登録する電子メールアドレス(携帯電話のアドレスは,メール配信のできない場合がありますので,登録はご遠慮ください)を記入してください。 ―――――――――――――――――――――――――――――― ■ 配信停止は下記のアドレスへご連絡ください。 (本文に配信停止を明記してください。) mailstop■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください) ―――――――――――――――――――――――――――――― ■ その他のお問い合わせ・ご意見は,日本語学会事務室へお願いします。 〒113-0033 東京都文京区本郷1丁目13番7号 日吉ハイツ404号 電話・FAX:03(5802)0615 E-MAIL:office■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください) ―――――――――――――――――――――――――――――― ■ 日本語学会ホームページ https://www.jpling.gr.jp/ ―――――――――――――――――――――――――――――― ■ 日本語学会広報委員会のTwitterページ https://twitter.com/sjl_dig ―――――――――――――――――――――――――――――― ■ 日本語学会広報委員会のfacebookページ https://www.facebook.com/society.for.japanese.linguistics ――――――――――――――――――――――――――――――