==============================   日本語学会からのお知らせ 第102号(2019年09月19日) ==============================  このメールは,日本語学会会員の皆様にお送りしています。 ―――――――――――――――――――――――――――――― ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 2020年度春季大会以降の発表形態の再編について ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大会企画運営委員会からお知らせいたします。 2020年度春季大会から,これまでのブース発表及びワークショップを再編し,(1)ポスターのみを使用し,主に研究成果に関する意見交換を行うポスター発表と,(2)パソコンや音声機器を用いた研究資材(データベース,調査資料類)のデモンストレーションや,特定のテーマについて複数の発表者が口頭で発表を行うなどして,聴衆と自由に議論を交わすワークショップとの,2つの発表枠を設けることにいたします。 ブース発表とワークショップは,いずれも2010年度秋季大会から設けられたものです。 [参考]ポスター発表・デモンストレーションのブース発表への再編について  https://www.jpling.gr.jp/taikai/presentation/enkaku/#startbooth [参考]ワークショップの新設について  https://www.jpling.gr.jp/taikai/presentation/enkaku/#startworkshop ブース発表は,2002年度春季大会で導入されたポスター発表とデモンストレーションを統合する発表形態として設置されました。この統合が行われたのは,「口頭発表に比べ,ポスター発表とデモンストレーションの発表件数は非常に少なく,低調」だったためですが,ブース発表の導入から約10年が経ち,この発表枠での発表応募も一定数を保つようになってきています。その一方で,ブース発表の発表形態の多様さは,この発表枠の性格を不明確なものにし,大会運営に支障を生じている面があるのも否めません。 これまで実施されてきたブース発表は,個人研究の成果をポスターのみを使用して発表するものと,共同研究プロジェクトで構築された各種データベースの紹介及びその応用研究の成果をプロジェクタ,音声機器等を使用して発表するものに大別されますが,その発表形態から自ずと後者には聴衆が集まりやすく,近年の発表応募は後者に片寄る傾向が顕著です。また,大会を運営する側に立つと,複数の発表をオープンスペースで行うのに適しているポスター発表に対し,プロジェクタや音声機器を使用する発表は相応のスペースと区切られた空間が必要であり,発表会場の割り振りにも頭を悩ませるところとなっています。 一方,本学会のワークショップは,参加者の多様な関心に応えることを意図して,大会企画運営委員会が企画するシンポジウムと同じ時間帯に行ってきましたが,導入された当初は各大会でほぼ2件の発表が行われていたのに対し,昨今は各大会1件の発表にとどまることが多く,特にここ3年(2017~2019年度)は,春季大会で各1件,秋季大会は応募なしという状況が生じています。応募が低調となっている理由の一つには,シンポジウムと同じ時間帯に開催されることによる,参加者の集まりにくさがあると思われます。 今回の再編によって設置するポスター発表及びワークショップは,いずれもシンポジウムとは異なる時間帯に実施します。ポスター発表は,口頭発表と並ぶ研究成果の発表の場として位置づけ,さらに発表者と聴衆がより緊密で自由な議論を交わすことのできる発表枠として設置します。ワークショップは,日本語研究全般の活性化につながる有益な情報共有と意見交換の場として位置づけ,会員相互の交流をより活発なものにすることを企図した,自由度の高い発表枠として設置します。こうした設置目的の違いにより,ポスター発表は,口頭発表とともに,大会発表賞の選考対象とし,ワークショップは,大会発表賞の選考対象とはしません。 口頭発表,ポスター発表,ワークショップがそれぞれの発表形態の特性を活かした形で実施できるよう,多くの会員の皆さまの発表応募をお待ちしています。 ◆発表形態の再編について https://www.jpling.gr.jp/taikai/presentation/enkaku/#kaitei201909 ============================== ■ 「日本語学会からのお知らせ」バックナンバー https://www.jpling.gr.jp/kaiin/infomail/backnumber/ ―――――――――――――――――――――――――――――― ■ 研究会・講演会などの情報は,日本語学会ホームページの「学界消息(研究会等の開催情報)」から見ることができます。また,学界消息には,会員・非会員を問わず,どなたでも情報を登録することができます(ただし,非営利のものに限ります)。ご活用ください。 https://www.jpling.gr.jp/gakkai/aboutgakkaibbs/ ―――――――――――――――――――――――――――――― ■ メールアドレスの変更は下記のアドレスへご連絡ください。 mail-register■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください) 本文には,(1) 名前,(2) ふりがな,(3) 所属,(4) 変更/新規の別,(5) 登録する電子メールアドレス(携帯電話のアドレスは,メール配信のできない場合がありますので,登録はご遠慮ください)を記入してください。 ―――――――――――――――――――――――――――――― ■ 配信停止は下記のアドレスへご連絡ください。 (本文に配信停止を明記してください。) mailstop■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください) ―――――――――――――――――――――――――――――― ■ その他のお問い合わせ・ご意見は,日本語学会事務室へお願いします。 〒113-0033 東京都文京区本郷1丁目13番7号 日吉ハイツ404号 電話・FAX:03(5802)0615 E-MAIL:office■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください) ―――――――――――――――――――――――――――――― ■ 日本語学会ホームページ https://www.jpling.gr.jp/ ―――――――――――――――――――――――――――――― ■ 日本語学会広報委員会のTwitterページ https://twitter.com/sjl_dig ―――――――――――――――――――――――――――――― ■ 日本語学会広報委員会のFacebookページ https://www.facebook.com/society.for.japanese.linguistics/ ――――――――――――――――――――――――――――――