〓〓〓日本語学会からのお知らせ 第258号(2024年1月4日)〓〓〓 ※本メールアドレスは配信専用のため、ご返信いただけません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 2024年頭 会長挨拶 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本語学会会員の皆様、2024年の年頭にあたり、ひとこと御挨拶を申しあげます。 まず、既に報道されておりますように、元日夕刻に起きた能登半島地震により、被害を受けられた会員の皆様に心からのお見舞いを申しあげます。石川・富山・新潟各県の大学でも、校舎・備品等に損害があったとの報道も伺っております。1月からの学期開始には、くれぐれもお気をつけてお過ごし下さい。被災者の方への学会からの対応は早急に準備して今後、学会ウェブサイトに掲示致します。 昨年、2023年は、新型コロナによる重症者が減少したことにより、社会的な規制が緩和されて、ここ数年続いたきびしい状況をすこし脱することができたことは大変にうれしいことでした。ただ、まだ楽観はできないこともあり、日本語学会では、大会を、現地開催・オンラインを交互に行う体制をとっております。今後、どのような体制がよいかについて、慎重に考慮しつつ、会員の皆様にとってよりよい方向性を考えて行きたく思っております。 今期の執行部においては、当初より二つの事業を企画しておりました。「ジュニア研究者育成」では、コンテストが非常に成功し今後に期待が高まっています。また、「学会国際化」についても、国際機関誌の創刊号を近く発行できる予定です。英語で論文を刊行することは、また新たな交流の世界を広げることになります。ぜひ多くの会員からの御投稿をお願い致します。 2023年は、もうひとつ、AI(人工知能)が、人間並に、言語を理解し、生成することができた年となったことも重要なことでした。これから毎年その性能が数倍ずつ向上することが見込まれていますので、言語の研究や教育に与える影響も甚大なものになると予想されます。これを無視せず、飲み込まれずというスタンスで、日本語研究に役立てていくのがよいと感じております。 本年は、国語学会から通算して、学会創立80周年にあたりますが、皆様にとっても、素晴らしい一年となりますよう、お祈り申しあげます。 2024年1月2日 日本語学会会長 近藤泰弘 ―――――――――――――――――――――――――――――― 「日本語学会からのお知らせ」(会員向け一斉メール)   バックナンバー https://www.jpling.gr.jp/kaiin/infomail/backnumber/   配信停止・配信先変更は,マイページにてご登録ください。   マイページ https://iap-jp.org/jpling/mypage/   ―――――――――――――――――――――――――――――― 日本語学会HP https://www.jpling.gr.jp/   Twitter  https://twitter.com/sjl_dig/   Facebook https://www.facebook.com/society.for.japanese.linguistics/ ――――――――――――――――――――――――――――――