日本語学会

学界消息(新着順)

学界消息に投稿された学会・研究会の情報を掲載しています。

この掲示板に掲載されている開催情報については,それぞれの学会・研究会の事務局等に直接お問い合わせください。 日本語学会は投稿された内容に関して責任を負いません。ご了承ください。

[ 表示件数:/ページ ]

現在寄せられている開催情報は742件です。461件目から20件分を表示しています。 | 前の20件を表示 | 次の20件を表示 | 投稿

第377回日本近代語研究会

日時2020年 11月 28日 (土)  15:00-18:00
場所Zoomミーティングによるオンライン開催【要事前申込】
内容発 表:“煮詰まる”の使用実態と意味変化の過程
     ―現代日本語の「誤用」研究の一例として―
     国立国語研究所 新野直哉氏

概 要:今日話題となる「間違い言葉」「おかしな日本語」の定番事例の一つである動詞
    “煮詰まる”は、<まもなく結論が出る状態になる>という意味で使うのが「正用」、
    <行きづまる。どうにもならなくなる>という意味で使うのが「誤用」とされる。
    本発表では、実例の調査・分析等によって今日の使用実態を明らかにし、以前発表
    した「正用」「誤用」の発生時期に関する調査の結果も踏まえて、意味変化の過程
    について考察する。
備考研究会の開催について大まかな流れは以下の通りです。

(1)例会参加のフォーム事前登録
(2)発表資料のクラウド公開
(3)事前参加登録者へのZoomミーティング情報公開
(4)例会開催日当日の参加について


※参加については、フォームによる事前登録制といたします。
 また、会員メーリングリストにて各種情報を提示する予定です。
 ご参加を希望される方は、下記問合せメールアドレス宛にご連絡ください。
連絡先kindaigoken@gmail.com
○投稿者八木下孝雄
○投稿日2020-11-05 05:30:40


第38回 「『日本語歴史コーパス』活用入門 ―「中納言」の使い方―」

日時2020年 11月 28日 (土)  13:00~17:00
場所Web開催
内容国立国語研究所では、日本語学・言語学・日本語教育研究の諸分野における最新の研究成果や研究方法を若手研究者等に教授することにより,次代の研究者育成を支援することを目的としてチュートリアルを開催します。


第38回NINJALチュートリアル「『日本語歴史コーパス』活用入門-「中納言」の使い方-」

2020年11月28日(土) 13:00~17:00
webにて第38回NINJALチュートリアルが開催されます。
詳細は以下のウェブサイトをご参照ください。

URL: https://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/tutorial/ninjal-t038/

連絡先国立国語研究所研究推進課(ninjal-events@ninjal.ac.jp)
ホームページhttps://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/tutorial/ninjal-t038/
○投稿者林 哲也
○投稿日2020-11-04 08:58:44


Prosody and Grammar Festa 5(P&G5)

日時2021年 02月 20日 (土) ~ 2021年 02月 21日 (日) 10:00-17:00
場所国立国語研究所
内容国立国語研究所共同研究プロジェクト「対照言語学の観点から見た日本語の音声と文法」では、来年2月20日-21日に開催する合同発表会Prosody and Grammar Festa 5(P&G5)でポスターセッションを設けることになり、ポスター発表を募集しています。

テーマ:言語類型論もしくは対照言語学の分野で未発表のもの
   (日本語以外の言語を主対照とした研究の場合、日本語にも言及したものを歓迎します)
開催会場:国立国語研究所(状況によりオンラインとなる可能性があります)
発表日:2021年2月21日(日)午後
発表の応募締め切り:2020年11月30日

URL: http://crosslinguistic-studies.ninjal.ac.jp/?p=528

皆様のご応募をお待ちしております。
連絡先riron@ninjal.ac.jp
ホームページhttp://crosslinguistic-studies.ninjal.ac.jp/?p=528
○投稿者窪田悠介
○投稿日2020-11-03 05:26:15


NINJAL国際シンポジウム「第11回日本語実用言語学国際会議(ICPLJ11)

日時2020年 12月 19日 (土) ~ 2020年 12月 20日 (日) 12月19日 (土) 14:00~17:30/12月20日 (日):10:00~17:00
場所国立国語研究所。オンラインで開催します。
内容020年12月19日 (土) : シンポジウム 14:00~17:30
2020年12月20日 (日) : 口頭発表とポスター発表 10:00~17:00
会場:オンラインで開催します。
参加申込:参加無料,
*要事前申込み(12月13日 (日) までに指定フォームで登録してください)

シンポジウム 「さまざまな角度から見た日本語のコミュニケーション」
1. 「食べ物に対する態度はどのように作り上げられるか ―食の会話を例にして―」
ポリー・ザトラウスキー (ミネソタ大学)
2.「コミュニケーションを重視した日本語教科書の開発 ―内容と活動の設計―」
曹 大峰 (北京外国語大学)
3.「手話相互行為における日本語と日本手話の関係 ―『日本手話話し言葉コーパス』からみた言語使用―」
坊農 真弓 (国立情報学研究所)
4. 「国語教育はコミュニケーションの教育なのか ―日本語教育との比較から―」
森 篤嗣 (京都外国語大学)
5.「相互民主的なアイデンティティ・エコシステムと外国語教育 ―ポスト・コミュニカティブ言語教育―」
マルチェッラ・マリオッティ (ヴェネツィア カ・フォスカリ大学)
備考12月13日 (日) までに指定フォームで参加登録をしてください。
連絡先icplj11-office@ninjal.ac.jp
ホームページhttps://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/symposium/20201219_intlsympo/
○投稿者福永由佳
○投稿日2020-10-31 03:09:08


日本漢字学会 第3回研究大会

日時2020年 11月 28日 (土)  11:30~18:00(研究発表は13:00開始)
場所オンライン開催(Zoomを利用)
内容日本漢字学会の第3回研究大会を開催します。
【会員総会】11:30~12:00(接続開始11:20)
【研究発表】13:00~17:50(接続開始12:50~)
【閉会の挨拶】副会長 大形 徹 17:50~18:00

会員・非会員問わずどなたでもご参加いただけます。
研究発表の題目、発表者、発表要旨や、参加方法については、
下記のwebページをご確認ください。
https://jsccc.org/convention/detail/4/
備考参加費無料(要事前申込、申込締切11/23)
連絡先日本漢字学会事務局
jsccc@kanken.or.jp
ホームページhttps://jsccc.org/convention/detail/4/
○投稿者中村 真樹
○投稿日2020-10-29 02:34:26


第419回国語学研究会

日時2020年 11月 05日 (木)  午後1時30分 開会
場所Web上(Zoomにて開催予定)
内容「現代日本語「とりたて助詞」の捉え方について」周然飛(東北大学大学院生)

※参加ご希望の方は、以下「連絡先」欄にあるURLへアクセスの上、指定のアドレスへご連絡ください。
連絡先〒980-8576 仙台市青葉区川内27-1
東北大学大学院文学研究科 国語学研究室
電話 022-795-5988 (国語学研究室助手)
URL:https://www2.sal.tohoku.ac.jp/kokugogaku/information.html
○投稿者大川孔明(国語学研究会幹事)
○投稿日2020-10-17 03:11:26


中国語話者のための日本語教育研究会

日時2020年 11月 14日 (土)  10:30-17:30
場所ZOOMによるオンライン開催
内容10:00 入室開始

10:30~11:05 盧 文静(東京都立大学大学院生)
「入声音-kを持つ日本語と広東語の閉鎖持続時間について
 ―無声音-kと無気音-kを例に―」

11:05~11:40 付 英(東京都立大学大学院生)
「中国語を母語とする日本語学習者作文における因果関係を表す接続表現に
 関する一考察―「YNU書き言葉コーパス」を用いて―」

11:40~12:15 許 燕(桜美林大学非常勤講師)
「副詞「実は」における中国語母語話者の誤用指導の一考察」

13:15~13:50 劉 梅竹(京都外国語大学大学院生)
「中国人日本語学習者の句読点使用に関する実態調査 副詞節との関係を中心に」

13:50~14:25 劉 揚(埼玉大学大学院生)
「読解における未知外来語の意味推測に関する一考察
―中国国内の日本語学習者を対象として―」

14:40~15:15 呂 雲峰(東京都立大学大学院生)

「中国人日本語学習者における日中同形二字漢語のアクセント産出
―変わりつつあるJFL環境の学習者を対象にして―」

15:15~15:50 木下 直子・SHEPPARD Chris(早稲田大学)
「中国人初級日本語学習者の語リズムの習得」

15:50~16:25 大野 早苗(順天堂大学)・楊 虹(鹿児島県立短期大学)
「意見文に使用されるモダリティ表現の日中対照研究」

16:25~16:30 事務連絡

16:40~17:30 懇親会(ブレークアウトルームを使って)
備考事前申し込み必須。(11/7まで)

https://www.kokuchpro.com/event/f30a7a8159fd16d3dc7a99c84dc80603/
連絡先中俣尚己(nkmt_n [at] yahoo.co.jp
ホームページhttps://chuugokugowashablog.wordpress.com/
○投稿者中俣尚己
○投稿日2020-10-15 10:34:52


言語処理学会第27回年次大会(NLP2021)

日時2021年 03月 15日 (月) ~ 2021年 03月 19日 (金) 未定
場所北九州国際会議場
内容メーリングリストの皆様

広島経済大学の石野と申します.

言語処理学会第27回年次大会の開催案内をお知らせいたします.
奮ってご応募/ご参加くださいますようお願い申し上げます.

※重要
- 発表申込の締切は2021年1月15日*午後3時*です.
- オンラインでご発表および全てのプログラムへのご参加ができます.
- ワークショップテーマの提案を募集します.
- 投稿論文の著作権の扱いが変わります.

□開催案内

言語処理学会第27回年次大会(NLP2021)を,北九州国際会議場(福岡県)
にて開催いたします.
社会情勢を踏まえ,すべてのプログラムは遠隔からでも参加できる形に
いたします.今後の状況の変化にかかわらず安心してご準備を始めて
いただくことができます.
その他,開催の形態は従来と大きく異なり,現時点で確定していない
部分もあります.今後のWebサイト・会員向けニュースレターでの発信を
随時ご覧ください.

○ 大会Webサイト
https://www.anlp.jp/nlp2021/

○ 大会Twitterアカウント(@nlp2021)
https://twitter.com/nlp2021

○ 開催日時
2021年 3月15日(月)- 3月19日(金)
 3月15日(月) チュートリアル,スポンサーイブニング
 3月16日(火) 本会議 第1日
 3月17日(水) 本会議 第2日・オンライン懇親会
 3月18日(木) 本会議 第3日
 3月19日(金) ワークショップ

○ 会場
 北九州国際会議場
 〒802-0001 北九州市小倉北区浅野三丁目9-30  
 https://convention-a.jp/kokusai-kaigi/

○ 今後のスケジュール
 テーマセッション/ワークショップの企画募集開始 2020年 10月 9日(金)
 大会発表申込受付開始    2020年 12月 15日(火)
 事前参加申込開始      2021年 1月 12日(火)
 大会発表申込・論文原稿締切 2021年 1月 15日(金)午後3時
 大会プログラムWeb公開    2021年 2月 10日(水)
 事前参加申込締切      2021年 2月 15日(月)

詳細は大会Webサイトをご覧ください.

連絡先言語処理学会第27回年次大会 プログラム委員会
Email: nlp2021-inquiry@anlp.jp
ホームページhttps://www.anlp.jp/nlp2021/
○投稿者石野 亜耶
○投稿日2020-10-09 08:52:57


(オンライン)シンポジウム 「日本語教育は,自然会話コーパスで変わる!―『BTSJ日本語自然会話コーパス』の特徴と日本語教育への生かし方―」

日時2020年 11月 21日 (土)  10:00~17:00
場所Web開催
内容『BTSJ日本語自然会話コーパス』の活用法をより多くの人に知っていただくことを目的としたプログラムを企画しました。第一部として,まずは,「自然会話とプロフィシェンシー」を考えるための話題提供を行っていただいた後,その内容も踏まえて『BTSJ日本語自然会話コーパス(2020年版)』 の特徴と活用法を,特に,フォルダ別に分けてある意味と,会話データ以外の貴重な情報が含まれている「会話データ情報一覧シート」を中心に,解説します。さらに第二部では,実際にこのBTSJコーパスを用いた研究を講演,発表という形で報告します。

『BTSJ日本語自然会話コーパス』の活用によって,ディスコース・マーカーなどの語用論的研究や,未だ解明の余地が残っている「談話レベルの現象」の習得研究,日本語教育における学習者への指導法など,プロフィシェンシーの養成と教育に新たな可能性を提案することを目指します。

参加費 : 無料

【お申し込み方法】
人数把握のため、参加を希望する方は、こちらの参加受付フォームからお申し込みください。
https://forms.gle/857uGL7F8kcFW2UdA

締め切り: 11月18日 (水曜日)先着順
参加のお申し込みをいただいた方に、参加方法を11月19日(木)にメールでお知らせいたします。

※一定数に達したら締め切る可能性もありますので,お早めにお申し込みください。
※いただいた個人情報は,個人情報保護ポリシーに則り厳正に扱い,受付事務および催し物のご案内以外には使用いたしません。
連絡先usamiken.jimu@ninjal.ac.jp
ホームページhttps://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/project-meeting/m-2020/20201121/
○投稿者宇佐美まゆみ
○投稿日2020-10-06 04:12:15


2020年度第2回対話システム講習会

日時2020年 10月 04日 (日)  14:00-17:00
場所オンライン(Zoom)
内容人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)第90回研究会では第3回対話システムライブコンテペティション(ライブコンペ)が行われます.対話システムライブコンペティションは,研究会の会場で人が実際にシステムと対話をして,その様子を研究会の参加者全員で鑑賞し,システムの挙動を評価をするイベントです.
https://dialog-system-live-competition.github.io/dslc3/
対話システムライブコンペティションのエントリ〆切が近づいておりますが,より多くの方,特に,人文系の研究をされている方を中心に参加していただけるよう,今年度2回目の「対話システムライブコンペ講習会」を開催することにいたしました.

以下のURLよりお申込みください.
https://forms.gle/zneSnMVujEwkY5h66
参加登録〆切は前日の10/3(土)17:00までとさせていただきます.
※参加希望者が30名に達しましたら受付を終了します.

講習会では,動画コンテンツに関するQ&Aセッションとライブコンペのシチュエーショントラックを念頭に置いた,ボット作成演習を行います.
本講習会に参加される方は,事前に講習会動画(以下のURL参照)
https://dialog-system-live-competition.github.io/dslc3/lecture.html
をご覧いただき,その上でご参加ください.上記URLから講義資料もダウンロードできます.
講習会の要領は下記のとおりです.

〇日程
2020/10/4(日)14:00?17:00(進行度に合わせて途中休憩が入ります)
(Zoomによるオンライン開催)

〇プログラム(予定)
14:00-14:10 オープニング
14:10-15:00 Q&Aセッション
15:00-16:50 演習
16:50-17:00 クロージング

備考・参加前に,事前に講義動画を閲覧ください.講習会ではQ&Aをメインとします.
https://dialog-system-live-competition.github.io/dslc3/lecture.html 
・xAIML SUNABAの利用にはGoogle アカウントが必要になりますので,事前に取得をしてください.
・xAIML SUNABAの利用はブラウザを通して行います.事前に最新版のGoogle Chromeの取得をしてください.
・オンライン講習会のためのZoomアカウントが必要になりますので,事前に取得をしてください.
・インターネットに接続可能なノートパソコンをご用意していただく必要があります.OS(Windows, Mac, Linux等)は問いません.また,講習会のためのインターネット接続回線はご自身でご準備ください.
連絡先dialog-system-live-competition-ml[at]googlegroups.com
ホームページhttps://dialog-system-live-competition.github.io/dslc3/lecture.html
○投稿者宇佐美まゆみ
○投稿日2020-10-01 00:56:48


第376回日本近代語研究会(2020年度秋季発表大会)

日時2020年 10月 17日 (土)  13:00-18:00
場所Web上(Zoomミーティング使用)
内容○12:50 Zoomミーティング開場
○13:00 開  会

<発表> 発表30分、質疑応答20分 (入れ替え10分)

(1)13:05~13:55
ビジネス文書における依頼表現に関わる陳述副詞―「どうか」「どうぞ」「なにとぞ」を中心に―
朱 大江氏(國學院大学大学院生)

(2)14:05~14:55
企業広報誌における副詞の使用実態
呉 雨氏(國學院大学大学院生)

<以上、司会 明治大学 小野正弘>

<休憩 14:55?15:10>

<発表>
(3)15:10~16:00
近代翻訳小説における無情物主語構文の訳出?他動詞文について?
仲村 怜氏(明治大学大学院生)

(4)16:10~17:00
明治期大正期中国語教科書における可能表現
常 衛邦氏(岡山大学大学院生)

(5)17:10~18:00
日本人母語話者の条件表現バ、タラ、ナラの使用傾向―I-JASを資料として―
奈良夕里枝氏(フェリス女学院大学)

<以上、司会 上智大学 服部隆>

○閉会の辞、及び諸連絡
備考【発表概要】
(1)
商用文書では、その性質上、依頼表現がよく使われる。依頼表現と共起する副詞は多いが、本稿ではそのなかで「どうか」「どうぞ」「なにとぞ」を研究対象とする。副詞「どうか」「どうぞ」は意味が非常に豊富で、学習者にとって習得の難点になっている。本稿では「依頼・願望」表現を修飾する「どうか」「どうぞ」を研究対象とする。「なにとぞ」は硬い文書語で、日常会話ではあまり使用されないが、ビジネス文書では多用されると考えられる。日本語就職したい留学生の「どうか」「どうぞ」「なにとぞ」の習得に役立つため、三つの副詞がビジネス文書における使用実態と各副詞の特徴を明らかにすることを目的とする。

(2)
企業広報誌は企業活動を行う際に定期的に刊行される書物であり、企業文化、経営内容など、企業のさまざまな情報を伝達する機能を持ち、ビジネスコミュニケーションの役割を果たす有効なビジネス日本語の言語資料である。本発表は、ビジネス日本語の研究の試みとして、企業広報誌を資料とし、副詞の使用実態を調査する。他の分野に使用される副詞と比較し、企業広報誌における副詞の特徴を明らかにする。

(3)
本発表では、無情物名詞を主語にとる他動詞文について、近代の翻訳小説中の訳出例をもとに分析する。このタイプの文は、西洋語の翻訳の影響を受け日本語に取り入れられたとされるが、特にどのようなタイプの名詞・動詞の共起がみられるのかといった詳細については依然不明な点が多い。そこで、実際の対訳データからの対照分析が必要であると考え、両言語の事態認知に着目し、アクション・チェーンモデルを用いた記述を試みる。

(4)
明治期大正期における中国語教科書を日本語資料として扱い、可能表現について考察する。日本人の中国語学習者向けの初級教科書:宮島大八『官話急就篇』(明治37年)がある。この本は、中国語文だけが書かれる。訳本は、杉本吉五郎 『官話急就篇総譯』 (大正5年)、大橋末彦『官話急就篇詳譯』(大正6年)と 打田重治郎『急就篇を基礎とせる支那語独習』(大正13年)がある。これらの訳本から可能表現の用例を収集し、形式で分けて意味法を分析する。

(5)
I-JAS には50人の日本語母語話者の会話データが収録されている。日本語学習者の会話が今までにない膨大なコーパスであり、そちらに注目が集まってはいるが、日本語母語話者のデータも貴重なものである。本稿ではその点に注目し、I-JAS 人の日本語母語話者の会話データに現れる条件表現バ、タラ、ナラについて意味用法について分析し、会話における使用傾向を明示化することを目的とする。


◎今回は、日本語学会、日本方言研究会との共催のため、17日の大会Zoomに入るためには、それまでに日本語学会の参加者支払いサイトで登録して参加IDをもらってから、大会専用サイトにログインしてZoomの入口を確保するという手順になります。この点、ご理解、ご了承の下さいますようお願いいたします。また、お早めの参加登録をおねがいします。

参加申込み方法については、下記日本語学会のページをご確認下さい。
  https://www.jpling.gr.jp/taikai/2020b/#sanka

◎発表資料は、クラウドを使用して配布する予定です。クラウドの情報は、本会メーリングリスト(ML)にてお知らせいたします。MLご参加希望の方は、問い合わせメールアドレス(kindaigokenあっとgmail.com)へご連絡をお願いいたします。

◎発表大会終了後に、懇親会を行ないます。懇親会については、MLにて後日改めてご連絡いたします。
連絡先kindaigokenあっとgmail.com
ホームページhttp://kindaigo.org/
○投稿者八木下孝雄
○投稿日2020-09-29 09:02:01


2020年第4回土曜ことばの会(10/10)

日時2020年 10月 10日 (土)  13:30~17:00
場所Zoomを利用したオンライン開催【要事前申込】
内容[1] ミランダディアス・レイラネ さん(大阪大学大学院生)
「ポルトガル語を母語とする話者向けの日本語慣用句習得の教材の提案
ー「頭が下がる」と「tirar o chapeu」を中心にー」

[2] 下地 理則 さん(九州大学)
「南琉球宮古語伊良部島方言の統語的複合名詞」
備考ご参加にあたっては,下記ページより事前申し込みをお願いします。
https://forms.gle/cnKfCqYVscuapef3A
連絡先土曜ことばの会事務局(dokotoba@gmail.com)
ホームページhttp://www.let.osaka-u.ac.jp/~kinsui/dokotoba/top.html
○投稿者西谷龍二(大阪大学大学院生・土曜ことばの会事務局)
○投稿日2020-09-23 06:19:26


第282回筑紫日本語研究会

日時2020年 09月 26日 (土)  14:00?
場所Zoomを利用したオンライン開催
内容一、「近い過去を表す「-般」型時間名詞について」 
                         九州大学大学院生 金香梅
一、「南琉球黒島方言の相対的上下関係による敬語-使役文の調査からー」 
                         福岡教育大学 荻野千砂子
備考参加方法については、下記メールアドレスにお問い合わせください。
連絡先筑紫日本語研究会 chikushi01あっとgmail.com
ホームページhttp://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~chikushi/
○投稿者世話役 古田龍啓(九州大学大学院生)
○投稿日2020-09-15 01:47:00


第375回日本近代語研究会

日時2020年 09月 26日 (土)  15:00-
場所Web上
内容発 表:明治期英語教科書の訳本における訳出法
           ?New National 1st Readerを資料として?
      国立国語研究所プロジェクト非常勤研究員 八木下孝雄氏

概 要:これまで欧文脈、欧文直訳体などの用語で指摘されてきた、欧文を
    直訳したような表現(欧文直訳的表現)は、明治期の英語教科書の
    訳本で行われていた「欧文訓読」と呼ばれる訳出法により成立した
    とされる。しかし、これまで欧文訓読に関しては詳細な分析が行わ
    れているとは言い難い。本発表は、New National 1st Readerとその
    訳本の対照を行い、欧文訓読による訳出がどのようになされていた
    のかについて明らかにしようとするものである。
備考今回はWeb上での研究発表となります。
発表の大まかな流れは以下の通りです。

 (1)発表資料の期間限定クラウド公開
 (2)質疑・意見投稿(1回目)
 (3)質疑・意見への発表者からの応答公表(1回目)
 (4)質疑・意見投稿(2回目)
 (5)質疑・意見への発表者からの応答公表(2回目)

参加方法・詳しいスケジュール等については、下記メールアドレスにお問い合わせください。
連絡先kindaigokenあっとgmail.com
○投稿者遠藤佳那子
○投稿日2020-09-12 09:12:59


「通時コーパス」シンポジウム2020オンライン

日時2020年 09月 13日 (日)  10:00~16:30
場所オンライン(Zoom)
内容国立国語研究所「通時コーパス」プロジェクトでは、“「通時コーパス」シンポジウム2020オンライン”と題して研究成果の発表会を行います。3月に予定していながらCOVID-19対策のため中止になったシンポジウムの内容を一部変更してオンラインで行うものです。ぜひご参加下さい。
研究発表の内容はホームページをご覧ください。

★参加には事前の申し込みが必要です(参加無料)。下記のページから参加登録をお願いします。
https://zoom.us/meeting/register/tJMlduqhrjosEtKsWDrWaH74hiB_tlksmqNP
連絡先ndcp-office@ninjal.ac.jp
ホームページhttps://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/project-meeting/m-2020/20200913/
○投稿者小木曽智信
○投稿日2020-09-02 08:10:13


社会言語科学会

日時2020年 09月 20日 (日)  13:30-17:45
場所オンライン開催参加申し込み:https://forms.gle/H4PcAmwwotT52FJN7
内容テーマ 多声を聴く,他者と生きる?言語から人と経験世界の多様性を問い直す?」
企画責任者:高田明(京都大学)
登壇者榎本剛士(大阪大学)中野隆基(明星大学)武黒麻紀子(早稲田大学)

指定討論者:名和克郎(東京大学)

趣旨説明:20世紀初頭,ボアズやサピアが構想した言語学は,世紀を通じて人と経験世界の多様な有り様に目を開いてきた.その基点にあった言語相対性の視点は,文化相対主義の思想をもたらし,今日では人文社会系諸科学に通底する考え方にもなった.しかし近年,そのような研究がもっていた意義が忘却されたかのように,見渡せば,孤立主義や保護主義,ヘイトスピーチからいじめの問題に至るまで,排除の図式は生活のあらゆる場に蔓延るような時代となっている.そうした現代社会にあって,聴こえてくる多様な声,フィールドで見聞きし,出会った人や出来事を,どのように引き受け,付き合ってゆくのか.そうした姿勢が,社会と言語の学知を担う私たちに,今改めて問われているように思われる.本シンポジウムでは,人と言語が織りなす多様な世界を詳らかにしてきた研究者を招き,そうした事例から得られる知見が,他者と生きる今日の私たちの在り方にどのような示唆をもたらしうるのかについて考えを深める.
※シンポジウムの要旨は以下のページからご覧いただけます.
http://www.jass.ne.jp/?page_id=1103

問い合わせ先:
本件に関するお問い合わせは,以下のメールアドレスまでお送りください.
jass-sympo@jass.ne.jp(社会言語科学会 企画委員会 シンポジウム担当)
皆様のご参加をお待ちしております.
備考オンライン参加URLは、上記サイトからの参加申し込みいただいた方にお送りいたします。
連絡先jass-sympo@jass.ne.jp(社会言語科学会 企画委員会 シンポジウム担当)
ホームページhttp://www.jass.ne.jp
○投稿者広報委員長 岡本能里子
○投稿日2020-08-31 06:11:46


中部日本・日本語学研究会(第85回)

日時2020年 09月 12日 (土)  13:30~16:50
場所Zoomを利用したオンライン開催【要事前申込】
内容13:30~13:35 開会

13:35~15:05
川瀬 卓(白百合女子大学)
「洒落本における不定の「やら」「ぞ」「か」」

15:05~15:15《休憩》

15:15~16:45
宮澤 太聡(中京大学)
「論理的な文章・談話におけるノダの機能について」

16:45~  閉会

※上記時間は目安となります。多少前後する場合がありますことをご了承ください。
備考参加ご希望の方は,9月6日までに下記メールアドレスまでご連絡ください。
連絡先中部日本・日本語学研究会事務局 chubu.nihongogaku■gmail.com(■を@に置き換えてください)
ホームページhttps://www.facebook.com/chubu.nihongogaku/
○投稿者宮内佐夜香
○投稿日2020-08-30 02:49:59


国立国語研究所シンポジウム「係り結びと格の通方言的・通時的研究」

日時2020年 09月 19日 (土) ~ 2020年 09月 20日 (日) 10:00~16:30
場所オンライン開催(Zoom)
事前登録、事前動画公開あり。備考を参照。
内容近年、諸方言における係り結びや格の調査研究の進展を背景として、日琉諸語全体におけるそれらの実態の解明が進んでいます。本シンポジウムでは、互いに関連性が深い係り結び・格に関わる諸現象について、きめ細やかな対照研究、およびそれを基にした精度の高い通時的研究を行うことを目指し、分野の垣根を越えて方言および古典語の諸研究の知見を持ち寄り、研究の深化に向けて議論いたします。

プログラムなどの詳細は、下記のウェブページをご覧ください。
https://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/project-meeting/m-2020/20200919/

皆様のご参加心よりお待ちしております。
備考参加方法:下記URLより事前登録をお願いいたします。
https://zoom.us/meeting/register/tJwucOqvpzsvHd2MZgUYLtA11NitRi0PiV9A
登録後に、参加のための情報が送信されます。
※事前に発表動画をアップいたします。登録いただいた方には動画視聴のためのURLを1週間前にお送りいたします。
連絡先林 由華 (国立国語研究所 言語変異研究領域 特別研究員 (PD))
yufaster[at]gmail.com
ホームページhttps://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/project-meeting/m-2020/20200919/
○投稿者林由華
○投稿日2020-08-28 09:01:42


第216回 青葉ことばの会

日時2020年 09月 05日 (土)  午後3時~6時
場所Zoomを利用したオンライン形式
内容                   
題 目:“煮詰まる”の「誤用」について 
     ―その発生時期と拡散の背景を中心に―
発表者:新野直哉(国立国語研究所)

*参加予定の方は下記HPより登録フォームにて参加メールアドレスをご登録ください。
*参加費無料です。
                  
連絡先田貝和子 tagai<at>gunma-ct.ac.jp
ホームページhttp://aobakotoba.jugem.jp/
○投稿者田貝和子
○投稿日2020-08-23 07:26:47


日本方言研究会世話人会 研究支援プロジェクトのお知らせ

日時2020年 08月 19日 (水) ~ 2021年 01月 31日 (日) 10:00
場所http://dialectology-jp.org/wiki.cgi?page=%CA%FD%B8%C0%B8%A6%B5%E6%BB%D9%B1%E7%A5%D7%A5%ED%A5%B8%A5%A7%A5%AF%A5%C8
内容日本方言研究会世話人会では、新型コロナウィルス感染症拡大の影響下において、会として何かできないか、話し合いを行いました。特に方言現地調査が厳しい中で、研究を進める大学院生・学部生・生徒の皆さんのためにできることはないか、ワーキンググループ(代表二階堂)を立ち上げ、具体的な検討を行ってきました。
その結果として、方言資料目録・(現地調査によらない)多様な方言研究分野のいくつかを紹介する原稿を準備し、研究会のサイトにアップしました。大学院生・学部生・生徒の皆さんに、研究分野の一端にふれてもらうことで、少しでも研究・調査の手助けになればと思っています。
下記にその情報を掲載した日本方言研究会サイトのURLを記します。皆様におかれましては、この情報をぜひ、必要な方々へと伝えていただければと思います。どうかよろしくお願いします。
情報の掲載先 日本方言研究会HP(http://dialectology-jp.org/)→サイドメニュー→方言研究支援プロジェクト
連絡先日本方言研究会事務局 hougen-jim[@] e-mail.jp ([@] を半角@に変換してください。)
○投稿者二階堂 整
○投稿日2020-08-19 03:42:39


ページの先頭へ戻る


| 前の20件を表示 | 次の20件を表示 | 投稿 |

Copyright © 2014 日本語学会 All Rights Reserved.