日本語学会2018年度春季大会プログラム(確定版)
lastupdate 2019/8/7

日時

 2018年5月19日(土) 13時30分-19時30分(口頭発表,懇親会)

 2018年5月20日(日) 10時00分-16時00分(ブース発表,大会式典,会員総会,シンポジウム,ワークショップ)

 

場所

 明治大学 駿河台キャンパス(〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1)

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会場校委員

 小野正弘(委員長),田中牧郎,田島優,石出靖雄,植田麦,八木下孝雄,ニコルソン・ショーン,許哲

 

全体スケジュール

5月19日(土)

13時30分-16時50分 口頭発表

A会場(リバティタワー 14階 1146教室)

B会場(リバティタワー 13階 1133教室)

C会場(リバティタワー 13階 1134教室)

D会場(リバティタワー 13階 1136教室)

17時30分-19時30分 懇親会 リバティタワー 23階 岸本・宮城ホール

 

5月20日(日)

10時00分-11時00分 ブース発表

E会場(リバティタワー 6階 1061演習室)

F会場(リバティタワー 6階 1062演習室)

G会場(リバティタワー 7階 1071演習室)

H会場(リバティタワー 7階 1072演習室)

 I会場(リバティタワー 10階 1101演習室)

J会場(リバティタワー 10階 1102演習室)

12時10分-12時30分 大会式典

リバティタワー 1階 1013教室

12時30分-12時50分 会員総会

リバティタワー 1階 1013教室

13時00分-16時00分 シンポジウム

リバティタワー 1階 1013教室

13時00分-16時00分 ワークショップ

リバティタワー 1階 1011教室

 

5月19日(土)

 

口頭発表 [リバティタワー] 13時30分-16時50分

 

A会場[リバティタワー 14階 1146教室]
  • 平安時代後半期古記録における「之」字の用法

    柳原恵津子

  • 時を表す語における語義変化の方向性―サキザキを中心に―

    山際彰(関西大学学生)

  • 文連接法から見た平安鎌倉時代の文学作品の文体類型

    大川孔明(東北大学学生)

  • 『節用集』における見出しの双掲

    今野真二(清泉女子大学)

 

B会場[リバティタワー 13階 1133教室]
  • 程度修飾における同形反復について

    呂妍(早稲田大学学生)

  • 擬似カキ料理構文とその成立条件

    羅漢(東北大学学生)

  • 日本語の主要部内在型関係節の指示機能と存立基盤―主要部名詞の属するカテゴリーの上下関係に注目して―

    三田寛真(東京大学学生)

  • 「たり」の選言用法とその拡張

    大山隆子(北海道大学学生)

 

C会場[リバティタワー 13階 1134教室]
  • 上下関係を表す空間表現「うえ」と「した」の記述研究―具体と抽象の間―

    張希西(大阪大学学生)

  • 現代日本語における複合動詞と「V1+V2」型複合名詞との意味形成の差異について―生産性を手がかりとして―

    李慧(東京大学学生)

  • 新聞における男性・女性の有標マーカーの経年的調査―クラスター分析を用いて―

    麻子軒(大阪大学)

  • 意味分野から捉える,子ども新聞とやさしい日本語ニュース語彙の類似と相違

    近藤めぐみ(タイ・チュラーロンコーン大学)

 

D会場[リバティタワー 13階 1136教室]
  • 接尾辞ラヘンの地理的・通時的展開

    佐藤亜実(東北文教大学)

  • 関西方言のコピュラ「ジャ」にみるマイナスの感情性

    上林葵(大阪大学学生)

  • 宮古諸方言には丁寧語はないのか?―尊敬の接辞 -(s)ama- と丁寧の終助詞 =s をめぐって―

    CELIK KENAN(京都大学)

     

懇親会 [リバティタワー 23階 岸本・宮城ホール] 17時30分-19時30分

会費: 事前申し込み(5月9日(水)まで) 一般 5,000円 学生 3,000円 /当日申し込み 一般 6,000円 学生 4,000円

※事前申し込みは締め切りました。

 

5月20日(日)

ブース発表 [リバティタワー] 10時00分-11時00分

 

E会場[リバティタワー 6階 1061演習室]
  • 鶴岡調査データの再構成

    高田智和(国立国語研究所),鑓水兼貴,横山詔一,前川喜久雄

 

F会場[リバティタワー 6階 1062演習室]
  • 「代用字表記語」の受容と語義変化―「食餌(事)療法」を例として―

    梅林博人(相模女子大学),島田泰子,鳴海伸一,新野直哉,橋本行洋

 

G会場[リバティタワー 7階 1071演習室]
  • 『日本語歴史コーパス 室町時代編Ⅱキリシタン資料』の公開

    片山久留美(国立国語研究所),渡辺由貴,小木曽智信

 

H会場[リバティタワー 7階 1072演習室]
  • 『日本語歴史コーパス 江戸時代編Ⅰ洒落本』の公開

    村山実和子(国立国語研究所),市村太郎,小木曽智信

 

I会場[リバティタワー 10階 1101演習室]
  • 朝鮮資料に現れる片仮名

    東ヶ崎祐一(韓国・慶熙大学校外国語大学)

 

J会場[リバティタワー 10階 1102演習室]
  • 国会では「国語」「日本語」という語がどのように使用されてきたのか―「国会会議録検索システム検索用API」を利用した日本語研究の一実践の紹介を兼ねて―

    岡田祥平(新潟大学)

 

《昼休み》 11時00分-12時10分

 

大会式典 [リバティタワー 1階 1013教室] 12時10分-12時30分

 会長挨拶   仁田義雄

 会場校挨拶    合田正人(明治大学文学部長)

 学会賞授賞式

 

会員総会 [リバティタワー 1階 1013教室] 12時30分-12時50分

 

シンポジウム [リバティタワー 1階 1013教室] 13時00分-16時00分

 日本語記述研究の未来-今なすべきこと-

   趣旨

 日本語の記述研究は,日本語研究としてあるいは方言研究として,音声・音韻,アクセント,文法,語彙等のそれぞれの研究領域で進展し,たくさんの成果を残してきました。それらの研究成果を整理し,記述研究の将来を考えるためのふり返りは,これまでにも機会を設けて行われてきました。日本語の研究成果を求めて日々すすみゆく中で,このような常なるふり返りは大切なものであると考えます。精密にかつ細分化して行われる記述研究の成果が大きく上げられている一方で,そうであるがゆえの課題もあるように思われます。あらためて,自らの研究成果や方法をふり返り,確認する機会を設ける必要があるでしょう。

 そこで,これまでの記述研究が成してきたこと,未だできていないことを,あらためて整理します。現在に至るまでの,あらゆる日本語の記述研究をふり返り,その現状と課題を掘り下げ,記述研究がさらに深化,発展していくうえでこれから成すべきことは何かを考えます。日本語記述研究の来し方行く末について討議します。

 

   パネリストの発表タイトルとキーワード

①五十嵐陽介(一橋大学)「これからの方言アクセント研究がなすべきこと」

  キーワード:アクセント,条件異音,音響分析

②宮崎和人(岡山大学)「文法論からの再出発」

  キーワード:文法論,要素と体系,文法的カテゴリー

③下地理則(九州大学)「方言研究と総合的記述」

  キーワード:本土方言,総合的記述,消滅危機方言

 

   司会

     狩俣繁久(琉球大学),新井小枝子(群馬県立女子大学)

   企画担当

     狩俣繁久(琉球大学),新井小枝子(群馬県立女子大学)

 

ワークショップ [リバティタワー 1階 1011教室] 13時00分-16時00分

  • 日本語史研究とコーパス活用-その利点と注意点-

      岡﨑友子(東洋大学),渡辺由貴(名古屋女子大学),宮内佐夜香(中京大学),橋本行洋(花園大学)

 

 

(2018年4月5日更新)

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