大会時間割一覧[PDF]
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会長企画講演
オースタカンプ・スヱン氏(ルール大学ボーフム)
「A hitherto unknown Jesuit confessionary in Japanese language and script (ca. 1595)
(新出キリシタン版『さるばとる・むんぢ』の前期国字本について)」
※使用言語は英語です。
※大会期間中に,日本語学会2022年度春季大会専用プラットフォームサイトで講演の動画を公開します。
2022年5月14日(土)
口頭発表 [Zoom会場] 9時00分-16時30分
【セッション1】 9:00~10:30
A会場
A-1 「誰かが次郎を倒した/次郎が倒された誰か」は成立するのか?―能動態・受動態の交替と「名詞の不特定性」について―
劉志毅(早稲田大学学生)
A-2 シナイが表す「未完了」について
道法愛(広島大学学生)
B会場
B-1 高知県伊豆田神社付近の方言の形容詞のアクセント
高山林太郎(埼玉学園大学)
B-2 西周のアクセント資料に対する一解釈―中輪式アクセントとして―
中村明裕(信濃むつみ高等学校)
C会場
C-1 「引用」のトテはいつから「とりたて」になったか―体言相当句を受けるトテモとの関連から―
高谷由貴(京都橘大学)
C-2 分類語彙表番号を付与した『日本語歴史コーパス』データ
浅原正幸(国立国語研究所/東京外国語大学),池上尚(埼玉大学),鈴木泰(東京大学),市村太郎(京都府立大学),近藤明日子(東京大学),加藤祥(目白大学),山崎誠(国立国語研究所)
【セッション2】 10:50~12:20
A会場
A-3 日本語量副詞が修飾する名詞句の意味解釈の分析
宮前純子(大阪大学学生)
A-4 現代日本語における副詞「わざわざ」の意味と用法―「せっかく」との比較を中心に―
許燕(名古屋大学学生)
B会場
B-3 京都府南部若年層方言の語幹重複形容詞における促音・撥音音素の挿入
宮川創(国立国語研究所)
B-4 愛媛県大洲方言の動詞尊敬形の形態構造と通時的変化 ―言語地図・談話・文法記述のデータを用いて―
宮岡大(九州大学学生)
C会場
C-3 古代語の自然発生的自動詞とラレ構文の連続性について
志波彩子(名古屋大学)
C-4 上代日本語の甲類のo1に対する琉球祖語のもう一つの音対応について
セリック ケナン(国立国語研究所)
D会場
D-1 「NP1つまりNP2」の「つまり」の機能―同格名詞句との対照から―
乾乃璃子(神戸女学院大学学生)
【セッション3】 13:10~14:40
A会場
A-5 形容詞〈い足す言葉〉の使用実態とその動向について ―多いい・美味しいくて・正しいかった―
浅川哲也(東京都立大学)
A-6 品詞性からみるナ形容詞の分類
焦暁璐(東北大学学生)
B会場
B-5 関西における中国人留学生の方言使用―断定辞、否定辞を中心に―
殷琦(大阪大学学生)
B-6 談話標識「なんか」から見た拡張的交感機能―聞き手との相互作用に注目して―
肖潔(北海道大学学生)
C会場
C-5 日本語に見る音韻的年輪―化石化した規則と生産的な規則―
黒木邦彦(神戸松蔭女子学院大学)
C-6 『唐話纂要』の仮名音注にみるハ行子音について
王竣磊(上海外国語大学学生)
D会場
D-2 近代翻訳小説における人称詞の翻訳
仲村怜(明治大学学生)
D-3 ミュージカル『オペラ座の怪人』の日本語訳における役割語 ―行為要求のモダリティを中心に―
奈良夕里枝(フェリス女学院大学)
【セッション4】 15:00~16:30
A会場
A-7 「十分に」の意味と構文特徴、及びその通時的変遷に関する考察
尚暁歓(筑波大学学生)
A-8 文末で用いられる助詞「し」の終助詞的用法
入江祐希奈(筑波大学学生)
B会場
B-7 宮古語久松方言の活用パターンによる動詞分類の一試案
陶天龍(東京外国語大学学生/日本学術振興会)
B-8 副詞「しかと」の成立に関する一考察
吉本裕史(名古屋大学学生)
C会場
C-7 古代日本語陳述動詞類の極性(肯否)表現の特徴 ― 古代日本語中の「ロマンス語接続法」等価表現 ―
廉田浩
C-8 「さげすむ」の変遷―「さげしむ」の干渉に注目して―
成田薫子(京都府立大学学生)
D会場
D-4 「いきなりノダ」について
高甜(東京外国語大学学生)
D-5 日本語の二字漢語の分析性―中国語との対照―
吉甜(筑波大学学生)
大会式典・会員総会 [oVice会場] 16時40分-17時20分
会長挨拶 近藤泰弘
学会賞授賞式
懇親会 [oVice会場] 17時30分-19時00分
会費は無料です。研究大会事前参加申込者のみ,ご参加いただけます。
2022年5月15日(日)
ワークショップ [Zoom会場] 9時30分-11時00分
【セッション5】 9:30~11:00
ワークショップ0
日本語の時空間変異における複数形の多義 [概要]
発表者:新永悠人(弘前大学),上林葵(志學館大学),平塚雄亮(中京大学)
司会:平塚雄亮(中京大学)
*ワークショップ0は,日本語研究の今後の開拓分野を積極的に取り上げる一般公開の大会企画です。
ワークショップ1
『日本語歴史コーパス』の活用 ―語彙表を用いた集計と分析―
発表者:小木曽智信(国立国語研究所),竹内綾乃(国立国語研究所)
司会:小木曽智信(国立国語研究所)
ワークショップ2
渡日間もない外国にルーツのある子どもに必要な日本語とは何か ―「アプリで にほんご ―がっこうに いこう―」の開発を手掛かりに考える―
発表者:櫛引祐希子(大阪教育大学),米澤千昌(大阪教育大学),長谷川ユリ(大阪教育大学)
司会:櫛引祐希子(大阪教育大学)
ポスター発表/学生セッション [oVice会場] 11時10分-13時00分
【セッション6】 コアタイム11:10~12:40/フリータイム(20分)
ポスター発表
P-1 日本における“端”の用法―山田孝雄の未完稿「「朝端」といふ語について」を契機とした漢語研究―
久保柾子(京都府立大学学生)
P-2 辞書を母体とした語彙史試論
岩﨑凜太郎(京都府立大学学生),久保柾子(京都府立大学学生),成田薫子(京都府立大学学生),鈴木萌楓(京都府立大学学生)
P-3 『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅱ訓点資料』の公開
柳原恵津子(東京外国語大学),近藤明日子(東京大学),高田智和(国立国語研究所),月本雅幸(東京大学),小木曽智信(国立国語研究所)
P-4 『日本語歴史コーパス 鎌倉時代編Ⅲ軍記』の公開
片山久留美(国立国語研究所),呉寧真(大葉大学),小木曽智信(国立国語研究所)
P-5 『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅵ落語SP盤』の公開
服部紀子(目白大学),松崎安子(国立国語研究所),小木曽智信(国立国語研究所)
P-6 『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅴ新聞』の公開
髙橋雄太(国立国語研究所),仲村怜(国立国語研究所),間淵洋子(和洋女子大学),小木曽智信(国立国語研究所)
P-7 『現代日本語書き言葉均衡コーパス』における新聞記事種類の分布と典型的新聞記事の特徴
加藤祥(目白大学),浅原正幸(国立国語研究所)
学生セッション
G-1 複合助詞「をもって」の隆盛と衰退
西端省吾(金沢大学学生)
G-2 場面深刻度と人間関係における謝罪会話の特徴―接続表現を中心に―
韓開(東北大学学生)
G-3 大学生の会話における「(よ)う+思考動詞」と「つもり(だ)」の使用文脈―「日本語話題別会話コーパス:J-TOCC」の分析を通して―
三好優花(一橋大学学生)
G-4 若年層における推量表現形式ダロウ類・トオモウ類・否定疑問類の使い分けについて
尾関武尊(関西大学学生)
G-5 「誰でも」についての通史的な研究
冀媛媛(名古屋大学学生)
G-6 キャラと文法変化に関する一考察―「じゃ」「でござる」「であります」を例に―
劉天陽(岡山大学学生)
シンポジウム [Zoom会場] 14時00分-17時00分
文献資料を読む ―中世語研究の継承と展開― [概要]
パネリスト
岸本恵実(大阪大学) 「キリシタン文献を読む」
堀川貴司(慶應義塾大学附属研究所斯道文庫) 「抄物を読む」
大倉浩(筑波大学) 「狂言資料を読む」
司会
山本真吾(東京女子大学)
指定討論者
米谷隆史(熊本県立大学)
企画担当
山本真吾,米谷隆史
(2022年3月15日掲載/2022年4月28日更新)