日本語学会2025年度秋季大会プログラム
lastupdate 2025/10/26

日本語学会2025年度秋季大会

 

大会時間割一覧[PDF]


予稿集PDF版

全体版予稿集ダウンロード

※全体版には印刷ができないページがあります。その場合はプラットフォームサイトのファイルをご利用ください。


※大会予稿集へのアクセスは大会開始の前後に集中し、システムが不安定になります。そのため、早めのダウンロードをお願いできればさいわいです。


2025年10月25日(土)

口頭発表 [Zoom会場] 10時00分-15時50分

【セッション1】 10:00~12:20

A会場

A-1 江國香織『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』における文字表記による表現効果
 細河紗羅(関西外国語大学学生)

A-2 現代日本語における形容詞の述定と装定の機能差―「深い」を中心に―
 馬文清(東北大学学生)

A-3 副詞的修飾成分「べつに」の働きと位置づけ
 仲谷絹(東北大学学生)


B会場

B-1 平仮名表記における緩やかな綴りの固定について
 渡辺悠里子(京都大学学生)

B-2 近世唐音のゼロ韻尾字にみられる長音表記と非長音表記の混在について
 王竣磊(東京大学学生)

B-3 日本語オノマトペにおける音象徴の探索―辞書と機械学習によるアプローチ―
 飯田雛乃(名古屋大学学生), Alexander Kilpatrick(会津大学)


C会場

C-1 中世における呉音・漢音の交替による漢語の語形変化
 大島英之(早稲田大学)

C-2 『金光明最勝王経音義』成立過程の再検討―「仏典音義データベース」の構築と分析から―
 李乃琦(名古屋大学)

C-3 『三宝絵』二伝本におけるMVR・ハ使用率の比較研究
 小玉花菜(北海道大学学生)


【セッション2】 13:30~15:50

A会場

A-4 状況「を」句の対象性
 佐藤友哉(清泉大学)

A-5 日常会話(CEJC)における包括的助数詞の使用実態―〈つ〉〈個〉による助数詞の代替機能に注目して―
 山本晃子(立命館大学学生)

A-6 与格主語構文の意味的特徴の再検討
 西郷太一(総合研究大学院大学学生,University of Hawai‘i at Mānoa)


B会場

B-4 真偽疑問文における「か」あり/なしの違い―フォーマリティとの関わりに着目して―
 姚夢琳(東北大学学生)

B-5 逗子市小坪漁港の漁業者集団語の語彙体系の解明と特徴の考察
 佐藤旺斗(東京海洋大学学生)

B-6 出雲仁多方言におけるピッチ上昇位置と分節音の関係およびその変化について
 平子達也(南山大学)


C会場

C-4 脱従属化の観点から見た接続助詞ノニの情意に関する通時的研究
 赤尾莉央(南山大学学生)

C-5 「AテモBテモ」構文の成立について―「AドモBドモ」との比較を中心に―
 パーマー パトリック(金沢大学)


大会式典 [ovice会場] 16時00分-16時20分

 会長挨拶  木部暢子

 学会賞授賞式



オンライン懇親会 [ovice会場] 16時30分-18時00分

 会費は無料です。秋季大会の参加申込者のみ,ご参加になれます。




2025年10月26日(日)

ワークショップ [Zoom会場]  9時30分-11時00分

【セッション3】 9:30~11:00

ワークショップ

W-1 通時コーパスをひらく―『日本語歴史コーパス』と『OpenCHJ』―
 小木曽智信(国立国語研究所・総合研究大学院大学), 北﨑勇帆(大阪大学), 久保柾子(総合研究大学院大学学生), 鴻野知暁(大阪大学), 田中牧郎(明治大学), 村上謙(関西学院大学), 村山実和子(日本女子大学), 渡辺由貴(常葉大学)



ポスター発表/オープン学生セッション [ovice会場] 11時20分-13時50分

【セッション4】 コアタイム11:20~12:20/フリータイム(15分)

ポスター発表

P-1 BCCWJ2のメタ情報の設計―出典情報について―
 山崎誠(国立国語研究所), 髙橋雄太(国立国語研究所), 呉寧真(国立国語研究所), 近藤明日子(国立国語研究所), 小木曽智信(国立国語研究所)

P-2 小学生と中学生の作文にみられる文末の時制表現の誤用―「児童・生徒作文コーパス『ちょっとおかしな日本語』検索サイト」を用いて―
 加藤恵梨(愛知教育大学), 八木豊(株式会社ピコラボ)

P-3 ジブリ作品の役割語―虚構度を指標として―
 安井寿枝(関西外国語大学)

P-4 人物の性格と使用する人称詞との関係について―アニメーション作品を資料として―
 深田芽生(明治大学学生)


オープン学生セッション

G-1 確認要求場面における日本語母語話者と学習者のくり返し応答―応答の語用的機能に着目して―
 陳月明(鳴門教育大学学生)

G-2 近代における授与動詞ヤル・アゲルの変遷
 石橋恒乃(関西大学学生)

G-3 生成AIを用いたテキスト画像化・動画化機能による『日本語辞典』の発展的意味記述法の探索―ダジャレ表現を対象として―
 永田るの,尾高柚子,中澤萌音,石川萌加,工藤美桜,佐藤百華,會田美水里,新井よしの,原田麻未,香取里美,佐井春香,松本莉沙子,内藤果恋,小林茉凜,安西凛,檜垣沙也菜(以上,フェリス女学院大学学生)

G-4 材料・原料を表す「で」と「から」
 松浦千紗(東京外国語大学学生)

G-5 使役助字による『日本書紀』区分論の検討
 呉子凡(総合研究大学院大学学生)

G-6 創作媒体の相違が助詞使用に及ぼす影響―同一作者による作品の比較分析―
 石井遥尊,宮﨑順大(以上,岐阜大学学生)

G-7 ライトノベルにおける色彩語の特徴―一般文芸との比較を通して―
 柴原麻衣(和洋女子大学学生)

G-8 変体漢文における「処(トコロ)」の成立と変遷
 潘暁琦(京都大学学生)

G-9 水産関連商品への方言活用が消費者選好に与える影響
 田崎璃音(東京海洋大学学生)

G-10 日本語における多義語の字義的意味とメタファー的意味の関係―BERT による分析―
 盧捷(東京大学学生)

G-11 2拍語8構造パターンにおける母音無声化類型―首都圏在住大学生を対象とする音響音声学的・計量的分析をとおして―
 近藤祐吏,浅野利音,名尾萌花,吉野華,朽津陽彩,森紀世春,小林浩乃,中澤茉央,MOON SEOHYUN,TAN XIAOZHEN(以上,明治大学学生)


【セッション5】 12:35~13:50

オープン学生セッション 12:35~13:35/フリータイム(15分)

G-12 「Vラレタイ」構文の意味分析に関する一考察
 李鋭(清華大学学生)

G-13 国立国語研究所『鶴岡調査データベース』第2回調査回答データ音声・音韻項目の要因モデル―生え抜き話者を対象とした、現象ごと・語ごとの共分散構造分析モデル―
 吉川心遥,竹内瑠衣,尹智愛,杉原奏音,村瀬瑠々(以上,フェリス女学院大学学生)

G-14 「絵文字・顔文字」と「コメント文」における感情情報のクロスオーバー研究
 本多彩愛,小澤莉子,湯澤ななみ,坪井夕佳,小林茉凜,尾高柚子,中澤萌音,内藤果恋,岩瀧舞優(以上,フェリス女学院大学学生)

G-15 「になる」に前接するサ変名詞について
 大前遼(東京外国語大学学生)

G-16 近代国語辞書における収録語の語種別割合―「ア~アオ」の区間の比較―
 中尾涼(筑波大学学生)

G-17 日本語の連体修飾要素の機能に関する再考察
 俣平洸希(東京外国語大学学生)

G-18 西周における「経済学」という語の理解に関する一考察
 魯俏楚(上海財経大学学生)

G-19 単漢字イメージの中国語翻訳における形態変化に関する考察―『二十億光年の孤独』(田原訳)の分析に基づいて―
 王凌志(神戸市外国語大学学生)

G-20 イメージと規範意識から見る日本語自称詞の選択動機―自称詞「ウチ」の使用を通して―
 楠瀬百合(大阪大学学生)

G-21 方言カス型動詞の多様性
 田形周造(東北大学学生)

G-22 漢和辞典の字音収録・認定の現状―直近の漢和辞典における慣用音をめぐる字音収録・認定の記述を中心に―
 呂沅釗(神戸大学学生)

G-23 (発表者の事情により取り下げ)

G-24 対称代名詞「あなた」はどう使われているか―『日本語日常会話コーパス』からの用例分析―
 北島美奈(東京都立大学学生)

G-25 現代日本語の評価の「また+形容詞」
 王馨由(京都大学学生)

G-26 自然談話における文末の同意要求表現―自然談話を用いた研究手法を探る―
 中田麻祐子(早稲田大学学生)


 

シンポジウム [Zoom会場] 14時00分-17時00分

 日本語研究と辞書編纂の接点を求めて  [概要]

 

  パネリスト

   小室夕里(中央大学)  「外国語学習に資する用例とは何か―対象言語・学習者レベル・辞書サイズの違いを越えて―」

   稲川智樹(講談社)  「発信のための国語辞書に必要な情報は何か―校閲者の視点から―」
   金水敏(放送大学)  「総合的な「日本語辞書」は可能か―「中央語」と「方言」を鷲づかみにする―」

 

  企画担当

   佐伯暁子(甲南大学)
   堤良一(岡山大学)

 

(2025年8月30日掲載/2025年8月30日更新)

Copyright © 2014 日本語学会 All Rights Reserved.