オンライン講習会の記録
lastupdate 2021/4/16

 初のオンライン開催となった日本語学会2020年度秋季大会での経験を踏まえて,今後のオンライン大会開催に活かされる知見を継承するために,下記のとおり,2020年度秋季大会実行委員会と2021年度春季大会実行委員会及び大会企画運営委員会が合同でオンライン講習会を実施しました。

 本サイトでは,各講師による講義動画を公開します。

 

開催日時:2021年3月23日(火) 13:00~
プログラム:
1. 13:00-13:10 主旨説明・前回大会との変更点
  加藤大鶴(2021年度春季大会実行委員長),日高水穂(大会企画運営委員長)
  ホスト:中西太郎
2. 13:10-13:40 オンライン大会のマネジメント
  講師:近藤泰弘(2020年度秋季大会実行委員長)
  司会:山本真吾  ホスト:中西太郎
3. 13:50-14:20 研究発表会をZoomで進行するために―口頭発表・ポスター発表・WS・シンポジウムの発表形態とそれらを支えるしくみ―
  講師:竹田晃子(2021年度春季大会実行委員)
  司会:青木博史  ホスト:岡田祥平
4. 14:30-15:00 オンラインでの発表をよりインタラクティブにするツール
  講師:松浦年男(2020年度秋季大会実行委員)
  司会:日高水穂  ホスト:岡田一祐
5. 15:10-15:40 OBS,Discord,Slackの利用方法
  講師:堤智昭(2020年度秋季大会実行委員)
  司会:甲田直美  ホスト:林直樹
6. 15:50-16:20 Remoを使った懇親会・談話室・書店の実践例
  講師:齊藤美穂(2020年度秋季大会実行委員/2021年度春季大会実行委員)
  司会:平塚雄亮  ホスト・共同ホスト:加藤祥,八木下孝雄
7. 16:20- Remoでのフォローアップミーティング
  ホスト:齊藤美穂

 

オンライン講習会プログラム

オンライン大会のマネジメント  講師:近藤泰弘

(概要)
1. オンラインによる学会の方法(主要なツールの紹介)
2. 日本語学会のオンライン大会(2020年秋季大会)の説明
3. 学会大会・研究会でのオンライン開催のためのマネジメント(必要な人員・経費)
4. Zoomの契約の方法と,そのライセンス管理
5. オンライン開催の注意点
6. 今後の日本語学・言語学におけるオンラインへの展望

 

研究発表会をZoomで進行するために  講師:竹田晃子

(概要)
日本語学会の研究発表会には①口頭発表,②ポスター発表,③ワークショップ(WS),④シンポジウムの4種がある。動画1では,従来の対面での発表形態を可能な限り保持したまま,オンライン上でこれらを実施する際に必要な事柄について,運営側向けに説明する。具体的には,発表形態とオンライン会議システム(Zoomミーティング)の機能の対応関係を整理しながら,計画段階(プログラム決定まで)と,実行段階(リハーサルと当日の運営)を説明する。また,発表者・参加者向けには,具体的な発表形態について,会場の設定と発表・質疑応答の方法を図解する。特に,発表形態4種のうち,口頭発表(動画2)とポスター発表(動画3),ワークショップ・シンポジウム(動画4)をとりあげる。

 

(1)Zoomでの研究発表会(設計・総論)

(2)口頭発表

(3)ポスター発表

(4)WS・シンポジウム

 

オンラインでの発表をよりインタラクティブにするツール  講師:松浦年男

(概要)
オンライン発表は発表者と聴衆が場を共有しているという現場性の感覚が失われます。この現場性を持たせるには,常に質問やコメントが書ける仕組みを作ることが有効だと考えます。今回の講習では,動画パートでは,現場性を作るためのツールをいくつか紹介し,リアルタイムパートでは,sli.doを実際に使い質問やコメントなどを見つつ,発表形態との組み合わせについて整理します。

 

 

OBS,Discord,Slackの利用方法  講師:堤智昭

(概要)
日本語学会2020秋季大会で使用したツールについて概説を行う。主に,OBS,Discord,Slackの選定理由,利用方法についてその他候補になったツールの特徴も交えながら解説する。また,別大会の例として人文科学とコンピュータシンポジウム2020(じんもんこん2020)筑波大学2021年12月12日,13日開催,についてもどのように行われたかを簡単に解説する。(公開用動画なし)

 

Remoを使った懇親会・談話室・書店の実践例  講師:齊藤美穂

(概要)
動画1ではRemoによるイベントへの参加方法,会場内の様子,一般参加者ができる基本操作,ホストのみができる操作について紹介します。動画2では,ホストとしてイベントを開催するまでの設定手順を説明します。基本的な設定の説明の後,任意でできる設定(スポンサー枠の利用等)について紹介します。

 

(1)参加者として見たRemo

<動画1に関する訂正とお詫び>
下記の誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
・冒頭のスライドに記載の日付が誤っていました。【誤】3月21日→【正】3月23日
・イベント退出時の説明(20分ごろ)における,右上のアイコンからのログアウトの指示に関する口頭説明が誤っていました。
・【誤】「ブラウザにログイン情報を残したい時は」→【正】「ブラウザにアカウント情報を残したくない時は」

 

(2)ホストとして使うRemo

 

(2021年4月12日掲載)

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