日本語学会

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第417回日本近代語研究会

日時2024年 11月 23日 (土)  15:00-18:00
場所明治大学駿河台キャンパス
アカデミーコモン【8階】 308G教室

※会場は建物の「8階」です。
(教室番号の頭「3」は建物の識別番号です。ご注意ください)

アクセスマップ:https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
内容第417回日本近代語研究会を行ないますので、ご参加頂きたく、ご案内申し上げます。
今回は【対面のみ】での開催です。
事前申し込みなどありませんので、ご参加の方は直接会場へお越しください。


発 表:
複合動詞「立ち上げる」の用法の変遷
関西大学大学院生 谷藤 寛悟氏

概 要:
複合動詞「立ち上げる」は大きく、①機械を起動すること、②物事を始めること、の二つの意味を持つ。国語辞典では、定着し始める段階から①に注目した見出しを立てており、新聞記事や先行研究でもコンピュータ用語由来の一般語とするものが多い。しかし、実際はコンピュータが広く普及する以前から②の用例が複数確認できる。本発表は、「立ち上げる」の用法を調査し、その用法の推移や、コンピュータの普及との関係について分析、考察する。
備考※どなたでも参加できます。
※参加は無料です。
連絡先kindaigokenあっとgmail.com
○投稿者八木下孝雄
○投稿日2024-11-08 15:22:01


学術講演会「複文研究への展望―奥田靖雄の文論Ⅱ―」

日時2024年 12月 21日 (土)  13:00~16:15
場所オンライン(Zoomミーティング)
内容 昨年度の学術講演会「後期奥田言語学の構想」に続く本講演会では、複文研究に焦点をあてて、奥田の文論研究全体に位置づけつつ、その射程を考えていきます。1980年代後半に行われたこの複文研究はあまり知られていないものでしたが、この度、『日本語文法・文論(複文研究資料編)』としてひつじ書房から出版されるはこびとなりました。本講演会では、その紹介とともに、奥田の複文研究の先駆性や意義について多角的な観点から議論し、奥田の文論の全貌を探求する機会にしたいと思います。(主催:岡山大学文学部現代日本語学教室)

13:00~13:10
主旨説明:宮崎和人(岡山大学)

13:10~13:30
『日本語文法・文論(複文研究資料編)』の紹介:佐藤里美(言語学研究会)
13:30~13:50
戦後における日本語構文論研究の展開と奥田靖雄―重文・複文研究を中心に―:山東功(大阪公立大学)

13:50~15:10
奥田靖雄における文論研究―条件づけを表現する従属複文を基点に―:工藤真由美(大阪大学名誉教授)

15:20~15:35
連文・複文・単文・語構成:小林英樹(群馬大学)
15:35~15:55
主体の論理・客体の論理をめぐって―韓国語の観点から―:鄭相哲(韓国外国語大学)

15:55~16:15
質疑応答

参加料無料
参加をご希望の方は、申し込みフォーム(下記URL)からお申し込みください。後日、Zoom会議のURLとID、パスワードをお送りいたします。
https://forms.gle/kuSmbEma4vLFp4va8
申込締め切り 2024年12月14日(土)
連絡先宮崎和人 k_miya@okayama-u.ac.jp
○投稿者宮崎和人
○投稿日2024-11-05 19:19:03


2024年度NINJALシンポジウム「多様な語彙資源の共創―言語研究・教育・情報処理・辞書編纂」

日時2024年 11月 23日 (土)  13:30~17:00
場所オンライン開催(Zoom)
内容【参加方法】
事前の参加申し込みが必要です。
開催前日までに、国語研メインサイト 事前参加登録フォームにてお申し込みください。
URL: https://www.ninjal.ac.jp/events_jp/20241123a/

【プログラム】
全体司会:柏野和佳子(国立国語研究所 准教授)
13:30-13:35 開会挨拶:前川喜久雄(国立国語研究所 所長)

第1部
13:35-13:45 発表1:小木曽智信(国立国語研究所 教授)
     国語研の語彙資源と「語彙資源プロジェクト」
13:45-14:10 発表2:柏野和佳子(国立国語研究所 准教授)
     BI(ビジネス・インテリジェンス)ツールを利用した学習者のための語彙資源の活用
14:10-14:35 発表3:松下達彦(国立国語研究所 教授)
     日本語教育・国語教育のための語彙データの統合・作成
14:35-15:00 発表4:石黒圭(国立国語研究所 教授)
     日本語学習者の語彙検索行動調査からわかること
15:00-15:10 休憩(10分)

第2部
15:10-15:35 発表5:プラシャント・パルデシ(国立国語研究所 教授)
     日本語基本動詞・格助詞の体系的な教育・学習に向けて:「日本語基本動詞・格助詞データベース」の構築・公開
15:35-16:00 発表6:大西拓一郎(国立国語研究所 教授)
     語彙資源と方言地図
16:00-16:25 発表7:高田智和(国立国語研究所 教授)
     古辞書と語誌データベース
16:25-16:50 発表8:小木曽智信(国立国語研究所 教授)
     語彙資源・コーパスと国語辞典との結びつけ
16:50-17:00 閉会挨拶:小木曽智信(国立国語研究所 教授)
連絡先国立国語研究所 研究推進課
TEL:042-540-4353(平日9:30~17:00)
Email:ninjal-events@ninjal.ac.jp
ホームページhttps://www.ninjal.ac.jp/events_jp/20241123a/
○投稿者桑原 まり
○投稿日2024-10-25 14:52:13


東洋文化講座(学習院大学 東洋文化研究所)

日時2024年 11月 27日 (水)  17時30分から
場所学習院大学 東1号館 1階 イベントスペース(ZOOMと対面によるハイフレックス型開催)
内容発表者:近藤泰弘先生 
     前・日本語学会 会長
   青山学院大学 名誉教授
  (中古文学研究者の近藤みゆき先生(特に王朝和歌専門)との文学研究関係の共同研究も多い)
題目:『生成AIを利用した日本古典文学研究-和文と漢籍-』
備考学習院大学の東洋文化研究所の主催による「東洋文化講座(全3回)」が本学学内で開催されます。
そのうち、 11月27日 水曜 17時30分~「源氏物語」「古今集」「和漢朗詠集」などをコンピューター処理して計量的に研究されてきている近藤康弘先生の講演会がございます。
生成AIの古典研究への活用の可能性に関するたいへん興味深い企画です。是非、御出席いただければとご案内申し上げます。(参加自由・聴講無料・要事前申込)

応募フォームはこちら:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf93UEumqgPzgCpRKzkI0beZjCK70idbj4QBJUZ1uFBa35lyQ/viewform
連絡先ori-off@gakushuin.ac.jp
ホームページhttps://www.gakushuin.ac.jp/univ/rioc/index.html
○投稿者安部清哉
○投稿日2024-10-25 13:25:47


近代語学会研究発表会

日時2024年 12月 07日 (土)  14:00~
場所白百合女子大学 R3201
内容【発表題目・発表者】
・「近世期戯作における複線表記のバリエーション」
明治大学 兼任講師   片山久留美氏

・「近代における副詞の意味・用法の変化について」
明海大学 教授 佐々木文彦氏
連絡先kindaigo.office◆gmail.com ◆を@にしてください。
○投稿者常盤智子
○投稿日2024-10-24 16:15:40


オンライントークライブ『新しい言語心理学』の新しさ

日時2024年 10月 27日 (日)  15時~17時
場所オンライン
内容2024年10月に刊行された『新しい言語心理学』(茂呂・伊藤・新原編,ひつじ書房)は,既存の言語心理学において前提とされている考え方に疑義を投げかけ,それに代わる新しい視点のもとで書かれました。それは,「ことばとは実践である」という視点です。
ウィトゲンシュタインやヴィゴツキーの理論を背景として提示されたこの視点が,既存の言語心理学をどのように刷新しようとしているのでしょうか。
このオンライントークライブでは,編者と執筆者からこの新しい視点の意義と執筆過程についてお話しします。
さらに,ゲストからはこの視点で書かれた本書が臨床実践において果たすであろう役割についてコメントしていただきます。
本書がどのように書かれたのか裏話が聞ける機会です。多くの方のご参加をお待ちしています。

〇スピーカー
茂呂雄二(東京成徳大学,編者)
仲嶺 真(国際経済労働研究所/荒川出版会,執筆者)

〇コメンテーター
松嶋秀明(滋賀県立大学)

〇司会:伊藤崇(北海道大学)

〇日時:2024年10月27日(日) 15時~17時

〇開催形式:オンライン zoomによるリアルタイム配信 14時45分よりオープン

〇参加費:無料

〇参加申込方法:下記のURLからアクセスし,申し込みフォームよりお申し込み下さい。zoomのurlを追ってお送りします。

締め切り:10月23日(水)
https://forms.gle/9d3hcApesYd8z9HJ6
連絡先toiawase@hituzi.co.jp
○投稿者丹野あゆみ
○投稿日2024-10-11 11:26:58


オンライントークライブ『新しい言語心理学』の新しさ

日時2024年 10月 27日 (日)  15時~17時
場所オンライン
内容2024年10月に刊行された『新しい言語心理学』(茂呂・伊藤・新原編,ひつじ書房)は,既存の言語心理学において前提とされている考え方に疑義を投げかけ,それに代わる新しい視点のもとで書かれました。それは,「ことばとは実践である」という視点です。
ウィトゲンシュタインやヴィゴツキーの理論を背景として提示されたこの視点が,既存の言語心理学をどのように刷新しようとしているのでしょうか。
このオンライントークライブでは,編者と執筆者からこの新しい視点の意義と執筆過程についてお話しします。
さらに,ゲストからはこの視点で書かれた本書が臨床実践において果たすであろう役割についてコメントしていただきます。
本書がどのように書かれたのか裏話が聞ける機会です。多くの方のご参加をお待ちしています。

〇スピーカー
茂呂雄二(東京成徳大学,編者)
仲嶺 真(国際経済労働研究所/荒川出版会,執筆者)

〇コメンテーター
松嶋秀明(滋賀県立大学)

〇司会:伊藤崇(北海道大学)

〇日時:2024年10月27日(日) 15時~17時

〇開催形式:オンライン zoomによるリアルタイム配信 14時45分よりオープン

〇参加費:無料

〇参加申込方法:下記のURLからアクセスし,申し込みフォームよりお申し込み下さい。zoomのurlを追ってお送りします。

締め切り:10月23日(水)
https://forms.gle/9d3hcApesYd8z9HJ6
連絡先toiawase@hituzi.co.jp
○投稿者丹野あゆみ
○投稿日2024-10-11 09:19:22


方言が専門でない人に聞いてみた :『ワークブック 方言で考える日本語学』を授業で使って

日時2024年 11月 03日 (日)  10:30-11:30
場所オンライン(Zoomミーティング)
内容『ワークブック 方言で考える日本語学』は、大学における日本語学の概説や演習の授業に、方言研究の視点を組み込んだ教科書が欲しいと考えて作った本です。方言学ではなく日本語学全般の入門書にすることを意識し、標準語の事象を説明しながら、それを相対化する全国諸方言の事象を紹介しています。ワークブックとして演習問題を盛り込み、学生が考える力を高めることも目指しました。
今回は、歴史的研究をご専門とし、国語教育の現場にも関わっていらっしゃる愛媛大学教育学部の清田朗裕先生をお招きし、演習の授業でこの本を教科書として使ったご経験をお話しいただきます。方言研究を専門としない方がどのように活用してくださっているか、清田先生の声が聞けることを、著者一同も楽しみにしています。

▽方言が専門でない人
清田朗裕 先生(きよた あきひろ・愛媛大学教育学部講師)
1983年生まれ。熊本県出身。大阪大学大学大学院博士後期課程修了。大阪教育大学教育学部特任准教授を経て現職。

▽『ワークブック 方言で考える日本語学』著者
松丸真大 先生(まつまる みちお・滋賀大学教育学部教授)
白岩広行 先生(しらいわ ひろゆき・立正大学文学部准教授)
原田走一郎 先生(はらだ そういちろう・長崎大学多文化社会学部准教授)
平塚雄亮 先生(ひらつか ゆうすけ・中京大学文学部准教授)

連絡先kurosio@9640.jp
ホームページhttps://www.9640.jp/events/12970/
○投稿者池上達昭
○投稿日2024-10-10 15:56:17


「資料横断的な漢字音・漢語音データベース(DHSJR)」を用いた研究成果報告会

日時2024年 11月 30日 (土)  9:25-17:05
場所国立国語研究所 多目的室(2F)・対面のみ
内容■主旨
本研究チームは、漢字音・漢語音の歴史的研究を目的として、平安~現代にわたる、多様な位相をカバーするデータベース(「資料横断的な漢字音・漢語音データベース」=DHSJR)を構築してきました。その成果として、(1) DHSJRの設計と発展、(2) 漢字音・漢語音の声点、(3) 文献資料と漢字音・漢語音の3つのテーマのもとに、9つの公開研究発表を行います。ご関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。
  
■プログラム
09:25-09:30 主旨説明
09:30-10:10 DHSJRにおける漢字字体の正規化の試み:大島英之(東京大学院生)
10:10-10:50 資料横断的な漢字音・漢語音データベースの語彙資源化:高田智和(国立国語研究所)
(休憩10分)
11:00-11:40 資料横断的な漢字音・漢語音データベース(DHSJR)における連声濁:浅田健太朗(島根大学)
11:40-12:20 漢語アクセントにおける低起上昇型の揺れ:加藤大鶴(早稲田大学)
(昼休み1時間)
13:20-14:00 呉音資料における漢音去声の上声化:坂水貴司(広島経済大学)
14:00-14:40 妙一記念館本『仮名書き法華経』の声点―同時期の字音直読資料との比較から知られること―:佐々木勇(広島大学)
(休憩20分)
15:00-15:40 近現代の外国語辞書における日本漢字音:石山裕慈(神戸大学)
15:40-16:20 漢字音・漢語音データベースと『大般若経字抄』:中澤信幸(山形大学)
16:20-17:00  石山寺本守護国界主陀羅尼経の漢字音:肥爪周二(東京大学)
17:00-17:05 終わりの挨拶
連絡先daikaku.kato@waseda.jp
ホームページhttps://dhsjr.w.waseda.jp/
○投稿者加藤大鶴
○投稿日2024-10-07 17:02:38


言語処理学会第31回年次大会

日時2025年 03月 10日 (月) ~ 2025年 03月 14日 (金) TBA
場所出島メッセ長崎
〒850-0058 長崎県長崎市尾上町4-1
内容メーリングリストの皆様(重複して届きました場合はお許しください),

SB Intuitionsの高山と申します.

言語処理学会第31回年次大会の開催案内,ならびに発表募集,
テーマセッション/ワークショップの企画募集,特別招待講演/チュートリアルの意見募集,スポンサーの募集をお知らせいたします.
奮ってご応募/ご参加くださいますようお願い申し上げます.

□お知らせ
発表申込の締め切りは2025年1月10日(金)午後3時です.

□開催案内
言語処理学会第31回年次大会(NLP2025)は,2025年3月10日(月)から14日(金)の期間で開催いたします.
本会議は2025年3月10日午後から13日夕方までの4日間です.
現在,現地とオンラインのハイブリッド開催の形態で準備を進めています.
現地とオンラインの両方から参加し,発表・聴講・議論をすることができます.

○ 大会Webサイト
 https://www.anlp.jp/nlp2025/

○ 大会X(旧Twitter): @anlpmeeting
 https://twitter.com/anlpmeeting

年次大会に関する情報発信・ご意見・ご感想などにはハッシュタグ #NLP2025 をご利用ください.

○ 開催日時
2025年3月10日(月)- 3月14日(金)
 3月10日(月) チュートリアル,本会議 第1日,スポンサーイブニング
 3月11日(火) 本会議 第2日
 3月12日(水) 本会議 第3日,(懇親会を予定)
 3月13日(木) 本会議 第4日
 3月14日(金) ワークショップ

○ 会場
会場:出島メッセ長崎
所在地:〒850-0058 長崎県長崎市尾上町4-1
https://dejima-messe.jp/

発表募集,テーマセッションの発表募集,ワークショップの開催案内,
スポンサーの募集の詳細は大会Webサイトをご覧ください
連絡先nlp2025-inquiry@anlp.jp
ホームページhttps://www.anlp.jp/nlp2025/
○投稿者高山 隼矢
○投稿日2024-10-04 15:33:53


日本語言語科学特別講義/第145回NINJALコロキウム

日時2024年 11月 05日 (火)  15:10〜16:40
場所国立国語研究所
内容国立国語研究所 日本語言語科学特別講義/第145回NINJALコロキウム
「言語習得を可能にするのは何か―記号接地、アブダクション、ブートストラッピング」開催のご案内

国立国語研究所、総研大日本語言語科学コースでは、講師に今井むつみ慶應義塾大学環境情報学部教授をお招きし、
日本語言語科学特別講義/第145回NINJALコロキウム
「言語習得を可能にするのは何か―記号接地、アブダクション、ブートストラッピング」
を開催いたします。ぜひご参加ください。

講師:今井むつみ(慶應義塾大学 環境情報学部 教授)
開催日:2024年11月5日 (火) 15:10〜16:40
開催方法:ハイブリッド形式で開催
 (対面)国立国語研究所多目的室(東京都立川市緑町10-2)
 (オンライン)Web会議サービスの「Zoom」を使用

定員:オンライン300名、対面50名(定員に達し次第締め切ります)
参加申し込み締切:2024年10月31日(木)正午まで

参加申し込み、詳細は以下のウェブサイトをご参照ください。
https://www.ninjal.ac.jp/events_jp/20241105a/
連絡先国立国語研究所 管理部 研究推進課
大学院教育事務担当(gs-edu@ninjal.ac.jp)
ホームページhttps://www.ninjal.ac.jp/events_jp/20241105a/
○投稿者小野 愛
○投稿日2024-10-04 15:00:24


創立70周年記念 第131回訓点語学会研究発表会

日時2024年 10月 20日 (日)  午前10時~午後5時10分
場所東京大学文学部 法文二号館一番大教室(〒113-0033東京都文京区本郷7-3-1)
内容プログラム
○ 研究発表
(午前10時)
一、漢文との接触の観点から見た和語「なやむ」と「なやます」の意味変遷  陳泓宇
(午前10時40分)
二、漢語アクセント史と音節構造―現代漢語アクセントの形成過程について―  小幡幸輝
(午後0時30分)
三、平安時代初期資料における「また」と「復・亦・又」  柳原恵津子
(午後1時10分)
四、『干禄字書』とスタイン将来敦煌文献388番の義音注  高橋真由美
(午後2時)
五、漢字音注記に見える「∟」(音)について  小助川貞次
(午後2時40分)
六、Network for the Study of Glossingと『Handbook of Glossing』の成り立ちについて  Matthew Zisk・Pádraic Moran
○ 70周年記念式典(午後3時30分)
○ 70周年記念講演(午後4時00分)
訓点研究の成果とその継承  月本雅幸
○ 会務報告
備考現地対面のみでの開催です。参加希望者は専用フォームで参加登録をしてください。事前に発表資料(電子ファイル)をお送りします。
参加登録フォーム https://forms.gle/uoHzvA6kpdGxGQod9
連絡先kunten[at]bun.kyoto-u.ac.jp([at]を@に置き換えてください)
ホームページhttp://kuntengo.com/conference/
○投稿者高田智和
○投稿日2024-09-29 00:16:04


第203回 表現学会名古屋例会

日時2024年 10月 12日 (土)  14時~17時
場所愛知学院大学名城公園キャンパスアリスタワー6階 7601室
内容・発題者:伊計拓郎氏(帝塚山学院大学)
・発題目:認知言語学的観点からの英作文のエラー分析 ―なぜ「からだを洗う」はwash one's body と言わないのか―
備考表現学会非会員の方でも、ご参加いただけます。ご参加ご希望の際には、野田大志(愛知学院大学)までご一報ください。
連絡先野田大志(noda@dpc.agu.ac.jp)
○投稿者野田 大志
○投稿日2024-09-20 17:43:50


第232回青葉ことばの会(発足35周年記念シンポジウム)

日時2024年 10月 05日 (土)  午後2時-6時
場所ハイブリッド形式
対面:明治大学 駿河台キャンパス(千代田区神田駿河台1-1)グローバルフロント(予定)
オンライン:Zoom利用
内容「文体と比喩と虚構―村上春樹で問い直す―」(シリーズ「文体と表現・語彙と虚構」)
パネラーの発表(各40分)、パネラーどうしでのディスカッション、フロアとのディスカッションを予定

題 目:村上春樹の「会話の比喩」の諸相―「中国行きのスロウ・ボート」「貧乏な叔母さんの話」「螢」「納屋を焼く」の比較から―
発表者:稲益佐知子氏(日本体育大学非常勤講師)   

題 目:直喩の認定―『風の歌を聴け』の「ような/に」「みたいな/に」―
発表者:小野正弘氏(明治大学)   

題 目:「街とその不確かな壁」における直喩の倒置表現―村上春樹の文体変革の試みとして―
発表者:半沢幹一氏(共立女子大学名誉教授)

概 要:
稲益佐知子氏
村上春樹の初期短篇「中国行きのスロウ・ボート」「貧乏な叔母さん
の話」「螢」「納屋を焼く」はいずれも主人公「僕」の一人称視点で
語られる。本発表では4作品の会話文で用いられる比喩に着目し、
比喩表現の出現数のみならず質にも違いがあることを示す。
比喩表現で何をあらわそうとしているのか、被発話者はどう
受け止めているのかといった観点から考察する。

小野正弘氏
直喩は、どのように認定できるかという、基本的な問題を、
村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』を題材に検討する。
このとき、直喩指標とされる「ような/ように」「みたいな/に」の
どの程度が、直喩と認定しうるのかという「直喩率」を問題にし、
問題なく直喩と認定できるもの/できないもの、検討が必要なものとに
分けて、考察する。

半沢幹一氏
村上春樹は、作家たるもの、文体のヴァージョン・アップを常に
心掛けるべきであると主張する。その具体的な現われとして、
たとえば、比喩の多用から抑制への変化ということが指摘されている。
今回取り上げる村上の最新長編小説「街とその不確かな壁」では、
それとはまた異なる、直喩の倒置表現の多用という、
新たな傾向が認められる。それがどのようなことかを明らかにする。
備考*会場詳細は後日、下記「青葉ことばの会ホームページ」に掲載します。
*参加費無料です。
*対面にて参加予定の方は事前申し込み不要です。
*オンラインにて参加予定の方は下記HPより登録フォームにて参加メールアドレスをご登録ください。
連絡先稲益佐知子 yhg00520<at>nifty.ne.jp
ホームページhttp://aobakotoba.jugem.jp/
○投稿者稲益佐知子
○投稿日2024-09-17 20:53:23


デジタルコミュニケーション研究会 第2回研究会(オンライン開催)

日時2024年 10月 06日 (日)  13時〜15時30分
場所オンライン(Zoom)
内容デジタルコミュニケーション(DC)、およびComputer-Mediated Communication(CMC)研究は現代人の言語活動を捉えるうえで重要な研究領域である。しかしながらその枠組みは整備されているとは言いがたく、主に若手研究者を中心に「どの文献を押さえれば良いのか分からない」「適切な手法を知りたい」などの声が寄せられることも珍しくない。
本研究会では講師として落合哉人氏(国立国語研究所)を招き、関連領域の研究史を学ぶとともに、DC/CMC研究の確立に向けて乗り越えるべき課題を確認する。さらには具体的な研究事例を学ぶことで、参加者による研究活動の活発化を促す。

発表:落合哉人(国立国語研究所)
「日本語研究の視座に基づくDC/CMC研究の確立に向けて」
この発表ではまず,言語学周辺の視座をもとに主に英語圏を中心とする国外で展開されてきたCMC研究と,それらの研究とは半ば独立した形で国内で展開されてきた「打ちことば」等に関する研究をそれぞれ概観する.その上で今後,日本語環境を対象とした本格的なDC/CMC研究を確立するにあたり,どのような取り組みが必要であるか発表者の研究も紹介しつつ考察を行う.具体的には,日本語環境のDC/CMCの実態を(なるべく定量的に)把握する上でどのような調査・分析の方法をとることが有効であるか論じるほか,LINEやX (Twitter),YouTubeといった個々のモードで生じる言語使用に関して何がわかっており,何を今後調べる必要があるか個別に検討する.

※以下の応募フォームよりお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSccF9pUAxTW1eo3sz_QZ7u44utUEj2e4M1HjW1iIlMfOURAyw/viewform?usp=sf_link
連絡先cmmnctn.dgtl<at>gmail.com
ホームページhttps://sites.google.com/view/cmc-circle
○投稿者デジタルコミュニケーション研究会
○投稿日2024-09-17 19:46:43


2024年第4回土曜ことばの会

日時2024年 10月 05日 (土)  13:30~17:00
場所オンライン:Zoomでのオンライン開催となります。
ご参加にあたっては,事前申し込みをお願いします。
https://forms.gle/bdfmMSUCZroXV9dC7
内容【発表者・発表題目】
[1] 遠藤小春さん(関西大学大学院生)
「近世期における副詞「つい」の動詞修飾用法について」

[2] 松岡葵さん(東京外国語大学・日本学術振興会)
「福岡県柳川市方言における「行く」を表す動詞の活用:不完全な補充法に着目して」
連絡先土曜ことばの会 事務局 dokotoba@gmail.com
ホームページ土曜ことばの会のホームページ https://sites.google.com/site/dokotoba/
○投稿者高谷 由貴
○投稿日2024-09-14 10:19:16


第22回 対照言語行動学研究会 (JACSLA22)

日時2024年 10月 19日 (土)  13:00~17:15
場所東京科学大(旧東京工業大・東京医科歯科大)大岡山キャンパス
石川台7号館 1階(ELSI-1 地球生命研究所 三島ホール)
https://www.ssc.titech.ac.jp/amap/home/ookayama/ishikawadai/bldg7/
★東急大井町線・目黒線「大岡山」駅前(構内で徒歩約5分)
内容本研究会では第22回研究会を下記のとおり開催します。一般研究発表、次いで、言葉の原点としてのコミュニケーション行動が異文化・異分野間でなされる時、そこに展開する洞察、思索、創造的思考に光を当てて言葉について問い直すシンポジウム、最後に参加者全員での討議を計画しております。言語に関する諸分野の皆さまとの研究交流を楽しみにしております。ぜひ奮ってご参加ください。

テーマ:対照言語行動としての異文化・異分野コミュニケーション
現代社会では多様性、異質性を尊重することの重要性が高まっています。社会を構成する各コミュニティはそれぞれの歴史を通じ、独自の文化、またディスコースの手法を創り上げてきました。その壁を越えてコミュニケーションを図ろうとするとき、翻訳行為が必要になります。起点(原文)言語と目標(訳文)言語が、発想、語彙や文体、ジャンルなどを共有しないとき、翻訳者・通訳者は異質の知と向き合い、とまどいつつも探索、洞察を重ね、熟考し止揚し、創造的思考を展開します。これにより読者・聴者はそれまで気づかずにいた新たな知と出会うことになると言えるでしょう。今回は3つの異なる研究アプローチから、異文化・異分野の世界に住む他者とコミュニケーションを図ることの意味を、参加者のみなさまと一緒に探っていきたいと思います。

●研究発表  13:05-14:05
1.安藤 薫氏(東京大・院・言語情報科学専攻博士課程1年)「言葉遊びの翻訳分析」
2.アミール 偉氏(福島県立医科大)・八島 瑶氏(福島県立医科大・医学部4年)
「『訓蒙窮理図解』の天文学分野における日本語から漢文への翻訳の分析とその考察」

●シンポジウム 
「対照言語行動としての異文化・異分野コミュニケーション」 14:15-16:10
1.武田珂代子氏(立教大)「通訳の相互行為性、通訳者の行為主体性とパワー:
MLB通訳と音声翻訳システムの事例を通して」〈仮〉
2.野原佳代子氏(東京科学大)「戦後日本の異文化・異分野コミュニケーション:
理科教材の日本語訳から見る初期STEAM教育の試み」〈仮〉
3.井上 健氏(東京大[名誉教授])「文学の翻訳はいかにして文学となるのか:
一人称代名詞と時制の翻訳を中心に」〈仮〉

●全体討議 16:30-17:10
●閉会   17:10-17:15
●意見交換・懇親会 17:40-19:30 (於:ブルー ターミナル)
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131711/13289473/table/
(駅から1分 研究会会場から6分)




備考[参加費(資料代を含む) ]500円  
[定員]100名(定員になり次第、締め切ります)
[参加申込]下記の受付期間中にお願いします。
 <受付期間> 9月13日(金)10:00 〜 10月17日(木) 17:00
<申込フォーム> https://forms.gle/ku7QLZRRC1eyJpLn7

 以上、ご案内申し上げます。関心をお持ちの方への本メールの転送歓迎、どうぞよろしくお願いします。
連絡先山田昌裕:mshrymd0208@gmail.com
ホームページ対照言語行動学研究会HP:https://www.jacsla.net
○投稿者山田昌裕
○投稿日2024-09-12 23:16:02


スポーツ言語学会2024年度研究会

日時2024年 09月 28日 (土)  13:30-17:00
場所関西大学梅田キャンパス 7階 701教室
内容13:30-15:15
パネルディスカッション『研究ノート パリ・五輪はどう語られたのか』
1.日本のマス・メディアの語り
   石井 克 (札幌大学)
2.メダル獲得が期待された種目における語り 
山根(吉長)智恵 (山陽学園短期大学・倉敷市立短期大学、卓球国際審判員)
3.パリオリンピックにおける「ホスピタリティ」というビジネスと語り
 島田達人 (新潟経営大学)
4.パリ五輪についてのアスリートの語り 
東 佳弘 (関西大学職員・体育会陸上部コーチ、ロンドン五輪出場)

15:30-17:00
スポーツ談義 「スポーツ用語の語源をたどる
~『スポーツ言語学事典』の可能性を求めて~」
進行 船原 勝英 (元共同通信記者)
備考共催:スポーツ言語学会、子ども未来・スポーツ社会文化研究所 会費…無料
申し込み…事前申し込み不要、当日会場におこしください。
連絡先スポーツ言語学会事務局 jimukyoku@sports-gengo.sakura.ne.jp
ホームページhttps://sportgengo.wixsite.com/home
○投稿者清水泰生
○投稿日2024-09-11 21:30:05


第416回日本近代語研究会(2024年度秋季発表大会)

日時2024年 11月 02日 (土)  13:00-18:00
場所Web上(Zoomミーティング使用)
内容○12:50 Zoomミーティング開場
○13:00 開会

【発表】 発表30分、質疑応答20分(入れ替え5分)
(1)13:05~13:55
日本イエズス会刊行語学書(稿本・版本)に見る
                   passivoとactivo
 ―ロドリゲス『日本大文典』成立以前―
日本学術振興会特別研究員(PD)/国立国語研究所 黒川 茉莉氏

(2)14:00~14:50
トゥールーズ断簡・日葡辞書稿本No.01の特徴について
                   上智大学 中野  遙氏
                   大阪大学 岸本 恵実氏

<以上、司会 同志社大学・関西学院大学 橋本 行洋>

【休憩】14:50~15:05

(3)15:05~15:55
新出トゥールーズ資料からみたキリシタン版前期国字本の
                    濁点活字について
                   広島大学 白井 純氏

(4)16:00~16:50
明治期旧約聖書の「上帝」と「神」
            青山学院大学名誉教授 近藤 泰弘氏

【休憩】16:50~17:00

【講演】
(5)17:00~18:00
博言学から言語学へ―明治後期の日本語研究―
               大阪公立大学教授 山東 功氏

<以上、司会 鶴見大学 遠藤佳那子>

○閉会の辞、及び諸連絡
備考〔発表概要一覧〕
(1)
新たにトゥールーズで発見された『日葡辞書』稿本には、語釈に日本語文法に関わる記述が見られる。この記述は、後年刊行される『日葡辞書』(1603~1604)の語釈には引き継がれない。また、『日葡辞書』稿本と、『日本大文典』(1604~1608)の文法記述の相違は、『日葡辞書』手稿が、ロドリゲス『日本大文典』成立以前の日本イエズス会日本語文法記述に依拠していた可能性を示すものである。本発表では、特に、日本イエズス会刊行の語学書(稿本・版本)に於けるpassivoとactivoの解釈を検討することを通じて、ロドリゲス『日本大文典』成立以前の旧文法の一端を明らかにしたい。

(2)
トゥールーズ断簡の日葡辞書稿本のうちNo.01は、版本『日葡辞書』本篇・補遺篇と見出しや語釈に重なりがあるものの、独自の日本語例文など、この他の日葡辞書稿本と比べても異同が多い。本断簡の見出しや語釈、日本語例文を版本『日葡辞書』と他のトゥールーズ日葡辞書稿本、キリシタン版の各種言葉の和らげなどの他のキリシタン資料と比較することにより、他の日葡辞書稿本との資料上の性格の違い、稿本No.01の特徴を明らかにする。

(3)
トゥールーズで新たに発見されたキリシタン資料には、漢字と平仮名による一枚物の印刷物「あにゆすていの功力の次第」が含まれており、使用活字の特徴からキリシタン版前期国字本の最初期の刊行と判断される。既知のキリシタン版国字本はおおむね仮名の清濁を区別するが、本資料では濁点が期待される20余箇所に濁点活字が全くみられない。本発表ではこの特徴が偶然ではなく表記上の方針であったことを論証し、あわせて、前期国字本での濁点活字の使用状況について改めて計量的な調査を行い、平仮名の清濁表示に関するイエズス会の方針の変化とその理由を明らかにしたい。

(4)
明治期における聖書会社刊行の訓点旧約聖書には、いわゆる代表訳漢訳によったことにより、「神」ではなく「上帝」を用いたものがあるが、その具体的状況の解明は不十分である。今回は、どの版が、具体的に、代表訳を底本としているかを検討し、明治期における聖書翻訳史における「代表訳」や、訳語「上帝」の位置付けを再検討する。

**************
◎今回も日本語学会、日本方言研究会との共催です。11月2日の大会Zoomミーティングに入るためには、日本語学会2024年度秋季大会への参加申込が必要です。当日、日本語学会の大会専用サイトに掲載されているZoomのURLからミーティングにアクセスするという手順になる見込みです。この点、ご理解、ご了承くださいますようお願いいたします。
詳細は下記のページをご確認ください。

日本語学会2024年度秋季大会のページ
https://www.jpling.gr.jp/taikai/2024b/
     
 ※日本語学会の非会員の方も参加可能です。
 ※会員非会員にかかわらず、【学生は参加費無料】です。(学生の方も参加申し込みは必要になります。)


◎発表資料は、日本語学会2024年度秋季大会専用プラットフォームサイトで公開する予定です。

◎発表大会終了後に、懇親会を行ないます。大会と同じZoomミーティングを利用して開催します。各自、お飲み物などをご用意いただき、ご参加下さい。
連絡先kindaigokenあっとgmail.com
○投稿者八木下孝雄
○投稿日2024-09-06 10:54:44


第415回 日本近代語研究会

日時2024年 09月 28日 (土)  15:00-18:00
場所成城大学 7号館 712教室
https://www.seijo.ac.jp/access/
https://www.seijo.ac.jp/about/map/index.html
内容第415回日本近代語研究会を行ないますので、ご参加頂きたく、ご案内申し上げます。
今回は【対面のみ】での開催です。
事前申し込みなどありませんので、ご参加の方は直接会場へお越しください。


発 表:
“従来の「-み」”とは何か?
―CHJによる「-み」派生名詞の調査―
中京大学 宮内佐夜香氏

概 要:
近年くだけたスタイルにおいて接尾辞「-み」がさまざまな語句に付加する拡張が起こったが、この現象については「従来付かなかった語に「-み」が付くようになった」と説明される。それでは従来「-み」が付くことができた語とはどの語であったのかというと、必ずしも全体像は明らかにはされていないようである。本発表ではCHJから「-み」派生名詞をできるだけ網羅的に収集し、現代に至るまでの“従来の「-み」”の全容を探る。
備考※どなたでも参加できます。
※参加は無料です。
連絡先kindaigokenあっとgmail.com
○投稿者八木下孝雄
○投稿日2024-09-05 16:40:23


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