このたび,日本語学会理事会は「日本語学会運営方針大綱」をお示しすることとしました。会員の皆様には,ご一読くださり,ご理解とご支援をたまわりたく存じます。よろしくお願いいたします。
日本語学会会長 金水敏
日本語学会運営方針大綱
日本語学会理事会
趣旨
昨今の会員減少を主たる要因として学会の運営財源が縮小する中,今後とも学会としての責務を十全に果たしつつ,安定した学会運営を持続していくために,以下のような運営方針の大綱を定める。2019年度〜2020年度の間は,特別な事情のない限り,この大綱に沿って日本語学会を運営していくこととする。
1. 事務体制の変更について
事務室を中心に行ってきた主要な学会運営業務を,事務代行業者への業務委託に切り替えていく。業務委託のできない業務については整理して委員等に割り振るか,または業務自体を廃止する。具体的には,下記のような業務である。
1 会員管理(入退会の処理,会員データベースの維持管理等)
2 会計管理(会費収受,各種経費の支出,帳簿管理等)
3 事務局機能(各種手続きの起案・実施,各種問い合わせへの対応,文書管理等)
4 機関誌編集業務(投稿受付・管理,著者・出版社・印刷所とのやりとり等)
5 大会業務(大会発表応募受付,大会発表予稿集の編集,大会参加費・懇親会費の収受等)
以上の移行に伴い,事務室および事務室員制度は廃止する。
2. 事務体制変更のスケジュール
1に掲げた事務体制の変更は,概ね下記のようなスケジュールで進めるものとする。
2019年度上半期 | 現在の各種事業について精査し,事務委託の準備を進める。 事務代行業者の選定を進める。 |
2019年度下半期 | 事務代行業者を決定し,事務委託契約を結ぶ。 事務室を閉室する。 |
2020年度当初 | 新体制での運営を開始する。 |
(以上)
〈追記〉この大綱は,2019年5月5日に理事会で決定され,同年5月18日に評議員会で承認されました。以上の経過は,同年5月19日の会員総会にて報告されました。
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