日本語学会理事会
「令和3年2月福島県沖地震」により被災された会員の皆様に,心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を祈念いたします。
日本語学会では,自然災害により被害を受けられた会員の皆様に,年会費免除の支援を行っております。ご自宅やご勤務先が被災された場合には,以下の2つの書類を添えて,日本語学会事務局までお申し出ください。
理事会の審議によって免除が妥当と判断された場合,年会費を免除いたします。
- 会費免除申請書(学会所定様式,本学会HPよりダウンロード)
- 自治体発行の罹(被)災証明書のコピー(入手できない場合には,日本語学会事務局にご相談ください)
申請受付期間は災害発生後1年間です。申請は随時受け付けます。
学生会費を適用する会員の皆様は,扶養者の方が被災された場合も申請の対象となります。
申請について詳しくは,以下のページをご覧ください。
https://www.jpling.gr.jp/kaiin/kaihi/#saigai
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先ごろ日本学士院会員に就任されました本学会会長・金水敏氏を講師に,公開講演会を開催する運びとなりました。
新型コロナウイルス感染症拡大により,日本語学会YouTubeチャンネルによる収録配信で実施いたします。
配信開始は3月を予定しています。
どうぞご視聴のほどお願い申し上げます。
期日 2021年3月より配信予定
会場 日本語学会YouTubeチャンネル
プログラム
金水敏「私の日本語研究と日本語学会の歩み」
主催:日本語学会
協賛:言語系学会連合
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202102koenkai/
日本語学会編集委員会
長らくお待たせしておりました電子投稿システムを公開いたしました。
投稿についてをご確認ください。
ご自身の会員番号(ログインID)とパスワードにより,投稿システムにログインしてください。
投稿方法についてのマニュアル(PDF)も公開しておりますので,ご覧ください。
次の投稿締切は1月31日(第17巻第2号(2021年8月発行))です。
会員の皆様のご投稿をお待ちしております。
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202101toko_system/
本学会の会長・金水敏氏が日本学士院の新会員に選定されました。
謹んで祝意を表します。
「日本学士院会員の選定について」
https://www.japan-acad.go.jp/japanese/news/2020/121401.html#002
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202012syukui/
日頃,日本語学会の活動にご協力を賜りまして誠にありがとうございます。この度は,2021年度春季大会の開催形態についてお知らせします。
2021年度春季大会は2021年5月15日・16日に京都の同志社女子大学で開催される予定でしたが,理事会で慎重に検討いたしました結果,2020年度秋季大会に引き続き,現地開催を取りやめ,オンラインによる開催とすることを決定いたしました。
2020年度は,春季大会が現地での開催中止,秋季大会がオンライン開催となったこともあり,次回の2021年度春季大会も現地での開催ができないことについては,会員の皆様には大変に残念に感じられることと思います。研究上の知友との交流や研究情報の交換など,現地開催の大会に期待されていたことが実現できず,誠に申し訳なく存じます。
理事会でも,現地開催や,ハイブリッドによる開催などの可能性を模索しましたが,現在の新型コロナウイルス感染症の状況から,来年5月に会場校から確実に施設をお借りできるかどうか,現時点での見通しがついておりません。また,もし現地で開催できても,「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(令和2年5月25日変更)による感染症拡大予防・クラスター対策の点から,教室定員等の制約があり,従前のような形での開催は困難です。また,現時点で,他地域への出張制限などのある方もあると聞いております。ハイブリッドによる開催は,経費が二重化する上,現地開催の問題点を完全に解消することができません。それに対し,オンラインでの開催は,2020年度秋季大会での参加アンケートなどから,学会大会としての機能を十分に果たすことが実証されています。2020年度秋季大会で得た様々な知見を生かしていくことが可能です。
以上のことを考え合わせ,2021年度春季大会もオンラインによる大会開催の方法をとることにいたしました。オンライン開催のメリットを生かし,前回大会以上の充実した大会となることを念願しております。会員の皆様の積極的なご参加を心からお待ち申し上げます。
日本語学会理事会
(参考)
新型コロナウイルス感染症対策本部「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(令和2年3月28日(令和2年5月25日変更))
文部科学省(高等教育局長「)大学等における新型コロナウイルス感染症への対応ガイドライン」(令和2年6月5日)
文部科学省「感染拡大の防止と研究活動の両立に向けたガイドライン(改訂)」(令和2年10月6日)
一般社団法人日本コンベンション協会「新型コロナウイルス感染症禍におけるMICE開催のためのガイドライン第3版」(2020年9月18日)
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202011taikai2021a/
日本語学会理事会は,日本学術会議の「第25期新規会員任命に関する要望書」(2020 年10月2日)を支持します。
日本語学会理事会
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202011ikenhyomei/
本年度も,東京堂出版のご好意により『日本語学大辞典』の新入会員特別価格販売を行うこととなりました。2020年度新入会員にかぎり,41,250円(税込)→28,050円(税・送料込)でご購入いただけます。
申し込み方法など,詳しくはPDFチラシを御覧ください(AcrobatReaderなど,閲覧用ソフトが必要な場合があります)。
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202010daiziten/
このたび,学会事務体制の変更にともない,「日本語学会本部」を東京大学文学部国語研究室から事務委託先へ移転することにいたしました。
新本部の所在地は次の通りです。
東京都新宿区山吹町358-5アカデミーセンター(株式会社国際文献社内)
※「日本語学会事務局」所在地と同じ
本部の移転にともない,評議員会の審議・承認を経て,「日本語学会会則」も改定されました(第2条を改定)。
会則全文は下記ページをご覧ください。
日本語学会会則
https://www.jpling.gr.jp/wp-content/uploads/2013/11/kaisoku20200703.pdf
最後に,これまで長年にわたり,「日本語学会本部」として学会運営にご尽力くださった東京大学国語研究室の皆様に,篤く御礼申し上げます。
日本語学会理事会
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202008iten/
「令和2年7月豪雨」により被災された会員の皆様に,心よりお見舞い申し上げます。
日本語学会では,自然災害により被害を受けられた会員の皆様に,年会費免除の支援を行っております。ご自宅やご勤務先が被災された場合には,以下の2つの書類を添えて,日本語学会事務局までお申し出ください。
理事会の審議によって免除が妥当と判断された場合,年会費を免除いたします。
(1) 会費免除申請書(学会所定様式,本学会HPよりダウンロード)
(2) 自治体発行の罹(被)災証明書のコピー(入手できない場合には,日本語学会事務局にご相談ください)
申請受付期間は災害発生後1年間です。申請は随時受け付けます。
学生会費を適用する会員の皆様は,扶養者の方が被災された場合も申請の対象となります。
申請について詳しくは,以下のページをご覧ください。
https://www.jpling.gr.jp/kaiin/kaihi/#saigai
日本語学会理事会
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202008omimai/
会員サービス向上のため,マイページ(日本語学会員限定利用)を導入しました。マイページでは機関誌送付先住所,連絡先メールアドレス,所属など登録情報の確認・修正などが可能です。ぜひご活用ください。
マイページURL
https://iap-jp.org/jpling/mypage/
※学会ホームページからもアクセスが可能です。
ログイン用IDと初期設定パスワードは会員ご本人に郵送しました(会費請求書内に記載されています)。ID・パスワードの使用・保管には十分にご注意くださいますようお願いいたします。
※マイページでは以下の操作が可能です。
・登録情報の変更・確認(氏名等,一部ご自身では修正できない項目もあります。)
・会費納入状況の照会(入金情報の反映にはご入金から2-3営業日ほどかかります。)
・会員名簿の検索
・会務報告資料の閲覧
必ずログインをして登録情報のご確認をお願いします。特に,メールで学会からのお知らせを配信する機会が増えますので,メールアドレスのご登録をお願いいたします。なお,ドメインが @hotmail.com,@hotmail.co.jp, @outlook.jp,@outlook.com,@live.jp,@live.com などのメールアドレスを登録する際にはsjl_info■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください)からのメールを受信するよう設定変更していただくか,他のメールアドレスを登録してください。
会員名簿の検索機能を設置していますが,氏名以外の個人情報については初期設定を非公開としています。ご確認のうえ,必要に応じて変更してください。
ご不明な点がありましたら,マイページ内のお問い合わせフォームか日本語学会事務局にお問い合わせください。
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202006mypage/
日本語学会2020年度秋季大会は,九州大学を会場に現地開催を予定しておりましたが,新型コロナウイルス感染症の完全な収束が見通せない現状に鑑み,現地開催を取りやめ,オンラインで開催することにいたしました。
6月初頭の現在,緊急事態宣言は解除され,国内での感染拡大傾向は収まったかのように見えますが,新型コロナウイルス感染症対策本部による「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(令和2年5月25日変更)においては,「緊急事態宣言が解除された後も,全ての都道府県において,(中略)基本的な感染防止策の徹底等を継続する必要がある」(p.7)とされ,特に,「全国的かつ大規模な催物等の開催については,感染リスクへの対応が整わない場合は中止又は延期するよう,主催者に慎重な対応を求める」(p.16)とされています。完全な収束までは,感染リスクへの対応が不可欠であり,またいかなる対策を講じたとしても,クラスター発生のリスクは皆無にはなり得ません。
一方で,社会インフラとしてのリモートワークシステムは,この数ヶ月で格段に一般社会に普及し,実際にオンラインでの大会開催を実施した(実施予定の)学会・研究会も現れています。コロナ禍中に広がったこうした流れは,学会発表の一形態として,今後も定着する可能性は大いにあると思われ,むしろ今大会でオンライン開催に積極的に取り組んでいくことが,学会の将来につながることと判断いたしました。
オンライン開催の具体的な方法等については,決まり次第お知らせしていきます。運営側にとっても参加者の皆様にとっても,試行的な大会となることをご理解いただき,積極的なご参加を賜りますようお願いいたします。
(参考)
厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」
新型コロナウイルス感染症対策本部「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」
文部科学省「新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について」>「業種別ガイドライン」
文部科学省「感染拡大の予防と研究活動の両立に向けたガイドライン」
日本語学会理事会
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202006taikai2020b/
新型コロナウイルス感染症の影響により,大学・図書館等の利用に影響が出ております。これに関しまして,本学会では従来,発行の半年後にJ-STAGEで無償公開される『日本語の研究』の第16巻1号(2020年4月1日発行)を,第15巻3号(2019年12月発行)と同時に,6月1日より公開いたしました。
小さなことではございますが,会員の皆様,そして日本語研究に関心をお持ちのすべての方のお役に立てれば幸いです。第16巻1号では,小特集『日本語学大辞典』のほか,2本の研究論文と書評が公開されております。ぜひご利用ください。
日本語学会編集委員会
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202005kikansi_kokai/
『日本語の研究』第16巻3号への投稿について
日本語学会編集委員会
今月末5月31日(日)は,『日本語の研究』第16巻3号の投稿締切です。今回の投稿につきましては,会員マイページの開設が完了していないため,従来通り,①投稿原稿と,②「投稿確認メモ」および「著作権譲渡表明」を,下記メールアドレスまで添付ファイルにてお送りください。
投稿送付先 journal■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください)
②の「投稿確認メモ」および「著作権譲渡表明」の詳細は,現在,学会ホームページ(下記)に掲載されている旧投稿規程の「8.投稿の際に提出するもの」をご確認ください。
投稿受付後,速やかにこちらから受理のご連絡をいたします。もし連絡がない場合はお問い合わせください。
また,投稿に際し,本年度の会費納入の確認をいたしますが,事務委託への過渡期にあたり,まだ納入ができていない方もいらっしゃるかもしれません。今号に関しては,そのような方の投稿も受け付けますが,5月送付予定の会費請求到着後,お早めに会費を納入してくださいますようお願いいたします。ご不明の点などがありましたら,下記編集委員会連絡先までご連絡ください。
お問い合わせ先 hensyu.jpling■■gmail.com(■■は@に置き換えてください)
以上,直前のお知らせとなりましたことをお詫び申しあげます。皆様のご投稿をお待ちいたしております。
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202005kikansi_toko/
『日本語の研究』への投稿について
日本語学会編集委員会
『日本語の研究』第16巻1号掲載の「『日本語の研究』執筆要領」におきまして,今後の投稿は電子投稿システムにより行っていただくこととなりましたが,4月2日現在,システムはまだ稼働していませんので,システム稼働前に投稿をご希望の方は,旧来の投稿規程の通り,「投稿原稿」と,「投稿確認メモ」および「著作権譲渡表明」を,次のEメールアドレスまでご送付ください。
journal■■jpling.gr.jp(■■を@に置き換えてください)
電子投稿システムの稼働は4月下旬の予定です。なお投稿に際しては,新年度会費の支払いをお済ませくださいますよう,お願い申し上げます。
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202004kikansi_toko/
『日本語の研究』第16巻1号(2020年4月1日発行)を発送しました。
今回は,3月13日時点で,2019年度の会費納入が確認できた方への発送です。3月14日以降に会費を納入された方には,後日機関誌を送付いたします。また,新型コロナウイルス感染症の影響により,中国への機関誌発送は後日となります。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202004kikansi16-1/
雑誌『国語学』の掲載論文等を公開している国立国語研究所「雑誌『国
(旧) https://db3.ninjal.ac.jp/SJL/
(新)https://bibdb.ninjal.ac.jp/SJL/
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202003db_url/
2020年4月1日より,学会事務の一部を国際文献社に委託することになりました。入会,退会,住所や所属など会員情報の変更,会費請求などの事務手続きは,業務委託先を通じて行われます。業務委託開始にともなう変更点は次の通りです。
(1) 連絡先窓口
2020年4月1日から,日本語学会の連絡先窓口が変わります。従来の「日本語学会事務室」は廃止しますので,お問い合わせは新しい連絡先窓口へお願いします。
〒162-0801 東京都新宿区山吹町358-5 アカデミーセンター 日本語学会事務局
TEL:03(6824)9377 FAX:03(5227)8631
E-mail:jpling-post■■bunken.co.jp(■■は@に置き換えてください)
(2) 入会と退会
個人会員の入会は,Web上に開設する入会フォームからの手続きとなります。入会フォームが整い次第,お知らせします。
→入会案内に入会フォームへのリンクを掲載しました。
団体会員の入会は,(1)の連絡先窓口へお申し出ください。
退会は(1)の連絡先窓口へお申し出ください。
(3) 会員情報の変更
機関誌送付先住所,連絡先メールアドレス,所属などの会員情報の変更は,新たに開設する「マイページ」で行うことができるようになります。「マイページ」のログインIDとパスワードは後日お知らせします。
→6月初旬、マイページを開設し、ログインIDとパスワードを会員に送付しました。
連絡先メールアドレス(自然災害等による大会中止などの緊急連絡に使用)や生年月日(評議員・会計監査の被選挙権や学会賞の資格確認に必要な情報)は,「マイページ」で登録できるので,未登録の場合はご登録をお願いします。
なお,「マイページ」の利用に支障がある場合は,(1)の連絡先窓口でも受け付けます。
(4) 会費の請求と納入
会費の請求は,年度の初めに会員お一人お一人に対して,郵送にて行います(今年度は業務委託移行のため送付が遅れます)。同封の振込用紙をお使いください。従来は郵便振替のみでしたが,コンビニエンスストアでの納付も可能です。
また,会費の納入状況を「マイページ」にて確認できるようになります。
(5) 機関誌への投稿
Web上の投稿受付フォームからの手続きに変わります。投稿受付フォームの稼働は4月下旬の予定です。それまでは従来通り,投稿規程にしたがって,「投稿原稿」「投稿確認メモ」「著作権譲渡表明」をjournal■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください)までご送付ください。
(6) 大会の研究発表応募
2020年秋季大会の研究発表応募から,Web上の応募受付フォームを導入します。詳しくは後日お知らせします。
事務体制の変更により,会員の皆様にご不便をおかけする面もあろうかと存じますが,理事会・各委員会は最善を尽くす所存です。ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
日本語学会理事会
(2020年06月04日追記・改訂)
(2020年04月01日追記・改訂)
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202003itaku/
大会懇親会事前申し込みの取りやめについて
日本語学会理事会
大会懇親会の参加について,2010年度秋季大会から事前申し込みを設けていましたが,2020年度春季大会(東京外国語大学)から当日申し込みに一本化することにいたしました。
これにともない,従来,事前申し込み参加費(一般5,000円,学生3,000円)と当日申し込み参加費(一般6,000円,学生4,000円)の2区分であったものが,当日申し込み参加費(一般5,000円,学生3,000円)の1区分のみとなります。
また,懇親会の参加は,当日の大会会場のみでの受付となります。
懇親会の内容について従前からの変更はありませんので,交流の場として引き続きご利用くださいますようお願い申し上げます。
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202002zizen_toriyame/
刊行物の受贈辞退について(お願い)
日本語学会理事会
会員並びに出版者のみなさまから,図書・雑誌・別刷りなどのご労作を,学会宛にご寄贈いただくことが多々あります。先般からお知らせしているように,本学会は2020年3月末日をもって学会事務室を閉室するため,図書・雑誌・別刷りなどの寄贈書の保管が困難になります。
つきましては,今後,図書・雑誌・別刷りなどの受贈を,本学会は一切辞退いたします。ご理解くださいますようお願い申し上げます。
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/202002zitai/
日本語学会会員のみなさま,2020年の年頭にあたり,ご挨拶申し上げます。
2019年度は,これまでの学会運営体制の最後の年度となります。一昨年に刊行されました『日本語学大辞典』の順調な販売成績と,この実績を基盤とする記念講演会を成功裡に終えることができるなど,記念になる年とすることができました。これも,ひとえに,日頃よりお支えくださっている会員のみなさまのお蔭と存じております。心より御礼申し上げる次第です。
これまでも折りに触れて申し上げてきたところですが,本年2020年においては,事務体制がまったく別の形式をとることになります。これまで学会事務室による丁寧な応対をしてきましたが,これを3月までといたします。4月からは,学会事務を専門的に請け負ってきた外部組織にゆだねることになります。すでに他学会の事務をこなしている,実績のある組織におまかせするので,概ね問題なく移行できるものと確信しております。とはいえ,事務体制の変更により,従前どおりとは行きかねる局面もあるかと思いますので,どうか,みなさまのご理解とご協力を切にお願い申し上げます。
さて,事務体制は変わるわけですが,学会として活動は,たゆむことなく,続けていかなければなりません。春・秋の大会においても,また,いまは年3回の刊行となっております機関誌『日本語の研究』も,ますますの充実をめざしたく思うところです。会員のみなさまの研鑽の実りを,研究発表として,また機関誌への投稿として,積極的に反映して下されば幸いです。
この1年,どうか会員のみなさまの研究活動がますます活発になり,多くの発見と豊かな成果で満たされますよう,心よりお祈り申し上げます。
2020年1月吉日
日本語学会会長 金水 敏
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/2020nento_kaityo_aisatu/
このたび,東京堂出版の御好意により,『日本語学大辞典』を新入会員にかぎり,特別価格(税込41250円→新入会員特価28050円)にて販売することとなりました。
申し込み方法など,詳しくはPDFチラシを御覧ください(AcrobatReaderなど,閲覧用ソフトが必要な場合があります)。
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/201912daiziten/
謹告
本学会の元代表理事・渡辺実氏は,2019年12月6日に逝去されました。
謹んで哀悼の意を表します。
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/201912tyoi/
学会事務室の閉鎖にともない,大会予稿集のバックナンバー販売は,2019年12月末日をもって終了します。
会員の皆様には,ご了承くださいますようお願いいたします。
予稿集バックナンバー
https://www.jpling.gr.jp/taikai/yosisyu_hanbai/
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/201911yokosyu_hanbai/
2020年度春季大会以降の発表形態の変更にともない,以下のページを大幅に改定いたしました。
◆大会発表について
https://www.jpling.gr.jp/taikai/presentation/
主な改定内容は,以下の通りです。
1. 口頭発表,ポスター発表,ワークショップのそれぞれの発表形態,発表時間,機器使用(ポスター発表についてはポスターの判型),追加資料の配布の可否,発表賞の対象となるか否かについて明文化しました。
2. 口頭発表でご応募いただいた発表のうち,応募時にポスター発表での発表を可とするもので,委員会においてポスター発表のほうが適当と判断されたものについては,ポスター発表での発表をお願いする場合があることを明記しました。
3. 応募件数について,同一の応募者が同一の大会で筆頭発表者として応募できる件数を,「口頭発表・ブース発表のいずれか1件とワークショップにおける発表1件の合計2件」から,「口頭発表・ポスター発表・ワークショップのいずれか1件」としました。
4. 応募用要旨の提出ファイルを,「Wordファイル等とPDFファイルの両方」から「PDFファイル」のみとしました。
5. ワークショップの応募用要旨作成にあたっては,発表者(筆頭発表者・共同発表者)の氏名と役割を明記していただくことにしました(シングルブラインド審査の実施)。
6. 二重発表の禁止について,以下のように文言を変更しました。
(変更前)他の学会などで発表したもの,あるいは発表する予定のものとほとんど同じ内容の発表応募を禁じます。
(変更後)他の学会などで既に発表した,もしくは発表の申し込み中である内容,また,既に学術刊行物に掲載された,もしくは投稿中である論文と極めて類似する内容の発表応募を禁じます。
7. これまでの口頭発表,ワークショップの大会発表要領には,以下の規定がありましたが,発表時のプレゼンテーション上の自由度を損なうものと考え,明文化しないことにいたしました。
「パワーポイントを使用する場合,スライドに提示する内容は予稿集に沿ったものに限ります。予稿集にない内容(特に分析結果等)を加える,予稿集とは異なる構成にする等の変更は一切禁止します。資料番号等は,予稿集の番号と一致させてください。」
明文化はしないものの,審査を経て採用された発表が,予稿集の内容から大幅に逸脱することは望ましいことではない,という点についてはご理解いただき,発表の際には十分にご留意くださいますようお願いいたします。
大会企画運営委員会
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/201911taikai_kaitei/
2020年度からの学会業務の委託について
日本語学会理事会
日本語学会理事会は,2020年度からの事務体制変更に向けて,学会業務の整理に取り組むとともに,学会業務の一部を委託する請負先の選定作業を行ってきました。選定にあたっては,言語系学会の業務委託において実績のある数社に対して,会社訪問によるサービス内容等の調査,見積りの取得,あるいは,他学会から評判の収集を行い,理事会で慎重に検討を重ねてきました。
最終候補となった2社に対しては,再度の会社訪問を行い,業務内容と条件ができるだけ等しくなるような形で再度の見積りを取り,費用,提供サービスの内容,技術力,人的資源,実績などを考慮し,理事会で精査・熟考した結果,2020年度からの学会業務の委託先として国際文献社を選定するに至りました。
委託を予定している主な業務は以下の通りです。
- 事務局業務(入退会受付,会員情報管理,会費徴収,問い合わせ窓口)
- 会計業務(出納管理,帳簿管理,決算)
- 機関誌編集支援業務(投稿受付)
- 大会開催支援業務(発表応募受付,予稿集作成)
- 選挙支援業務(Web選挙)
なお,業務委託開始により,マイページサービス(会員情報変更,会費照会など)が始まります。
また,業務委託の実施により,大幅な歳出減が見込まれます。年来の財政構造赤字が解消します。
今後は,業務委託移行の実務段階に入ります。会員サービスの低下や停滞が起こらぬよう円滑な移行を目指します。
各種問い合わせ先などの変更については,詳細が決まり次第お知らせします。
日本語学会の活動に対して,引き続き,御支援,御協力のほど,お願い申し上げます。
追加情報をこちらの記事に掲載しました。https://www.jpling.gr.jp/notice/202003itaku/(2020年3月10日掲載)
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/201911itaku/
会費滞納に対する措置の変更について
日本語学会理事会
これまで,会費滞納会員に対しては,2年滞納で退会扱いとし,退会扱いまでの2年間機関誌を送付してきました。2020年度からは,1年滞納で機関誌送付を停止し,2年滞納で退会扱いとすることに改めます。2019年度の会費が未納の方には,機関誌16巻1号(2020年3月下旬頃発送予定)が届かないことになります(会費納入が確認され次第送付いたします)。会員の皆様には,ご了解くださいますようお願い申し上げます。
なお,この変更は評議員会(2019年10月26日)で審議・承認され,関係の「日本語学会会費に関する規則」が改定されました。
日本語学会会費に関する規則
https://www.jpling.gr.jp/gaiyo/kisoku/kaisoku/#kaisoku6
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/201911kaihi/
評議員・会計監査選挙,理事選挙,会長選挙の変更について
日本語学会理事会
評議員選挙は,以前は候補者を50人にしぼり込んでから,マークシート投票用紙で25人を選ぶ方式で行っていましたが,候補者が固定する傾向があったことから,2015年実施分から,全会員を候補として10人の氏名を書いて投票する方式に変えました。ところが,千数百人の候補から10人を選ぶことの困難さから,投票率の低下,候補者名簿のはじめの方に掲載される人への票の偏りなどの問題が指摘されるようになりました。
また,会計監査の選出は,以前は評議員会で行っていましたが,学会活動を監査するという重要な任務を担うことに鑑み,2015年実施分から,評議員選挙と同時に会員による選挙を行うように変更しました。ところが,評議員選挙と会計監査選挙を同時に行うことで,開票実務が煩雑になるなどの問題が生じていました。
今期理事会では,これらの問題を解決するための検討を重ねてきましたが,このほど,改定案を評議員会に提案し,承認されました。
今回の変更の要点は,次の通りです。
- 事務委託先が提供するWeb投票システムを用いて,電子投票を導入し,投票のしやすさ,開票作業の効率化を実現する。
- 候補者をしぼり込む段階から全会員が容易に参加できる,二段階投票を行う。
- 評議員選挙と会計監査選挙を同時に行う手順を,開票実務の円滑化の視点で整理する。
さらに,全評議員を候補者として評議員が投票する理事選挙,全理事を候補者として評議員が投票する会長選挙も,同じWeb投票システムを用いた電子投票で行うように変更しました。あわせて,従来は会長が実施責任者であったこれらの選挙も,評議員・会計監査選挙と同じく,選挙管理委員会の責任で行うこととし,選挙管理委員会を常設の委員会とすることにしました。
なお,改定された会則と,新たに制定された選挙施行規則は,下記ページに全文を掲載しています。
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/201911senkyo/
会長経験者の理事再任について
日本語学会理事会
学会役員人事の流動性を高めるため,評議員会の審議・承認を経て,会長経験者の理事再任禁止を「日本語学会会則」に盛り込みましたので,お知らせします。
なお,会則全文は下記ページをご覧ください。
日本語学会会則
https://www.jpling.gr.jp/gaiyo/kisoku/kaisoku/#kaisoku1
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/201911kaisoku/
本学会の元理事・小林芳規氏が令和元年度の文化功労者に選ばれました。
謹んで祝意を表します。
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/201911syukui/
自然災害により被害を受けられた会員の皆様の年会費免除について
日本語学会理事会
「令和元年台風第15号」「令和元年台風第19号」により被災された会員の皆様に,心よりお見舞い申し上げます。
日本語学会では,自然災害により被害を受けられた会員の皆様に,年会費免除の支援を行っております。ご自宅やご勤務先が被災された場合には,以下の2つの書類を添えて,本学会事務室までお申し出ください。
理事会の審議によって免除が妥当と判断された場合,年会費を免除いたします。
(1) 会費免除申請書(学会所定様式,本学会HPよりダウンロード)
(2) 自治体発行の罹(被)災証明書のコピー(入手できない場合には,学会事務室にご相談ください)
申請受付期間は災害発生後1年間です。申請は随時受け付けます。
学生会費を適用する会員の皆様は,扶養者の方が被災された場合も申請の対象となります。
申請について詳しくは,本学会HPをご覧ください。
https://www.jpling.gr.jp/kaiin/kaihi/#saigai
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『日本語学大辞典』刊行1周年記念公開講演会 開催報告
日本語学会広報委員会
11月23日,東京大学にて開催されました,『日本語学大辞典』刊行1周年記念公開講演会は,雨天ながらも,100名以上の方が来訪され,成功裡に終えることができました。 「公開」と銘打ったとおりに,非会員の方の参加がありましたのは何よりでした。
全体のプログラム進行は1分の出入りもなく,きわめて順調に進みました。これは,まず,『日本語学大辞典』編集委員長・月本理事の,簡潔ながらも要点をおさえた開会挨拶とともに,ミニ・シンポジウムの先生方の手際のよさに依ります。フロアからの質問を4件も受ける時間が取れましたのも幸いでした。ことに20~30歳代の方から実質的な質問もありましたのは,嬉しいことでした。
講演の川添先生は,自己紹介にはじまり,研究者の道を断念した経緯におよびつつ,AIによる翻訳の例などを引いて,AIがどんなことをしているのかを見据えた,冷静かつ現実的な分析をもとに日本語研究の未来について語ってくださいました。
対談も終始なごやかに進行し,楽しくも示唆的なお話になりました。 森山理事の閉会挨拶は,川添先生の講演中,詳細を思い出せなかった小学校教材に明確に応じたお話しもあり,締めくくりにふさわしくまとめてくださいました。
当日の様子の写真を掲載します。また,こちらにも写真をまとめましたので御覧ください(Facebookのアルバムが開きます)。
御参加のみなさまには,改めて御礼申し上げます。
(2019年11月29日追記)
40年ぶりに改訂されました『日本語学大辞典』もお蔭様で順調に販売されております。
ここに,刊行1周年を記念して,公開講演会を開催する運びとなりました。
講師には,川添愛先生をお迎えします。九州大学大学院,南カリフォルニア大学,京都大学大学院にて理論言語学を専攻。言語学者として「東ロボくん」プロジェクトに参画される一方,作家としては話題作『白と黒のとびら オートマトンと形式言語をめぐる冒険』(東京大学出版会),『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」』(朝日出版社)ほかをご執筆,そして最新刊の『数の女王』(東京書籍),長編ミステリー『聖者のかけら』(新潮社)の上梓と,幅広くご活躍であることはご承知のことと思います。
公開講演会となりますので,会員ではない方もどうぞふるって御参加ください。
ネット配布可能なフライヤー・画像をご用意しました。ご活用ください。モノクロ版は印刷用の白地主体のものです。
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PDFファイル | カラー | モノクロ |
表面画像 | カラー | モノクロ |
期日 2019年11月23日(土・祝)
会場 東京大学文学部3番大教室
本郷キャンパス国際学術総合研究棟1階
https://www.u-tokyo.ac.jp/camp
*最寄り駅:本郷三丁目(都営地下鉄大江戸線・東京メトロ丸の内
プログラム
13:00 開場
13:30-13:40 開会挨拶(10分)
月本雅幸(日本語学会理事・『日本語学大辞典』編集委員長/東京
13:40-14:40 ミニシンポジウム(60分)
『日本語学大辞典』が拓く世界
小野正弘(日本語学会副会長/明治大学教授)
木部暢子(国立国語研究所副所長)
天野みどり(大妻女子大学教授)
小木曽智信(国立国語研究所教授)
14:40-15:00 休憩(20分)
15:00-16:00 講演(60分)
川添愛氏「日本語研究の未来を考える」
16:00-16:15 休憩(15分)
16:15-16:45 対談(30分)
川添愛氏と金水敏(日本語学会会長/大阪大学教授)
16:45-16:50 閉会挨拶(5分)
森山卓郎(言語系学会連合運営委員/日本語学会理事/早稲田大学
主催:日本語学会 協賛:東京堂出版 後援:言語系学会連合
書籍展示:東京大学出版会 東京堂出版 武蔵野書院
川添愛先生の著作 https://www.amazon.co.jp/s?k=%
川添愛先生の最新作(新潮社)が刊行されました。中世キリスト教会が舞台のミステリー長編です。
『聖者のかけら』 → https://www.shinchosha.co.jp/book/352891/
『白と黒のとびら』 → http://www.utp.or.jp/book/b306
『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』 → https://www.kinokuniya.co.jp/f
『数の女王』 → https://www.tokyo-shoseki.co.j
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「日本語学会論文賞」規程および「日本語学会大会発表賞」規程の一部改定について(2019年5月改定)
日本語学会理事会
日本語学会では,若手・新進の研究者の支援を主な目的として,2014年に「日本語学会論文賞」「日本語学会大会発表賞」の2つの学会賞を創設し,審査,授賞してまいりましたが,この間,審査の方法や規程などにいくつかの問題点が見出されたため,理事会内に学会賞制度検証ワーキンググループを設置して,制度全体の見直しを行いました。
その見直しを受け,「日本語学会論文賞」規程および「日本語学会大会発表賞」規程の一部を改定いたします。
「日本語学会論文賞」規程に関する改定点は,以下の4点です。
- 授賞対象とする論文の掲載号数を4から3に変更しました(第2条第1項)。
- 授賞可能な回数を,「1回」から,「同一執筆者(共著の場合は執筆者全員が同一)への授賞は1回」と変更しました(第2条第3項)。
- 選考委員会の構成を,「編集委員長(委員長),編集委員2名,理事1名の計4名」から,「理事1名(委員長),編集委員長(副委員長),評議員若干名」に変更するとともに(第3条第2項),委員の選出方法についても変更を加えました(第3条第3項)。また任期についても,委員長以外を年ごとに委嘱するものから,委員長・副委員長の任期を3年,その他の委員を1年に改めました(新規程第4条として追加)。
- その他,規程の内容に整合性をもたせるように文言を改めました(新規程第7条)。
これらの改定を行った主な理由は,次の通りです。
1は,機関誌『日本語の研究』の刊行が年4回から年3回へと変更されたことを受けたものです。
2は,共著論文が増えてきたことに対応するものです。単著論文,共著論文にかかわらず,執筆者がすべて同じという場合以外は再度の受賞が可能であることを確認し,そのことがわかるように文言を修正しました。具体的には,たとえば,一度単著論文で受賞した方が再度単著論文で受賞することはできませんが,一度共著論文で受賞した方が,次に単著論文で受賞することは可能です。
3は,審査を従来よりもさらに厳格,公正,迅速に実施するために,選考委員の構成およびその選出方法に変更を加えたものです。専任の委員長を理事から選出するとともに,編集委員2名に代わって,評議員若干名を加えることとしました。
4は,論文賞が論文に与えられるものであることを明確にしたものです。
なお,本改定は,2019年5月29日付けでなされるもので,2019年刊行の第15巻から改定規程が適用されます。
「日本語学会大会発表賞」規程に関する改定点は,以下の5点です。
- 授賞対象とする発表形態を示す文言を,「学会が授賞対象として指定する発表形態においてなされる各大会の発表」に改めました。(第2条第1項)。
- 授賞可能な回数を,「1回」から,「同一発表者(共同発表の場合は発表者全員が同一)への授賞は1回」と変更しました(第2条第3項)。
- 選考委員会の構成を,「大会企画運営委員長(委員長),大会企画運営委員2名,理事1名の計4名」から,「理事1名(委員長),大会企画運営委員長(副委員長),評議員2名」に変更するとともに(第3条第2項),委員の選出方法についても変更を加えました(第3条第3項)。また任期についても,委員長以外を大会ごとに委嘱するものから,3年へと改めました(新規程第5条第1項として追加)。
- 従来,大会ごとに委嘱していた審査員を,任期3年で委嘱する「常任審査員」と,大会ごとに委嘱する「臨時審査員」に分けるとともに,その委嘱の方法を定めました(新規程第4条および第5条第2項として追加)。
- その他,規程の内容に整合性をもたせるように文言を改めました(新規程第7条および第8条)。
これらの改定を行った主な理由は,次の通りです。
1は,今後,発表形態の種別に変更があった場合にも柔軟に対応できるように,文言に変更を加えたものです。
2は,共同発表が増えてきたことに対応するものです。単独発表,共同発表にかかわらず,発表者がすべて同じという場合以外は再度の受賞が可能であることを確認し,そのことがわかるように文言を修正しました。具体的には,たとえば,一度単独発表で受賞した方が再度単独発表で受賞することはできませんが,一度共同発表で受賞した方が,次に単独発表で受賞することは可能です。
3は,審査を従来よりもさらに厳格,公正,迅速に実施するために,選考委員の構成およびその選出方法に変更を加えたものです。専任の委員長を理事から選出するとともに,大会企画運営委員2名に代わって,評議員2名を加えることとしました。
4は,審査をより組織的にまた十全に実施するための体制変更に伴う追加です。
5は,大会発表賞が発表に与えられるものであることを明確にしたものです。
なお,本改定は,2019年5月29日付けでなされるもので,2019年秋季大会から改定規程が適用されます。
今後とも引き続き,学会賞を厳格に選考するための組織と方法に検討を加えて行く所存です。会員の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
「日本語学会論文賞」規程
「日本語学会大会発表賞」規程
「日本語学会論文賞」規程改定新旧対照表(PDFが開きます)
「日本語学会大会発表賞」規程改定新旧対照表(PDFが開きます)
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このたび,日本語学会理事会は「日本語学会運営方針大綱」をお示しすることとしました。会員の皆様には,ご一読くださり,ご理解とご支援をたまわりたく存じます。よろしくお願いいたします。
日本語学会会長 金水敏
日本語学会運営方針大綱
日本語学会理事会
趣旨
昨今の会員減少を主たる要因として学会の運営財源が縮小する中,今後とも学会としての責務を十全に果たしつつ,安定した学会運営を持続していくために,以下のような運営方針の大綱を定める。2019年度〜2020年度の間は,特別な事情のない限り,この大綱に沿って日本語学会を運営していくこととする。
1. 事務体制の変更について
事務室を中心に行ってきた主要な学会運営業務を,事務代行業者への業務委託に切り替えていく。業務委託のできない業務については整理して委員等に割り振るか,または業務自体を廃止する。具体的には,下記のような業務である。
1 会員管理(入退会の処理,会員データベースの維持管理等)
2 会計管理(会費収受,各種経費の支出,帳簿管理等)
3 事務局機能(各種手続きの起案・実施,各種問い合わせへの対応,文書管理等)
4 機関誌編集業務(投稿受付・管理,著者・出版社・印刷所とのやりとり等)
5 大会業務(大会発表応募受付,大会発表予稿集の編集,大会参加費・懇親会費の収受等)
以上の移行に伴い,事務室および事務室員制度は廃止する。
2. 事務体制変更のスケジュール
1に掲げた事務体制の変更は,概ね下記のようなスケジュールで進めるものとする。
2019年度上半期 | 現在の各種事業について精査し,事務委託の準備を進める。 事務代行業者の選定を進める。 |
2019年度下半期 | 事務代行業者を決定し,事務委託契約を結ぶ。 事務室を閉室する。 |
2020年度当初 | 新体制での運営を開始する。 |
(以上)
〈追記〉この大綱は,2019年5月5日に理事会で決定され,同年5月18日に評議員会で承認されました。以上の経過は,同年5月19日の会員総会にて報告されました。
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/201905uneihosin/
このたびの2019年度春季大会において,「大会運営サポーター」を導入することになりました。
〈趣旨〉
・日本語学会の大会運営に若手会員に参画してもらうことで,中堅以上の会員と若手会員の間のネットワークを構築し,大会運営の効率化と大会の活性化をはかる。
〈募集条件〉
・日本語学会の会員であること。
・大学院生もしくは大学院修了後数年程度の若手研究者であること。
・学会運営に参画することに意欲的であること。
〈主な業務内容〉
・大会1日目午前開始の事前打合せに参加。
・大会1日目午後の口頭発表会場の会場係(マイク,照明等)を担当。
・大会2日目午後の大会企画の会場係(資料配付,マイク等)を担当。
(担当会場は希望を聞いたうえで割り振ります。)
〈その他〉
・大会参加費免除。
(旅費・懇親会参加費は自己負担でお願いします。)
・大会運営サポーターMLにて情報共有。
2019年度春季大会は,試験的に会場校(甲南大学)の近郊の大学に所属している学会関係者の紹介により,下記の9名がサポーターとして参加します。
市地 英(大阪大学大学院生) 上林 葵(大阪大学大学院生)
徐 茂峰(関西大学大学院生) 高谷由貴(岡山大学研究員)
山際 彰(関西大学非常勤講師) 山口翔平(関西大学大学院生)
山口龍輝(関西大学大学院生) 山田伸武(大阪大学大学院生)
山本 空(関西大学大学院生)
今後の大会についても募集いたしますので,若手会員の皆様には,積極的なご参加・ご協力をお願いいたします。
大会運営サポーター導入のお知らせ(チラシのPDFが開きます)
【お申し込み・お問い合わせ】
taikai■■jpling.gr.jp(日本語学会 大会企画運営委員会)
※■■は@に置き換えてください
大会企画運営委員会
会員の皆様
日頃、日本語学会の活動にご理解をいただき、まことにありがとうございます。
過日、学会ホームページにて実施いたしました「日本語学会の活性化についてのアンケート」には、多くの会員の皆様にご協力をいただき、まことにありがとうございました。
皆様のご回答のうち、数値でお示しできるものについて、集計結果をご報告いたします。以下のURLからご参照ください。
https://www.jpling.gr.jp/kaiin/questionnaire/
アンケートの結果やいただきましたご意見をしっかりと受け止め、今後の学会運営に活かしてまいりたく存じます。
会員の皆様には、引き続きご支援、ご協力を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
日本語学会会長 金水敏
会員の皆様
日頃、日本語学会の活動にご理解をいただき、まことにありがとうございます。
10月5日から31日まで学会ホームページにて実施しておりました「日本語学会の活性化についてのアンケート」には、多くの会員の皆様にご協力をいただき、ありがとうございました。
アンケートの結果や頂戴しましたご意見につきましては、理事会において精査、検討し、今後の学会運営に活かしてまいります。また、折を見てアンケート集計結果をお示しいたします。
会員の皆様には、引き続きご支援、ご協力を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
日本語学会会長 金水敏
会員の皆様
日頃、日本語学会の活動にご理解をいただき、まことにありがとう
10月13日(土)~14日(日)に開催された日本語学会201
大会1日目のご挨拶でも申し上げましたとおり、現在以下URLに
日本語学会ホームページ「日本語学会の活性化についてのアンケート」
https://www.jpling.gr.jp/2018questionnaire/
回答はほとんどが選択式で、10分ほどで終了する簡単なアンケー
締切が今月末【10月31日(水)】となっておりますので、なに
また、すでにご回答くださいました皆様には、心より御礼申し上げ
日本語学会会長 金水敏
※会員特別価格での販売は2019年3月末日をもって終了しました。
学会創立70周年を記念する事業として企画された『日本語学大辞典』が10月10日に刊行されました。『国語学大辞典』(1980年刊、東京堂出版)の全面改訂となります。
つきましては,会員特別価格での販売について改めてご案内します。以下二点,ご注意ください。
会員特別価格での販売は12月末日までとなります好評につき,2019年3月末日まで延長になりました。お申し込みはFAXかメールのみとなります。
詳細は,こちら(→『日本語学大辞典』会員販売案内)をご覧ください。AcrobatReaderなど,閲覧用ソフトが必要な場合があります。
※海外会員向け(中国・韓国)のご案内の用意ができました。割引率は国内販売の会員価格よりも低いですが,通常の価格よりは安くなるとのことです。詳細はこちら(→中国用・韓国用)をご覧ください。
なお,本辞典の内容,購入方法等に関する問い合わせは,日本語学会事務室ではなく,すべて(株)東京堂出版にお願いいたします。
連絡先は次のとおりです。
TEL 03-3233-3741
FAX 03-3233-3746
e-mail eigyo-5164@tokyodoshuppan.co.jp
日頃、日本語学会の活動にご理解を賜り、まことにありがとうございます。
2018年6月から新しい執行部のもとで学会運営をスタートするにあたり、会員のみなさまの日本語学会に対するご期待やご要望を承り、今後の運営に役立てたいと考え、Webアンケート(無記名式)を企画しました。以下URLからご回答いただけます。
日本語学会ホームページ「日本語学会の活性化についてのアンケート」
https://www.jpling.gr.jp/2018questionnaire/
ほとんどが選択式の回答で済む簡単なアンケートです。正味10分ほどで終了するかと思いますので、なにとぞ回答にご協力を賜りますようお願い申し上げます。
日本語学会会長 金水敏
「平成30年北海道胆振東部地震」で被災された会員の皆様
日本語学会理事会
このたびの「平成30年北海道胆振東部地震」により被災された会員の皆様に,心よりお見舞い申し上げます。
被害の甚大さに鑑み,日本語学会では,被災されるか,避難生活を余儀なくされている皆様の2018年度(平成30年度)会費を免除いたします。
また,学生の会員で実家が被災されるか,あるいは実家の御家族が避難生活を余儀なくされている皆様に対しても,同じく会費を免除いたします。
いずれの場合も,すでに2018年度の会費を納入された方は,2019年度分を免除いたします。
なお,新入会員の場合も,2018年度分の会費を免除いたします。
被災による会費免除を希望される場合は,次の内容を電子メール(office■■jpling.gr.jp ※■■は@に置き換えてください),またはFAX(03-5802-0615)にて,日本語学会事務室にご連絡いただきますようお願いいたします。
(1)氏名
(2)住所・連絡先(電話番号・メールアドレス等)
(3)所属先
(4)詳しい被災状況
なお,申請期間は,2018年9月18日から2019年9月17日までとします。
ご不明の点がございましたら日本語学会事務室までお問い合わせください。
本年度より『日本語の研究』の刊行が,年4回(1月・4月・7月・10月)から,年3回(4月・8月・12月)に変更されました。これに伴い,査読のスケジュールを変更するため,現在、投稿規程の改定作業を進めております。
現行の「投稿規程」では,審査のための編集委員会が3・6・9・12月上旬に行われるとされていますが,次の査読審査は11月に行われ,採用の場合,15巻1号(2019年4月1日刊行)に掲載されます。
従いまして,15巻1号への投稿を予定されている会員のみなさまには,9月末をめどに投稿を完了していただけますよう,お知らせいたします。
ご不便をおかけしておりますことを,お詫び申し上げます。
編集委員会
謹告
本学会の元代表理事・山口明穂(やまぐち・あきほ)氏は,2018年8月27日に逝去されました。
謹んで哀悼の意を表します。
※会員特別価格での販売は2019年3月末日をもって終了しました。
『国語学大辞典』(1980年刊、東京堂出版)
なお,本辞典の内容,購入方法等に関する問い合わせは,日本語学会事務室ではなく,すべて(株)東京堂出版にお願いいたします。連絡先は次のとおりです。
TEL 03-3233-3741
FAX 03-3233-3746
e-mail eigyo-5164@tokyodoshuppan.co.jp
「平成30年7月豪雨」で被災された会員の皆様
日本語学会理事会
このたびの「平成30年7月豪雨」により被災された会員の皆様に,心よりお見舞い申し上げます。
被害の甚大さに鑑み,日本語学会では,被災されるか,避難生活を余儀なくされている皆様の2018年度(平成30年度)会費を免除いたします。
また,学生の会員で実家が被災されるか,あるいは実家の御家族が避難生活を余儀なくされている皆様に対しても,同じく会費を免除いたします。
いずれの場合も,すでに2018年度の会費を納入された方は,2019年度分を免除いたします。
なお,新入会員の場合も,2018年度分の会費を免除いたします。
被災による会費免除を希望される場合は,次の内容を電子メール(office■■jpling.gr.jp ※■■は@に置き換えてください),またはFAX(03-5802-0615)にて,日本語学会事務室にご連絡いただきますようお願いいたします。
(1)氏名
(2)住所・連絡先(電話番号・メールアドレス等)
(3)所属先
(4)詳しい被災状況
なお,申請期間は,2018年7月26日から2019年7月25日までとします。
ご不明の点がございましたら日本語学会事務室までお問い合わせください。
本年度より『日本語の研究』の刊行が,年4回(1月・4月・
2018年5月19日開催の評議員会において,「庶務委員長」という役職名を「事務局長」に改称することが認められました。あわせて,「庶務委員」が「事務局委員」に,「庶務委員会」が「事務局委員会」にそれぞれ改称されます。
この改称に伴い,会則及び諸規則の一部を改定することも認められました。改定された会則,規則については,『日本語の研究』第14巻3号に新旧対照表を掲載予定です。
「日本語学会会則」および「日本語学会会長選挙施行規則」による投票の結果,金水敏氏が日本語学会次期会長に選出されましたので,お知らせいたします。
※会員特別価格での販売は2019年3月末日をもって終了しました。
『国語学大辞典』(1980年刊、東京堂出版)の全面改訂となる『日本語学大辞典』の刊行が予定されております(2018年9月25日)。つきましては「会員販売用」特別価格の事前予約についてご案内します。詳細は、こちら(→日本語学大辞典会員販売案内)からPDF形式のファイルをダウンロードの上、ご覧ください。なお閲覧にはAcrobat Reader等が必要な場合もあります。
会員ならびに関係各位
日本語学会(以下,本学会:改称以前の国語学会時代を含む)では,これまで,機関誌『日本語の研究』等,本学会の名義で公表する著作物の著作権を,各論文等の著者に帰属するものとして参りましたが,すでに本学会サイトおよび機関誌上に掲げたとおり,2017年11月11日,『日本語学会著作権規程』(以下,本規程)を制定し,2018年1.月1日以降,本学会の名義で公表する著作物の著作権を,原則として,本学会に帰属するものと定めました。
この規程は,現在および将来にわたり,本学会が,各著者による論文等の編集,配布,Web上での公開,あるいは将来予想される新技術による公表等に際して,柔軟・円滑に対応し,責任を持って提供するためには,本学会の名義で発行する著作物に対する著作権を,明確に本学会に帰属するものと規定する必要があるとの考えにより,定めたものです。
本規程発効以降に投稿・寄稿される著作物に関しては,本規程(第3条)の定めるところに従い,各著者に著作権譲渡の意思表明をお願いしておりますが,今般,この公告を以て,2017年以前に,本学会の名義で発行された著作物所載の各論文等の著者および著作権継承者の皆様にも,著作権の譲渡をお願いいたしたく存じます。
本来であれば,各著者から個別に著作権譲渡の承諾を頂戴する必要がありますが,本学会発足以降の全ての記事について個別の手続きを行おうとすると,その事務処理は膨大なものとならざるをえません。そこで,本学会としては,本規程(付則2)および他学会等での通例に従い,これらの記事の著作権については,本公告によって譲渡されたものと見なさせていただきます。なお,本規程(第6条)にも明記するとおり,著作権譲渡以降も,著者自身による当該記事の利用を妨げるものではありません。なにとぞ,ご了承いただきますようお願い申し上げます。
著者および著作権継承者の方で,この措置にご異議のある場合,あるいはご不審の点等がある場合は,2018年10月31日までに,下に掲げる本学会事務室まで文書か電子メールで,その旨をお申し出下さい。また,この公告が全ての著者または著作権継承者の目に触れるとは限らないと思われますので, 本公告を知る機会がなかった等の理由で,期限後にお申し出があれば,個別にご相談させていただきます。
以上,皆様のご理解とご協力とをお願いする次第です。
日本語学会
連絡先
日本語学会事務室
〒113‐0033 東京都文京区本郷1丁目13番7号 日吉ハイツ404号
電話・FAX 03(5802)0615
E-MAIL:office■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください)
「日本語学会会則」および「日本語学会理事選挙施行規則」による投票の結果,以下の方々が次期理事に選任されましたので,お知らせいたします。
小野正弘,金水敏,近藤泰弘,渋谷勝己,清水康行,高山倫明,田中牧郎,月本雅幸,森山卓郎
2016年度日本語学会論文賞が決定しました。
- 辻本桜介氏「主節主体の動きを表す動詞終止形に接続するトテについて―引用と異なる機能の分析―」(『日本語の研究』第12巻2号、2016年4月)
- 久保薗愛氏「鹿児島方言における過去否定形式の歴史」(『日本語の研究』第12巻4号、2016年10月)
授賞理由は以下のページをご覧ください。
2016年度日本語学会論文賞 http://www.jpling.gr.jp/kaiin/gakkaisyo/ronbunsyo/#ronbunsyo2016
なお,授賞式は,2017年5月14日(日)に開催される春季大会(関西大学)の大会式典で行います。
2015年度日本語学会論文賞が決定しました。
- 坂井美日氏「上方語における準体の歴史的変化」(『日本語の研究』第11巻3号、2015年7月)
- 堀川宗一郎氏「鎌倉時代における仮名文書の「とん」―固定的連綿―」(『日本語の研究』第11巻4号、2015年10月)
授賞理由は以下のページをご覧ください。
2015年度日本語学会論文賞 http://www.jpling.gr.jp/kaiin/gakkaisyo/ronbunsyo/#ronbunsyo2015
なお,授賞式は,2016年5月15日(日)に開催される春季大会(学習院大学)の大会式典で行います。
2015年度日本語学会秋季大会発表賞決定のお知らせ
会長 仁田義雄
2015年度秋季大会の「日本語学会大会発表賞」が決定しました。
本賞は,若手・新進の研究者の支援を主な目的とし,2014年度に創設されたものです。
- 川口敦子氏 「天草版『平家物語』の注記記号が持つ意味」
- 原田走一郎氏 「南琉球八重山黒島方言における二重有声摩擦音とその揺れ」
授賞理由は以下のページをご覧ください。
2015年度日本語学会秋季大会発表賞 http://www.jpling.gr.jp/kaiin/gakkaisyo/happyosyo/#happyosyo2015b
なお,授賞式は,2016年5月14日(土)・15日(日)に学習院大学で開催される春季大会の期間中に行います。
(2015年12月11日掲載)
2015年度秋季大会の大会式典(2015年11月1日)において,2015年度日本語学会春季大会発表賞の授賞式を行いました。受賞者の遠藤佳那子氏,坂喜美佳氏に,表彰状と副賞が贈られました。
授賞発表と授賞論文の詳細は,日本語学会賞のページをご覧ください。
先般,文部科学省が「国立大学法人等の組織及び業務全般の見直しについて」という通知を出しました。それに対する理事会の基本的立場を,会員の皆さまにお伝えしたいと思います。日本語学会は,この通知に含まれている内容に対して深く危惧しており,反対の意を表明します。また,日本語学会が幹事学会を勤め,40近い学会・研究会が参加している言語系学会連合からも文科省のこの通知に対して,何らかの声明が発表されることになっていることをお伝えしておきます。この通知に対する基本的立場およびそれを表明することは,既に理事会で承認されたものですが,以下に記す文章は,私の責任によるものです。
この文科省の通知には,「組織の見直し」という項目のもと,「教員養成系学部・大学院,人文社会科学系学部・大学院については,18歳人口の減少や人材需要,教育研究水準の確保,国立大学としての役割等を踏まえた組織見直し計画を策定し,組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換に積極的に取り組むよう努めることとする」という文言・内容が含まれています。簡単に言えば,この通知は,教員養成系・人文社会科学系の組織は,社会がさほど必要としないから,縮小・廃止の方向にもっていき,社会が必要とする分野の組織に変えなさい,というものです。
出来ることなら豊かに平穏に生きたい,と思うのが,人の常ではないでしょうか。また,この種の願望を持つことは,人として決して贅沢なことではないし,全ての人がこの種の願望を持ち得,その実現のために歩んでいき得る社会でなければと思います―理想に過ぎないにしても―。私たちの生存を支え,さらにそれを豊かに平穏なものにするためには,生存を支えそれを豊かに平穏にするための物や環境が整っていることが不可欠です。そのような物や環境の実現・発展には,科学技術の革新が重要な役割を果すことは言を待ちません。今まで治せなかった病気が治るようになる,便利で快適な生活を送ることができる,さらにより多くの人がその恩恵を享受できるなど,といったことが可能になるのは,科学技術が進み,それが多くの人が利用可能なレベルまで大衆化しているからでしょう。その意味で,人の豊かで平穏な生存の実現には,科学技術の進歩が不可欠ですし,それを用意し推す進める知の発展が,これまた不可欠です。
ただ,原子爆弾のように,科学技術の進歩の結果生み出されたものが,豊かな生どころか,人間の生存そのものを脅かすことがあるのも,また否定しがたい事実です。科学技術の進歩が生み出した成果を,何のためにいかに使うかが熟慮されなければなりません。科学技術を推し進める知とともに,そもそも科学技術を発展させることがなぜ必要なのか,科学技術の発展は何のためにあり,いかに活かされなければならないのかを問う知が用意され研ぎ澄まされていなければなりません。このようなことは,今さら改めて言うまでもないことであろうと思われます。その意味で,自然科学系の知だけではなく,人文社会科学系の知が必要なことは,言うまでもないことでしょう。さらに両者の知を深め大衆化するために,研究・教育機関が必要なことも言を待たないと思われます。
この地球上には多様な人が生きており,したがって,人が感じる豊かさや幸せの内実も多様であろう,と思われます。豊かさや幸せの多様さを知り,それを尊重し合うことは,地球という運命共同体的な世界の中にいる私たちが生き残るうえにあっても重要なことだ,と思われます。その種の姿勢・認識の獲得・深化にも人文社会科学系の知は,重要な役割を果しています。
私などは,人間は言語を持つことによって人間になり,人間の自己実現には言語が深く関わっていると思っております。日本語を核とする言語の多様な現れ・多様な側面を対象として,自らの研究・教育を推し進めることを務めとしている我が学会の活動は,直結するあり方ではないかもしれませんが,深いところで,人間というものへの認識の深化,人の自己実現そのものの追及に寄与している,と思っています。
学問・研究が,社会さらにその中に生きている人間に必要とされ役立つことが重要であることは言うまでもありません。自然科学系とは異なって,人文社会科学系の研究分野での成果は,社会やその中に生きる人間の差し迫った要求に,目に見える形で直ちに役立つとは感じられない場合が少なくありません。ただ,既に述べたように,人間の豊かな生存には,自然科学系の知だけでなく,人文社会科学系の知の発展がともに必要です。研究・教育は,社会の差し迫った要請に応えるだけでなく,30年・50年さらにその先を見据えて行われなければなりません。従来の研究や教育に対する自覚的反省は,当然必要なことです。ただ,深いところで必要ではありながらも直ぐには社会に役立つ成果をもたらさない,ということで,それを切り捨て,その時その時の社会的要請に対応する分野・領域への移行を求めようとする状況には,ある種の危うさを感じずにはいられません。
日本語学会会長・仁田義雄
パーマリンク http://www.jpling.gr.jp/notice/mext2015/
文部科学省が「国立大学法人等の組織及び業務全般の見直し」として,人文・社会科学系への改編・縮小に当たる見直しを提言しております。その件につき,学術会議が声明を出し,さらにシンポを開くことにしています。
その声明とシンポの案内のURLを下に記し,こちらからアクセス出来るようにしておきます。
- 日本学術会議幹事会声明「これからの大学のあり方-特に教員養成・人文社会科学系のあり方-に関する議論に寄せて」
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-kanji-1.pdf (日本語pdf)
http://www.scj.go.jp/en/pdf/kohyo-23-kanji-1e.pdf (英語pdf)
- 日本学術会議公開シンポジウム「人文・社会科学と大学のゆくえ」
2015/7/31(金)14:00-17:00 日本学術会議講堂
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/215-s-1a.pdf (pdf)
パーマリンク: http://www.jpling.gr.jp/notice/scj/
2015年度日本語学会春季大会発表賞決定のお知らせ
会長 仁田義雄
2015年度春季大会の「日本語学会大会発表賞」が決定しました。
本賞は,若手・新進の研究者の支援を主な目的とし,2014年度に創設されたものです。
- 遠藤佳那子氏「黒川真頼の活用研究―ラ行変格活用を中心に―」
- 坂喜美佳氏,佐藤亜実氏,内間早俊氏,小林隆氏「方言会話の記録に関する一つの試み」
授賞理由は以下のページをご覧ください。
2015年度日本語学会春季大会発表賞 http://www.jpling.gr.jp/kaiin/gakkaisyo/happyosyo/#happyosyo2015a
なお,授賞式は,2015年10月31日(土)・11月1日(日)に山口大学・他で開催される秋季大会の期間中に行います。
(2015年7月4日掲載)
広報委員会
国立国語研究所のネットワーク機器メンテナンスにともない,雑誌『国語学』全文データベースのサービスを停止します。日本語学会ホームページの『国語学』総目録からのリンクも不通となります。再開し次第,お知らせします。ご不便をおかけいたします。ご了承ください。
会長 上野 善道
5月23日(土)に開催された2015年度評議員会において,以下のことが承認されました。
(1)「日本語学会会費に関する規則」の新規制定
-
従来,機関誌・ホームページ・文書等でそのつど通知していた会費に関する規定を,規則として明文化しました。会費の種別・金額と納入期限,ならびに未納時の対応等が書かれています。
(2)会則の改定
-
「日本語学会会費に関する規則」の制定に合わせて,会員について定めた会則第4条の内容を整理し,入退会の方法と会員の権利を明記しました。
-
会長の任期の上限を「2期6年」から「1期3年」としました(会則第7条a)。副会長も「会長経験を有しない理事」のうちから選出することにしました(会則第7条b)。いずれも会長が重責であることを考慮したものです。
(3)評議員・会計監査選挙施行規則の改定
-
有権者の条件について定めた第4条(1),第5条(1)を以下のように改定しました。役員選挙の有権者は選挙が実施される年度までの会費を全納していることが条件となります。
改定前 公示日前月末までに,前年度までの会費(選挙の行われる年度より前に入会した会員の場合),あるいは当該年度の会費(選挙の行われる年度に入会した会員の場合)を納入していること。
改定後 公示日前月末までに当該年度の会費を納入していること。
2015年度春季大会の大会式典(2015年5月24日)において,2014年度日本語学会秋季大会発表賞,並びに2014年度日本語学会論文賞の授賞式を行いました。大会発表賞受賞者の蛭沼芽衣氏,藤本灯氏,呂建輝氏,論文賞受賞者の岡田一祐氏,富岡宏太氏に,表彰状と副賞が贈られました。
授賞発表と授賞論文の詳細は,日本語学会賞のページをご覧ください。
「日本語学会会則」および「日本語学会会長選挙施行規則」による投票の結果,仁田義雄氏が日本語学会次期会長に選出されましたので,お知らせいたします。
会長 上野 善道
2014年度日本語学会論文賞が決定しました。
- 岡田一祐氏「明治検定期読本における平仮名字体」(『日本語の研究』第10巻4号,2014年10月)
- 富岡宏太氏「中古和文における体言下接の終助詞カナ・ヤ」(『日本語の研究』第10巻4号,2014年10月)
授賞理由は以下のページをご覧ください。
2014年度日本語学会論文賞 http://www.jpling.gr.jp/kaiin/gakkaisyo/ronbunsyo/#ronbunsyo2014
なお,授賞式は,2015年5月24日(日)に開催される春季大会(関西学院大学)の大会式典で行います。
「日本語学会会則」および「日本語学会理事選挙施行規則」による投票の結果,以下の方々が次期理事に選任されましたので,お知らせいたします。
上野善道,木部暢子,工藤真由美,小林隆,渋谷勝己,杉戸清樹,鈴木泰,仁田義雄,野田尚史
広報委員会
国立国語研究所のネットワーク機器メンテナンスにともない,3月20日(金)から3月23日(月)の間,雑誌『国語学』全文データベースのサービスを停止します。日本語学会ホームページの『国語学』総目録からのリンクも不通となります。ご不便をおかけいたします。ご了承ください。
会長 上野 善道
今期理事会では,「学会活動の一層の活性化」を重要な課題に位置づけ,その一環として,若手・新進の研究者の支援を主な目的とした「日本語学会大会発表賞」を創設しました。
このたび,2014年度秋季大会の授賞発表3件が決定しました。
- 蛭沼芽衣氏「音訳真言のアクセント」
- 藤本灯氏「『色葉字類抄』の分類意識―「人事」「辞字」部の動詞形項目の配置を中心に―」
- 呂建輝氏「漢語連濁の史的変遷と意味用法の一側面について」
授賞理由は以下のページをご覧ください。
2014年度日本語学会秋季大会発表賞 http://www.jpling.gr.jp/kaiin/gakkaisyo/happyosyo/#happyosyo2014b
なお,授賞式は,2015年5月23日(土)・24日(日)に関西学院大学で開催される春季大会の期間中に行ないます。
会長 上野 善道
機関誌『日本語の研究』に併記してきた『国語学』通巻表示は,『日本語の研究』第10巻4号をもって終了することとしました。学会の名称変更から10年が経過し,『日本語の研究』も10巻を重ねて,本学会の機関誌名として定着したと考えられることから,編集委員会および理事会で検討し,このような判断に至りました。ご理解のほど,よろしくお願いいたします。
謹告
本学会の元理事・水谷修(みずたに・おさむ)氏は,2014年12月20日に逝去されました。
謹んで哀悼の意を表します。
広報委員会
学界消息への投稿記事の一部(学会・研究会名と開催日時)を,日本語学会広報委員会のtwitter及びFacebookからも公開できるようになりました。twitter・Facebookでの公開を希望する場合は,投稿時に「twitter・Facebookで公開」をチェックしてください。
学界消息-投稿フォーム http://www.jpling.gr.jp/gakkai/tokoform.php
学界消息(新着順) http://www.jpling.gr.jp/gakkai/gakkaibbs.php
2014年度秋季大会の開会式に引き続いて,2013年度日本語学会論文賞の授賞式を行いました。受賞者の小西いずみさんに表彰状と副賞が贈られました。(平子達也さんは都合がつかずご欠席)
授賞論文の詳細は,2013年度日本語学会論文賞のページをご覧ください。
会長 上野 善道
今期理事会では,「学会活動のさらなる活性化」を重要な課題に位置づけ,その一環として,若手・新進の研究者の支援を主な目的とした「日本語学会論文賞」を創設しました。このたび,その1回目,2013年度の授賞論文2点が決定しました。授賞式は,2014年10月18日(土)に北海道大学で開催される秋季大会の開会式に引き続いて行ないます。
授賞論文の詳細は,以下のページをご覧ください。
2013年度日本語学会論文賞 http://www.jpling.gr.jp/kaiin/gakkaisyo/ronbunsyo/#ronbunsyo2013
大会企画運営委員会
70周年記念式典の会長式辞にもありますように,2015年度春季大会(2015年5月23日(土)・24日(日),関西学院大学)より,大会のプログラムを変更します。
原則として,土曜日の午後に口頭発表と懇親会を行い,日曜日の午前にブース発表,午後にシンポジウムとワークショップを行います。ただし,会場等の都合により,一部の口頭発表を日曜日の午前に行うこともあります。
2014年度秋季大会(2014年10月18日(土)・19日(日),北海道大学)は,従来通り,土曜日の午後にシンポジウムとワークショップを行い,日曜日に口頭発表・ブース発表を行います。
広報委員会
国立国語研究所のネットワーク機器メンテナンスにともない,8月14日(木)から8月17日(日)の間,雑誌『国語学』全文データベースのサービスを停止します。日本語学会ホームページの『国語学』総目録からのリンクも不通となります。ご不便をおかけいたします。ご了承ください。
会長 上野 善道
日本語学会では,1998 年以来,電子化特別委員会(1998年~2000年),情報電子化委員会(2001~2012年),電子情報委員会(2012年~)において,「機関誌論文の電子媒体による提供」と「ホームページを通じた情報発信」という二つの業務を行なってきましたが,今年3月の学会ホームページの一新をもって所期の目的を達成したものと考えます。
今後は電子化された資産の戦略的運用を含む「学会活動の広報」全般を扱う委員会を設置することが望ましいと考え,電子情報委員会を廃止し,新たに「広報委員会」を設置することにしました(5月17日評議員会承認済み)。
2015 年5 月までは,現在の電子情報委員会の委員長と委員にそのまま広報委員会の委員長と委員をお願いし,2015 年度以降の広報委員会の業務内容・委員構成等について検討してもらいます。広報委員会の設置が学会の一層の活性化につながることを期待しています。
広報委員会
日本語学会広報委員会のFacebookページを開設しました。
日本語学会広報委員会のFacebookページ https://www.facebook.com/society.for.japanese.linguistics
Twitterと同様に,機関誌発行や大会案内をはじめとして,学会ホームページの新着情報などを発信します。 ご利用ください。
会長 上野 善道
5月17日(土)に開催された2014年度評議員会において,会則および選挙規則の改定が承認されました。主な変更点は以下のとおりです。
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「電子情報委員会」を「広報委員会」に変更しました。
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会計監査の選出を,評議員会において選任する方式から,会員の直接投票により選出する方式に改めました。また,会計監査に関する条項を独立に設けました。
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評議員選出の手順から「推薦」のプロセスをなくし,会員の直接投票により選出する方式に改めました。
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上記2,3の変更をふまえて,従来の「評議員選挙規則」を「評議員・会計監査選挙施行規則」としてまとめなおしました。
-
これらの変更と学会の現在の状況に即して,会則と選挙規則の条項および表現について整理をおこないました。
1は,学会の広報活動をさらに強化することを狙ったものです。
2は,会計監査は学会の諸活動をチェックする立場にあり,学会の議決機関である評議員会から独立した形で選出されるべきという考えに基づく変更です。
3は,評議員の選出は会員の意思がより直接的に反映される形でおこなうのが望ましいという考えに基づく変更です。
今後とも,日本語学会の活動が社会に広く知られるように,また学会の雰囲気がより風通しのよいものになるように,努力を続けていきたいと考えています。
(補足)
会計監査は,学会の諸活動をチェックするという職務上,他の役職との兼任はできない規程になっています。評議員・会計監査選挙の際は,会計監査に選出された会員は理事・評議員・各種委員会委員長にはなれない点に御留意下さい。開票も,まず会計監査を選出し,その後に評議員を選出します。
会長 上野 善道
今期理事会では,「学会活動のさらなる活性化」を重要な課題として位置づけ,新しい試みをいくつかおこなうことを考えています。
その一環として,若手・新進の研究者の支援を主な目的とした二つの学会賞を創設しました。
一つは,『日本語の研究』の各巻に掲載された論文を対象とした「日本語学会論文賞」です。
2013年刊行済みの第9巻から実施します。
もう一つは,各大会の研究発表を対象とした「日本語学会大会発表賞」です。
こちらは,2014年度秋季大会(2014年10月18日・19日,北海道大学)から実施します。
詳しくは,両賞の規程をご覧ください。
投稿と発表がますます活発になることを期待しています。
2014年度から,学生会費が5,000円になりました。
学生会費の適用を受けようとする会員は,納入の手続きをお願いいたします。詳しくは,学生会費のページをご確認ください。
電子情報委員会
学界消息のURLが変わりました。
学界消息(新着順) http://www.jpling.gr.jp/gakkai/gakkaibbs.php
ブックマークに登録されている場合は,URLをご確認の上,変更をお願いします。
学界消息は,関連学会や研究会の開催情報(日時,場所,発表者・発表題目等)を書き込む掲示板です。会員・非会員を問わず,どなたでも情報を掲載することができます(ただし,非営利のものに限ります)。研究会活動の告知等にご活用ください。
会長 上野 善道
機関誌『日本語の研究』掲載の論考は,これまで,出版後6ヶ月経過したものをNII-ELS(国立情報学研究所の電子図書館サービス,CiNii)にて有料で公開してきました。国内外に広く日本語研究の成果を発信するため,2014年度からは,これを無料での公開(オープンアクセス)に変更いたします。(6ヶ月後の公開は同じです。)なお,CiNii の公開内容は,日本語学会ホームページ内「『日本語の研究』目次」からも読むことができます。
CiNii Articles 日本語の研究 http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AA11998386_ja.html
学会ホームページ内『日本語の研究』目次 http://www.jpling.gr.jp/kikansi/n_mokuji/
『日本語の研究』第10巻2号の発送は4月中旬になります。
発送が遅れることをおわびいたします。
日本語学会中国四国支部は,1954(昭和29)年以来活動してきましたが,2013年度をもって活動を休止いたします。
詳しくは日本語学会中国四国支部のホームページをご覧ください。
日本語学会中国四国支部ホームページ http://home.hiroshima-u.ac.jp/jpshibu/
追記:
日本語学会中国四国支部ホームページは,2012年12月22日をもって閉鎖いたしました。(2014年12月24日追記)
電子情報委員会
学会ホームページを一新しました。
日本語学会ホームページ http://www.jpling.gr.jp/
新システムの採用に伴い,URLが変わったページがあります。トップページ以外をブックマークに登録されている場合は,URLをご確認の上,変更をお願いします。
日本語学会は,ホームページの安定的運用と内容の充実に,引き続き努めてまいります。ホームページへのご意見は,日本語学会事務室へお寄せください。
会長 上野 善道
災害時の緊急連絡や大会開催の案内など,日本語学会から会員各位への連絡用に,一斉配信メールを導入し,2014年2月から運用を開始しました。
一斉配信メールは,会員情報として現在登録されているメールアドレス宛に,配信専用アドレスsjl_info■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください)から配信します。メールアドレスを登録されていない方,あるいは,メールアドレスに変更のあった方は,
(1)名前
(2)ふりがな
(3)
(4)
(5)
をご記入の上,登録専用アドレスmail-register■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください)にお送りください。なお,メールアドレスの新規登録・変更は,大会会場でも受け付けます。
また,お近くに一斉配信メールが届いていない方がいましたら,メールアドレスの新規登録・変更の方法をお伝えください。ご協力のほどお願い申し上げます。
電子情報委員会
Webシステムリニューアル作業のため,2014年3月21日(金)から25日(火)の期間,Webサービスを停止します。
電子情報委員会
研究発表一覧(1946年~)を公開しました。
学会ホームページ内「研究発表一覧」 http://www.jpling.gr.jp/taikai/happyo/ (※2014年3月26日変更)
研究発表一覧には,1946年以降に本学会が開催した大会・研究発表会・公開講演会・シンポジウムなどの発表題目と発表者氏名を収録しています。ご利用ください。
追記:
学会ホームページリニューアルにより,研究発表一覧のリンク先URLが変わりました。(2014年3月26日追記)
会長 上野 善道
災害時の緊急連絡や大会開催の案内など,日本語学会から会員各位への連絡用に,一斉配信メールを導入いたします。
一斉メールは,会員情報として現在登録されているメールアドレス宛に,専用アドレス sjl_info■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください)から配信します。メールアドレスを登録されていない方,あるいは,メールアドレスに変更のあった方は,学会ホームページ内に開設するメールアドレス登録ページにて,新規登録・変更をお知らせください。
メールアドレス登録ページ http://www.jpling.gr.jp/infomail/register.html (※2014年2月26日閉鎖)
また,テストメールを2014年2月3日に配信する予定です。 sjl_info■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください)からメールが送られてきます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
※『日本語の研究』第10巻1号(『国語学』通巻256号) p.90 に掲載
追記:
メールアドレスの新規登録・変更登録の方法が変わりました。くわしくはこちらをご覧ください。(2014年2月26日追記)
言語系学会連合主催の「ことばカフェ」が開催されます。
テーマ 使ってほしい言葉、ほしくない言葉―自分が使っている言葉を見直してみよう―
日時 2014年2月1日(土) 14:00~17:00 (開場:13:30)
場所 博多バスターミナル9階 第5ホール(福岡市博多区博多駅中央街2-1)
参加方法や出演者など詳しくは「ことばカフェ」ホームページをご覧ください。
「ことばカフェ」ホームページ https://sites.google.com/site/kotobacafeuals/
電子情報委員会
『国語学』全巻(第1輯(1948年10月刊)から終刊第55巻4号(通巻219号,2004年10月刊)まで)の総目録を公開しました。
学会ホームページ内『国語学』総目録 http://www.jpling.gr.jp/kikansi/k_soumoku/ (※2014年3月26日変更)
『国語学』総目録では,「雑誌『国語学』全文データベース」(国立国語研究所,http://db3.ninjal.ac.jp/SJL/)の記事本文へリンクを設けています。論文名をクリックすると,「雑誌『国語学』全文データベース」の書誌情報ページへ移動し,記事本文のテキストファイルやPDFファイルを閲覧することができます。ご利用ください。
なお,『国語学』総目録で記事名にリンクがないものは,記事本文を「雑誌『国語学』全文データベース」で公開していないものです。
追記:
学会ホームページリニューアルにより,『国語学』総目録のリンク先URLが変わりました。(2014年3月26日追記)
「日本語学会会則」および「日本語学会会長選挙施行規則」による投票の結果,上野善道氏が日本語学会会長に選出されましたので,お知らせいたします。
台風27号の接近により,2013年度秋季大会(10月26日・27日,静岡大学)の開催に影響が生じる可能性があります。今のところ,予定通り開催の予定ですが,万が一中止せざるをえなくなった場合は,すみやかに本サイトに掲載いたします。
特集号の論文募集
日本語学会編集委員会では,機関誌『日本語の研究』第11巻2号(『国語学』通巻261号,2015年4月刊行予定)を特集号とし,テーマを「近代語研究の今とこれから」とすることとしました。依頼論文を予定するとともに,広く会員の投稿を募ります。つきましては,上記テーマに関する研究論文の投稿をお待ちします。下記の要項,テーマ趣旨をご参照のうえ,ふるってご応募下さい。
要項
テーマ | 「近代語研究の今とこれから」 |
内容 | 広義の近代語に関わるもので,現在の研究水準を踏まえた意欲的な研究論文であれば,広くご応募いただけます。なお,ここで言う「広義の近代語」とは,概略,室町時代以降1945年までの日本語を指します。ただし,この時代を中心として論じられていれば,この前後の時代への言及が行われることは問題ありません。 |
分量 | 刷り上がり14頁程度(投稿規定の改定に伴い,2頁増加しました) |
投稿締切 | 2014年10月1日(必着) |
掲載号 | 『日本語の研究』第11巻2号(2015年4月刊) |
※ このほかの執筆要領は,一般投稿原稿と同じです。
テーマ趣旨
日本語史を,古代語と近代語に大別し,そこにどのような推移の特徴を見出すべきかということについての関心は,すでに,『国語学』第22輯(1955年9月刊)の特集「古代語から近代語へ」において見出されます。そこから,約60年が経過して,古代語,近代語それぞれに,研究の成果が提出され続けてきました。その間,古代語の研究に比べて,近代語の研究は,後発の感が否めなかったにも拘わらず,多くの着実な成果の蓄積がなされ,近代語学会,日本近代語研究会という二つの研究組織も結成されて,今日にいたります。ところが,機関誌においては,その後,『国語学』第96集(1974年3月刊)の「近代敬語」,『国語学』第123集(1980年12月刊)の「江戸時代語研究の新分野」といった,近代語に部分的に関わる特集はありましたが,近代語を全体的に見わたしたものはありませんでした。
そこで,今回,編集委員会では,広く,近代語研究の到達点(今)を確認しつつ,さらなる発展の可能性と課題(これから)について論じた研究を特集しようと計画しました。近代語研究の各分野で,これまでどのようなことが分かってきていて,さらにどのような研究がありうるのか,また必要なのかといったことについて調査・分析・展望等を行った,意欲的な論考をお待ちしています。本特集が,近代語研究についての,今後の里程標となることを期してやみません。
原稿送付先
〒113-0033 東京都文京区本郷1-13-7 日吉ハイツ404号
日本語学会事務室気付 編集委員会
問い合せ先
上記の原稿送付先に同じ。または電子メールでoffice■■jpling.gr.jp (■■は@に置き換えてください)へ(件名は「特集号問い合せ」としてください)お寄せ下さい。
ご投稿上のお願い
-
投稿される場合は,封筒の表に「第11巻2号特集号応募原稿」と明記して下さい。「確認メモ」にも,その旨,お書き添え下さい。
-
投稿に関しては,必ず「投稿規定」をご参照下さい。「投稿規定」は機関誌『日本語の研究』各巻1号に全文が掲載されるほか,毎号目次裏に「投稿規定(抄)」が掲載されています。
電子情報委員会
メンテナンスのため,Webページから学界消息への投稿を停止します。再開次第,お知らせします。
なお,学界消息の閲覧と検索は,利用可能です。
電子情報委員会
刊行から6か月以上経過した『日本語の研究』掲載論文等は,国立情報学研究所の CiNii で公開しています(定額アクセス)。現在,第1巻1号(通巻220号)から第8巻3号(通巻250号)までの論文等が公開されています。
CiNii公開論文へは,学会ホームページ内の『日本語の研究』目次からもリンクを設けています。論文名をクリックすると,CiNiiの書誌情報ページへ移動し,論文本文のPDFファイルを閲覧することができます。ご利用ください。
学会ホームページ内『日本語の研究』目次 http://www.jpling.gr.jp/kikansi/n_mokuji/ (※2014年3月26日変更)
なお,CiNii公開の『日本語の研究』掲載論文等は定額アクセスとなっています。ご利用にあたっては,CiNiiの利用区分をご確認ください。
追記:
学会ホームページリニューアルにより,『日本語の研究』目次のリンク先URLが変わりました。(2014年3月26日追記)
電子情報委員会
日本語研究・日本語教育文献データベース(国立国語研究所,http://www.ninjal.ac.jp/database/bunken/)から,雑誌『国語学』全文データベース(国立国語研究所,http://db3.ninjal.ac.jp/SJL/)の記事本文にリンク付けが行われました。日本語研究・日本語教育文献データベースの検索結果から,雑誌『国語学』全文データベース収録の記事本文(テキストデータ,PDFファイル)を閲覧することができます。ご利用ください。
日本語研究・日本語教育文献データベース http://www.ninjal.ac.jp/database/bunken/
電子情報委員会
新着記事の掲載など学会ホームページの更新情報を Twitter で発信します。アカウント名は @sjl_dig です。ご利用ください。
日本語学会電子情報委員会のTwitterページ https://twitter.com/sjl_dig
会則第12条第3項に基づき,小林賢次会長逝去にともなう理事の補充と後任会長の選出について理事会で協議し,次のように決定しましたので,お知らせします。
- 理事の補充はおこなわない。(次の理事改選時まで理事8名のままとする。)
- 秋季大会第一日(10月26日,静岡大学)に臨時評議員会を開催し,後任会長を選出する。