『日本語の研究』展望号刊行順延のお知らせとお詫び

日本語学会理事会
日本語学会編集委員会

 

 日本語学会では隔年に1度,機関誌『日本語の研究』の「展望号」を刊行しております。次号「2020年・2021年における日本語学界の展望」については,第18巻第2号(2022年8月刊)を予定しておりました。ところが2019年末よりのCOVID-19の蔓延,それに伴う「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」の発出等により,展望執筆者による文献調査・閲覧が極めて困難な状況にあります。
 具体的には,展望対象文献の基礎資料となる各種文献データベース作成に遅れがあるほか,各大学図書館における学外者閲覧の制限・禁止,また域外への出張制限など,展望執筆には誠に困難な環境が続いております。
 このような状況に鑑み,日本語学会編集委員会としましては,このままでは通常通りの展望号編集・刊行は行えないと判断いたしました。そこで様々な事情を考慮した結果,例年並みの文献情報が得られるのは少なくとも8箇月後という見通しとなり,展望号の刊行を2号分遅らせて第19巻第1号(2023年4月刊)とする結論に至りました。この点についてはすでに理事会にも報告いたしております。
 通常通りの展望号刊行ができないことは誠に残念ではありますが,上述のような状況をお汲み取りいただき,何とぞご理解賜りますよう,お願い申し上げます。
 なお,本来の展望号である第18巻2号を「通常号」とするか「特集号」とするかにつきましては編集委員会において検討し,改めて会員のみなさまにご連絡申し上げます。
 以上,なにとぞご寛恕のほどお願い申し上げます。

 


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(2021年8月14日掲載)

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