日本語学会論文賞叢書の刊行

日本語学会理事会

 

  今秋から,「日本語学会論文賞叢書」の刊行が始まります。この叢書は,2017年度からの日本語学会論文賞受賞者1名(共著論文の場合は執筆者全員)に対して,武蔵野書院が直接出版費を全額負担し,論文賞の受賞内容を含む研究成果を,図書として刊行するという企画です。

 

  その概要を述べますと,日本語学会論文賞受賞者は,受賞後,最長2年半のあいだに,武蔵野書院指定の定型フォーマットで原則300頁以内となるように,原稿を執筆・入稿することによって,その後1年以内に刊行される,というものです。

 

  また,この叢書は,主に若手研究者の研究図書公刊が難しくなっている昨今にかんがみ,それを支援・促進することを趣旨としています。このことが,日本語学会論文賞受賞を目指す動機付けのひとつとなることを,願っています。

 

  なお,日本語学会会員には,会員宛の会員割引価格となる予定ですので,申込み方法などは別途お知らせいたします。

 


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(2021年9月20日掲載)

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