「大会発表について」(発表形態・応募要領)の改定について
2023年度春季大会以降の口頭発表、ポスター発表の審査をシングルブラインド制(応募者名を審査者に開示する方式)で実施します。
これまで口頭発表、ポスター発表の審査をダブルブラインド制(応募者には査読者名を知らせず、かつ、審査者にも当該の応募者名を知らせない状態で審査を行う方式)を採ってきましたが、このたびシングルブラインド制(応募者名を審査者に開示する方式)へと移行することを大会企画運営委員会として決定いたしました。
これは、インターネットの検索等により審査者が応募者を容易に推測できる現状にあること、ダブルブラインド制を維持するための書き換え等が応募者にとって負担となっていること、多くの学会の口頭発表や論文の審査においてすでにシングルブラインド制が採用されていることを考慮したものです。
審査の過程において、応募者と直接の利害関係のある審査者が担当とならないように取り扱う点についてはこれまでと変わりなく、審査者に応募者がわかることで、利害関係者であるかどうかの判断がより正確になります。また、審査結果についても、大会企画運営委員会全体で議論し、承認するというプロセスを採用しているため、シングルブラインド制への移行後も、審査内容にバイアスが出るなどの大きな問題は生じないと考えています。
シングルブラインドによる審査は、2023年度春季大会から採用いたします。シングルブラインド移行後は審査者に発表者名や所属情報が開示される点、ご了承ください。
この記事のパーマリンク:https://www.jpling.gr.jp/notice/taikai_single_blind/
(2022年11月27日掲載)