日時
2017年5月13日(土) 13時30分-20時00分(口頭発表,懇親会)
2017年5月14日(日) 10時00分-16時00分(ブース発表,大会式典,シンポジウム,ワークショップ)
場所
関西大学 千里山キャンパス(〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-35)
開催校委員
乾善彦(委員長),高梨信乃,日高水穂,森勇太,酒井雅史
全体スケジュール
13時30分-17時40分 | 口頭発表 |
A会場(第1学舎5号館(E棟) 6階 E601教室) B会場(第1学舎5号館(E棟) 6階 E602教室) C会場(第1学舎5号館(E棟) 6階 E603教室) D会場(第1学舎5号館(E棟) 5階 E503教室) |
18時00分-20時00分 | 懇親会 | 以文館・レストラン法文坂 |
10時00分-11時00分 | ブース発表 |
E会場(第1学舎5号館(E棟) 2階 E203教室) F会場(第1学舎5号館(E棟) 2階 E204教室) G会場(第1学舎5号館(E棟) 2階 E205教室) H会場(第1学舎5号館(E棟) 2階 E206教室) I会場(第1学舎5号館(E棟) 2階 E207教室) J会場(第1学舎5号館(E棟) 2階 E208教室) |
12時10分-12時30分 | 大会式典 |
第1学舎5号館(E棟) 4階 E401教室 |
12時30分-12時50分 | 会員総会 |
第1学舎5号館(E棟) 4階 E401教室 |
13時00分-16時00分 | シンポジウム |
第1学舎5号館(E棟) 4階 E401教室 |
13時00分-16時00分 | ワークショップ |
第1学舎5号館(E棟) 5階 E501教室 |
5月13日(土)
口頭発表 [第1学舎5号館(E棟)] 13時30分-17時40分
A会場 [第1学舎5号館(E棟) 6階 E601教室]
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ガ・ノの連体修飾用法の歴史的展開―主語標示用法と関連して―
後藤睦(大阪大学学生)
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近世から近代における「つもりだ」の用法変遷
川島拓馬(筑波大学学生)
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中世日本(中央)語のテンスアスペクト体系変化と上代東国語の関連性
廉田浩
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中古語複合動詞の主体敬語の形
呉寧真(國學院大学学生)
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中古和文の命令形―助詞が必須となる場合―
富岡宏太(群馬県立女子大学)
B会場 [第1学舎5号館(E棟) 6階 E602教室]
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キャラクタと笑い方の表現に関する考察―ロシア語小説の日本語訳と中国語訳から―
宿利由希子(神戸大学学生),羅希
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首都圏方言アクセントのゆれと語類の関係性
三樹陽介(日本学術振興会)
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琉球沖永良部方言の「d型アクセント」の通時的解釈
横山晶子(国立国語研究所)
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アクセントから見た出雲方言内部の地域差-分布と歴史-
平子達也(駒澤大学)
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言語行動の変異の解明に向けて
篠崎晃一(東京女子大学),中西太郎
C会場 [第1学舎5号館(E棟) 6階 E603教室]
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図書寮本『類聚名義抄』における玄応撰『一切経音義』の利用
李乃琦(北海道大学学生)
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楊守敬蒐集『篆隷万象名義』近世写本初探
李媛(北海道大学学生)
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四字漢語のアクセント結合規則に関する一考察―「二字+二字」四字漢語を例に―
朱怡潔(名古屋外国語大学学生)
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『明治の文豪』における接続詞「と」について―接続助詞との共通点から―
高谷由貴(大阪大学学生)
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現代日本語における指示詞「かの」の機能について
竹内直也(恵泉女学園大学)
D会場 [第1学舎5号館(E棟) 5階 E503教室]
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畳用符号「〻・〓*」を利用した略字体の拡大
菊地恵太(東北大学学生)
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近代外来語の補助符号について―表記形式ごとの使用状況の比較を中心に―
藤本能史(大阪大学学生)
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人情本における振り仮名の性格
銭谷真人(国立国語研究所)
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拗音表記にみる母語干渉――ローマ字本キリシタン資料の場合――
竹村明日香(お茶の水女子大学)
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書記と書写-今川了俊の場合-
林田定男(神戸市立工業高等専門学校)
懇親会 [以文館・レストラン法文坂] 18時00分-20時00分
会費: 事前申し込み(5月3日(水)まで) 一般 5,000円 学生 3,000円 /当日申し込み 一般 6,000円 学生 4,000円
事前申し込みはこちらで受け付けています。
5月14日(日)
ブース発表 [関西大学 千里山キャンパス] 10時00分-11時00分
E会場 [第1学舎5号館(E棟) 2階 E203教室]
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『日本語歴史コーパス 鎌倉時代編Ⅱ日記・紀行』の公開
鴻野知暁(東京大学),渡辺由貴,片山久留美,小木曽智信
F会場 [第1学舎5号館(E棟) 2階 E204教室]
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資料画像公開・利用の国際化と高度化の取り組み
高田智和(国立国語研究所),福山雅深,堤智昭,小助川貞次
G会場 [第1学舎5号館(E棟) 2階 E205教室]
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東北地方の外国人住民の方言理解とその対応に関する実験的研究
斎藤敬太(首都大学東京学生)
H会場 [第1学舎5号館(E棟) 2階 E206教室]
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名古屋の電気とサブカルチャーの街「大須」の言語景観-大阪日本橋との比較研究-
磯野英治(名古屋商科大学),上仲淳,田中真衣
I会場 [第1学舎5号館(E棟) 2階 E207教室]
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新造語動詞化接尾辞「る」発生のメカニズムに関する研究
韓晨暁(九州大学学生)
J会場 [第1学舎5号館(E棟) 2階 E208教室]
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日本語における再帰構文の認知メカニズム
李静(九州大学学生)
《昼休み》 11時00分-12時10分
大会式典 [第1学舎5号館(E棟) 4階 E401教室] 12時10分-12時30分
会長挨拶 仁田義雄
開催校挨拶 芝井敬司(関西大学学長)
学会賞授賞式
会員総会 [第1学舎5号館(E棟) 4階 E401教室] 12時30分-12時50分
シンポジウム [第1学舎5号館(E棟) 4階 E401教室] 13時00分-16時00分
国学と古代語研究の現在
趣旨
本居宣長は,契沖に導かれ,仮名遣研究を伝統的な歌学から言語の学へと発展させました。てにをは学においても,本居宣長や富士谷成章らによって言語研究の礎が築かれました。こうした国学者の言説は魅力に溢れ,私たちに少なからぬ示唆を与えてくれますが,古代語研究に限っても,昨今,国学の言説に立ち返って論を立てるというようなことはあまりなされなくなってきました。また,日本語学史で国学を扱う場合には,現代の日本語学への貢献を重視するあまり,国学の言説が文学や思想を基盤として成っているという事実が見落とされがちです。
そこで,国学における言語研究とはいかなるものであったのかを問い直しつつ,その国学の言説は,現在の古代語研究において,どのような視座を与えてくれるのかを考えるシンポジウムを企画しました。本シンポジウムでは,まず,最前線の古代語研究について整理した上で,国学の言説について,日本語学的な立場と文学・思想の立場から取り上げます。そこから,現在の古代語研究に資する視点を見出し,古代語研究の未来を展望したいと思います。
シンポジウム概要(詳細版)もご覧ください。
パネリスト
奥村悦三(奈良女子大学名誉教授),田中康二(神戸大学),小柳智一(聖心女子大学)
司会
長谷川千秋(山梨大学),勝又隆(福岡教育大学)
企画担当
長谷川千秋(山梨大学),勝又隆(福岡教育大学)
ワークショップ [第1学舎5号館(E棟) 5階 E501教室] 13時00分-16時00分
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近現代「基本語化」現象の記述と理論化-書きことばの叙述語を中心に-
金愛蘭(広島大学),田中牧郎(明治大学),石井正彦(大阪大学),中里理子(佐賀大学)