日本語学会2017年度秋季大会プログラム(速報版)
lastupdate 2017/8/9

日時

 2017年11月11日(土) 13時30分-16時50分(口頭発表,懇親会)

 2017年11月12日(日) 10時00分-16時00分(ブース発表,大会式典,シンポジウム)

場所

 金沢大学 角間キャンパス(〒920-1192 金沢市角間町)

開催校委員

 加藤和夫,高山知明,新田哲夫,近藤明,大江元貴,松田真希子

協力

 石川県(観光戦略推進部)金沢市(観光政策課)金沢コンベンションビューロー

 

全体スケジュール

11月11日(土)

13時30分-16時50分口頭発表

A会場(人間社会第1講義棟 2階 201講義室)

B会場(人間社会第1講義棟 2階 202講義室)

C会場(人間社会第1講義棟 3階 301講義室)

D会場(人間社会第1講義棟 3階 302講義室)

17時30分-19時30分懇親会大学会館・生協中央食堂

 

11月12日(日)

10時00分-11時00分ブース発表

E会場(人間社会第1講義棟 2階 202講義室)

F会場(人間社会第1講義棟 3階 302講義室)

G会場(人間社会第1講義棟 3階 303講義室)

H会場(人間社会第1講義棟 3階 312講義室)

12時20分-12時30分大会式典

人間社会第1講義棟 1階 101講義室

12時30分-12時50分臨時会員総会

人間社会第1講義棟 1階 101講義室

13時00分-16時00分シンポジウム

人間社会第1講義棟 1階 101講義室

 

 

11月11日(土)

 

口頭発表 [人間社会第1講義棟] 13時30分-16時50分

 

A会場 [人間社会第1講義棟 2階 201講義室]
  • 話しことばにおける「ダロウ」の使用実態について―自然会話コーパスを基にして―

    徐文輝(金沢大学学生)

  • 形容詞と名詞述語のくみあわせについて―主語が人である場合―

    孟令禕(岡山大学学生)

  • 「形容詞反復発話」の文法―「怖い怖い。」は「怖い。」と何が違うか―

    大江元貴(金沢大学)

  • 日本語の非定型述詞

    杉浦滋子(麗澤大学)

 

B会場 [人間社会第1講義棟 2階 202講義室]
  • 明治期における漢語形容動詞の発達―発生動機と語誌を中心に―

    周菁(関西大学学生)

  • 明治期小説作品の文末表現─「朝日新聞」を資料として─

    田貝和子(群馬工業高等専門学校)

  • 明治・大正・昭和初期中国語会話書9種に見られる日本語訳文の性質― 一・二人称代名詞と当為表現の直訳度を手がかりに ―

    園田博文(山形大学)

  • 近代漢語の基本語化について

    沈国威(関西大学)

 

C会場 [人間社会第1講義棟 3階 301講義室]
  • 日本語の敬語の機能の変化―愛知県岡崎市における尊敬語・謙譲語使用の減少の事例―

    柳村裕(東京外国語大学)

  • 宮古諸方言の「第二対格」は「対格」か?―多良間方言を中心に―

    CELIK KENAN (京都大学) ,林由華

  • 大分方言談話から見た配慮表現の世代差と地域差

    松田美香(別府大学)

  • ヤップ語になった日本語―リンガフランカ地域に根付いた日本語起源借用語―

    DANIEL LONG (首都大学東京) ,今村圭介

 

D会場 [人間社会第1講義棟 3階 302講義室]
  • 明るさを表す語の変遷

    佐屋麻利子(神奈川県立高校)

  • 近世整版印刷における楷書体漢字と平仮名による漢字仮名交じり文―その成立と歴史的意義について―

    久田行雄(大阪大学学生)

  • 空間的配置動詞の語彙・文法的な性質―〈存在〉〈関係〉との関係から―

    呉揚(日本学術振興会)

  • 新聞における数量詞の出現頻度と数量詞使用率―名詞型助数詞に注目して―

    東条 佳奈(大阪大学) ,岩田一成

 

懇親会 [大学会館・生協中央食堂] 17時30分-19時30分

 

 

11月12日(日)

ブース発表 [人間社会第1講義棟] 10時00分-11時00分

 

E会場 [人間社会第1講義棟 2階 202講義室]
  • 方言条件形式の多様性―九州方言を中心に―

    有田節子(立命館大学),岩田美穂,江口正,前田桂子

  • 20世紀前半の関西方言におけるデスマス体転訛形のスタイルについて―織田作之助作品からみるマッシャロ・マヘン等―

    村中淑子(桃山学院大学)

 

F会場 [人間社会第1講義棟 3階 302講義室]
  • 「いらっしゃる」から「行かれる」への言語使用変化に関する分析

    田邊和子(日本女子大学),小池恵子

  • 東方孝義『台日新辞書』の語釈に見られる日本語

    中澤信幸(山形大学),岩城裕之,加藤大鶴,是澤範三,酒井亨

 

G会場 [人間社会第1講義棟 3階 303講義室]
  • 古辞書の構造化記述の試み―和名類聚抄を例に―

    藤本灯(国立国語研究所),韓一,高田智和

 

H会場 [人間社会第1講義棟 3階 312講義室]
  • 『日本語歴史コーパス 奈良時代編Ⅰ万葉集』の公開

    鴻野知暁(東京大学),岡照晃,小木曽智信

 

《昼休み》 11時00分-12時20分

 

大会式典 [人間社会第1講義棟 1階 101講義室] 12時20分-12時30分

 

臨時会員総会 [人間社会第1講義棟 1階 101講義室] 12時30分-12時50分

 

シンポジウム [人間社会第1講義棟 1階 101講義室] 13時00分-16時00分

ルールを逸脱した表現の産出と許容

  趣旨

  「誤用」「言葉のゆれ」「新語」などとして注目される語句の形態や用法、表記や音声のゆれなどがあります。これらは従来の規範やルールから逸脱していたためにこのような呼び方をされ、ときに批判されたり珍しがられたりしてきました。これらの中には一時的なブームとしていつの間にか消えていくものもありますが、一方で、社会に許容されて定着していくものもあります。話し言葉や書き言葉のコーパスなどといった実際の言語データをもとにした近年の研究報告には、このような現象をとりあげたものが見られます。それらからは、気づかない変化が身の回りに存在すること、そしてそれらを単なる誤用や逸脱表現として片付けられないことがうかがえます。

 このような表現の産出は、ことばが新しい意味用法や機能を獲得するプロセスの一端を示しているともいえます。これまでに生じた言語変化のうちで定着してきたものは、われわれに変化の要因を読み解くヒントを与えてくれることでしょう。また、今起っている変化がこれからの日本語について予測するヒントを与えてくれることもあるかもしれません。 言語変化や逸脱した表現をどうとらえるべきか、これらの現象をどうとりあつかうべきかということは興味深い研究テーマです。しかしながら、現象のありようを的確にとらえるためには、多様かつ大量になったコーパスなどの言語データのとりあつかい方にも注意を払う必要があります。また、当該の言語表現だけでなくその言語表現が使用される環境や意味を成立させる諸条件などから、そのダイナミクスについてもとらえることが求められるでしょう。さらには許容する側である社会の「受け入れ態勢」にも注目しなければならないと思われます。

 そこで、本シンポジウムでは、このような従来の型やルールから逸脱した言語表現や言語変化の現象に注目し、それが出現する要因や変化のメカニズムとともに、それらが社会で許容されている理由などを考えます。これを通して、今のあるいはこれからの日本語をとらえる視点を議論する場になればと考えています。

 

 シンポジウム概要(詳細版)もご覧ください。

 

  パネリスト

  金澤裕之(目白大学),野田春美(神戸学院大学),橋本行洋(花園大学),横山詔一(国立国語研究所)

  司会

  森篤嗣(京都外国語大学)

  企画担当

  川端元子(愛知工業大学),森篤嗣

 

 

 

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