日時
2022年10月29日(土) 口頭発表,大会式典,懇親会(11時00分~18時00分)
2022年10月30日(日) ワークショップ,ポスター発表,学生セッション,シンポジウム(9時30分~17時00分)
場所
オンライン
日本語学会2022年度秋季大会専用プラットフォームサイト
プログラム
2022年度秋季大会プログラムのページをご覧ください。
予稿集PDF版は大会プログラムページに掲載します。
共催
大会参加
参加には事前の参加申し込みが必要です。事前参加申し込み・参加費支払いは以下のサイトから行ってください。
日本語学会2022年度秋季大会参加申込フォーム(外部サイト)
参加受付締切 10月25日(火)23:59
※参加費のコンビニ決済を希望される場合は,10月24日(月)23:59までに参加受付をしてください。
【参加費】(会員・非会員の区別なくご参加いただけます)
一般(専任職にある方) 2,500円(通常3,000円)
特別(専任職にない方) 1,000円(通常2,000円)
学生 無料 (通常2,000円)
※参加費は,事前参加申し込みの後,クレジット決済またはコンビニ決済にてお支払いください。
大会時のサポート制度
日本語学会では,大会時のサポート制度として,(a)手話通訳,ノートテイキング等の利用の際の補助金制度,(b)託児補助金支給制度を設けています。制度の詳細は,こちらをご覧ください。各制度をご利用の方は,(a)は2022年9月30日(金)まで,(b)は2022年10月21日(金)までにお申し込みください。
書籍展示
※今大会の書籍展示期間は終了しました。
大学院研究科展示
※今大会の大学院研究科展示期間は終了しました。
大会実行委員
*大田垣仁(実行委員長),*庵功雄,*石黒圭,遠藤佳那子,***岡田一祐,*小木曽智信,*田中啓行,**野間純平,三樹陽介,*宮澤太聡,***村山実和子,**八木下孝雄,**山田昌裕 (*大会企画運営委員兼任,**事務局委員兼任,***広報委員兼任)
大会企画
ワークショップ0(ゼロ)概要
水のメタファーについて多角的な観点からとらえる
趣旨
メタファーについて、理論と実証の両面から検討する。従来、比喩表現は修辞的で特殊な表現として言語研究の主要な分析対象として扱われることがなかった。しかし、1980年代以降、レイコフらによる認知言語学を中心に人間の認知能力とことばとの関係を解明するために最も注目しなければならない言語現象のひとつみなされるようになった。一方、日本語研究の世界では、それ以前から佐藤信夫による思索や中村明、宮地裕らによる記述的研究の蓄積がある。
今回のワークショップでは、「水」のメタファーをテーマに、多角的なアプローチから比喩研究の可能性をさぐっていく。具体的には、認知言語学からは、「メタファー理論の概説」(鍋島弘治朗氏)と「水のメタファーにもとづくメタファーの日英対照研究」(大堀壽夫氏)を。日本語学からは、「歴史コーパスをもちいた水のメタファーの分布の把握」(近藤泰弘氏)と「万葉集を用いた、水のメタファーの記述」(多門靖容氏)を扱う。
登壇者
鍋島弘治朗(関西大学)
大堀壽夫(慶應義塾大学)
近藤泰弘(青山学院大学)
多門靖容(愛知学院大学)
司会
大田垣仁(近畿大学)
※ワークショップ0は,日本語学会の今後の開拓分野を示すという目的をもって企画するものです。日本語研究の隣接領域や日本語学会では発表応募の少ない分野を積極的に取り上げ,日本語学会の大会が多様な研究領域の交流の場となることを企図するとともに,そうした多様な研究領域からの発表応募を促すことをめざします。
シンポジウム概要
日本語の社会に生きる言語マイノリティ ※本シンポジウムには、手話通訳、文字通訳がつきます
趣旨
日本語は日本国内では一大言語であるといえる。だが同時に,国内には言語的な少数者(言語マイノリティ)の存在がある。例えば日本語と異なる体系を持った日本手話の話者がおり,また,海外からの移住者の中には親・家族の言語を継承語として用いていたり,日本語に困難を抱えるケースがあるなど状況は非常に多様である。日本語学会は「日本語研究の進展と会員相互の連絡を図ること」を目的としているが(学会ホームページより),「日本の言語」は日本語に限らず,こうした様々な面があることを意識する必要があるだろう。そこで,本シンポジウムでは,これら日本語に囲まれた社会に生きる言語マイノリティの現状や将来の見通し,話者やコミュニティの抱える課題などについて話題提供いただく。
日本語の研究者がこういった課題を考えることの意義はさまざまある。「やさしい日本語」の取り組みもそうであるし,言語マイノリティの状況を知る,または知識をアップデートすることにより,言語と社会の関係について新たな視点と繋がり,既知の課題を考え直すきっかけにもなりうる。本シンポジウムが参加者各位の言語と社会の関係や現状について考える,考えなおすきっかけとなれば幸いである。
パネリスト
齋藤ひろみ(東京学芸大学)
山下里香(関東学院大学)
高嶋由布子(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
企画担当
松浦年男(北星学園大学)
田中啓行(中央学院大学)
(2022年6月7日掲載/2022年11月15日更新)