【重要】山形駅前のホテルは数に限りがありますので,ご予約は早めにお済ませください。
日時
2016年10月29日(土) 13時00分-20時30分(口頭発表,懇親会)
2016年10月30日(日) 10時00分-16時00分(ブース発表,大会式典,シンポジウム,ワークショップ)
場所
山形大学 小白川キャンパス(〒990-8560 山形県山形市小白川町1-4-12)
開催校委員
渡辺文生(委員長),中澤信幸(会計担当委員),園田博文,ジスク マシュー,須賀一好(東北文教大学),加藤大鶴(東北文教大学短期大学部)
全体スケジュール
13時00分-17時10分 | 口頭発表 |
A会場(基盤教育2号館 2階 221教室) B会場(基盤教育2号館 2階 222教室) C会場(基盤教育2号館 1階 211教室) D会場(基盤教育2号館 1階 212教室) |
18時30分-20時30分 | 懇親会 | 山形国際ホテル |
10時00分-11時00分 | ブース発表 |
E会場(人文学部2号館 1階 学生用多目的室2) F会場(人文学部2号館 1階 12演習室) G会場(人文学部2号館 1階 学生用多目的室3) H会場(人文学部2号館 1階 学生用情報閲覧室) I会場(人文学部2号館 1階 13演習室) |
12時10分-12時45分 | 大会式典 |
基盤教育2号館 2階 221教室 |
13時00分-16時00分 | シンポジウム |
基盤教育2号館 2階 221教室 |
13時00分-16時00分 | ワークショップ |
第1会場(基盤教育2号館 1階 211教室) 第2会場(基盤教育2号館 2階 222教室) |
10月29日(土)
口頭発表 [基盤教育2号館] 13時00分-17時10分
A会場 [基盤教育2号館 2階 221教室]
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「ラレナイ」の撥音化の容認に関わる要因―不可能用法と受身否定用法の比較―
鶴岡里美(筑波大学学生)
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対称詞の使い分けかたの地理的分布―『方言文法全国地図』を用いて―
小畠裕将(広島大学学生)
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岩手方言の条件形式-aba形の由来をめぐって―分水嶺型分布の検証―
日高水穂(関西大学),竹田晃子
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協和語の言語環境に育った人の記憶をたどる―旧満洲国の日本人住民のオーラルヒストリーから読み取る言語接触史―
甲賀真広(首都大学東京学生)
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太平洋諸言語における日本語起源借用語の意味論的特徴―カロリン語、チャモロ語、パラオ語、チューク語を例に―
ロング ダニエル(首都大学東京)
B会場 [基盤教育2号館 2階 222教室]
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語彙概念構造からみる複合動詞の多義形成―「舞い込む」を例として―
袁暁犇(東北大学学生)
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状態変化的な解釈を持つ存在文
三好伸芳(筑波大学学生)
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運動名詞述語文のムード的・テンス的・アスペクト的な意味について―「お/ご~だ」を中心に―
孟令禕(岡山大学学生)
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「も」の同一範疇判断に関する考察―条件、原因・理由節との共起を中心に―
稲吉真子(北海道大学学生)
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クライの「程度」と「最低限の例示」について―「暫定抽出」の性質をふまえ―
星野佳之(ノートルダム清心女子大学)
C会場 [基盤教育2号館 1階 211教室]
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中世東国文書の言語研究―「中条家文書」・「越後文書宝翰集」の表記と音韻を中心に―
川野絵梨(東京女子大学学生)
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鎌倉時代自筆資料における連綿
堀川宗一郎(國學院大学学生)
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『唐詩選国字解』の資料性再考―嵩山房「唐詩選」関連書籍群中の位置―
山本佐和子(大阪教育大学)
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近代における新漢語「蒸気機関」の成立
張春陽(東北大学学生)
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『東方雑誌』から見る「日本語翻訳期」における言語現象―日中同素異順語を中心に―
屠潔群(早稲田大学学生)
D会場 [基盤教育2号館 1階 212教室]
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謙譲語「致す」から「させていただく」への交替─『国会会議録検索システム』を資料として─
李譞珍(首都大学東京学生)
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近世上方における可能動詞の展開
三宅俊浩(愛知県立高校)
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中世のマデ―限定用法の確立―
古田龍啓(九州大学学生)
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現存消息と作中消息における係助詞(ぞ・なむ・こそ)の変遷比較―平安・鎌倉期から見た11世紀以降の相違―
松岡千賀子(学習院大学)
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平安時代における非情の使役
佐藤友哉(熊本県立大学)
懇親会 [山形国際ホテル] 18時30分-20時30分
会費: 事前申し込み(10月19日(水)まで) 一般 5,000円 学生 3,000円 /当日申し込み 一般 6,000円 学生 4,000円
懇親会申し込みはこちら(→日本語学会2016年度秋季大会懇親会申し込みフォーム)から
10月30日(日)
ブース発表 [人文学部2号館] 10時00分-11時00分
E会場 [人文学部2号館 1階 学生用多目的室2]
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『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅰ雑誌』Ver.1.0の公開
服部紀子(国立国語研究所),間淵洋子,近藤明日子,小木曽智信
F会場 [人文学部2号館 1階 12演習室]
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近代語コーパスに対する統語アノテーション基準の検討
浅原正幸(国立国語研究所),髙橋雄太
G会場 [人文学部2号館 1階 学生用多目的室3]
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図書データ追加による「日本語研究・日本語教育文献データベース」の機能拡張
早田美智子(国立国語研究所),高田智和
H会場 [人文学部2号館 1階 学生用情報閲覧室]
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日本統治を経験したパラオ人によるパラオ語の片仮名表記
今村圭介(東京医科歯科大学)
I会場 [人文学部2号館 1階 13演習室]
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終助詞と感動詞―富山県井波方言「ネー」の場合―
井上優(麗澤大学)
《昼休み》 11時00分-12時10分
大会式典 [基盤教育2号館 2階 221教室] 12時10分-12時45分
会長挨拶 仁田義雄
開催校挨拶 阿部宏慈(山形大学理事・副学長)
学会賞授賞式
シンポジウム [基盤教育2号館 2階 221教室] 13時00分-16時00分
文献資料の最前線―原本・出版・デジタル―
趣旨
文献資料を用いた日本語史研究が,これまで数々の輝かしい成果を上げてきたことは言うまでもありません。特に近年は情報通信技術(ICT)が格段に進展し,多くの文献資料を原本や複製本によらなくても瞬時に収集・分析することが容易となり,より広範に,より精密に研究できる環境が整ってきました。これでもう原本調査に出かけたり,複製本を購入したりする必要は無くなったように思われそうですが,実はそうではないようです。原本には研究者を惹きつけて止まない多くの魅力が隠されていて,新たな発見や感動が必ず埋まっています。一方で複製本も,高精細画像の閲覧がパソコンの性能とビューアーによって大きく左右されるのとは異なり,利用者によって見え方が異なるなどということはなく,また紙面に自由に書き込めるという使い勝手の良さも持っています。
大事なことは,文献資料が持っている(「無限の」と言ってもよいでしょう)魅力を,どの媒体でどのように引き出し,次世代に繋げて行くことができるのかということであると思います。本シンポジウムでは,これまで様々な立場から原本に関わってきた4人の方から,それぞれの最前線の取組をお話しいただき,文献資料に基づく日本語史研究の未来を探ります。
シンポジウム概要(詳細版)もご覧ください。
パネリスト
藤本幸夫(富山大学名誉教授・麗澤大学客員教授),吉田祐輔(勉誠出版株式会社),小野博(コンテンツ株式会社),佐々木勇(広島大学)
司会
小助川貞次(富山大学)
企画担当
小助川貞次(富山大学),江口泰生(岡山大学)
ワークショップ [基盤教育2号館] 13時00分-16時00分
第1会場 [基盤教育2号館 1階 211教室]
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行為指示表現の歴史語用論
川瀬卓(弘前大学),深津周太(静岡大学),森勇太(関西大学),酒井雅史(関西大学),青木博史(九州大学)
第2会場 [基盤教育2号館 2階 222教室]
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キャラ・役割語をめぐる問題とその検討
定延利之(神戸大学),金田純平(国立民族学博物館),金水敏(大阪大学),宿利由希子(神戸大学学生),
瀬沼文彰(西武文理大学),友定賢治(県立広島大学),Andrej Bekeš(スロベニア・リュブリャーナ大学)