日本語学会2021年度秋季大会プログラム
lastupdate 2021/12/26

日本語学会2021年度秋季大会

 

2021年度秋季大会募集要項

 

大会時間割一覧[PDF]

 

予稿集PDF版

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2021年10月30日(土)

口頭発表 [Zoom会場] 10時00分-16時30分

 

【セッション1】 10:00~12:20

A会場

A-1 宮古語久松方言の非自立の形容詞相当形式が語と分析できる環境

 陶天龍(東京外国語大学学生)

A-2 樺太日本語方言の変容―朝鮮語・ロシア語との接触の視点から―

 松本和子(東京大学),吉田さち(跡見学園女子大学),高田三枝子(愛知学院大学),奥村晶子(東京大学)

A-3 高知市方言における準体句の歴史的変化

 斎藤香織(高知大学学生)

 

B会場

B-1 近現代における「幸せ」の意味・用法の変化と「幸福」との相互関係

 星川睦(明治大学学生)

B-2 助詞「へ」の受ける語についての一考察 ―場所から人物への拡張―

 黒星淑子(大阪大学学生)

B-3 「仮名」の原義について

 中山陽介(國學院大学学生)

 

C会場

C-1 言語変化における「主要部省略」というメカニズム

 平田裕(立命館大学)

C-2 名詞文の主題展開機能 ―「XはYだ」における要素の持続性を手掛かりとして―

 ニアムチャラーン ニーラチャー(東北大学学生)

C-3 「ノダ」文の意味再考―参照点構造の観点から―

 高甜(東京外国語大学学生)

 

【セッション2】 13:10~14:40

A会場

A-4 ヲ格移動動詞のテイク/テクル形とニ格、カラ格との格結合頻度について―本動詞の格結合頻度との比較を通して

 趙金昌(筑波大学学生)

A-5 物の存在を表す「Vテアル」の意志性について―結果状態の終了時点に着目して―

 渡辺誠治(活水女子大学)

 

B会場

B-4 現代日本語交感発話における慣用表現―タ形の使用制約とスタイル分化に着目して―

 肖潔(北海道大学学生)

B-5 「場合」の文末用法―「~場合ではない」をめぐって

 李二維(早稲田大学学生)

 

C会場

C-4 「必殺技」の命名プロセス―少年漫画を資料として―

 薬袋優貴(明治大学学生)

C-5 J-POPの歌詞における二重表記の用法―1989年頃から2019年までの30年間において―

 胡佳芮(一橋大学学生)

 

【セッション3】 15:00~16:30

A会場

A-6 1948年読み書き能力調査の企画書「Literacy Research Program」について

 高田智和(国立国語研究所),久野雅樹(電気通信大学),前田忠彦(統計数理研究所),相澤正夫(国立国語研究所),福永由佳(国立国語研究所),横山詔一(国立国語研究所)

A-7 「過去」「未来」を主題にした作文の文体分析

 浅原正幸(国立国語研究所),川﨑采香(お茶の水女子大学),上原泉(お茶の水女子大学),酒井裕(玉川大学),須藤百香(お茶の水女子大学学生),小林一郎(お茶の水女子大学),越智綾子(国立国語研究所)

 

B会場

B-6 ら抜き言葉〈せれる〉の使用実態とその発生原因について―万全を期せれる・刺激せれる一品・思い知れせれる―

 浅川哲也(東京都立大学)

B-7 疑問語をとりたてる極限系とりたて助詞「でも」について

 周侃(大阪府立大学学生)

 

大会式典 [Zoom会場] 16時40分-17時00分

 会長挨拶   近藤泰弘

 学会賞授賞式

 

懇親会 [Zoom会場] 17時10分-18時40分

 会費は無料です。研究大会事前参加申込者のみ,ご参加いただけます。

 

 

2021年10月31日(日)

ワークショップ [Zoom会場]  9時30分-11時00分

【セッション4】 9:30~11:00

ワークショップ0

W-0 日本語史研究における洋学資料の活用例 [概要]

 企画・講師:櫻井豪人(茨城大学)

 コメンテーター:橋本行洋(花園大学)

 司会:米谷隆史(熊本県立大学)

*ワークショップ0は,日本語研究の今後の開拓分野を積極的に取り上げる一般公開の大会企画です。

 

ワークショップ1

W-1 一般日本語動詞形態論:分節音レベルの共時的記述を超えて 

 発表者:黒木邦彦(神戸松蔭女子学院大学),佐々木冠(立命館大学),宮岡大(九州大学学生)

 指定討論者:千田俊太郎(京都大学)

 

ポスター発表/学生セッション [Zoom会場] 11時20分-13時50分

【セッション5(前半)】 コアタイム11:20~12:20/フリータイム(15分)

ポスター発表

P-1 オノマトペ認定の差異とその基準―宮澤賢治「なめとこ山の熊」を題材に―

 小野正弘(明治大学),竹田晃子(フェリス女学院大学/岩手大学),川崎めぐみ(名古屋学院大学)

P-2 『BTSJ日本語1000人自然会話コーパス(完成版・映像付き)』の特徴と活用法

 宇佐美まゆみ(国立国語研究所),小川都(国立国語研究所)

P-3 『日本語歴史コーパス』の新しい語彙表とその応用例

 小木曽智信(国立国語研究所)

 

学生セッション

G-1 能動・受動の対立に影響する要素とそのメカニズム―意味論・統語論的要素を中心に―

 劉志毅(早稲田大学学生)

G-2 類別詞「個/つ」と空間詞を用いた表現の意味分析

 山本晃子(立命館大学学生)

G-3 副詞的に使用される「普通に」の諸相―コーパスを用いた用例分析から―

 仲谷絹(東北大学学生)

G-4 日中同形同義語における主語名詞の相違―主語名詞と文構造のマッチングによる相違を中心に―

 吉甜(筑波大学学生)

G-5 中国語を母語とする日本語学習者の複合和製英語の意味推測に関する研究 ―日本語語彙知識から見る―

 呉梅(明治大学学生)

G-6 構成要素から見たサヨウナラ(バ)の展開

 川村祐斗(名古屋大学学生)

G-7 中国語を母語とする学習者の副詞「やはり」の使用変化―B-JASインタビューデータの調査を通して―

 鈴木英子(一橋大学学生)

G-8 近代演説資料における文末断定表現変遷の概観

 神田脩一郎(明治大学学生)

G-9 ネパール人日本語学習者による母音の生成―日本語とネパール語の違い―

 引田梨菜(専修大学学生)

 

【セッション5(後半)】 コアタイム12:35~13:35/フリータイム(15分)

学生セッション

G-10 中国人上級日本語学習者における外来語単語の視覚的認知 ―音韻類似性と文脈を操作した実験的検討―

 耿耀耀(北京外国語大学学生)

G-11 神奈川県三浦市方言のア]カトンボについて

 飯田潤一(ウィスコンシン大学ミルウォーキー校学生)

G-12 著名人インタビューにおけるインタビュアーの”聞き方”―音声に着目して―

 大塚明子(専修大学学生)

G-13 北海道の挨拶行動の地域差―都市性および生業の観点から―

 大石岳(東北大学学生)

G-14 キャラ語尾「であります」の統語機能の多様性について

 劉天陽(岡山大学学生)

G-15 副詞「よもや」の変遷―意味及び共起する文末形式の観点を中心に―

 黄冬思(新潟大学学生)

G-16 無アクセント方言における韻律句のつくりかた ―宮崎県椎葉村尾前方言の統語構造と情報構造に着目して―

 廣澤尚之(九州大学学生)

G-17 『日本語日常会話コーパス』における使役表現の使用実態―テレビドラマのシナリオと比較して―

 王慧雋(一橋大学学生)

G-18 韓国人留学生の母語場面におけるトランスランゲージング

 羅炫貞(専修大学学生)

G-19 発表挨拶等で用いられる「みなさん」の音声分析

 戸田隼介(専修大学学生)

G-20 役割語における人物の性格を表す言葉遣いについて―アニメーションシリーズの人物紹介文の記述と発話から―

 深田芽生(明治大学学生)

G-21 漢語「透視」の展開

 奥山光(東京大学学生)

 

シンポジウム [Zoom会場] 14時00分-17時00分

 語用論と日本語研究  [概要]

 

    加藤重広(北海道大学)「文法研究と語用論の接続―統語語用論のいくつかの例から―」

    森勇太(関西大学)「行為指示表現の変化が起こるところ―歴史語用論の視座を生かして―」

    滝浦真人(放送大学)「近現代日本語における授受表現と敬語の語用論―聞き手意識による変容を捉える―」

 

  司会

  青木博史(九州大学)

  指定討論者

  吉田永弘(國學院大学)

  企画担当

  青木博史,吉田永弘

 

(2021年8月31日掲載/2021年10月7日更新)

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