日本語学会

研究発表一覧(1950年-1959年)

過去の研究発表会・大会での研究発表一覧を掲載しています。また,「要旨PDF」から『日本語の研究』に掲載されている発表要旨を閲覧することができます。閲覧できる要旨は,2004年度秋季大会以降(『日本語の研究』第1巻2号以降)のワークショップ・口頭発表・ブース発表・ポスター発表・デモンストレーションです。

1950.1公開講演会(福岡・第2回)1950.4公開講演会(仙台・第2回)1950.5研究発表会(京都・第2回)1950.5公開講演会(福岡・第3回)
1950.6公開講演会(東京・第20回)1950.6公開講演会(京都・第11回)1950.10研究発表会(東京・第2回)1950.10研究発表会(京都・第3回)
1950.11公開講演会(盛岡・第2回)1950.11公開講演会(東京・第21回)1950.11公開講演会(福岡・第4回)1951.1公開講演会(福岡・第5回)
1951.5公開講演会(東京・第22回)1951.5研究発表会(京都・第4回)1951.10研究発表会(東京・第3回)1951.11公開講演会(京都・第12回)
1951.11公開講演会(仙台・第3回)1951.12公開講演会(盛岡・第3回)1951.12公開講演会(東京・第23回)1952.2公開講演会(東京・第24回)
1952.6研究発表会(京都・第5回)1952.6公開講演会(東京・第25回)1952.7公開講演会(福岡・第7回)1952.10研究発表会(東京・第4回)
1952.10公開講演会(福岡・第8回)1952.11公開講演会(京都・第13回)1952.11公開講演会(大阪・第1回)1952.12公開講演会(東京・第26回)
1953.5研究発表会(京都・第6回)1953.6公開講演会(東京・第27回)1953.10研究発表会(東京・第5回)1953.11公開講演会(東京・第28回)
1953.12公開講演会(盛岡・第4回)1954.5大会1954.5研究発表会(京都・第7回)1954.10研究発表会(東京・第6回)
1954.10公開講演会(京都・第15回)1954.11公開講演会(東京・第30回)1955.5公開講演会(東京・第31回)1955.5研究発表会(京都・第8回)
1955.10公開講演会(京都・第16回)1955.11研究発表会(東京・第7回)1955.11公開講演会(東京・第32回)1956.6研究発表会(京都・第9回)
1956.11公開講演会(京都・第17回)1956.11研究発表会(東京・第8回)1956.11公開講演会(東京・第34回)1957.5公開講演会(東京・第35回)
1957.6研究発表会(京都・第10回)1957.10公開講演会(京都・第18回)1957.11研究発表会(東京・第9回)1957.11公開講演会(東京・第36回)
1958.5公開講演会(東京・第37回)1958.6研究発表会(京都・第11回)1958.11研究発表会(東京・第10回)1958.11公開講演会(東京・第38回)
1958.11公開講演会(京都・第19回)1959.6研究発表会(京都・第12回)1959.5公開講演会(東京・第39回)1959.10研究発表会(東京・第11回)
1959.10公開講演会(東京・第40回)1959.11研究発表会(京都・第13回)

国語学会公開講演会(福岡・第2回)〔1950年1月21日,九州大学〕 

講演

  • 中等文法教科書批判 / 上野正澄
  • 漢字教授法の一構想 / 白石光邦
  • 古言清濁考について / 石井和男


国語学会公開講演会(仙台・第2回)〔1950年4月23日,宮城県立第一女子高校〕 

講演

  • 中国の国語問題 / 小川環樹
  • 国語の語彙について / 岩淵悦太郎


国語学会研究発表会(京都・第2回)〔1950年5月21日,京都大学〕 

口頭発表

  • 上代に於ける自称表記に就いて / 西宮一民
  • マスヒトとマスラヲについて / 尾崎知光
  • 言語資料としての「細雪」 / 和田実
  • 文節論批判 / 後藤克巳
  • ロドリゲスの文典に見える禁止法「ナナイソ」「ナイナ」についての考究―ロ氏文典の一批判― / 北条忠雄
  • 声明に保存せられてゐる一二の音韻資料 / 筧五百里


国語学会公開講演会(福岡・第3回)〔1950年5月27日,県立福岡高校〕 

講演

  • 擬音語と擬態語との交渉 / 春日和男
  • 濁点の歴史 / 平井秀文
  • 九州方言形容詞カイ語尾境界線 / 吉町義雄


国語学会公開講演会(東京・第20回)〔1950年6月10日,東京大学〕 

講演

  • 「水を飲みたい」といふ言ひ方について / 松村明
  • 近古語研究の一断面 / 山田忠雄


国語学会公開講演会(京都・第11回)〔1950年6月18日,京都大学〕 

講演

  • 言葉の紐 / 小田良弼
  • 十七条憲法の訓詁に関する二三の問題 / 吉川幸次郎


国語学会研究発表会(東京・第2回)〔1950年10月7日・8日,東京大学〕 

口頭発表

  • 小中学生の現代かなづかい実践状況について / 須藤久幸
  • 字音語の音韻的特質 / 岡本千万太郎
  • 五十音図の配列について / 森岡健二
  • 「さるは」考 / 古沢秀雄
  • 隠語の一考察―センボウ考― / 前田勇
  • 岡山県のアクセントの領域―その東部及び南部の境界について― / 虫明吉治郎
  • 九州「カ語尾」『形容詞』の吟味 / 都築頼助
  • 仮名遣の起原について / 大野晋
  • 漢語の源流 / 中田祝夫
  • 品詞の本質について / 加藤武之助
  • 現代語の用例採集について / 見坊豪紀
  • 敬語的人称の概念 / 石坂正蔵


国語学会研究発表会(京都・第3回)〔1950年10月22日,京都大学〕 

口頭発表

  • 上代国語の助詞ユについて / 竹岡正夫
  • 字音の新濁について / 奥村三雄
  • 言語における発想内容と場の問題―言語における場の問題序説― / 塚原鉄雄
  • 擬声語の変化 / 寿岳章子
  • 類聚名義抄の出典について / 吉田金彦
  • 「文選読」について / 築島裕


国語学会公開講演会(盛岡・第2回)〔1950年11月12日,岩手大学〕 

講演

  • 標準語から共通語へ―方言と標準語についての新しい見方― / 見坊豪紀
  • 文法の概念 / 佐藤喜代治


国語学会公開講演会(東京・第21回)〔1950年11月25日,東京大学〕 

講演

  • 文字と言葉―湯桶読・重箱読など― / 山田俊雄
  • 国語教育の単元学習に対する反省 / 渡辺修


国語学会公開講演会(福岡・第4回)〔1950年11月25日,九州大学〕 

講演

  • 万葉及び古今・新古今の恋歌を素材としての言語心理学的研究 / 秋重義治
  • 注音符号について / 目加田誠


国語学会公開講演会(福岡・第5回)〔1951年1月13日,県立福岡高等学校〕 

講演

  • 国語学と国語教育 / 時枝誠記


国語学会公開講演会(東京・第22回)〔1951年5月19日,東京大学〕 

講演

  • 現代語法に於ける二三の問題 / 中平解
  • 類義語のニュアンス―「から」と「ので」との異同をめぐって― / 永野賢


国語学会研究発表会(京都・第4回)〔1951年5月27日,京都大学〕 

口頭発表

  • 万葉集の新しい用字法について―万葉用字格批判― / 岩松空一
  • 近畿地区方言訛音のテストに就いて / 多田さい
  • 標準語の滲透力と方言の抵抗力に就いて / 前田勇
  • 疑問表現をめぐつて / 宮地裕
  • 「見かねる」「見たい」「見たがる」 / 大岩正仲
  • 岩崎本書紀古訓について / 上野務


国語学会研究発表会(東京・第3回)〔1951年10月6日・7日,東京大学〕 

口頭発表

  • 北海道南部に於ける動詞の仮定条件法 / 石垣福雄
  • 津軽方言のアクセント―併せて北奥羽方言アクセントの概観― / 芳賀綏
  • たじまことば三題 / 岡田荘之輔
  • アクセント調査の一方法 / 和田実
  • 紀州言葉の存在動詞 / 楳垣実
  • 源氏物語に於ける動詞「を」について / 若野源蔵
  • 仮名文字発生の地盤と発生の経路について―万葉集の表記法を中心として― / 大野雍煕
  • イヲヌル等の言い方 / 富田大同
  • 令知哉の訓法をめぐって / 脇屋真一
  • 現代日本語文法の批判 / 杉本つとむ
  • 動詞「ゐる」の意味について / 風間力三
  • 詞と辞の連続における意味的関係 / 山崎良幸
  • 動詞の種類 / 三上章


国語学会公開講演会(京都・第12回)〔1951年11月11日,京都大学〕 

講演

  • 原始日本語における閉音節語存在の仮説 / 浜田敦
  • 日韓両国語の語彙の比較について / 大野晋
  • 対人関係を構成する助詞、助動詞 / 時枝誠記


国語学会公開講演会(仙台・第3回)〔1951年11月17日,宮城県立第一女子高校〕 

講演

  • 接続助詞「ものの」をめぐりて / 佐伯梅友
  • 七里渡をよめる芭蕉の発句二首 / 山田孝雄


国語学会公開講演会(盛岡・第3回)〔1951年12月1日,盛岡市杜陵高校〕 

講演

  • 「食す」の考 / 島稔
  • パアソナリティと言語 / 森岡健二


国語学会公開講演会(東京・第23回)〔1951年12月8日,東京大学〕 

講演

  • 東西両アクセントのちがいができるまで / 金田一春彦
  • 明治初期の国語について / 池上禎造


国語学会公開講演会(東京・第24回)〔1952年2月16日,東京大学〕 「全国方言辞典」刊行記念

講演

  • 国語史のために / 柳田国男
  • 日本語方言の分派とその系脈 / 藤原与一
  • イギリスの方言学 / 市河三善


国語学会研究発表会(京都・第5回)〔1952年6月8日,京都大学〕 

口頭発表

  • 滋賀県方言の区画について / 井之口有一
  • 南部(八戸)方言に於ける助動詞について―特にサル・エルについて / 豊巻英吉
  • 複合語のアクセントとその成素の文法的機能 / 川上蓁
  • 方言学国際的研究の現段階 / グロータース
  • 単位語の解体 / 坂口兵司
  • 文語「過去及完了の助動詞」の用法 / 柿下好登
  • 助動詞「たり」の形成について / 春日和男
  • 魏志倭人伝などに見える国語語彙に関する二三の問題 / 浜田敦


国語学会公開講演会(東京・第25回)〔1952年6月15日,東京大学〕 故有坂秀世博士追悼講演会

講演

  • 有坂博士の思い出 / 金田一京助
  • 奈良時代のヌとノの万葉仮名について / 大野晋
  • 有坂博士と重紐論 / 河野六郎
  • 有坂博士と音声学研究 / 大西雅雄


国語学会公開講演会(福岡・第7回)〔1952年7月5日,九州大学〕 

講演

  • 擬音語と品詞―感動詞と対応する部分― / 黒岩駒男
  • 上代国語の代名詞について / 笹月清美


国語学会研究発表会(東京・第4回)〔1952年10月11日・12日,東京大学〕 

口頭発表

  • 不定称詞の疑問副詞的用法 / 馬渕一夫
  • 主語承接の「は」助詞について / 青木伶子
  • 動作態の性格とその表現形態 / 風間力三
  • 陳述の性格と助動詞の表現性 / 桑田明
  • 述語の役割 / 渡辺実
  • 三宝絵の文章について / 宮坂和江
  • 土佐日記「おんなおきなにをしつべし」私見 / 北条忠雄
  • 所謂自敬表現について / 尾崎知光
  • 言語表現の曖昧性 / 山崎良幸
  • 姉小路式の諸本の系統について / 根来司
  • 抄物の文選読 / 寿岳章子
  • 類聚名義抄の呉音の性格 / 渡辺修
  • 悉曇資料よりみた平安末期の二三の母音について / 馬渕和夫
  • 母音無声化の原因について / 前田勇


国語学会公開講演会(福岡・第8回)〔1952年10月26日,九州大学〕 

講演

  • 橋本文法と時枝文法との相違について / 大野晋
  • 古代国語の語法について / 佐伯梅友


国語学会公開講演会(京都・第13回)〔1952年11月9日,京都毎日ホール〕 

講演

  • 日本の敬語とよその敬語 / 泉井久之助
  • 今の敬語と昔の敬語 / 池上禎造
  • 教育の場に於ける敬語 / 遠藤嘉基


国語学会公開講演会(大阪・第1回)〔1952年11月15日,毎日ホール〕 

講演

  • 日本の敬語とよその敬語 / 泉井久之助
  • 今の敬語と昔の敬語 / 池上禎造
  • 教育の場に於ける敬語 / 遠藤嘉基


国語学会公開講演会(東京・第26回)〔1952年12月6日,東京大学〕 

講演

  • 方言音調査研究の雑感 / 平山輝男
  • 枕草子の叙述 / 西尾光雄


国語学会研究発表会(京都・第6回)〔1953年5月24日,京都大学〕 

口頭発表

  • 「共通語と方言」の一問題―助動詞・助詞を中心として― / 山本俊治
  • 敬譲は辞である―言語過程説に於ける敬語の取扱い― / 虫明吉治郎
  • 万葉仮名「伊」「以」などに就いて / 宮嶋弘
  • 準体助詞の方言的対応とその史的系譜 / 原田芳起
  • 助詞の機能 / 桑田明
  • 「文の性質上の種類」についての一考察 / 宮地裕
  • 助動詞の相互承接 / 渡邊実
  • 「捷解新語」成立の時期について / 森田武


国語学会公開講演会(東京・第27回)〔1953年6月13日,東京大学〕 

講演

  • 敬語と社会階層 / 柴田武
  • 歌物語の文章 / 阪倉篤義


国語学会研究発表会(東京・第5回)〔1953年10月10日・11日,東京大学〕 

口頭発表

  • 国語の概念 / 坂口兵司
  • やさしい言葉とは? / 川上蓁
  • 高知県のアクセントについて / 土居重俊
  • 表現効果の数量化 / 渡辺修
  • 漢文訓読史上の一問題―再読字の成立について― / 小林芳規
  • 淳仁称徳朝の宣命 / 長尾勇
  • 漢文訓読資料としての図書寮本類聚名義抄 / 築島裕
  • 「也」字の訓について―「ぞ」と「なり」の消長― / 春日和男
  • 単語の認定について / 山口光
  • 助動詞「けり」の意味について / 長船省吾
  • 「る」「らる」などの品詞 / 大岩正仲
  • ”陳述”をめぐって / 芳賀綏


国語学会公開講演会(東京・第28回)〔1953年11月21日,國學院大学〕 

講演

  • 形容動詞について / 山田巌
  • この話は浮きるか浮きないか / 今泉忠義


国語学会公開講演会(盛岡・第4回)〔1953年12月5日,盛岡市杜陵高校〕 

講演

  • 言語調査の新しい方法 / 柴田武


創立10周年記念国語学会大会〔1954年5月15日,東京大学〕 

講演

  • 国語の変遷と歴史 / 亀井孝
  • 語彙雑考 / 春日政治

討論会

  • 漢字制限の問題点 / 釘本久春,時枝誠記,服部嘉香,マツサカタダノリ


国語学会研究発表会(京都・第7回)〔1954年5月30日,京都大学〕 

口頭発表

  • 方言の音便現象 / 楳垣実
  • 名古屋方言の音便現象 / 芥子川律治
  • 北九州生活語におけるウ音便現象 / 岡野信子
  • バ四・マ四の音便について / 前田勇
  • 「あゆひ抄」の里言における音便表記について / 佐藤茂
  • 源氏物語における形容詞性の語のイ音便について / 木之下正雄
  • 用言の「音便」という意識とその一解釈 / 宮地裕
  • 促撥音便発生の下地 / 渡辺実


国語学会研究発表会(東京・第6回)〔1954年10月9日・10日,東京大学〕 

口頭発表

  • 間投助詞と終助詞 / 芳賀綏
  • 中世人と中古語―文語研究への一課題― / 根来司
  • 目的格表示に於ける「を」の機能と表現価値―源氏物語とその行先作品を素材として― / 小山敦子
  • 入子型図式と橋本方式 / 関根敏雄
  • 地蜘蛛考 / 長尾勇
  • 解釈の条件 / 山口光
  • 文の表現効果とその構造 / 木原茂
  • アクセントとイントネーションとの交渉 / 川上蓁
  • 万葉集に於る大和・東国両方言間の母音交替 / 山内育男
  • 上代に於ける三音節名詞のアクセントについて―「上平上」型の存在を中心として― / 桜井茂治
  • 慈覚大師在唐記のOについて / 馬渕和夫


国語学会公開講演会(京都・第15回)〔1954年10月31日,京都大学〕 

講演

  • 対話 / 阪倉篤義
  • 構造論について / 大塚高信


国語学会公開講演会(東京・第30回)〔1954年11月20日,早稲田大学〕 

講演

  • 敬語の誤りと行過ぎについて / 辻村敏樹
  • 近世語の待遇表現の体系 / 山崎久之


国語学会公開講演会(東京・第31回)〔1955年5月14日,東京大学〕 

講演

  • 秋田方言瑣談 / 北条忠雄
  • 国語史の一課題 / 福田良輔


国語学会研究発表会(京都・第8回)〔1955年5月29日,京都大学〕 

口頭発表

  • 国語史はどんなふうに把握されて来たか / 塚原鉄雄
  • 国語の文章の論理性の一面 / 井手至
  • 「ベシ」「マジ」の接続面の混乱 / 橋本四郎
  • 語彙としての形容詞の変遷 / 寿岳章子
  • 国語音韻体系における長音の位置―特にオ段長音の問題― / 浜田敦
  • 古代アクセントから近代アクセントへ / 金田一春彦
  • 近代日本語の諸相の性格 / 亀井孝


国語学会公開講演会(京都・第16回)〔1955年10月30日,京都大学〕 

講演

  • ロドリゲスに学ぶもの / 土井忠生

公開座談会

  • 文法教育の諸問題 / 松井利男,林大,大野晋,永野賢,[司会]遠藤嘉基


国語学会研究発表会(東京・第7回)〔1955年11月19日・20日,中央大学〕 

口頭発表

  • 疑問詞の係結―中国方言の場合― / 虫明吉治郎
  • 助詞「ナモ」の分布とその成立について / 芥子川律治
  • 現代大阪弁の喜劇性―特に標準語法との比較において― / 前田勇
  • 「仏遺教経」の旋律とアクセント / 桜井茂治
  • 同じ語か異ふ語かを統計的に見分ける法 / 水谷静夫
  • 「おぼろけ」の意味構造―共時態における意味の幅― / 原田芳起
  • 上代国語のズハについて / 後藤利雄
  • 他動と使動 / 桑田明
  • 「へ」と「に」の消長 / 青木怜子
  • 語の分類 / 安田喜代門


国語学会公開講演会(東京・第32回)〔1955年11月20日,中央大学〕 

講演

  • 江戸ことば / 中村通夫
  • 文章研究の意義と方法 / 佐藤喜代治


国語学会研究発表会(京都・第9回)〔1956年6月3日,京都大学〕 

口頭発表

  • オ段長音における二三の問題 / 中川芳雄
  • 「方言周圏論」適用の限界について / 長尾勇
  • 遊仙窟の和訓について / 吉田金彦
  • 英語国民に対する日本語教授―国際基督教大学に於ける日本語集中教育の報告― / 小出詞子
  • 語彙の総量の推定 / 水谷静夫
  • 指示語の性格―ソレとコレについて― / 佐伯哲夫
  • 辞の形態論的性格 / 奥村三雄
  • 動詞本来の相について / 日下部文夫
  • 四段動詞の派生語にあらわれる音韻変化について / 岸田武夫


国語学会公開講演会(京都・第17回)〔1956年11月3日,京都大学〕 

講演

  • 好色一代男の文章 / 中村幸彦
  • 言語過程説について / 服部四郎


国語学会研究発表会(東京・第8回)〔1956年11月10日・11日,國學院大学〕 

口頭発表

  • トキエダ・モトキ博士の「国語学原論続篇」における漢字改革の批判についての疑問 / ナカシマイズミ
  • 文の構造 / 松下厚
  • いわゆる主述関係 / 三上章
  • 文の構造の図示法について / 山口光
  • 主語につく「を」と「の」の助詞 / 若野源蔵
  • 疑と治定―近世文語の一性格― / 根来司
  • 図書寮本名義抄の和訓の六声 / 小松英雄
  • 東京及びその周辺のアクセントの変遷 / 秋永一枝
  • 津軽方言日常語彙小考 / 日野資純
  • 土佐ことば―その概観と区画― / 土居重俊


国語学会公開講演会(東京・第34回)〔1956年11月11日,國學院大学〕 

講演

  • 抄物への眼 / 寿岳章子
  • 言文一致は可能か / 岩淵悦太郎


国語学会公開講演会(東京・第35回)〔1957年5月25日,お茶の水女子大学〕 

講演

  • 文芸作家と「仮名づかい」 / 江湖山恒明
  • 修飾(modification)に関する一学説について / 佐々木達


国語学会研究発表会(京都・第10回)〔1957年6月2日,京都大学〕 

口頭発表

  • ていねい調の性格 / 佐伯哲夫
  • 抄物の一語法―「動詞連用形ゴト」の用法をめぐって― / 土井洋一
  • 副詞的機能をもつ動詞重複形 / 橋本四郎
  • 枕詞とその背景―鴨の羅猟の推定による「あぢさはふ」の解明― / 井手至
  • 発生と完了―「ぬ」と「つ」― / 中西宇一
  • 現代日本語に於ける自・他動詞対立について / 小出詞子
  • 推量の助動詞 / 塚原鉄雄


国語学会公開講演会(京都・第18回)〔1957年10月20日,京都大学〕 

講演

  • 文法の限界 / 佐伯梅友
  • 言語芸術の理論的考察 / 小林英夫


国語学会研究発表会(東京・第9回)〔1957年11月16日・17日,東京大学〕 

口頭発表

  • 「らむ」の意味について / 尾崎知光
  • 係結の性格 / 林田明
  • 色葉字類抄の「辞字」について / 青木孝
  • 中古語中世語における動詞相互の連結作用について / 関一雄
  • 品詞分類への一試案 語の表現性格とその系列分類 / 徳田政信
  • 不肯の訓について / 大坪併治
  • アクセントの理解をはばむもの / 川上蓁
  • 愛知県方言における連母音の諸相 / 芥子川律治
  • 高松アクセントとその解釈 / 和田実
  • ナメクジリとナメクジラ / 長尾勇


国語学会公開講演会(東京・第36回)〔1957年11月17日,東京大学〕 

講演

  • 尼門跡の言語生活と公家言語について / 井ノ口有一
  • 詩歌における音楽性について / 時枝誠記


国語学会公開講演会(東京・第37回)〔1958年5月17日,東洋大学〕 

講演

  • 言語進歩論のその後 / 亀井孝
  • 話線における構文の姿 / 佐久間鼎


国語学会研究発表会(京都・第11回)〔1958年6月1日,京都大学〕 

口頭発表

  • 数量的言語・文章研究の動向 / 安本美典
  • 仮定表現の変遷 / 井上章
  • 四段・下二段の対立をもつ動詞について / 石黒としお
  • 「拉葡日対訳辞書」の日本語における音韻交代 / 河野亮
  • アクセント核についてふたたび / 日下部文夫


国語学会研究発表会(東京・第10回)〔1958年11月8日・9日,日本大学〕 

口頭発表

  • 古今集の詞書と伊勢物語の文章―仮名文の発展に関する諸問題― / 奥村恒哉
  • 院政期における宮廷女流社会での待遇表現について / 森野宗明
  • 「間」の用法より見たる今昔物語集の文章について / 峰岸明
  • 「日本寄語」語解 / 福島邦道
  • 東西両方言の交渉について / 伊藤厚義
  • 語構成に関する一考察 / 西尾寅彌
  • 接続語について / 前田惟義
  • 文論とその巨視的方法―クローズ・ムード論― / 徳田政信


国語学会公開講演会(東京・第38回)〔1958年11月9日,日本大学〕 

講演

  • 漢和辞典の成立と漢語辞書 / 山田忠雄
  • 国語辞書と漢語 / 池上禎造


国語学会公開講演会(京都・第19回)〔1958年11月16日,京都大学〕 

講演

  • 平安時代の和歌・歌謡と漢文訓読 / 築島裕
  • 文語動詞活用組織における「あり」の位置 / 江実


国語学会研究発表会(京都・第12回)〔1959年6月7日,京都大学〕 

口頭発表

  • 天草版平家物語の本文 / 清瀬良一
  • 文覚上人の点本 / 広浜文雄
  • 平安~鎌倉文学作品における声点本伝授の流れ / 秋永一枝
  • 伊予国魚島方言における形容詞活用形の用法 / 神鳥武彦
  • 万葉のアヒダニ・ホドニの訓義を処理して類義語の問題に及ぶ / 原田芳起
  • 平安時代末期における二音節名詞の音調体系 / こまつひでお
  • ラングとパロールについて / 堀井令以知


国語学会公開講演会(東京・第39回)〔1959年5月16日,実践女子大学〕 

講演

  • 文法の方法について―フランス語学の現状から― / 川本茂雄
  • 「ひぢちか」につきて / 山岸徳平


国語学会研究発表会(東京・第11回)〔1959年10月17日・18日,立教大学〕 

口頭発表

  • 三巻本“色葉字類抄”所載のアクセントについて / 北原保雄
  • 「む」か「らむ」か / 山内育男
  • 中古敬語の崩壊過程―河内本源氏物語にみえる― / 根来司
  • 辞書のことばとはたらき / 吉田金彦
  • 歴史的に見た一音節名詞 / 亀井孝
  • 発話の記号的意味と指標的意味 / 山口光
  • 文段の構成における進展と拡充―漱石と?外の文体について― / 木原茂
  • 「宣旨」の語義について―伝言形式再論― / 時枝誠記


国語学会公開講演会(東京・第40回)〔1959年10月18日,立教大学〕 

講演

  • 難語の言いかえ / 宇野義方
  • 音韻資料としての真言声明 / 金田一春彦


国語学会研究発表会(京都・第13回)〔1959年11月1日,京都府立大学〕 

口頭発表

  • 二つの語彙に共通する語 / 樺島忠夫
  • 漢語のアクセント / 奥村三雄
  • 諸活用形の機能 / 渡辺実
  • 高野山西南院蔵「和泉往来」について / 遠藤嘉基
  • 助動詞<なり>の接続と意味と / 塚原鉄雄
  • 副詞「いと」について―母音交替による意義分化の一例― / 阪倉篤義
  • 抄物語彙の構造 / 寿岳章子


ページの先頭へ戻る

Copyright © 2014 日本語学会 All Rights Reserved.