日本語学会

研究発表一覧(1980年-1989年)

過去の研究発表会・大会での研究発表一覧を掲載しています。また,「要旨PDF」から『日本語の研究』に掲載されている発表要旨を閲覧することができます。閲覧できる要旨は,2004年度秋季大会以降(『日本語の研究』第1巻2号以降)のワークショップ・口頭発表・ブース発表・ポスター発表・デモンストレーションです。

国語学会昭和55(1980)年度春季大会〔1980年5月24日・25日,学習院大学〕 

シンポジウム

  • 日本語系統論の新しい展開 / 大野晋,江実,藤原明

口頭発表

  • 歌謡の「変化」の類型性について―宮古歌謡の場合― / 多和田さち子
  • 接尾辞「ラシイ」の成立 / 村上昭子
  • 文・文章の長さからみた説明文のわかりやすさ―男女差に視点をおいて― / 小林美恵子
  • 国語の比較資料としての近世アイヌ語 / 田中聖子
  • 沫那藝神・沫那美神と頬那藝神・頬那美神の神名解釈 / 塩谷香織
  • 河内本源氏物語本文の価値―係助詞「なむ」を資料とする― / 川越園子
  • 続紀宣命の大字小字について / 北川和秀
  • 聲點の起源承前 / 石塚晴通
  • 「曰」「云」「言」(イフ)三字の用法差別―中国・日本の古典から― / 中田祝夫
  • 「わくらばに」「たまさかに」「たまたま」―その偶然性の意味― / 上野加津子
  • 『倭名類聚抄箋注』の稿本 / 高梨信博


国語学会昭和55(1980)年度秋季大会〔1980年10月25日・26日,信州大学〕 

講演

  • 言語形成に及ぼすテレビおよび都市の言語の影響 / 馬瀬良雄
  • 古典の敬語をどうとらえるか―表現性の観点から― / 辻村敏樹

口頭発表

  • 方言意識と方言分布 / 藪原繁里
  • 『浮世風呂』の否定表現―助動詞を中心に― / 細川英雄
  • コンテムツス・ムンヂにおける翻訳の方法―アルバレス・ラテン文典を中心に― / 松岡洸司
  • 大東急記念文庫蔵十巻本『伊呂波字類抄』の成立に関する一考察―「植物」部「動物」部及び「諸社」部を中心として― / 河野敏宏
  • カミアガル・カムサル等の語の待遇基準―日本書記古訓を中心にして― / 伊藤雅光
  • 比羅夫はヒラヲ,恩荷はオニなるべし―秋田古代史に見える諸呼称の国語学的吟味― / 北条忠雄
  • 自他違い―自動詞と目的語,そして自他の分類― / 須賀一好
  • 「のだ」について / 紙谷栄治
  • 認識と言語―日英語の文の比較を通して― / 氏家洋子
  • 叙法の構造 / 山口光
  • 『明衡往来』の語彙研究―享禄本「総索引」による― / 三保忠夫
  • 新資料『脚結変例』の著者について / 竹岡正夫
  • 源氏物語の表現―並置された形容語の分析から― / 山口仲美
  • 幻の形容動詞「にた・に」の存在認定をめぐる諸問題 / 原田芳起


国語学会昭和56(1981)年度春季大会〔1981年5月23日・24日,甲南女子大学〕 

講演

  • 関西に於ける地方共通語化について / 鎌田良二
  • 三内説について / 馬渕和夫

口頭発表

  • 『篆隷万象名義』の篆書 / 家野淳子
  • 日本書紀音仮名表記の一考察―原音声調から観た表記論― / 高山倫明
  • 訓点資料に見える仮名字体「爪」「ア」「〓」について―平安時代を中心に― / 月本雅幸
  • 言語資料としての上方歌舞伎台帳―その口語性の検討― / 山県浩
  • 「小チャイ」考 / 吉見孝夫
  • 伝授物における本文批判について―「之成伝記」を中心として― / 郷田雪枝
  • 手話言語の語構成 / 米川明彦
  • 否定表現の意味による副詞の分類 / 原田登美
  • 津軽方言と南部方言の接触地帯に於る言語差―全数調査より― / 中島由美
  • 上代オ列甲・乙母音対立崩壊の一要因―機能負担量の調査から― / 釘貫亨
  • 漢字音より観た上代日本語の母音組識 / 森博達
  • 呉音の学習伝承に於ける反切の位置 / 沼本克明
  • 日本大学蔵本「法華経方便品」白点(重要文化財平安初期)研究 / 中田祝夫
  • 『天草版平家物語』における人の存在を表わす述語の体系―文語の『平家物語』と対照しつつ― / 金水敏
  • 中古における語幹重複型の形容詞について―「重複形+と(に)」型の副詞と関連して― / 東郷吉男
  • 萬葉集・長歌の字余り / 毛利正守
  • てにをは研究史上の一問題 / 根来司
  • 異なる調査規模の言語地図の解釈―微細言語地図による検証― / 福嶋秩子
  • 長崎県池島方言のカ行子音の喉頭音化について / 上野智子
  • 中部地方域の方言における未来の表現の分布 / 江端義夫
  • 方言史と地理的分布 / 田尻英三


国語学会昭和56(1981)年度秋季大会〔1981年10月24日・25日,広島大学〕 

講演

  • 角筆文献研究の課題 / 小林芳規
  • 変形文法の次に来るもの / B・サンジャック

口頭発表

  • 漢書楊雄伝天暦二年点における訓読の方法 / 松本光隆
  • 平安古記録における動詞語彙 / 中山緑朗
  • 「うつくしむ」「うつくしがる」と,その周辺―中古仮名文学用語の一面― / 関一雄
  • 副詞の構文論上の位置づけ―文末の否定表現との呼応による検討― / 川口義一
  • 従属句「~カ(ドウカ)」の述部に対する意味的関係構成 / 藤田保幸
  • 言語単位の超分節的特性による統一―言語単位としての文集合について― / 原土洋
  • 幼児言語におけるヒトとモノ―表現された名詞における比較― / 小村晶子
  • 『蘭語訳撰』の成立における『蛮語箋』の役割―外国地名を中心として― / ポール・ウォスティン
  • 「伏(ふし)や」研究小史―富士谷成章まで― / 竹岡正夫
  • 方言母音のホルマント―秋田県男鹿市の発音などに依拠して― / 今石元久
  • アクセントにおける移行性分布について / 山口幸洋
  • NHKアナウンサーのアクセントの変化 / 菅野謙,最上勝也


国語学会昭和57(1982)年度春季大会〔1982年5月22日・23日,早稲田大学〕 

講演

  • 断定表現の推移―今昔物語集を中心に― / 桜井光昭
  • 臨時一語の構造 / 林四郎

口頭発表

  • 「ずは」論再考―仮定条件法としての理解― / 鈴木義和
  • 「なさる」・「下さる」等の活用の四段化 / 鬼山信行
  • 森島中良と『俗語解』改編―静嘉堂文庫所蔵本『俗語解』をめぐって― / 岡田袈裟男
  • 情態修飾関係と動詞の相―動詞の相の重層構造とそれに対応する情態修飾成分― / 矢澤真人
  • 名詞述語文における補文の構造―南不二男氏の四段階の通用― / 備前徹
  • 主題をとりたてる場合の「は」「も」について / 鷲尾芳子
  • 「かお(顔)」の語史―文献と言語地図の対照による― / 小林隆
  • 東京における言語差―山の手・下町,男女差,年齢差を中心に― / 御園生保子
  • 敬語使用から見た聞き手の位置づけの多様性 / 荻野綱男
  • 計量語彙論用TSSプログラム集 / 水谷静夫
  • 『豊川本平家物語』(早稲田大学演劇博物館蔵)の音韻表記について―音便を中心に― / 上野和昭
  • 「コンテムツス・ムンヂ」における「漢語」の言い換えについて / 蒲谷宏
  • 狂言台本における仮定条件の接続詞―「サラバ」から「ソレナラバ」へ― / 小林賢次


国語学会昭和57(1982)年度秋季大会〔1982年10月23日・24日,香川大学〕 

講演

  • 敬語使用の移り変わり / 野元菊雄
  • 富士谷成章の学説と表現観 / 竹岡正夫

口頭発表

  • 助詞のアクセントについて / 木部暢子
  • 琉球方言のアクセント / 崎村弘文
  • 時枝誠記博士の国語学―現象学とどう関わりどう関わらないか― / 根来司
  • 万葉集における助動詞「らむ」の意味―「む」との比較から― / 和田明美
  • 万葉集の字余り・非字余り―形式面,リズム面からのアプローチ― / 佐藤栄作
  • 古代語/o///?/対立の崩壊過程―特殊仮名遣違例の傾向から― / 釘貫亨
  • 相論と格論 / 青山文啓
  • 複合動詞における格の問題 / 山本清隆
  • 連体構造における動詞のアスペクトについて / 砂川有里子
  • 有題文と無題文―新聞記事の冒頭文を例として― / 野田尚史
  • 動詞の,語性と敬語体系 / 虫明吉治郎
  • 副助詞の機能とその分類 / 竹岡茂樹
  • 今昔物語集の「其レニ」 / 舩城俊太郎
  • 「いぶせし」の語義について / 勝俣隆
  • 「八雲御抄言語部」の歌語 / 河村志保
  • 宇治拾遺物語に伝えられた「和文語」と「漢文訓読語」―平安仮名文学用語の一面への遡行的近づきの試み― / 関一雄


国語学会昭和58(1983)年度春季大会〔1983年5月21日・22日,同志社大学〕 

講演

  • 語史から国語史へ―漢語受容史研究の構想― / 松下貞三
  • 方言国語史―琉球方言を中心として― / 平山輝男

口頭発表

  • 日本語の可能・自発―朝鮮語との対照― / 生越直樹
  • 日本語動詞のアスペクトに関する包括的分類について / 萩原俊幸
  • アスペクトの意味実現の原理について / 森山卓郎
  • 明治期における接尾辞「然」の展開 / 小林雅宏
  • 「タテ」「ヌキ」から「タテ」「ヨコ」へ / 岩野靖則
  • 情態修飾成分及び度数・量を表わす連用修飾成分の整理―特に出現位置と意義結合のあり方とから― / 矢澤真人
  • 否定・推量・不確実述語の作用面と対象面―副詞と助動詞との呼応をめぐって― / 田中敏生
  • 奉為と御為 / 吉野政治
  • 「ずは」と「ては」―上代語“一種の「ずは」”をめぐる考察― / 桑田明
  • 可能表現をめぐって―訓点資料から今昔物語へ― / 大坪併治
  • 近松浄瑠璃譜本に反映した十七世紀末大阪アクセントについて / 坂本清恵
  • 開合再考―謡曲伝書とロドリゲスの記述から― / 豊島正之
  • 平安時代における悉曇連声説の展開 / 住谷芳幸
  • 連声の増価意識―なぜ助詞「へ」に連声が生じなかったのか― / 遠藤邦基
  • 最古のローマ字「いろは」の発見 / 福島邦道


国語学会昭和58(1983)年度秋季大会〔1983年10月22日・23日,富山大学〕 

講演

  • 文法研究を考え直す / 都竹通年雄
  • 文法論の構想 / 森岡健二

口頭発表

  • 古事記神名の原義私見―足上名椎・手上名椎の場合― / 川嶋秀之
  • トの甲乙の混乱は何処から来るのか―跡状(タドキ),解(ト)ク,問(ト)フ,取(ト)ルをめぐって― / 藤原明
  • 会話文の「連続引用」―文体とのかかわりにおいて― / 山口康子
  • 『和英語林集成』第三版「英和の部」の増補訳語 / 菊地悟
  • 『欧州奇事花柳新話』の漢語 / 米川明彦
  • 「乱入」から「御乱入」へ―悪の意識展開― / 杉浦勝
  • 主格助詞ガの意味の由来 / 久島茂
  • 「孝経刊誤」講義物の語法―口語的特性について― / 塩澤和子
  • 日本語のアスペクト体系二,三―比較とその周辺の問題― / 屋名池誠
  • 高校生の敬語行動に関わる要因―林の数量化理論第I類による分析から― / 吉岡泰夫
  • 用言敬語の分類 / 山口光
  • 現存本『琉球館訳語』の成立にかかわる一考察―『使琉球録』との比較から― / 胤森弘
  • 持明院流放鷹伝書の語彙について―『放鷹』所収「鷹犬詞語彙」の批判を中心にして― / 倉田邦雄
  • 『日本書紀』神代巻の声点 / 鈴木豊
  • 清代の中国資料による日本語の音声―母音「オ」について― / 平弥悠紀
  • サ・シャ交替と拗音 / 小川栄一


国語学会昭和59(1984)年度春季大会〔1984年5月19日・20日,虎ノ門ホール,東京学芸大学〕 40周年記念国語学会第90回大会

講演 「外から見た日本語、内から見た日本語」

  • 日本語の将来について / S・E・マーチン
  • 日本人の日本語 / 阪倉篤義
  • 日本語には特色などない / W・A・グロータース

シンポジウム

  • 文章論の開拓 / 永野賢,林四郎,南不二男,[司会]樺島忠夫

口頭発表

  • 森博達氏による上代日本語イ列・エ列乙類の音価推定について / 佐々木新一
  • 『和名類聚抄』の「俗」音注 / 江口泰生
  • 対馬音について / 馬渕和夫
  • 連歌書のかなづかい / 今野真二
  • 版本狂言記の「おりゃる」と「おぢゃる」―詞章整理のあとづけ― / 大倉浩
  • 転封藩士の言語生活に関する一事例 / 彦坂佳宣
  • 言語習得における和漢数詞系列―規則性と分析性― / 松本曜
  • 複合動詞後項の接辞化―「~返す」の場合を対象として― / 斎藤倫明
  • 現代語の語形のゆれと辞書記述 / 国広哲弥
  • 『譯筌初編』の文字排列方法について / 近藤尚子
  • 姓氏に関連する国字についての一考察 / エツコ・オバタ・ライマン
  • 上代語のいわゆる助動詞「ゆ」について / 伊東光浩
  • 文語形容動詞の認容論とその形式的分類 / 船渡川隆夫
  • 現代語における対格の「ヲ」と移動格の「ヲ」 / 杉本武
  • 場所主語文型・場所目的語文型と意味的要因 / 山中信彦


国語学会昭和59(1984)年度秋季大会〔1984年10月20日・21日,中京大学〕 

講演

  • 近代文法学史と松下文法 / 徳田政信
  • アクセント研究の課題 / 柴田武

口頭発表

  • 二段活用所属動詞の範疇的意義―アスペクトの観点から― / 宮崎和人
  • 中立的意味を持つ語の意味変化の方向について―「分限」等を例として― / 小野正弘
  • 動詞ワカツ・ワク等の意味・用法と語彙史 / 安部清哉
  • 芭蕉発句の句切れについて―「に」格で切れる句の構造的特色― / 磯貝和代
  • 吟味記録『関東一件』の言語について―武家言葉資料として― / 諸星美智直
  • 尾張の闇斎学派聞書資料とその口語性―近世方言資料として― / 望月正道
  • とりたて詞ととりたてのスコープ / 沼田善子
  • 談話の類型化 / 畠弘巳
  • 外来語における母音添加について / 澤田田津子
  • 敬語表現の段階付けの妥当性 / 荻野綱男
  • 全数調査で見る言語運用の規範の動態―富山県の一山村をフィールドとして― / 真田信治
  • 『倭語類解』と『交隣須知』の相互交渉について―原「交隣須知」復元への試みから― / 片茂鎮
  • 『西遊見聞(ソユキヨンムン)』の漢語について―日本から入った語を中心に― / 李漢燮
  • 改編本類聚名義抄における新撰字鏡の和訓の増補と諸本の系統関係について / 山本秀人
  • 『史記』師説への問題提起―小林芳規博士『師説拾遺』の再検討― / 小沢賢二


国語学会昭和60(1985)年度春季大会〔1985年5月25日・26日,大阪大学〕 

講演

  • 慣用句について / 宮地裕
  • 国語学一斑―よそ者の僻目を通して― / 小島憲之

口頭発表

  • 上代における助詞「ゾ」の用法の諸類型 / 近藤要司
  • 近世初期小説に於ける係結の表現効果 / 新田文江
  • 『日本書紀』声点本における差声の体系について / 鈴木豊
  • 朝鮮板『伊路波』における音注の方法 / 金順錦
  • 日本語に於ける有気音と無気音―室町時代以後の中国資料による― / 平弥悠紀
  • 「うちわたす」の考察 / 堀勝博
  • 西園寺流の放鷹語彙―『西園寺相国鷹百首』を中心に― / 倉田邦雄
  • シテイル形式の意味分化の原理―動詞の語彙的性格はどのレベルで関係するか― / 吉田茂晃
  • 漢字から見る国語語彙の一面 / 林四郎
  • 用言の活用形について―アクセント形式との相関性を中心に― / 木部暢子
  • アクセント節総合規則 / 山口光
  • 敬語行動から見た共通語化 / 永田高志
  • 談話進行上の相づちの運用と機能―兵庫県滝野方言について― / 黒崎良昭


国語学会昭和60(1985)年度秋季大会〔1985年10月26日・27日,宮城学院女子大学〕 

講演

  • 文章史の一視点 / 遠藤好英
  • 木の名・草の名 / 金田一春彦

口頭発表

  • 江戸語・東京語の当為表現―後部要素イケナイの成立を中心に― / 渋谷勝己
  • 《煮炊》動作の認識・語彙構造の日中比較 / 酒井恵美子,梁慧
  • 和語動詞性要素をもつ複合名詞の語構造 / 石井正彦
  • 「よみくせ」注記の背景―『古今集』と『百人一首』の相違から― / 田中由起子
  • 国語資料としての仮名文書―鎌倉時代のオ段長音の開合と四つ仮名の混乱表記を通して― / 辛島美絵
  • 近世唐音の諸相 / 岡島昭浩
  • 格助詞「が」と述語部分との対応 / 金子弘
  • 複文について / 紙谷栄治
  • 福島県柳津町周辺にみられる二,三の言語現象 / 高野直美
  • 方言地図とその解釈 / 徳川宗賢
  • 「小竹之葉者三山毛清尓(ささのははみやまもさやに)乱友」(萬葉集一三三番)の訓と釈について / 間宮厚司
  • 行阿以後の定家仮名遣 / 福島直恭
  • キ・ケリと連体ナリとの関係 / 井島正博
  • 類義語の使い分けから併合まで―動詞ナラブ・ナムを例として― / 安部清哉


国語学会昭和61(1986)年度春季大会〔1986年5月24日・25日,東洋大学〕 

講演

  • 和歌表現の解析―みそひと文字の言語容量― / 小松英雄
  • 同じ文字と別の文字 / 宇野義方

口頭発表

  • 東大寺図書館蔵『華厳宗論義』の用語―候体の論義資料についての一報告― / 石井行雄
  • 文選読における問題点―上野本漢書楊雄伝の場合― / 小助川貞次
  • 家持歌の用字における一考察 / 寺島利尚
  • 指定表現における認識の形式 / 河原修一
  • 多義的な連体修飾構造を持つ表現の意味解釈の決め手となる文脈内の手がかり / 山中信彦
  • 助動詞的表現の機能―新聞記事を対象にして― / 丸山直子
  • 東西方言対立語からみた近世節用集の性格―『和漢音釈書言字考節用集』の位置付けを中心に― / 佐藤貴裕
  • “雨”に関する語彙の諸相 / 岩野靖則
  • アクセントの変換作用について / 山口幸洋
  • 特殊拍にアクセントを置く発話の音響的特徴と年齢による変化 / 杉藤美代子
  • 日中両語の結果を表すアスペクト形式の比較―中国翻訳書におけるテイルと着・了との対応について― / 洪玉華
  • 「注釈的成分」の研究―「注釈的成分」の位置づけと下位分類― / 赤羽根義章
  • 語用論からみた敬語の分類 / 永田高志
  • 人物呼称の体系 / 金水敏


国語学会昭和61(1986)年度秋季大会〔1986年10月18日・19日,山形屋文化ホール,鹿児島大学〕 

講演

  • 薩摩に伝わる朝鮮資料 / 藤井茂利
  • 方言分布における東北と西南 / 加藤正信

口頭発表

  • 係助詞「は」の一用法―『源氏物語』を資料として― / 森野崇
  • 移動動作の表現における「へ」と「に」の使い分けの法則―朝鮮資料『捷解新語』を中心に― / 鄭昌鍋
  • 助詞の分類 / 山口光
  • 日本語動詞「とる」の意味分析 / 小池ユリ
  • 〈膝〉をめぐる類義語の史的研究―中世から近世までを対象として― / 新野直哉
  • 接尾語「かぬ」の用法の時代的推移―下接要素及び人称との関連から― / 近藤明
  • 熊本県方言における副詞語彙の地域性について―数量関係の副詞語彙を中心にして― / 井上博文
  • 萩市見島の方言アクセント考 / 添田健治郎
  • 幕末期佐賀方言資料『伊勢道中不案内記』の本文について / 望月正道
  • 沖縄の古辞書『混効験集』は果して一七一一年に成立したか / 安田尚道
  • 平安時代の表白文に於ける対句表現の句法の変遷について / 山本真吾
  • 『大和物語』の文章―いわゆる前半部・後半部の差違をめぐって― / 伊佐山潤子
  • 『和名類聚抄』の音注の一性格―『本草和名』の音注との比較による― / 河野敏宏
  • 古狂言諸本のサ行イ音便 / 坂口至


国語学会昭和62(1987)年度春季大会〔1987年5月23日・24日,神戸大学〕 

講演

  • 枕草子の文体 / 根来司
  • 漢字仮名交り文の伝流 / 築島裕

口頭発表

  • 連体節内要素の後置について / 大島資生
  • 複合辞の認定―その基準と尺度― / 松木正恵
  • 『今昔物語集』の一語多漢字表記についての一考察―「ノボル(上・登・昇)」を中心に― / 田中牧郎
  • 色葉字類抄畳字門語彙について―「闘乱部」語彙の場合― / 三保忠夫
  • 「のだ」形式の構造と表現効果 / 吉田茂晃
  • 形式的な名詞述語文 / 高市和久
  • 「~ぬか(も)」の表現について―文型的な特徴から見た「希求」と「詠嘆」の違い― / 徐一平
  • 主語に「は」も「が」も使えない文について / 尾上圭介
  • 日本語の条件表現 / 尹相実
  • 条件文における日常的推論―「テハ」と「バ」の選択要因をめぐって― / 蓮沼昭子
  • 東海西部地域における尊敬語辞の分布と歴史 / 彦坂佳宣
  • 住田文庫蔵『改正増補英語箋』の増補語彙 / 下河部行輝


国語学会昭和62(1987)年度秋季大会〔1987年10月24日・25日,岐阜大学〕 

講演

  • 字音研究上の問題一、二 / 高松政雄
  • 動詞の動詞らしさ / 高橋太郎

口頭発表

  • テイルの機能について / 上條厚
  • 接続助詞「けれども(が)」と「のに」の意味と用法 / 朴丹香
  • 朝鮮漢字音の重層性―日本漢字音との比較対照を中心に― / 蔡京希
  • 『東音譜』「五十母字音釋」について / 森博達
  • 源氏物語の文章に見られる「見る」に「侍り」を介して下接する助動詞「ぬ」 / 進藤義治
  • 中世における重複型語幹の形容詞について / 東郷吉男
  • S七六七大般涅槃經卷第廿三の白點 / 石塚晴通
  • 比較言語学における資料としての日本語の確実性について / 大野晋
  • 近代における日中語彙交渉の一パターン―「関係」をめぐって― / 沈国威
  • 全国方言分布の成立過程における四つの層 / 安部清哉
  • トライアングラムを用いた場面差分析 / 田原広史
  • 意識の共通語化―関西方言を例にとって― / 永田高志


国語学会昭和63(1988)年度春季大会〔1988年5月21日・22日,明治大学〕 

講演

  • 国語学と文章・文体 / 林巨樹
  • 日本の詩歌とことば / 大岡信

口頭発表

  • 東条義門『類聚雅俗言』成立における先行辞書の影響について / 高橋永行
  • 「カシコ(彼間)」と「ココ(此間)」―因明大疏抄に見える肝心記の佚文― / 池田証寿
  • 『新撰字鏡』所収の「本草」について / 河野敏宏
  • 「せおう」「かつぐ」等の表現をめぐって / 江口泰生
  • 「場」について―省略を許す語用論的原則― / 山岡政紀
  • 話者の顕在化による表現効果―「だろう」「と思う」を中心に― / 成田真理
  • 朝鮮資料に於ける日本漢字音の性格―『倭語類解』を中心として― / 成暿慶
  • 地理学用語「回帰線」の起源をめぐって―和製漢語検証のための一試論― / 荒川清秀
  • 準体助詞の重複と見られる「体言+が+の」の考察 / 鈴木浩
  • 中古語のモダリティの助動詞における階層関係 / 近藤泰弘
  • 近畿方言の待遇表現について / 宮治弘明
  • 形態素による丁寧度の分析 / 堀素子
  • 場面によるアクセントの切り替えをさぐる試み―札幌市における社会言語学的調査から― / 尾崎喜光
  • 言語行動における日本・台湾・マレーシア(マレー系)の比較―大学生の資料を中心に― / 馬瀬良雄,岡野ひさの,杁山あつ子,伊藤祥子


国語学会昭和63(1988)年度秋季大会〔1988年10月15日・16日,弘前文化センター,弘前大学〕 

講演

  • 津軽と南部のことば / 川本栄一郎
  • もう一つの視点―辞書のある記述をめぐって― / 寿岳章子

口頭発表

  • 韓日共通語彙の発見と説明 / 金公七
  • 独立性の高い「テ形」・「連用形」について / 白川博之
  • 形容詞分類の指標と境界 / 細川英雄
  • 宮城県北部方言の名詞のアクセント体系について―音節単位の提唱― / 大西拓一郎
  • アクセント型とその音響的特徴について―三重方言のビジ・ピッチによる観察報告― / 高山知明
  • 琉球方言音声における母音の音響分析 / 今石元久,三輪譲二,中本正智
  • 『枕草子』形容詞の意味と終止用法 / 吉田光浩
  • 『独白文』の標識としての助詞カシ / 柴田敏
  • 〈運用〉のレベルにおける上代特殊仮名遣 / 宮武利江
  • 有坂秀世氏の母音調和説について / 大野晋
  • 東京都秋川周辺における二,三の語彙の分布について / 上田美穂
  • 『仮名手本忠臣蔵』の戯作化と自称・対称の代名詞 / 諸星美智直
  • 尊敬語との共起関係から見る謙譲語の追加的性質について / 彭国躍
  • 聞き手に対する敬語行動の理論 / 荻野綱男


国語学会平成元(1989)年度春季大会〔1989年5月20日・21日,武庫川女子大学〕 

講演

  • 琉歌の諸問題 / 清水彰
  • 日本語らしさ / 玉村文郎

口頭発表

  • 人称性から見た国語史一面―指示詞・文末表現を中心に― / 金水敏
  • 聞き手敬語の丁寧さ意識と敬語行動 / 荻野綱男
  • 文成立論の再吟味 / 林四郎
  • 軍記物語における動詞表現―平家物語における「落つ」について― / 中嶋みゆき
  • 平安和文における「御覧ず」の意味 / 藤原浩史
  • 出現位置からみた中古の係助詞―「ぞ」を中心として― / 小田勝
  • 国訓成立のある場合―偏傍添加字をめぐって― / 乾善彦
  • 国語辞典語源説明に対する疑問―日本語ヤギ/ヤナギ(柳)は漢語「楊」に由来するか― / 石井博
  • 日中両語の移動動詞の対照研究―日本語の「あがる」と中国語の「上」を中心にして― / 李孫華
  • 「昭和」における大阪市方言の動態 / 岸江信介
  • 動詞のアクセント型変化における意味特性の関与について / 服部匡


国語学会平成元(1989)年度秋季大会〔1989年10月28日・29日,茨城教育会館,茨城大学〕 

講演

  • 自由の夢―精神世界(ランガージュ)を意味に語らせる― / 野林正路
  • 程度副詞の体系 / 渡辺実

口頭発表

  • 和数詞に付く接尾辞-tu~-tiについて / 山崎雅人
  • 『捷解新語』の転写法に関する一考察―特に,各自並書を中心に― / 金順錦
  • オ段長音の開合についての新解釈 / 住谷芳幸
  • 近代漢語系接辞「~者(しや)」の展開―幕末・明治初期を中心に― / 劉凡夫
  • [V+N]構造の二字漢語名詞について―動詞語基による装定の問題を中心に― / 沈国威
  • いわゆる「反対語」をめぐる二,三の問題 / 東郷吉男
  • 記録体(公家日記)に於ける使役表現の一変容―「以+(被使役者)+被+(動詞)」(ヲモ(ッ)テ~ラル)の構文について― / 堀畑正臣
  • 江戸時代の日本書紀訓読について―神代巻の敬語表現を中心として― / 杉浦克己
  • 近松世話物における形容動詞終止法について―ナ・ナリ・ジャ語尾並存の意義― / 矢島正浩
  • 八代集の形容詞―韻文と散文― / 中川正美
  • 補文標識「の」「こと」の使い分けに関わる意味規則 / 橋本修
  • 「連体形+ため」の「ため」が,目的になる場合・理由になる場合 / 森正雄
  • ガとハについて―いわゆる既知・未知についての疑問― / 増井金典
  • 語の圧縮からみた文章の凝縮度 / 石井正彦


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