学界消息(1999年分)
学界消息に投稿された学会・研究会の情報を掲載しています。
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1998年
1月開催分
同志社国語学研究会(第293回)
日時 | 1999年1月17日(日) |
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場所 | 同志社大学徳照館1階会議室 |
内容 | ・『今昔物語集』の慣用句「此ヲ聞テ」「此ヲ見テ」の成立 / 藤井 俊博 |
筑波大学応用言語学研究室研究発表会
日時 | 1999年1月20日(水) |
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場所 | 筑波大学第二学群G棟407号室 |
内容 | ・従属節による注釈表現について ――「~言って」と「~言えば」―― / 亀田 千里 ・「そんなに」と「こんなに」「あんなに」 ――程度副詞としての観点から―― / 林 奈緒子 |
青葉ことばの会(第78回)
日時 | 1999年1月23日(土) |
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場所 | 共立女子大学神田校舎3号館1階107会議室 |
内容 | ・「こそ」の係り結びの崩壊についての一考察 / 西村 準吉 |
國語學懇話會例會(第397回)
日時 | 1999年1月23日(土) |
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場所 | 名古屋市短歌会館 |
内容 | ・国語教育に於ける語順の指導 / 榊原 邦彦 |
名古屋・ことばのつどい例会(第204回)
日時 | 1999年1月23日(土) |
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場所 | 名古屋大学文学部1階会議室 |
内容 | ・童謡の共通性としての擬音語表現 / 加藤 妙子 |
東北大学国語学研究会研究発表会(第295回)
日時 | 1999年1月27日(水) |
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場所 | 東北大学文学部409講義室 |
内容 | ・平安仮名文学の文法の研究 ―受身表現を中心に― / 赤上 亮 ・現代日本語における多義語の研究 / 宋 貞熹 ・仙台市方言の終助詞「ッチャ」の用法について / 玉懸 元 ・近代後期における終助詞の国語学的研究 / 張 媛□ |
大東文化大学 日本語文法研究会
日時 | 1999年1月29日(金) |
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場所 | 大東文化会館特別会議室 |
内容 | ・受動態と受動構造 ―日中対照研究をふまえて― / 鄭 暁青 |
岡山国語談話会(第251回)
日時 | 1999年1月30日(土) |
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場所 | ノートルダム清心女子大学 671ND |
内容 | ・講演会の談話におけるフィラー / 山根 智恵 |
近代語研究会(第161回)
日時 | 1999年1月30日(土) |
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場所 | 東京学芸大学S棟107教室 |
内容 | ・近世の文献にあらわれた駿河方言 / 鶴橋 俊宏 |
2月開催分
愛知大学国語学研究会例会(第53回)
日時 | 1999年2月9日(火) |
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場所 | 愛知大学大学院棟122番教室 |
内容 | ・源氏物語における「うち」+動詞について / 熊谷由美子 |
高知言語文化研究所研究会(第96回)
日時 | 1999年2月21日(日) |
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場所 | 研究所事務室 |
内容 | ・「うつろふ」の語義 / 山村奈緒美 |
國語學懇話會例會(第398回)
日時 | 1999年2月27日(土) |
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場所 | 名古屋市短歌会館 |
内容 | ・延慶本平家物語の接尾語「たち」 / 伊藤 一重 |
3月開催分
近代語研究会(第162回)
日時 | 1999年3月6日(土) |
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場所 | 学習院大学北1号館202教室 |
内容 | ・明治初期地理書における漢字音訳地名表記 / 白 淑敏 |
新潟県ことばの会分科会中越方言研究会(第47回)
日時 | 1999年3月14日(日) |
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場所 | アトリウム長岡 |
内容 | ・新潟県の高等学校における「教科準備室」の名称について ――「学校のことば」から―― / 柄澤 衛 ・負けるのは嫌いなのに ――不思議な日本語・考―― / 安藤 潔 ・若年世代のことば ――新潟大学生の場合―― / 大橋 勝男 |
日本学術会議50周年記念公開シンポジウム 「アジアの漢字と文献処理 (I)」
日時 | 1999年3月19日(金) |
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場所 | 湯島聖堂斯文会館講堂 |
内容 | ・国際文字コードの動向と漢字処理について / 松岡 榮志 ・過去のベトナムにおける漢字とチュノムの分別処理について / Nguyen Quang Hong ・大規模中国語出版物に用いられる漢字処理技術について / 張 軸材 [実演・解説] ・『四庫全書』、『人民日報九八年版』全文テキストデータ版の検索 / 張 軸材 |
名古屋・ことばのつどい例会(第206回)
日時 | 1999年3月20日(土) |
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場所 | 名古屋大学文学部1階会議室 |
内容 | ・二つの『改正増補英語箋』 ―双方の編纂過程と出版事情― / 櫻井 豪人 |
日本語教育学会主催 講演とシンポジウム
日時 | 1999年3月20日(土) |
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場所 | 文化女子大学A館201号室 |
内容 | [講演] ・ドイツにおける外国人子女へのドイツ語教育の現状と課題 / ヴィルフリード・ザイリング [報告] ・外国人子女教育の実践報告 / 藤川 千草・須藤とみゑ・矢崎 満夫 [シンポジウム] ・「年少者への日本語教育を考える」 / 司会:西原 鈴子 パネリスト:岡崎 敏雄・カイト由利子・山田 泉・湯川 笑子 コメンテーター:佐藤 郡衛・泉 紳一郎 |
大東文化大学 日本語文法研究会
日時 | 1999年3月26日(金) |
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場所 | 大東文化会館特別会議室 |
内容 | ・「可能」などについて ―日・韓対照の観点から― / 鄭 寅玉 |
岡山国語談話会(第252回)
日時 | 1999年3月27日(土) |
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場所 | 岡山大学教育学部国語研究室 |
内容 | ・「なすび」の表記 / 赤羽 学 |
筑紫国語学談話会(第163回)
日時 | 1999年3月30日(火) |
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場所 | 熊本大学 |
内容 | ・万葉集訓字主体表記巻における完了態の表記と無表記 / 藤本 憲信 ・日本植民地時代における「普通学校国語読本」の漢字分析 / 朴 英淑 ・雲州往来の漢語について / 宮崎 希子 ・古文書・古記録の促音表記 / 迫野 虔徳 |
4月開催分
東北大学国語学研究会 研究発表会(第296回)
日時 | 1999年4月12日(月) |
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場所 | 東北大学文学部103演習室 |
内容 | ・複合動詞における前項要素と後攻要素の結合様式 ――構成要素のカテゴリーの観点から―― / 文 慶□ |
青葉ことばの会(第79回)
日時 | 1999年4月17日(土) |
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場所 | 共立女子大学神田校舎3号館1階107会議室 |
内容 | ・非拍方言から拍方言への移行に伴う岩手方言の音韻変化 / 齋藤 孝滋 |
名古屋・ことばのつどい例会(第207回)
日時 | 1999年4月17日(土) |
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場所 | 名古屋大学文学部1階会議室 |
内容 | ・大正期童謡の擬音語表記について / 加藤 妙子 |
東北大学国語学研究会 研究発表会(第297回)
日時 | 1999年4月19日(月) |
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場所 | 東北大学文学部103演習室 |
内容 | ・中古中世における類義語「ノガル」と「ニグ」の意味用法 / 藤原 希世 ・新潟市方言におけるテンスとアスペクト / 吉田 雅昭 |
岡山国語談話会(第253回)
日時 | 1999年4月24日(土) |
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場所 | 就実女子大学R501教室 |
内容 | ・岩波新書『日本語 新版』(上)の序章と第一章の問題点 / 竹内 和夫 |
近代語研究会(第163回)
日時 | 1999年4月24日(土) |
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場所 | 國學院大学常磐松2号館3階第2会議室 |
内容 | ・森鴎外「青年」における外来語の使用実態 ―会話文・地の文・日記文の観点から― / 杉本 雅子 |
國語學懇話會例會(第400回)
日時 | 1999年4月24日(土) |
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場所 | 名古屋市短歌会館 |
内容 | ・賀茂真淵門流の万葉集研究 / 片山 武 |
筑波大学応用言語学研究室研究発表会
日時 | 1999年4月28日(水) |
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場所 | 筑波大学人文社会学系棟A-501号室 |
内容 | ・日本語学習者の「ンデス」の習得 ――母語別の比較から―― / 塚原 真紀 |
大東文化大学 日本語文法研究会
日時 | 1999年4月30日(金) |
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場所 | 大東文化会館特別会議室 |
内容 | ・日本語格助詞に対応するタイ語格助詞 ―ヲ格、二格、デ格を中心に― / 田中 寛 |
5月開催分
東北大学国語学研究会 研究発表会(第298回)
日時 | 1999年5月11日(火) |
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場所 | 東北大学文学部109講義室 |
内容 | ・日本語の副助詞に関する研究 / 鄭 恩朱 |
岡山国語談話会(第254回)
日時 | 1999年5月15日(土) |
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場所 | 岡山大学文学部3階演習室 |
内容 | ・日本語学習者における外来語表記の実態とその分析 / 中東 靖恵 ・「だろう」の働き ――御挨拶と新刊紹介をかねて―― / 重見 一行 |
筑紫国語学談話会(第164回)
日時 | 1999年5月15日(土) |
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場所 | 九州大学文学部3階国語学国文学研究室 |
内容 | ・「御~様」表現の史的考察 / 宅間弘太郎 |
名古屋・ことばのつどい例会(第208回)
日時 | 1999年5月15日(土) |
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場所 | 名古屋大学国際開発研究科8階多目的ホール |
内容 | ・「(~し)そうだ」の意味分析 / ターニャ・ケキゼ |
青葉ことばの会(第80回)
日時 | 1999年5月22日(土) |
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場所 | 共立女子大学神田校舎4号館401A会議室 |
内容 | ・和歌表現の定型化 ――八代集時代の縮約形「ざりける」―― / 長沼 英二 |
國語學懇話會例會(第401回)
日時 | 1999年5月22日(土) |
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場所 | 名古屋市短歌会館 |
内容 | ・戦国軍記「武功夜話」における佐々成政 ――豊田梅坪城の戦い―― / 松浦 由起 |
日本語教育学会春季大会(平成11年度)
日時 | 1999年5月22日(土)・23日(日) |
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場所 | 麗澤大学1号棟 |
内容 | [シンポジウム]「日本語学習者の文法習得」第一部 文法習得の研究 ・学習者の文法習得の実例 / 迫田久美子 ・学習者の文法習得の理論 / 渋谷 勝己 [シンポジウム]「日本語学習者の文法習得」第二部 文法習得とその周辺 ・学習者の文法と対照言語学 / 張 麟聲 ・学習者の文法と日本語教育 / 小林 典子 ・学習者の文法と日本語文法 / 野田 尚史 ・ / ・「目立つ」とその同義語の意味と用法について ――誤用からの分析―― / 野口 潔 ・形容詞と形容動詞の意味上の違い / 山崎 幸子 ・韓国人の日本語学習者に対する語彙提示の一方法 / 大塚 薫 ・日本語・韓国語の受身 ――韓国人による日本語の受身の「言語管理」について―― / 高 民定 ・日本語学習者が用いる連用修飾表現と学習段階について ――韓国嶺南大学における一年間の作文データから―― / 坂口 昌子 ・日本語の名詞的表現と韓国語の動詞的表現 ――日本語の「連用形名詞+する」表現に対する韓国語の表現を中心に―― / 劉 恩聖 ・韓国人日本語学習者による語彙的サ変動詞と統語的サ変動詞の習得 / 佐藤 豊 ・韓国人日本語学習者による依頼の談話パターンの誤用の分析 ――韓国語の言語行動との対照を中心として―― / 石鍋 浩・□ 永湖 ・「不満表明表現」使用に関する研究 ――日本語母語話者と韓国人学習者の比較―― / 朴 承圓 ・母語、第二言語、中間言語からのプラグマティック・トランスファー ――「詫び」を例に語用論的視点より―― / 川手‐ミヤジェイエフスカ 恩 ・日本語の言語発想について ――アンケート調査を中心に―― / 千 守城 ・「つまらないものですが」考 ――実態調査と日本語教科書との比較から―― / 清 ルミ ・ある中国人児童の来日二年目の形態素習得 ――「取り出し授業」での発話と作文の縦断調査を通して―― / 松本 恭子 ・日系人子弟の言語生活・学習環境の検討 ――中学生を対象としたケーススタディから―― / 富谷 玲子・金城尚美・花城カリーナ ・外国人の発音に対する日本人の要求水準について / 猪狩 哲郎 ・音節長に対する自然度の評価 ――日本語母語話者と韓国語母語話者の場合―― / 井内麻矢子 ・方言および若者ことばの導入に関する調査 / 森 由卯子 ・教室内指導の有無とコ・ソ・ア現場指示用法の習得 / 袴田 麻里 ・口頭発表におけるメタ言語表現の獲得過程とその表現類型 / 樋口 裕子 ・誤用矯正の試み / 坂本 勝信 ・中級学習者の作文における文法知識の意識化 ――間違いはなくせるか―― / 山田 真理 ・日本語初級学習者の「聞き返し」のストラテジー使用の実態 ――英語母語話者の場合―― / 大野 陽子 ・初級・上級日本語学習者の初対面時に使用する相づちについての一考察 / 窪田 彩子 ・日本語母語話者の言い直し ――接触場面における方法と効果―― / 大平未央子 ・インプット練習とアウトプット練習の学習効果比較研究 / 近藤 妃美 ・日本語学習者の自己認知に関する問題 ――教育心理学的視点からの考察―― / 西郷 英樹 ・類義語分析における日本語教師の内実分析ストラテジーの特徴 ――副詞の「中身」へのアプローチ―― / 坂口 和寛 ・留学経験と日本語学習動機の関連性に関する研究 ――米国人短期留学生の場合―― / 高岸 雅子 [ポスター発表] ・あっ地震だ!どうする? ――外国人のための地震防災の手引き教科書版完成報告―― / 平子寿美麗・山田慶江子・生田 裕子・松本 恭子 ・韻律自習用パソコンソフトNALA / 西沼 行博・河津 基 ・実践報告:コミュニケーション教育としての日本事情教育 ――複数大学の日本人・留学生合同合宿を通して―― / 宮本 律子・脇田 里子・小山 宣子・徳井 厚子・土屋 千尋・足立 祐子 他 ・アクセント聞き取り自学自習システム ――マルチメディア一〇カ国語版Win+Mac対応―― / 西郡 仁朗・鮎澤 孝子・岩田 之男・河合 雅仁 ・漢字べんきょうCAI ――漢字の「読み」習得を目的としたCAI―― / 中村フサ子 ・日本語体験学習の実際と、その成否を決める要因の分析 ――夏期短期集中プログラムでの実践を通して―― / 森川 結花・富阪 容子 ・読書学習支援システム「新書ライブラリー」の利用と評価 ――学習記録の分析―― / 加藤由香里 ・インターネットを利用した遠隔教育 ――独学で学ぶ社会人学習者を対象に―― / 山田 真弓 ・母語の音節長補償現象と日本語モーラリズム ――韓国語・中国語母語話者の場合―― / 皆川 泰代 |
筑波大学応用言語学研究室研究発表会
日時 | 1999年5月26日(水) |
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場所 | 筑波大学人文社会学系棟A-501号室 |
内容 | ・「きっと、かならず、ぜったい」の意味・用法 / 呉 珠熙 ・状態述語文の他動化と使役化 / 金 熹成 ・授受動詞の意味分析 / 金 珉秀 |
近代語研究会(第164回)
日時 | 1999年5月28日(金) |
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場所 | 同志社大学新島会館 |
内容 | ・「全然」などが肯定述語と共起する条件 ――使用実態調査を基にして―― / 野田 春美 ・「いやがうえにも盛り上がる」とは? ――”気づかれない意味変化”の一例として― / 新野 直哉 ・江戸語における可能動詞の発達 / 申 鉉竣 ・「世間体」の語史 / 岡部 泰子 〈講演〉 ・辞書作りをめぐる二三の話 / 倉島 節尚 |
訓点語学会研究発表会(第80回)
日時 | 1999年5月28日(金) |
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場所 | 同志社大学寧静館5階会議室 |
内容 | ・半井家本医心方における字音語の平声軽点 / 加藤 大鶴 ・書込音注から見た九条本文選巻第二の注釈書の利用について / 渡辺さゆり ・バレト写本の「四つがな」表記から / 川口 敦子 ・キリシタン資料の「脈」について / 丸田 博之 ・韓・日漢文訓読における不読字の用法 / 尹 幸舜 ・図書寮本類聚名義抄に於ける「記」注記の和訓について / 小助川貞次 ・平安時代の和文における訓読語彙の種類の分析 ――コンピュータを用いて―― / 近藤 泰弘 |
大東文化大学 日本語文法研究会
日時 | 1999年5月28日(金) |
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場所 | 大東文化会館特別会議室 |
内容 | ・対象移動をあらわす動詞 ――中国人の日本語学習を考えて―― / 李 国英 |
日本方言研究会研究発表会(第68回)
日時 | 1999年5月28日(金) |
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場所 | 同志社大学学生会館ホール2・3階 |
内容 | ・動詞連用形に接続する助詞「テ」を中心にみた琉球方言と西日本方言との関連性 / 松田 知子 ・方言助動詞「べー」の用法の変化 ――対照による推論―― / 舩木 礼子 ・京都市方言話者(女性)の談話から見たハル敬語の枠組み / 辻 加代子 ・「サ詠嘆法」と「カ語尾形容詞文」との異同 ――佐賀県武雄市の実態報告を中心に―― / 濱中 誠 ・希求構文の統語論 ――水海道方言の場合―― / 佐々木 冠 ・江戸幕末期の鹿児島方言 / 中村 萬里 ・能登半島における「アイノカゼ」と「クダリノカゼ」 / 馬場 宏 |
国語学会平成11年度春季大会
日時 | 1999年5月29日(土) |
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場所 | 同志社大学今出川キャンパス至誠館 |
内容 | 公開講演 ・並列複合語の縮約 ―「輸出入」「句読点」など― / 玉村 文郎 ・近世文語研究の構想 / 鈴木丹士郎 |
国語学会平成11年度春季大会
日時 | 1999年5月30日(日) |
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場所 | 同志社大学今出川キャンパス至誠館 |
内容 | ・現代日本語の「引用表現」について / 鈴木 順子 ・引用構文における引用句と名詞句について / 阿部 二郎 ・京阪方言における「~テオク」の用法 ―西日本諸方言アスペクトとの関連― / 高田 祥司 ・東北方言の鼻音化現象について ―子音間における鼻音化率の差異とその要因― / 大橋 純一 ・モコソとモゾの表現性 / 栗田 岳 ・中世末期日本語のシタについて ―終止法で継続相現在を表す場合を中心に― / 福嶋 健伸 ・「ほど」の数量詞的機能 ―「VするほどVした」構文の意味解釈から― / 関 一雄 ・「など」の否定極性用法について / 森 貞 ・いわゆる「倒置文」についての一考察 / 王 婉■ ・逆接について / 沖 裕子 ・図書寮本類聚名義抄における論語の和訓について / 呉 美寧 ・体言プラス型用言の性格 / 飯田 寿子 ・移動動詞とヲ格、ニ格、カラ格、マデ格名詞句の意味的相関関係について / 川野 靖子 ・結果のマーカーとしてのニとト / 菊池 律之 ・大正期童謡を通してみた擬音語表記の歴史的成立について / 加藤 妙子 ・一九三八年(昭和一三年)のルビ禁止政策成立過程について / 仲矢 伸介 ・物集高見と下田歌子 ―口語文法研究をめぐって― / 山東 功 ・上田万年の欧州留学に関する記録 / 清水 康行 |
6月開催分
筑波大学応用言語学研究室研究発表会
日時 | 1999年6月2日(水) |
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場所 | 筑波大学人文社会学系棟A-501号室 |
内容 | ・現代日本語の条件表現の論理構造 ――順接仮定条件の論理構造を中心に―― / 安 善柱 |
西日本国語国文学データベース研究会(第14回)
日時 | 1999年6月6日(日) |
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場所 | 大阪樟蔭女子大学新館円形ホール |
内容 | ・万葉集を中心にした上代文学データベースの構想とその現状 / 鈴木 榮一・西端 幸雄 ・デジタル版『源氏物語』の新展開 / 伊藤 鉄也 ・ザウルスを用いたデータベース作成の可能性について / 鈴木 榮一 ・『CD‐ROM版全国方言資料全十二巻』(NHK編)の紹介 / 田原 広史 ・データベースと和歌研究 ――藤原公任撰歌のDBをめぐって―― / 角田 宏子 ・邦画の題名における字種の移り変わり ――日本映画データベースを用いて―― / 田原 広史・渡邊 陽子 |
筑波大学応用言語学研究室研究発表会
日時 | 1999年6月17日(木) |
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場所 | 筑波大学人文社会学系棟A-110号室 |
内容 | ・複合文末形式の意味と用法 / 田村 直子 |
筑紫国語学談話会(第一五八~一六一回)
日時 | 平成十一年六月二十六日(土) |
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場所 | 名古屋市短歌会館 |
内容 | 平成十年八月三日(月)~五日(水)於九重共同研修所 謡曲詞章の文体についての研究―その音便使用に着目して― 早川 陽子 『簡単な報告』中の日本語について 江口 泰生 狂言資料における「動詞未然形+バ」と「動詞已然形+バ」 康 ●● 近世期の接続詞に付いて 久保田千砂子 被成(なさる)の系譜 堀畑 正臣 薩摩方言におけるラ行音・ダ行音の変異について・再考―肥筑方言を参照しつつ― 﨑村 弘文 もう一つの連体・連用 江口 正 屋久島宮之浦式アクセントは旧いか新しいか 木部 暢子 『源氏物語』の「けり」について 江原由美子 「いやがうえにも」考 新野 直哉 『鹿の子餅』のハ、ワ行の仮名遣 前田 桂子 天草版平家物語の助動詞ラウ 福田嘉一郎 和漢混淆文の漢語サ変動詞 芳尾あゆ子 平成十年九月十九日(土)於九州大学文学部国語国文学研究室 V―N型複合名詞「~事」について 青木 博史 形容詞語彙から見た仮名文書 辛島 美絵 平成十年十一月二十八日(土)於九州大学文学部国語国文学研究室 モダリティーの副詞「もちろん」についての一考察 城本志都子 「ほか」の二用法について 江口 正 平成十年十二月二十三日(土)於九州大学文学部四階会議室 日本軍占領下のシンガポールマスメディアにおける用語、表現の特徴分析 ―華字紙《昭南日報》の考察を中心に― 夏 茜 日中語彙交流における「語」の競合 ―「律師」「情報」について― 舒 志田 |
國語學懇話會例會(第402回)
日時 | 1999年6月26日(土) |
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場所 | 名古屋市短歌会館 |
内容 | ・天草版平家物語における活用語の命令形について / 近藤 政美・池村奈代美 |
7月開催分
筑紫国語学談話会(第165回)
日時 | 1999年7月3日(土) |
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場所 | 九州大学文学部3階国語学国文学研究室 |
内容 | ・日本統治下に於ける台湾高砂族教育 / 陳 淑瑩 ・中世期の「た」 ――完了辞と過去辞の統合をめぐって―― / 高山百合子 |
8月開催分
北海道国語研究会(第32回)
日時 | 1999年8月1日(日) |
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場所 | 定山渓ホテル |
内容 | ・世界印刷文化の起源に関する国際学術大会等 / 石塚 晴通 ・命令・勧誘表現 / 川上 徳明 ・伊達本彫木抄について / 永田 信也 ・諸橋文庫蔵康熙字典内府本の書き込みについて / 池田 証寿 ・形式名詞文と実質名詞文 / 揚妻 祐樹 ・キリシタン資料と準体表現 / 白井 純 ・文法研究の用例データベース試案 / 福沢 将樹 ・『哲学字彙』研究 / 朴 均轍 ・近代中国語に使われている日本製漢語(一) / 李 運博 ・康熙字典の字形 ――内府本と安永本―― / 高田 智和 ・中世漢字文の正字体の受容について / 工藤 祐嗣 |
筑紫国語学談話会(第166回)
日時 | 1999年8月5日(木)~7日(土) |
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場所 | 九重共同研修所 |
内容 | ・複合動詞「~なす」について / 青木 博史 ・仮名文書の形容詞 ――シシ活用の形容詞―― / 辛島 美絵 ・近世のダロウについて / 前田 桂子 ・「被成(なさる)」の展開 / 堀畑 正臣 ・中世の完了辞・過去辞 ――「知った」という表現をめぐって―― / 高山百合子 ・佐賀県北方町方言の一般語彙と外来語彙の音調 / 﨑村 弘文 ・九州方言のエ列音 / 江口 泰生 ・希望の助辞「もがな」「がな」をめぐって / 森脇 茂秀 ・学術誌の誌名について ――大学の国語学・国文学専門誌の場合―― / 新野 直哉 ・現代小説におけるオノマトペの傾向分析 / 廖 秋瑾 ・歌舞伎台帳資料における接続詞について / 陳 欽隆 ・近世節用集の仮名遣に関する一考察 ――語頭における「ゐ」の使用をめぐって―― / 米谷 隆史 ・助動詞「ぬ」のムード性 |
新潟県ことばの会分科会・中越方言研究会(第48回)
日時 | 1999年8月29日(日) |
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場所 | アトリウム長岡 |
内容 | ・東北・越後方言の拍節現象 / 大橋 純一 ・新潟県の方言についての比較論的研究 ――越後方言二拍名詞第二類のアクセント―― / 大橋 勝男 [情報交換] 第十回方言学の方法についての国際会議 ・(Methods X)について / 福嶋 秩子 |
9月開催分
名古屋・ことばのつどい例会(第211回)
日時 | 1999年9月18日(土) |
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場所 | 名古屋大学文学部1階会議室 |
内容 | ・方言からみたシカの構文的特徴と成立過程 / 宮地 朝子 |
大東文化大学 日本語文法研究会
日時 | 1999年9月24日(金) |
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場所 | 大東文化会館特別会議室 |
内容 | 論理と文法 ――LOGIC and GRAMMAR―― ・山口 光 / |
近代語研究会(第167回)
日時 | 1999年9月25日(土) |
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場所 | 青山学院女子短期大学本館2階会議室 |
内容 | ・『仮名文章娘節用』の疑問詞について / 小野 葉子 |
国語語彙史研究会(第62回)
日時 | 1999年9月25日(土) |
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場所 | 神戸女子大学D館2階219教室 |
内容 | ・複合形容詞「―ガタシ」「―ニクシ」 / 舘谷 笑子 ・「彼・かれ」の語史とその周辺 ――三人称代名詞の成立までのみちすじ―― / 李 長波 ・源氏物語におけるウ音便形について / 奥村 和子 |
筑波大学大学院文芸・言語研究科応用言語学研究会
日時 | 1999年9月29日(水) |
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場所 | |
内容 | ・日本人同士の会話におけるインターサブジェクティビティの確保について / 永山 友子 ・あるバイリンガルの会話 ――会話の構造及びストラテジーを中心に―― / 都 恩珍 ・「まま」に関する一考察 / 内丸裕佳子 |
10月開催分
東北大学国語学研究会研究発表会(第300回)
日時 | 1999年10月2日(土) |
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場所 | 東北大学文学部103演習室 |
内容 | ・表現という視点 ――古代和歌の指示語を例として―― / 半澤 幹一 |
日本語教育学会秋季大会(平成11年度)
日時 | 1999年10月2日(土)・3日(日) |
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場所 | 岡山大学一般教育棟A・B棟 |
内容 | [シンポジウム]「評価とテスティングの現在」第一部 外国語教育における評価とテスティング ・アメリカにおける言語能力評価の現状 ――トップダウンとボトムアップの評価法―― / 當作 靖彦 ・学習者と教師を育てる評価システム ――フランス語コミュニケーション能力試験DELFの実例から―― 田中 幸子 / ・英語教育におけるテスト開発の動向 / 根岸 雅史 [シンポジウム]「評価とテスティングの現在」第二部 評価とテスティングの現代的課題 ・学習者参加型の評価法 / 横溝紳一郎 ・テスティングの理論と実践 / 伊東 祐郎 [シンポジウム]「評価とテスティングの現在」第三部 全体ディスカッション ・ / ・日本語母語話者のスピーチレベルシフトについて ――親疎関係を中心に―― / 鈴木 雅恵 ・インターネットを活用した読解学習システムの構築とその評価 / 川村よし子・金庭久美子 ・テレビ会議システムを使った日本語クラスの活動 / 足立 祐子・押谷 祐子・大藤 美帆 ・進学目的の学習者への作文指導の課題 ――経済系学部留学生に対する課題作文困難度調査から―― / 奥田純子・西原純子・田渕篤・竹見公仁子・杉本泰子・中野里美 ・作文クラスのPeer Feedbackの可能性 ――初級半ばの日本語学習者を対象とした試み―― / 杉山 純子 ・リピートのとき学習者は何を考えているか / 松崎 寛 ・教師準備教育における内省能力育成の試み ――ダイアリ・スタディによる検証―― / 朝倉 淳子 ・人称制限がかかる文の要素 / 三ツ橋統子 ・英語母語話者の「*私のパーティーに来たいですか」使用の実態とその指導に関する一考察 / 奥野由紀子 ・会話における裸の文末形式の用法 / 福島 悦子 ・講義聴解における日本語学習者の語彙処理能力 / 平尾 得子 ・談話の一貫性と話題展開 ――「でも」という談話標識を用いた会話分析―― / 林 淑璋 ・日本統治時代における「台湾人」の日本語学習観とその背景 ――「台湾人」に対する聞き取り調査を通じて―― / 合津 美穂 ・日本語の聴解に及ぼす母語の音韻知識の影響 ――台湾人日本語学習者を対象に―― / 呉 佳穎 ・初級・上級日本語学習者の相づち詞の形態 ――日本人対話者の年齢が及ぼす影響―― / 窪田 彩子 ・日本語における「断り」のストラテジー ――日本語母語話者と日本語学習者の比較―― / 山口 麻子 ・間接行為要求表現の理解を助ける要素とは何か / 加藤 理恵 ・日本語の「もう」と中国語の「了」 / 張 継英 ・待遇表現の習得における中国人学習者の問題点と教科書が与える影響 / 毋 育新 ・動詞分類から見た日中両語の受給表現 / 程 艶春・市瀬 智紀 ・終助詞「よ」は使われているか / 西川 弘達 ・日・中・韓母語話者の「断り」行為の対照研究 / 李 威 ・日本語リズムの語レベルでの特徴について ――北京語話者の場合―― / 鹿島 央・橋本慎吾 ・韓国語話者の日本語における外来語表記に見られる韓国語外来語の影響 / 李 政祐 ・「理由を表す」カラと「理由を表さない」カラ ――発話解釈における連続性と分化の過程―― / 永田 良太 ・応答文における「のだ」の付加 ――「そうなんです」を中心に―― / 銅直 信子 ・学習者は助詞の使用に際してどのように判断しているか ――「は」と「が」の使い分けを通して―― / 西隈 俊哉 [ポスター発表] ・日本語教員養成課程教育実習における実習生の気づき / 堀井 惠子 ・ホームステイと日本語習得 ――留学生とホストファミリーへのアンケート調査から―― / 纐纈 憲子・コーリヤ佐貫・葉子 ・Senior Japanese for Distance Education ――オーストラリア・クイーンズランド州教育省制作遠隔地教育用高校レベル日本語教材―― / 北川 逸子 ・社会科学系学術日本語中上級教材開発のための基礎的調査 ――語彙・テーマの選定にあたって―― / 山本富美子・工藤嘉名子・増田 幸子 ・課題提起型日本語教育の試み ――課題提起型学習教材の作成を中心に―― / 野元 弘幸 ・“Quick Learn KANJI Flash”の開発と研究 ――連想法漢字早おぼえカードのマルチメディア化―― / 酒井 順子 ・ボランティア日本語教室のためのローカルテキストの作成 / 二宮喜代子・石田孝子・山見智子・佐原美須子・杉原道子・高石久美子・重松恵子・家根橋伸子・小田知子・三木智恵・吹屋葉子 ・入門期に行うインタビュープロジェクト ――入門日本語プログラムにおける位置づけとその実際― / 新矢麻紀子・久保るみ |
早稲田大学国語学会
日時 | 1999年10月9日(土) |
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場所 | 早稲田大学文学部33号館(第1研究棟)2階第1会議室 |
内容 | [公開講演会] ・歌舞伎狂言本『好色伝受』のことば / 坂梨 隆三 |
筑紫国語学談話会(第一六三~一六七回)
日時 | 平成十一年十月十六日(土) |
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場所 | 九州大学文学部三階国語学国文学研究室 |
内容 | 万葉集訓字主体表記巻における完了態の表記と無表記 藤本 憲信 日本植民地時代における「普通学校国語読本」の漢字分析 朴 英淑 雲州往来の漢語について 宮崎 希子 古文書・古記録の促音表記 迫野 虔徳 「御~様」表現の史的考察 宅間弘太郎 日本統治下に於ける台湾高砂族教育 陳 淑瑩 中世期の「た」――完了辞と過去辞の統合をめぐって―― 高山百合子 複合動詞「~なす」について 青木 博史 仮名文書の形容詞――シシ活用の形容詞―― 辛島 美絵 近世のダロウについて 前田 桂子 「被成(なさる)」の展開 堀畑 正臣 中世の完了辞・過去辞――「知った」という表現をめぐって―― 高山百合子 佐賀県北方町方言の一般語彙と外来語彙の音調 﨑村 弘文 九州方言のエ列音 江口 泰生 希望の助辞「もがな」「がな」をめぐって 森脇 茂秀 学術誌の誌名について――大学の国語学・国文学専門誌の場合―― 新野 直哉 現代小説におけるオノマトペの傾向分析 廖 秋瑾 歌舞伎台帳資料における接続詞について 陳 欽隆 近世節用集の仮名遣に関する一考察――語頭における「ゐ」の使用をめぐって―― 米谷 隆史 助動詞「ぬ」のムード性――源氏物語の文末用法を中心に―― 西田 隆政 諺に於ける言語遊戯 朴 丹香 平安期和文資料における動詞ウ音便形について 奥村 和子 |
青葉ことばの会(第83回)
日時 | 1999年10月16日(土) |
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場所 | 国立国語研究所第1会議室 |
内容 | ・『句題和歌』の語彙 / 半澤 幹一 |
岡山国語談話会(第258回)
日時 | 1999年10月16日(土) |
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場所 | 岡山大学教育学部国語研究室 |
内容 | ・複文における時間表現 ――「~瞬間(に)」「~途端(に)」「~なり」「~やいなや」を中心に―― / 江 雨・文薫 |
筑紫国語学談話会(第167回)
日時 | 1999年10月16日(土) |
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場所 | 九州大学文学部3階国語学国文学研究室 |
内容 | ・諺に於ける言語遊戯 / 朴 丹香 ・平安期和文資料における動詞ウ音便形について / 奥村 和子 |
名古屋・ことばのつどい例会(第212回)
日時 | 1999年10月16日(土) |
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場所 | 名古屋大学文学部1階会議室 |
内容 | ・品詞分類の基準から見た日中語彙 ――中国語の品詞を中心に―― / 林 玉惠 |
國語學懇話會例会(第406回)
日時 | 1999年10月23日(土) |
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場所 | 名古屋市短歌会館 |
内容 | ・数字で表わす日本語の語呂合わせ / 恒松 侃 |
筑波大学大学院文芸・言語研究科応用言語学研究会
日時 | 1999年10月27日(水) |
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場所 | |
内容 | ・日韓の「中途終了文」についての語用論的分析 ――断る場面を中心として―― / 元 智恩 ・「する」と「やる」の比較研究 ――生理・病理現象の研究―― / 大塚 望 |
近代語研究会(第168回)
日時 | 1999年10月29日(金) |
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場所 | 愛知淑徳大学3号棟331教室 |
内容 | ・非呼応型の副詞「あまり」の衰退 / 浅川 哲也 ・『干渉論』の訳語 / 朴 均轍 ・『醒睡笑』における形容詞の音便化現象について / 中田 幸子 ・近世料理書における漢字表記と語彙 ――位相との関わりをめぐって―― / 余田 弘美 [講演会] ・東京弁から首都圏弁へ / 秋永 一枝 |
訓点語学会研究発表会(第81回)
日時 | 1999年10月29日(金) |
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場所 | 名古屋大学文学部第7講義室 |
内容 | ・すだれうごかし あきのかぜふく / 伊東 光浩 ・訓点資料における希望表現について / 連 仲友 ・東京都立中央図書館諸橋文庫蔵康熙字典の書き込みについて / 池田 証寿 ・大般若経字抄と図書寮本類聚名義抄の「公云」について / 住谷 芳幸 ・日本漢音に於ける梗摂の字音形を巡って ――孔雀経諸本を中心に―― / 李 京哲 ・円仁将来の大安国寺本悉曇章と円仁自筆の書き込みについて / 馬渕 和夫 |
大東文化大学 日本語文法研究会
日時 | 1999年10月29日(金) |
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場所 | 大東文化会館特別会議室 |
内容 | ・空間名詞と移動動詞のくみあわせ ――日中文法対照研究―― / 方 美麗 |
日本方言研究会研究発表会(第69回)
日時 | 1999年10月29日(金) |
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場所 | 愛知県立大学学術文化交流センター地下1階 |
内容 | ・松山方言終助詞「ワイ」について / 西尾 玲見 ・首都近郊若年層のことばの地域差・属性差について ――埼玉県南部の中学校におけるアンケート調査より―― / 鑓水 兼貴 ・茨城方言話者による東京アクセントのスタイルシフト / 山田 伸子 ・琉球祖語におけるアクセント型の数 ――琉球調査用類別語彙の開発をめざして―― / 松森 晶子 ・方言主流社会に住む日本語ノンネーティブスピーカーの方言受容意識 ――習得志向意識・使用意識とその背景―― / 前田理佳子 ・愛知教育大学における尾張・三河両方言折衝の実態 / 久木田 恵 ・高知県方言ラーの暗示性と明示性 / 上野 智子 ・現代日本語におけるガ行鼻音の実態と共通語としての地位 / 馬瀬 良雄・渡辺喜代子・清水千寿子・中東 靖恵 [シンポジウム(壇上座談会)] ・方言談話資料の収録事業 ――NHK記録事業「ふるさと日本の言葉」への提言―― / 吉岡 泰夫・大橋 勝男・久野マリ子・柴田 実・日高貢一郎 |
国語学会平成11年度秋季大会
日時 | 1999年10月30日(土) |
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場所 | 名古屋大学豊田講堂 |
内容 | 公開講演 ・比較語彙研究への誘ない / 田島 毓堂 ・形態による語形成と意味による語形成 ―日英語の表現類型― / 影山 太郎 |
国語学会平成11年度秋季大会
日時 | 1999年10月31日(日) |
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場所 | 名古屋大学経済学部 |
内容 | ・「標準女性語」の概念形成過程 ―昭和初期から終戦まで― / 鷲 留美 ・江戸時代における漢字音研究の変遷 ―『古今韻会挙要』はなぜ使われなくなったか― / 中澤 信幸 ・主格助詞「ガ」の「結び付け」機能 ―いわゆる「総記」の現象の仕組みを探る― / 阿部 健治 ・連文内における「ハ」と「ガ」の選択に関わる一要因 / 樋口 功 ・当面する事態につく「らむ」について / 星野 佳之 ・富士谷成章の「強弱」「緩急」概念について ―声気メタファーによる分析― / 浜田 秀 ・「漢文訓読語」は「基底社会方言」に基づくか ―『竹取物語』『土佐日記』に見える「漢文訓読語」を中心に― / 関 一雄 ・宮内庁書陵部蔵三十五冊本前漢書と京大本漢書抄四 / 村上 昭子 ・日本一鑑のイロハの音注について / 森 博達 ・「五十音図」成立過程の一考察 ―明覚の五十音図と『五音生起』を中心に― / 大友 信一 ・「名詞+トシテ」について ―同一関係からテキストにおける焦点化へ― / 高井 曜子 ・仮定的な事態を差し出す「~とする」とその周辺 / 中山 英治 ・自動詞受身の意味解釈をめぐって / 丁 意祥 ・動詞の転成名詞の意味についての研究 / 平塚 真理 ・方言からみたシカの構文的特徴と成立過程 / 宮地 朝子 ・極度・高度を示す程度副詞と係り結びの交替 ―『天草版平家物語』とその原拠本との比較を通して― / 中川 祐治 ・報道記事における伝聞を表す文について / 奥村 徹 ・「全然」の俗語的な用法の発生とその意味機能 / 葛 金龍 |
11月開催分
都立大学方言学会(第223回)
日時 | 1999年11月13日(土) |
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場所 | 東京都立大学本部棟1階大会議室 |
内容 | ・山梨県奈良田集落におけるアクセントの現状 / 小西いずみ ・外人なまりの日本語を「方言」と呼べるか?――父島の欧米系島民の言語変種を検証する―― / ダニエル・ロング [学術講演会] ・方言調査法をめぐって / 佐藤 亮一 |
東北大学国語学研究会研究発表会(第301回)
日時 | 1999年11月16日(火) |
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場所 | 東北大学文学部大講義室 |
内容 | ・接尾辞バムの意味 / 勝田 耕起 |
青葉ことばの会(第84回)
日時 | 1999年11月20日(土) |
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場所 | 共立女子大学4号館4階410B・C |
内容 | ・意味の変化とその分類 / 小野 正弘 |
名古屋・ことばのつどい例会
日時 | 1999年11月20日(土) |
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場所 | 名古屋大学国際開発研究科8階多目的ホール |
内容 | ・日本語の循環的階層性 ――名詞をめぐって―― / 鈴木 亙 |
筑波大学大学院文芸・言語研究科応用言語学研究会
日時 | 1999年11月24日(水) |
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場所 | |
内容 | ・社会言語学におけるジェンダー研究 / ルート・ヴァンバーレン ・明治期の二人称代名詞「アナタ」「オマヘサン」「オマヘ」 / 房 極哲 |
大東文化大学 日本語文法研究会
日時 | 1999年11月26日(金) |
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場所 | 大東文化会館特別会議室 |
内容 | ・順行の「のだ」文と逆行の「のだ」文 ――韓国留学生の目から見て―― / 李 南姫 |
岡山国語談話会(第259回)
日時 | 1999年11月27日(土) |
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場所 | 就実女子大学 |
内容 | ・『色葉字類抄』諸本と『新撰字鏡』 / 三宅ちぐさ |
近代語研究会(第169回)
日時 | 1999年11月27日(土) |
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場所 | 実践女子大学香雪記念館1階第1会議室 |
内容 | ・「卑怯」の語史 ――「鄙狭」との関わりについて―― / 吉川明日香 |
國語學懇話會例会(第407回)
日時 | 1999年11月27日(土) |
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場所 | 名古屋市短歌会館 |
内容 | ・御物本『更級日記』26オ「皇太后宮の一品宮」傍注 / 山本 浩子 |
平成十一年度新村出賞・研究助成金受賞者
日時 | 平成十一年十一月二十八日(日) |
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場所 | 京大会館 |
内容 | 新村出賞 沼本 克明(広島大学教授) 松田 清(京都大学教授) 研究助成金 李 長波(京都大学助手) |
財団法人新村出記念財団主催学術講演会
日時 | 1999年11月28日(日) |
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場所 | 京大会館 |
内容 | ・関西方言・アクセントの変容の背景 / 真田 信治 |
12月開催分
国語語彙史研究会(第63回)
日時 | 1999年12月4日(土) |
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場所 | 大阪成蹊女子短期大学特別会議室 |
内容 | ・ゲナリ型形容動詞とカナリ型形容動詞 / 村田菜穂子 ・和歌になぜ指示語を用いるか ――万葉集・八代集の「かく」を中心に―― / 半澤 幹一 ・音・声の大小・高低を表す語彙について / 久島 茂 |
西日本国語国文学データベース研究会(第15回)
日時 | 1999年12月12日(日) |
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場所 | 大阪樟蔭女子大学新館円形ホール |
内容 | ・エクセルとファイルメーカープロを利用した言語地図の作製 ――大阪府言語地図と徳島県言語地図を作る―― / 岸江 信介・石田 祐子 ・高校国語教科書の学習欄使用の外来語について / 橋本 和佳 ・国語・国文学におけるザウルスの活用 / 下山 徹 ・校本・総索引からデータベースへ ――『CD-ROM 角川古典大観 源氏物語』―― / 中村 一夫・大谷 晋也 ・方言録音調査に基づく音声データベース作成の試み ――CD-ROM『道教え文字化・音声資料』―― / 田原 広史 |
青葉ことばの会(第85回)
日時 | 1999年12月18日(土) |
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場所 | 共立女子大学3号館1階107会議室 |
内容 | ・接続助詞「バ」の意味・用法の方言間対照 / 三井はるみ |
岡山国語談話会(第260回)
日時 | 1999年12月18日(土) |
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場所 | 岡山大学文学部3階国文演習室 |
内容 | ・二つの対格をとる構文からみた「をば」の機能 / 中村 暁子 ・ド(モ)による逆接表現について / 江原由美子 |
近代語研究会(第170回)
日時 | 1999年12月18日(土) |
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場所 | 國學院大学本館2階第17演習室 |
内容 | ・明治期の「―験」について / 松本 守 |
名古屋・ことばのつどい例会(第214回)
日時 | 1999年12月18日(土) |
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場所 | 名古屋大学文学部1階会議室 |
内容 | ・文法格「を」の意味的分析の可能性 / 菅井 三実 |
早稲田大学国語学会研究発表会
日時 | 1999年12月18日(土) |
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場所 | 早稲田大学日本語研究教育センター22号館8階第1会議室 |
内容 | ・宮崎県方言の地域差・時代差 / 松永 修一 ・キリシタン初期国字本の漢字使用について / 鄭 □赫 ・『私版 言海』の見出し語における漢字表記 / 田鍋 桂子 |
筑波大学大学院文芸・言語研究科応用言語学研究会
日時 | 1999年12月22日(水) |
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場所 | |
内容 | ・言語行動からみた出会いの構造 / 長谷川頼子 ・「しか」の意味 ――「だけ」との関連から―― / 趙 愛淑 ・日韓両言語の軽動詞構文をめぐって ――動詞が対格で表示される場合を中心に―― / 金 榮敏 |
國語學懇話會例會(第408回)
日時 | 1999年12月25日(土) |
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場所 | |
内容 | ・万葉集巻一七 三九六〇番歌の解釈 ――「千重しく」「然のみ」に注目して―― / 河内 章 |