学界消息(2002年分)
学界消息に投稿された学会・研究会の情報を掲載しています。
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1998年
1月開催分
青葉ことばの会(第102回)
日時 | 2002年1月12日(土) |
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場所 | 共立女子大学神田校舎3号館1F107会議室 |
内容 | ・助動詞「ヨウダ」の意味・用法について ―比喩指標としての側面を中心に― / 稲益 佐知子 |
漢字漢語研究会(第83回)
日時 | 2002年1月19日(土) |
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場所 | 早稲田大学文学部39号館(第2研究棟)5階第5会議室 |
内容 | ・後期咄本における漢字の出現傾向 / 三原 裕子 ・和製漢語の造語法 / 野村 雅昭 |
国立国語研究所 第8回「ことば」フォーラム
日時 | 2002年1月19日(土) |
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場所 | 立川市女性総合センター アイムホール |
内容 | ・ネット・コミュニケーションと「ことば」 / パネリスト:三宅 和子・池田 理恵子・加藤 安彦・杉本 明子 |
名古屋・ことばのつどい例会(第237回)
日時 | 2002年1月19日(土) |
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場所 | 名古屋大学文学部1階 会議室 |
内容 | ・単純動詞の連用形名詞について / 金 美淑 |
白川静「文字講話」シリーズ第12回
日時 | 2002年1月20日(日) |
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場所 | 国立京都国際会館 さくらの間 |
内容 | ・生命と医術 / 白川 静 |
応用言語学研究発表会
日時 | 2002年1月23日(水) |
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場所 | 筑波大学人文・社会学系棟A501号室 |
内容 | ・小説における会話文 ―使用される性差マーカーの自然性をめぐって― / ルート・ヴァンバーレン ・出会いの場面にみられる発話と合図符帳性 / 長谷川 頼子 |
月末金曜日の会
日時 | 2002年1月25日(金) |
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場所 | 大東文化会館 特別会議室 |
内容 | ・目的節「-ために」「-ように」の意味分析 / 田中 寛 |
岡山国語談話会(第278回)
日時 | 2002年1月26日(土) |
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場所 | ノートルダム清心女子大学 第2会議室 (中央棟10F) |
内容 | ・石川啄木の三行書き短歌における表現学的考察 / 十河 勲 |
関東日本語談話会(第60回)
日時 | 2002年1月26日(土) |
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場所 | 荒川区立町屋文化センター第3会議室 |
内容 | ・<向き・方向>を表す副詞的修飾関係について / 井本 亮 ・方言文末表現の意味記述 / 井上 優 |
近代語研究会(第191回)
日時 | 2002年1月26日(土) |
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場所 | 青山学院女子短期大学 本館3階会議室 |
内容 | ・上田秋成の送り仮名 ―富岡本『春雨物語』を対象として― / 神作 晋一 |
2月開催分
東北大学国語学研究会(第312回)
日時 | 2002年2月4日(月) |
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場所 | 東北大学文学部311講義室 |
内容 | ・現代日本語における受身文の研究 / 林 青樺 ・仙台市方言の談話展開 / 琴 鍾愛 ・『哲学字彙』訳語の継承と定着 / 渡邉 美雪 |
句読点研究会 第7回例会
日時 | 2002年2月17日(日) |
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場所 | 東京・小石川後楽園「涵徳亭」 |
内容 | ・なぜ日本語の書記の歴史なのか ―小松英雄と藤枝晃とを手がかりに / 池田 証寿 |
地域言語調査会 冬季研究会
日時 | 2002年2月17日(日) |
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場所 | フェリス女学院大学 緑園キャンパス7号館720教室 |
内容 | ・狂言台本の談話展開にみられる地域方言特性 / 原 奈々江 ・テレビ番組題目表現の歴史的・方言学的研究 / 長谷川 裕子 ・談話展開研究の現状と課題 / 斎藤 孝滋 |
応用言語学研究発表会
日時 | 2002年2月20日(水) |
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場所 | 筑波大学人文・社会学系棟A501号室 |
内容 | ・断りの言語行動における日韓の文末表現 ―ポライトネス(politeness)の観点から― / 元 智恩 ・理解・把握を示す「そうなんだ」 / 塚原 真紀 ・程度副詞の意味 ―共起する動詞の性質の検討を手がかりとして― / 林 奈緒子 |
月末金曜日の会
日時 | 2002年2月22日(金) |
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場所 | 大東文化会館特別会議室 |
内容 | ・古代日本語動詞のタリ・リ形のアスペクトとメニマエ性について / 鈴木 徳子 |
近代語研究会(第192回)
日時 | 2002年2月23日(土) |
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場所 | 実践女子大学 香雪記念館2階多目的室 |
内容 | ・明治期の接続詞「そして」について ―翻訳児童文学作品を資料として― / 梅林 博人 |
3月開催分
東北大学国語学研究会(第313回)
日時 | 2002年3月5日(火) |
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場所 | 東北大学文学部・法学部合同研究棟 103演習室 |
内容 | ・陸中宮古方言のアクセント構造について / 田中 宣廣 |
関東日本語談話会(第61回)
日時 | 2002年3月16日(土) |
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場所 | 一橋大学 国立東キャンパス 国際研究館1F CAI教室1 |
内容 | ・読点と文の長さの関係に関する一考察 / 岩畑 貴弘 ・受動文における降格主語の随意性と文法特性 / 田中 裕司 |
名古屋・ことばのつどい例会(第239回)
日時 | 2002年3月16日(土) |
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場所 | 名古屋大学文学部1階 会議室 |
内容 | ・命令に関する試論 ―語用論的条件と構文的特徴との関係から― / 石川 美紀子 |
独立行政法人国立国語研究所 第9回「ことば」フォーラム 話しことばの豊かさ,再発見
日時 | 2002年3月24日(日) |
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場所 | いろり火の里 なの花ホール(山形県東田川郡三川町) |
内容 | テーマ:話しことばの豊かさ,再発見 ・庄内と国語研究所 / 吉岡 泰夫 ・方言と共通語 ―櫛引町の談話資料から― / 井上 文子 ・若者の敬語 ―三川中学校の調査から― / 尾崎 喜光 ・ことばビデオ『ことば探検・ことば発見』 ―総合的な学習のために― / 吉岡 泰夫 ・方言による授業作りの可能性 ―小学校の授業観察ビデオから― / 茂呂 雄二 |
筑紫国語学談話会(第181回)
日時 | 2002年3月28日(木) |
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場所 | 熊本大学文学部会議室 |
内容 | ・神田孝平訳『和蘭美政録』 ―異なる文体との対峙における異化作用― / 尊田 佐紀子 ・遊離数量詞の関係節化について / 江口 正 |
岡山国語談話会(第279回)
日時 | 2002年3月30日(土) |
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場所 | 岡山大学教育学部 本館 国語研究室 |
内容 | ・公卿の日記に見られる表現の個人差 ―語彙の面からの比較を中心に― / 清水 教子 |
4月開催分
青葉ことばの会(第103回)
日時 | 2002年4月13日(土) |
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場所 | 共立女子大学神田校舎3号館1F107会議室 |
内容 | ・名詞文における主格表示「ガ」の拡がり ―古代語から近代語― / 山田 昌裕 |
岡山国語談話会(280回)
日時 | 2002年4月13日(土) |
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場所 | 就実女子大学文学部 R501 |
内容 | ・『と思う』述語文の機能について / 片村 恒雄 |
白川静「文字講話」シリーズ第13回
日時 | 2002年4月14日(日) |
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場所 | 国立京都国際会館 ルームA |
内容 | ・歌謡と舞楽 / 白川 静 |
中部日本・日本語学研究会(第31回)
日時 | 2002年4月20日(土) |
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場所 | 刈谷市産業振興センター3階 305号室 |
内容 | ・高山寺蔵秘密漫荼羅十住心論天永点の訓点について / 山本 真吾 ・現代日本語における名詞修飾節のテンポラリティ / 福田 嘉一郎 |
名古屋・ことばのつどい
日時 | 2002年4月20日(土) |
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場所 | 名古屋大学文学部一階会議室 |
内容 | ・韓国語における持ち主の受身について ―日本語との対照を中心に― / 白 明学 |
東北大学国語学研究会(第314回)
日時 | 2002年4月22日(月) |
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場所 | 東北大学文学部・法学部合同研究棟103演習室 |
内容 | ・蓮如遺文の国語学的研究 / 石川 久恵 ・子守唄における社会的・言語地理学的研究 / 椎名 渉子 ・五所川原方言の動詞に関する研究 / 田附 敏尚 ・連体修飾時制基準 ―副詞的成分と動詞自体の働きについて― / 王 淑如 |
応用言語研究発表会
日時 | 2002年4月24日(水) |
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場所 | 筑波大学人文・社会学系棟A501号室 |
内容 | ・室町時代における漢字音の清濁 / 李 承英 ・ブラジル人年少者の母語保持における父母の意識、INLC及びBeliefの影響 / ヴァニア・ジアス・メンドンサ |
近代語研究会(第193回)
日時 | 2002年4月27日(土) |
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場所 | 明治大学駿河台研究棟4階第一会議室 |
内容 | ・西洋語資料における数詞表現 / 高橋 知也 |
国語語彙史研究会(第70回)
日時 | 2002年4月27日(土) |
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場所 | キャンパスプラザ京都 第3講義室 |
内容 | ・語幹を共通にする形容詞と形容動詞 / 蜂矢 真郷 ・『交隣須知』の日本語 / 迫野 虔徳 ・敬語語彙史小考 / 宮地 裕 |
5月開催分
岡山国語談話会
日時 | 2002年5月11日(土) |
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場所 | 岡山大学文学部国文学演習室 |
内容 | ・文脈指示における指示詞の使い分けについて / 堤 良一 |
関東日本語談話会(第62回)
日時 | 2002年5月11日(土) |
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場所 | 学習院女子大学図書館2F視聴覚室 |
内容 | ・程度副詞と動詞句 ―「少し」を例に― / 林 奈緒子 ・とりたて助詞「など」「なんか」「なんて」の意味について / 中西 久実子 |
近代語研究会春季発表大会(第194回)
日時 | 2002年5月17日(金) |
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場所 | 東京都立大学91年館 |
内容 | ・明治期の漢語の層についての一報告 ―中村正直の資料を中心に― / 松本 守 ・『共産党宣言』(日本語版)を通して中国語に入ったことば / 陳 力衛 ・『坊っちやん』の語彙と漱石の語彙 / 佐藤 栄作 ・21世紀初頭の今、日本語表記はどうなっているか ―アルファベット文字の現状― / エツコ・オバタ・ライマン [講演] ・「人民」「国民」の語誌 ―明治時代語管見― / 京極 興一 |
訓点語学会研究発表会(第86回)
日時 | 2002年5月17日(金) |
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場所 | 東京都立大学国際交流会館大会議室 |
内容 | ・『大広益会玉篇』・『大宋重修広韻』の字体注記について / 工藤 祐嗣 ・漢字処理と『大字典』 / 高田 智和 ・草仮名〈无〉再考 / 中川 美和 ・石山寺本『大智度論』天安点における文法上の諸問題(上) / 大坪 併治 ・平安時代の願文に於ける対句表現の句法について / 山本 真吾 ・訓点語と方言 ―類聚名義抄和訓の謎― / 吉田 金彦 |
日本方言研究会研究発表会(第74回)
日時 | 2002年5月17日(金) |
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場所 | 東京都立大学 講堂小ホール |
内容 | ・『を』の呼称に関する地理的研究 / 大木 梨華 ・老年層と中年層の方言分布を一枚に表示する言語地図の試み / 斎藤 勝美 ・岡山市とその近郊の日常生活語における、補助動詞「おく」の用法:「スイカは冷えとか(!)んと、おいしゅーねーよ」 / 山部 順二 ・静岡県水窪方言における意思・推量表現「ズ」の用法 / 市岡 香代 ・愛知県東部における文末詞「ジャン」の用法とイントネーション / 嶺田 明美 ・陸中宮古方言のアクセント ―その実態と体系― / 田中 宣廣 ・方言接触地域の名詞アクセント ―小笠原諸島父島の生え抜きと移住者 / 阿部 新 ・南九州地方における音声言語地図の開発と作成の試み / 岸江 信介・木部 暢子・松永 修一・福島 真司 |
応用言語学研究発表会
日時 | 2002年5月22日(水) |
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場所 | 筑波大学人文・社会学系棟A501号室 |
内容 | ・使役を表す「ようにする」「ようにさせる」 / 金 熹成 ・現代日本語のモダリティ副詞の研究 ―前提と関わりをもつ副詞類を中心に― / 呉 珠煕 ・日本語の引用句と項構造 / 阿部 二郎 |
青葉ことばの会(第104回)
日時 | 2002年5月25日(土) |
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場所 | 共立女子大学神田校舎4号館(図書館)4F401A会議室 |
内容 | ・西洋人の日本語研究とラテン語学の教養 / 金子 弘 |
名古屋・ことばのつどい例会(241回)
日時 | 2002年5月25日(土) |
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場所 | 名古屋大学国際開発研究科8階多目的ホール |
内容 | ・近代日本語の成立が近代中国語の成立に与えた影響 ―化学用語を中心に― / 蘇 小南 |
2002(平成14)年度日本語教育学会春季大会
日時 | 2002年5月25日(土)・26日(日) |
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場所 | お茶の水女子大学 |
内容 | シンポジウム「日本語教育史研究のこれから」 ・司会:平高史也(慶應義塾大学) / シンポジウム「日本語教育史研究のこれから」第1部:発表 ・教科書の変遷から日本語教育史を見る / 新内 康子 ・戦時下の日本語学習者 / 河路 由佳 ・日本語教育史と言語政策史のあいだ / 安田 敏朗 ・ミクロネシアでの日本語教育とそれが残したもの / 由井 紀久子 シンポジウム「日本語教育史研究のこれから」第2部:全体討論 ・ / 【口頭発表】 ・接続助詞「から」と接続詞「だから」の文法化 / 木山 三佳 ・動詞に後接する限定の「ばかり」 / 小林 可奈子 ・補助動詞クレルについて ─出来事の流れをめぐって─ / 岡田 久美 ・譲渡不可能性と名詞述語 ─日本語と中国語の対照をもとに─ / 澤田 浩子 ・発話中位置から見た命令と依頼 / 井上 次夫 ・三者間接触場面における意味交渉の調整プロセス / 山本 容子 ・人間関係から見た「ほめ」の応答とその工夫 ─シナリオ談話におけるpolitenessストラテジーとしての分析から─ / 大野 敬代 ・日本語ボランティアと学習者の会話分析 / 野々口 ちとせ ・電話会話における「聞き返し」の回避方略 / 椿 由紀子 ・韓国語・日本語の二言語環境にいる韓国人児童の二言語能力 ─母語保持・発達を中心に / ジュ ヒョンスク ・内省を通して学習者は何を学んでいるか ─内省活動を組み込んだ聴解教材製作プロジェクト・ワークに焦点を当てて─ / 金 孝卿 ・外国人生徒のセルフエスティーム・メンテナンス ─公立中学校における参与観察から─ / 内田 紀子 ・コーパスから得た日本語条件文の用法と、その習得過程 / 堀 恵子 ・日本語学習者の連体修飾節習得に関する一考察 ─修飾節の状態性の観点から─ / 齋藤 浩美 ・自然習得における引用表現 ─話法に注目して─ / 杉浦 まそみ子 ・ブラジル人児童の受身表現の習得に関する実証的研究 ─日本人児童との比較を通して─ / 田口 香奈恵 ・日本語学習者のテンス・アスペクト習得に関する横断研究 / 菅谷 奈津恵 ・学習期間の長さが敬語習得に及ぼす影響 ─滞在期間・学習期間・ライティング能力からみた敬語習得─ / 宮田 剛章 ・中国語を母語とする日本語学習者の漢語系派生語の習得 / 松下 達彦,玉岡 賀津雄 ・日本語口頭運用能力をどのように評価するか ─評価者による評価基準の違い─ / 渡部 倫子 ・教師の自己研修における協働アクション・リサーチの可能性 ─PAC分析による検証─ / 三原 祥子,影山 陽子,澤田 尚美,矢部 まゆみ ・音読に対する教師の意識 ─マイナス面を中心に─ / 足立 尚子,茂住 和世,鎌田 実樹 ・学習障害(LD)を持つ留学生の受け入れと支援 / 坂根 庸子 ・植民地期朝鮮における日本語学習書の分析 ─学校外日本語教育を中心に─ / 李 政樹 ・大東亜共栄圏に関わる日本語用語集の対比的考察 / 小根山 美鈴 【ポスター発表】 ・台湾人日本語学習者の漢字熟語の音韻処理にみられる単語タイプの効果 / 邱 學瑾 ・漢字認知力テスト及びその後の漢字習得に関する縦断的分析 / 酒井 順子 ・日本語観国際センサス ─調査の実施と日本語観・英語観─ / 米田 正人,水野 義道 ・初級コースにおけるディベートの試み / 竹中 理恵,岡田 久美,大友 可能子 ・「いっしょに話して,学び合おう」 ─日本人会話パートナーが参加した日本語クラスでの試み─ / 杉山 純子,太田 孝子 ・写真教材『であい』を使った日本語教育の新たな試み / 中野 佳代子 ・XMLによる作文添削情報表示システムの開発と,その応用 / 宇佐美 洋 【パネルセッション】 ・状況論的アプローチと日本語教育研究 / 神吉 ういち,石黒 広昭,小澤 伊久美,西口 光一,岡本 能里子 ・今後の一般日本語教師養成講座のあり方 / 吉岡 正毅,渡辺 晋太郎,江副 隆秀,加藤 早苗,山下 早代子 【デモンストレーション】 ・WBT『新日本語の基礎』学習システムの開発と運用 / 石沢 弘子,春原 憲一郎,児島 秀和 ・中級レベルの会話教材開発 ─理解文型を使用文型に高めるために─ / 坂本 勝信,野田 静穂 ・インターネット型日本語音声言語教育システムの国際運用実験 / 三輪 譲二 ・新教材“SUN(Step Up Nihongo)” / 山内 繁勝 |
6月開催分
公開講演会「消滅に瀕した言語」平成14年度文部科学省科学研究費特定領域研究(A)「環太平洋の<消滅に瀕した言語>にかんする緊急調査研究」
日時 | 2002年6月1日(土)~2日(日) |
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場所 | (財)日本教育会館 |
内容 | ・Language Endangerment in the CIS: Seeking for Positive Tendencies (CIS諸国の言語の危機問題について:積極的な方向を模索して) / Olga Kazakevitch ・What Is an Endangered Language?-Various Definitions and Ways of Dealing with It (危機に瀕した言語とはなにか:その定義と対処の多様性) / Akira Yamamoto ・Major German Activities concerning the Documentation of Endangered Languages (危機言語のドキュメンテーションにかんするドイツでの活動) / Nikolaus Himmelmann ・文化-言語復興運動とアイデンティティ / 煎本 孝 ・死語研究からみた危機言語研究の重要性 / 庄垣内 正弘 ・調査の現状・問題点と今後の展望 / 環南太平洋:柴田 紀男,環北太平洋:遠藤 史,東・東南アジア:北野 浩章,日本:狩俣 繁久・真田 信治,アフリカ:梶 茂樹 |
応用言語学研究発表会
日時 | 2002年6月6日(木) |
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場所 | 筑波大学人文・社会学系棟A110号室 |
内容 | 人文社会科学研究科文芸・言語専攻博士公開発表会 ・日本語オノマトペの語形成と音律構造 / 那須 昭夫 |
日本文芸研究会 第50回研究発表大会
日時 | 2002年6月8日(土)~9日(日) |
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場所 | 宮城学院女子大学講義館K301教室 |
内容 | 〔公開講演〕 ・テニヲハ研究のあゆみ / 佐藤 宣男 ・源氏物語と道真と日蔵夢記 / 田中 隆昭 ・家隆の「後度百首」と俊成の「五社百首」について / 川野 良 ・吉田松蔭『講孟余話』再考 / 桐原 健真 ・慣用的受身文の位置付けをめぐって ―意味的特徴から― / 林 青樺 ・磐姫皇后歌群試論 ―その構成をめぐって― / 逸見 大介 ・大川周明『列聖伝』考 / 昆野 伸幸 ・「英京退去に際し会見筆記」における森有礼について / 麻生 和子 ・現代漢語の一源流 ―「女房」の語史をめぐって― / 遠藤 好英 |
青葉ことばの会(第105回)
日時 | 2002年6月15日(土) |
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場所 | 国立国語研究所4F会議室 |
内容 | ・中立的意味がプラス・マイナス化した語のリスト作成に向けて / 小野 正弘 |
日本言語学会第124回大会
日時 | 2002年6月15日(土)~16日(日) |
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場所 | 東京外国語大学(府中キャンパス) |
内容 | 〔公開講演〕 ・A New Horizon in Linguistic Research / 藤村 靖 〔シンポジウム「諸言語の動詞分類」〕 ・ / 司会:在間 進 ・動詞分類の基準と諸言語の動詞分類 / 風間 伸次郎 ・アラビア語とセム系の言語におけるヴァーレンスと態 / ラトクリフ・ロバート ・シンタグマから見た動詞 / 峰岸 真琴 ・概念構造の基本形とその展開:日本語と英語の対比 / 影山 太郎 ・数量詞「ひとつ」の意味と用法 ―「NひとつVない」構文を中心に― / 坂本 智香 ・「はおろか/どころか」構文に関する一考察 ―意味論的・語用論的尺度性のメカニズムを探る― / 澤田 治 ・「(そう)かといって」と「(そう)だからといって」について / 森 貞 ・複合動詞「-出す」の分類 ―統語論的・意味論的見地から― / 日野 資成 ・日本語における二人称指示 ~定記述とメトニミーの関係~ / 金井 勇人 ・三部門並列モデルに基づく中間語彙項目の分析 / 朝賀 俊彦 ・省略表現と同一性条件 / 向井 絵美 ・ーしかは否定極性項目ではない / 片岡 喜代子 ・The Effect of “Manner” on Causation ―Manipulative versus Directive Causation― / 兼元 三友 ・Modal Comparatives, English and Japanese / 小田 登志子 ・日英語のうなぎ文 / 時崎 久夫 ・Japanese coordination: a null conjunction analysis / 小谷 克則 ・Phase, Agree, and Licensing of Wh+Mo in Japanese / 前田 佳美 ・Contrastive-Topic wa as Focus Interpretation Operater / 宗像 孝 ・空演算子無移動仮説における日本語関係節 ―照応詞認可と島の効果― / 北尾 泰幸 ・日本手話のWH-疑問文 ―文末WH-要素とWH-表情との関連― / 山本 将司 ・Phonetic evidence for a phonological word of two to four moras in Japanese / 森 庸子 ・中国吉林省で話されている朝鮮語の動詞アクセント / 河須崎 英之 ・アクセントの獲得と幼児語彙における方言アクセントの生起分布 / 白勢 彩子・筧 一彦・桐谷 滋 ・アラビア語方言の動詞語幹母音比較 / 長渡 陽一 ・チノ語の介音について ―ロロ=ビルマ諸語との比較研究から― / 林 範彦 ・『漢回合壁』新ウイグル口語の音韻特徴について / 西村 多恵 ・句を包摂する複合語の研究 ―日中英の事例に基づいて― / 小松 千明 ・スペイン語の Es que....? と「ノ(ダ)」疑問文 / 和佐 敦子 ・The Icelandic Perfect: Examining Texture in Discourse / 山口 登志子 ・ロシア語副動詞主体の問題点 / 北上 光志 ・英語における談話展開の方法 ―日本語における談話展開の方法との比較― / 田中 香織 ・ハンガリー語の再帰、中間構文における受動の含意:他動性と関連して / 野瀬 昌彦 ・ベトナム語における動詞のヴォイス範疇の存否について / Le Hoang ・オリヤ語の動詞使役形 kar-aa- 「させる」の意味 / 山部 順治 ・台湾語の「動詞-補語構造」に現れる tioh の意味 / 多田 恵 ・サハ語(ヤクート語)の Paired Words / 江畑 冬生 ・「第三者の受け身」は、なぜ「被害の意」を含意するのか ―日本語、インドネシア語対照に基づく一考察― / 湯淺 章子 ・日本語の使役形態素「させ」について / 加藤 幸子 ・「構文」の意味的動機づけに関する一考察 ―「XガYニVする」を例に― / 李 在鎬 ・マアの人々の言語使用 / 安部 麻矢 ・依頼と申出に関する社会語用論的考察 / 小林 正佳 ・日韓両言語における敬語意識の対照研究 ―文化庁の世論調査の追試― / 金 順任 ・付加詞の主語化に見る意味構造と統語構造のインターフェイス / 谷脇 康子 ・英語の慣用表現における距離のメタファー / 辻本 智子 |
岡山国語談話会
日時 | 2002年6月22日(土) |
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場所 | 岡山大学教育学部本館1階 国語研究室 |
内容 | ・終助辞「ネ」の意味をめぐって / 宮崎 和人 |
近代語研究会(第195回)
日時 | 2002年6月22日(土) |
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場所 | 国際基督教大学教育研究棟2階247会議室 |
内容 | ・新語「国際」の成立について / 孫 建軍 |
応用言語学研究発表会
日時 | 2002年6月26日(水) |
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場所 | 筑波大学人文・社会学系棟A501号室 |
内容 | ・テレビニュースにおける情報構造 / シオン・アンドレア ・日韓両言語における連体修飾句の比較対照 ―連体助詞の省略を中心に― / 洪 榮珠 ・終助詞『ね』『よ』『よね』の機能と用法 / 生天目 知美 ・いわゆる所有名詞主語化の受身文における視点違反の判断について / 襄 銀貞 |
語彙・辞書研究会第21回研究発表会
日時 | 2002年6月29日(土) |
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場所 | 三省堂文化会館 |
内容 | ・ドウモの用法に関する語用論的考察 / 李 宗和 ・隠語辞典の性格と資料性 / 木村 義之 ・英華辞典から英和辞典へ / 宮田 和子 ・一仏教者の語彙と表記について / 金子 彰 ・絶対語彙論と相対語彙論 / 伊藤 雅光 |
独立行政法人国立国語研究所 第10回「ことば」フォーラム 「暮らしの中の漢字」
日時 | 2002年6月29日(土) |
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場所 | 国立国語研究所5階講堂 |
内容 | ・漢字表ってなんだ? / 小椋 秀樹 ・辞典で漢字を調べると / 山田 貞雄 ・漢字研究のいま・これから / 笹原 宏之 |
7月開催分
筑波大学応用言語学研究発表会
日時 | 2002年7月3日(水) |
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場所 | 筑波大学人文・社会学系棟A501号室 |
内容 | ・Some Observations on Antecedent-Contained Deletion / 小畑 美貴 ・タイ人日本語学習者の漢字学習ストラテジーと漢字力 / パッキニー・トーンリム ・多義性動詞の自他対応 ―下方移動の動詞を中心に― / 崔 銀庭 |
國學院大學国語研究会前期大会
日時 | 2002年7月6日(土) |
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場所 | 國學院大學たまプラーザキャンパス視聴覚I教室 |
内容 | 研究発表 ・存在尊敬表現「ゐられる」について / 小林 玲子 ・「ヘト+動詞」表現をめぐって / 高橋 良久 ・宮城県立図書館所蔵『安産仙翁邦言教喩』に書かれた東北方言の音韻現象について / 山本 淳 講演 ・「せっぱ」つまる / 樋渡 登 |
西日本国語国文学データベース研究会(第20回)
日時 | 2002年7月6日(土) |
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場所 | 大阪樟蔭女子大学円形ホール |
内容 | ☆講演 ・知られざる日本の地域言語 ―小笠原諸島の多言語状況を記録・保存する― / ロング,ダニエル ・日本語教員養成の変遷 ―過去十数年の流れを中心に― / 西端 幸雄 ☆報告 ・インドにおける情報文具の現状 / 伊藤 鉄也 ・DB-West10年の歩み / 田原広史 |
漢字漢語研究会(第84回)
日時 | 2002年7月13日(土) |
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場所 | 早稲田大学戸山キャンパス 文学部31-307教室 |
内容 | ・漢語副用語の品詞性 / 趙 英姫 ・熟字訓に見る日中両言語の交渉 / 陳 力衛 |
中部日本・日本語学研究会
日時 | 2002年7月13日(土) |
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場所 | 三重大学人文学部・3階・視聴覚教室 |
内容 | ・ムード、モダリティ、文のタイプ / 花薗 悟 ・今昔物語集の接続語 / 藤井 俊博 |
名古屋・ことばのつどい例会(243回)
日時 | 2002年7月13日(土) |
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場所 | 名古屋大学国際開発研究科1階プレゼンテーションルーム |
内容 | ・「だろう」がもつ「情報的な共有性」について / 陸 心芬 |
東北大学国語学研究会(第315回)
日時 | 2002年7月17日(水) |
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場所 | 東北大学文学部研究棟110講義室 |
内容 | ・『さあ』の応答詞的用法と機能について / 曺 再京 |
東北大学国語学研究会(第316回)
日時 | 2002年7月24日(水) |
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場所 | 東北大学文学部研究棟109講義室 |
内容 | ・国定読本における〈限定〉表現 ―第一期から第三期の副詞・副助詞を中心に― / 松崎 安子 |
青葉ことばの会(第106回)
日時 | 2002年7月27日(土) |
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場所 | 共立女子大学神田校舎3号館1F107会議室 |
内容 | ・文章・談話の定義と分類 / 半澤 幹一 |
岡山国語談話会
日時 | 2002年7月27日(土) |
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場所 | ノートルダム清心女子大学 ノートルダムホール中央棟10階第3会議室 |
内容 | ・文選読の意図 / 柏谷 嘉弘 |
近代語研究会(第196回)
日時 | 2002年7月27日(土) |
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場所 | 國學院大學本館2階会議室 |
内容 | ・助詞ナンド・ナドについての一考察 / 小林 正行 |
9月開催分
計量国語学会第46回大会
日時 | 2002年9月7日(土) |
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場所 | 大阪大学豊中キャンパス 待兼山会館会議室 |
内容 | ・動詞テ形と連用中止形の出現比率 ―新聞社会面と小説の「なる」を中心に / 林 雅子 ・「一」に関係する副詞について / 呉 凌非 ・対訳コーパスからの統計的訳語対抽出における抽出不能語の調査 / 辻 慶太 ・新聞社会面記事における「事件」の表現 ―節による修飾から複合語まで / 雨宮 雄一 ・創発的シンセシステムとしての自動作詞システム / 伊藤 雅光 |
国立国語研究所 国際シンポジウム《 日本語コミュニケーションの言語問題 》
日時 | 2002年9月14日(土) |
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場所 | 国立国語研究所 講堂(1号館5階) |
内容 | 基調講演 ・日本語コミュニケーションにおける敬語 (Keigo in Japanese Communication) / Patricia J. Wetzel / ・これからの時代に求められる日本人の言語能力 (Linguistic Competence for the Future: What will Japanese People Need?) / 水谷 修 / パネルディスカッション ・趣旨説明:日本語コミュニケーションの言語問題 (Introduction: Language Problems related to Japanese Communication.) / 吉岡 泰夫 ・異文化コミュニケーションに必要な言語能力 (Intercultural Discourse and Communicative Competence.) / 鳥飼 玖美子 ・丁寧な英語・丁寧な日本語-異文化コミュニケーションのために- (Polite English, Polite Japanese: For Cross-cultural Communication.) / 東 照二 ・日本語使用能力-日本語観国際センサスから- (Japanese Language Competence: The International Census on Attitudes toward Japanese Language.) / 江川 清 ・日本語コミュニケーションにおける外来語使用の功罪 (The Use of Katakana Loanwords: The Merits and Demerits in Japanese Communication.) / 相澤 正夫 ・日本の言語政策はコミュニケーション能力形成にどう貢献すべきか (Communicative Competence and Language Policy in Japan.) / 浅松 絢子 ・コミュニケーション能力としての敬語の使い分け能力 (Politeness Strategies as a Key to Communicative Competence.) / 吉岡 泰夫 |
名古屋・ことばのつどい例会(244回)
日時 | 2002年9月21日(土) |
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場所 | 名古屋大学国際開発研究科8階多目的ホール |
内容 | ・逆接接続詞の転換用法について / 伊藤 享介 |
応用言語研究発表会
日時 | 2002年9月25日(水) |
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場所 | 筑波大学人文・社会学系棟A501号室 |
内容 | ・のだ文と談話構造 / 俵山 雄司 ・「V1てV2」構文について ―日韓両言語の比較対照― / 朴 墉一 |
近代語研究会(第197回)
日時 | 2002年9月28日(土) |
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場所 | 明治大学 駿河台研究棟2階第9会議室 |
内容 | ・近世上方語における接尾語「ラシイ」について / 亀井 裕子 |
国語語彙史研究会
日時 | 2002年9月28日(土) |
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場所 | 関西学院大学 B号館103教室 |
内容 | ・キリシタン資料の和らげをめぐって / 丸田 博之 ・語彙層別化資料としての今昔物語集 ―二字漢語サ変動詞を例として― / 田中 牧郎 ・〈大為尓歌〉再考 ―源為憲により四十八字の誦文として作成されたこと― / 小倉 肇 |
日本音声学会 2002年度(第16回)全国大会
日時 | 2002年9月28日(土)~29日(日) |
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場所 | 東京女子大学善福寺キャンパス |
内容 | 特別講演:「東京弁」の昨今 ・幽霊になった東京弁 / 風間 喜代三 ・アクセントの個別変化と集団変化 / 川上 蓁 ・東京弁の音声を紹介する / 秋永 一枝 ・オ段長音の変遷について ―朝鮮資料を用いて― / 陳 南澤 ・形容詞の強調における促音挿入位置の選択傾向について / 冨山 仁郎・広重 真人・荒木 健治・栃内 香次 ・特殊拍を含む音節のアクセント核の位置の知覚 ―小笠原諸島の中高生と他方言話者・他言語話者との対照― / 阿部 新 ・千葉・梶山による声道模型の復元とその教材としての応用 / 荒井 隆行・雑賀 紀子・前田 絵里・村原 雄二 ・日本語/O/母音の円唇化法則と上代特殊仮名遣い / 藤井 游惟 ・日本語の有声破裂音/d/における+VOT化と年齢要因 / 高田 三枝子 ・秋田方言アクセントのF0パターンに与える母音の影響 / 吉田 健二 ・鹿児島方言幼児における単純語のアクセントの獲得 / 白勢 彩子・筧 一彦・桐谷 滋 ・NHKニュースに使用される言語に関する通時的・社会言語学的研究 / 野上 幸子 ・『アクセントの多様性と変遷』・『方言アクセント音声データベース』 ―日本語音声の教材CD-ROMの開発― / 杉藤 美代子・山田 恒夫・真田 信治・都染 直也・前田 広幸・森山 卓郎 ・インターネット上で方言情報を共有する試み ―東京都言語調査から― / 出野 憲司・大島 一郎・久野 マリ子・竹林 暁 ・日本人英語学習者の発音練習における発話タイミングについて / 長井 克巳 ・現代英語の音節主音的子音の基底構造とその音声 / 小田 稔大 ・Phonetic and Phonological Criteria for Lexicalisation of Sound-symbolic Expressions / 増田 桂子 ・英語倒置文の韻律研究 / 市崎 一章 ・英語音素体系及び語彙体系を考慮した日本人英語の発音と聴取に関するコーパス分析 / 峯松 信明・倉田 岳人・広瀬 啓吉 ・Perceptual Learning of English Syllable Rhythm by Elderly Japanese Listeners / 田嶋 圭一・山田 玲子・山田 恒夫 ・英語の地域差と日本語話者による英語の母音の知覚 / 野澤 健・Elaina M. Frieda ・韓国語大邱方言の用言のアクセント体系 / 李 連珠 ・英語下降上昇調の知覚と産出 ―日本人英語学習者と英語母音話者の比較を通して― / 里井 久輝・籔内 智・吉村 満知子 ・フランス語鼻母音を含む音節の長さについて ―学習向け朗読音声の分析― / 竹内 京子 ・即興発話のF0,Intensity,Durationの変動について / 冨田 かおる・中山 和男 ・発話末における高さと長さの相関と文の韻律 / 森 庸子 ・模擬講演におけるフィラー使用頻度パタンの分類 / 渡辺 美知子 ・アナウンスやナレーションに見られるスタイルの音響的特徴 / 郡 史郎 ・「いいですよ」の意味とイントネーション / 三木 理 ・「疑問/平叙」の閾値:日韓対照研究 / 田中 彰 ・台湾人学習者による日本語疑問文イントネーションの音響的分析 / 陳 妍如 ・韓国人日本語学習者による感情を含む日本語音声の音響分析 / 田渕 咲子・甲斐 朋子 ・Perception of F0 Peak Alignment Differences by Japanese and Russian Subjects / Veronika Makarova ・韓国語における母音の無声化 / 邊 姫京 ・広東語とビン南語における声調の自然音類 ―歌謡の分析― / 高橋 美季 |
10月開催分
筑波大学応用言語学研究会
日時 | 2002年10月2日(水) |
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場所 | 筑波大学人文・社会学系棟A501号室 |
内容 | ・Gender Differences in the Japanese Language / ルート・ヴァンバーレン ・授受動詞の意味論的研究 / 金 珉秀 ・とりたて詞文の解釈と構造 / 茂木 俊伸 |
日本文芸研究会 平成14年度第1回研究発表会
日時 | 2002年10月5日(土) |
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場所 | いわき明星大学 図書館視聴覚教室(地下) |
内容 | ・東北方言におけるお段長音開合の残存 / 大橋 純一 ・和歌呉竹集とテニヲハ / 佐藤 宣男 ・太宰治「皮膚と心」論 / 高橋 宏宣 |
中部日本・日本語学研究会(第33回)
日時 | 2002年10月12日(土) |
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場所 | ぱるるプラザ岐阜5階・小会議室 |
内容 | ・題目語と主語の関係 / 丹羽 哲也 ・村の節用集 / 佐藤 貴裕 |
2002(平成14)年度日本語教育学会秋季大会
日時 | 2002年10月12日(土) ~13日(日) |
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場所 | 高知県立県民文化ホール,高知大学 |
内容 | 【シンポジウム】「日本語のバリエーションと日本語教育」 ・趣旨説明 司会:小林 ミナ / ・日本語の変化・変異と日本語教育 / 日比谷 潤子 ・日本語の地域差と日本語教育 / 高木 裕子 ・日本語の性差と日本語教育 / クレア・マリィ ・全体討論(コメント) / ダニエル・ロング ・動詞のテ形と連用中止形の使い分けに関する実態調査 ─中級以上の作文・小論文指導のために─ / 林 雅子 ・論理関係意識化授業の効果 ─韓国人学習者対象の作文訓練の試み─ / キム・ユギョン ・日本語学習者の「否定」表明の推移 ─縦断的な発話資料から─ / 家村 伸子 ・作文コーパスに見られるメタ言語に関する中国人学習者と日本語母語話者との比較 / 張 穎 ・中国語を母語とする日本語学習者における漢語習得 ─同形同義語の文法的ずれに焦点を当てて─ / 陳 毓敏 ・公立高校における日本語指導の位置づけ ─エスノグラフィ的記述から─ / 広崎 純子 ・地域日本語活動における具体的な内容について / 足立 祐子,松岡 洋子 ・シニア世代ボランティア日本語教師にとっての自文化・異文化と成長 ─地域日本語教室における参与観察から─ / 高崎 三千代 ・日本語教師の「文化」概念と、その教室相互作用との関係 ─南オーストラリア州における中等学校でのケース・スタディーから─ / 齋藤 亨子 ・「日本事情」テキストバンクの作成 ─新しい日本事情授業構築の模索─ / 柏崎 雅世,藤村 知子,藤森 弘子,鈴木 美加,尾方 理恵 ・マスメディアを利用した「国語」教育 ─植民地朝鮮におけるラジオ「国語講座」― / 上田 崇仁 ・1906年以降の清国人留学生数の減少とその実情 / 酒井 順一郎 ・時枝誠記の「国語」と「日本語」 ─日本語教育の「日本語」とは何か─ / 木村 哲也 ・日本語教育から日本語史研究への提言 ─ジョアン・ロドリゲスの文法書─ / 馬場 良二 ・出来事の時間移動「てくる」 / 竹田 和代 ・「無生主語+~てくれる」文の「非用」の考察 / 中崎 温子 ・日本語の終助詞「-ね」「-な」と韓国語の終結語尾「-(ne)」の意味・機能 / 渡辺 浩子 ・日本語母語話者の視点の実態を探る ─視座の統一度に差のある文章に対する日本語母語話者の判断調査と共に─ / 坂本 勝信,康 鳳麗 ・電子掲示板書き込みの日本語作文教育への可能性 ─インターアクションとしての作文─ / 山崎 けい子,鎌田 倫子 ・中国人学習者の教室外日本語習得 ─習得のプロセス─ / 坂本 ひろみ ・日本語教育における学習者の不安とその処理 / 倉沢 郁子 ・日本語学習者は読解時に問いにどう答えているのか ─中級前半の学習者を対象に─ / 佐藤 礼子 ・日本語学習者のための自律的学習支援を考える ─パートナーシッププログラムの効果を中心に─ / 尾中 美代子 ・日本語教育実習でのアクション・リサーチの役割 / 横溝 紳一郎,迫田 久美子,松崎 寛 ・教師の母語使用に対する教師と学習者の意識 ─日本語会話授業の場合─ / 顔 幸月 ・L2での説明文理解における既有知識使用の実態 / 鹿嶋 彰 ・インターネットを利用した日本語教師の教材制作支援 ─教師の実践に基づいた内省を促すCSCL環境の構築─ / 島田 徳子,古川 嘉子 ・日本語の感情を含む発話に対する韓国人日本語学習者の聴き取りと発話をめぐって / 甲斐 朋子,田渕 咲子 【ポスター発表】 ・作文クラスにおけるポートフォリオ評価の実践 / 川村 千絵,横溝 紳一郎 ・口頭表現能力テスト開発 ─OPI基準と到達度評価の融合の試み─ / 山辺 真理子,山中 都,西部 由佳,西川 寛之 ・日本語版 Can-do Scale はどれくらい正確に日本語能力を測定しうるか / 玉岡 賀津雄,松下 達彦,元田 静 ・高知でくらす日本語学習者のための地域語教材『高知の生活語2002』 / 今井 多衣子 ・入学前日本語教育プログラムの開発とネットワーク環境での実験的利用 / 宇根谷 孝子,梅田 千砂子 ・高校生を対象とした Distance Learning の可能性 ―動画教材の役割― / 坂本(兼築) 清恵,三原 裕子 ・在日アメリカ人大学生の教師に対する評価及び彼らが期待するもの / 山下 みゆき ・外国人児童生徒教育現場(小中学校)における実践者と研究者の協働研究の試み / 齋藤 ひろみ,小笠 恵美子,原 みずほ,松本 明香,内田 紀子 ・教師の会話を分析する ─ Post-observation conference の実際 ─ / 金田 智子 【パネルセッション】 ・短期留学プログラム日本語教育からの発信 / 近藤 安月子,丸山 千歌,荒川 洋平,平川 八尋,四方田 千恵 ・日本留学試験の「日本語」を考える / 佐々木 瑞枝,門倉 正美,嶋田 和子,堀井 惠子,山本 富美子 ・共生時代の日本語教育・国語教育の連携を考える ─学校教育における「ことばの学び」に焦点を合わせて─ / 村松 賢一,岡崎 敏雄,松崎 正治,清田 淳子 |
青葉ことばの会(第107回)
日時 | 2002年10月19日(土) |
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場所 | 明治大学駿河台校舎リバティータワー6階1062演習室 |
内容 | ・古語「握る」と源語和歌 / 長沼 英二 |
名古屋・ことばのつどい例会(第245回)
日時 | 2002年10月19日(土) |
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場所 | 名古屋大学国際開発研究科8階多目的ホール |
内容 | ・『玉塵抄』における指定辞ナリについて / 八幡 章雄 |
岡山国語談話会(第284回)
日時 | 2002年10月26日(土) |
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場所 | 就実女子大学 R館501号室 |
内容 | ・類似表現について ―「~ばかりか」「~どころか」― / 宮崎 聡子 |
近代語研究会(第198回)
日時 | 2002年10月26日(土) |
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場所 | 目白大学新宿キャンパス 本館大学院3階AB室 |
内容 | ・「芸術」の語史 / 小平 友美 |
応用言語研究発表会
日時 | 2002年10月30日(水) |
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場所 | 筑波大学人文・社会学系棟A501号室 |
内容 | ・数量表現による補部イベントの量化 / 佐藤 香織 ・現代日本語における語彙的複合動詞の組み合わせの研究 ―前項動詞及び後項動詞を中心に― / 何 志明 |
11月開催分
近代語研究会(第199回)
日時 | 2002年11月8日(金) |
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場所 | 徳島大学医学部長井記念ホール |
内容 | ・修飾されたサマ名詞による様態の描写と規定をめぐって ―一字漢語名詞「式」「体(てい)」用法史の体系化とサマ名詞への一般化― / 島田 泰子 ・書簡文研究資料としての明治期女子往来物 / 小椋 秀樹 ・西周の文法研究 ―国立国会図書館所蔵の稿本をめぐって― / 服部 隆 ・明治期洋学資料における「どうぞ」の用法について / 大久保 恵子 講演 ・西洋道中膝栗毛の用語の性格 ―全体ならびに二作者執筆の部分について― / 佐藤 武義 |
訓点語学会第87回研究発表会
日本方言研究会研究発表会(第75回)
日時 | 2002年11月8日(金) |
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場所 | 徳島大学 医学部大塚講堂 |
内容 | ・在日コリアン一世の否定表現の運用 / 金 智英 ・台湾に残存する日本語にみられる方言的要素 ―存在動詞オルと否定辞ンを中心に― / 簡 月真 ・高知県方言の「ニカーラン」 / 安岡 浩二 ・宮崎県椎葉村とその周辺域における在来方言音声・語彙の分布について / 松永 修一 ・方言における「コソ~已然形」係り結びの沿革 / 大西 拓一郎 |
岡山国語談話会
日時 | 2002年11月16日(土) |
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場所 | 岡山大学文学部 国文演習室 |
内容 | ・談話における『いや(あ)』の用法 / 山根 智恵 |
名古屋・ことばのつどい例会(第246回)
日時 | 2002年11月16日(土) |
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場所 | 名古屋大学文系総合棟7階カンファレンスルーム |
内容 | ・仮名貞観政要の増補部分 ―和訳不可能な要素― / 加藤 浩司 |
応用言語研究発表会
日時 | 2002年11月29日(金) |
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場所 | 筑波大学人文・社会学系棟A501号室 |
内容 | ・日本語とタイ語の現場指示における『顔向き』 / サランヤー・コンジット ・語彙から見たサブランゲージと言語体系全体との関係 ―気象情報の例を中心に― / ロワン・バルバラ |
青葉ことばの会(第108回)
日時 | 2002年11月30日(土) |
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場所 | 明治大学リバティータワー120N演習室 |
内容 | ・室町末期から江戸前期における断定・指定の助動詞 ―「なり」と「じや」の共存― / 山田 紘一郎 |
國學院大學国語研究会後期大会
日時 | 2002年11月30日(土) |
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場所 | 國學院大學渋谷キャンパス常磐松2号館大会議室 |
内容 | -追悼 田邊正男先生- ・連詞論・連文節論で読む『詞の通路』 / 鈴木 一 ・「アサガレイ(朝餉)」のこと ―日葡辞書のことば― / 岡崎 正繼 ・「中古敬語法小考」に学ぶ / 大久保 一男 ・古へおのづから音の別てるにや / 小杉 商一 ・田邊先生と矢印 / 和田 利政 |
国語語彙史研究会(第72回)
日時 | 2002年11月30日(土) |
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場所 | 大阪女子大学 |
内容 | ・辞書と類書 ―倭名類聚抄― / 大槻 信 ・語彙史と字彙史 / 伊藤 雅光 ・セハシ(忙)・セハシナシ・セハセハシ ―成立と展開― / 小林 賢次 |
12月開催分
岡山国語談話会
日時 | 2002年12月7日(土) |
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場所 | ノートルダム清心女子大学 ノートルダムホール10階 第三会議室 |
内容 | ・牛窓の語源 / 赤羽 学 |
青葉ことばの会(第109回)
日時 | 2002年12月14日(土) |
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場所 | 共立女子大学 4号館 401A会議室 |
内容 | ・森鴎外「舞姫」における外来語の役割 / 杉本 雅子 |
大阪樟蔭女子大学日本語研究センター設立10周年記念 講演とシンポジウム
日時 | 2002年12月15日(日) |
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場所 | 大阪樟蔭女子大学小阪キャンパス・円形ホール |
内容 | ◆日本語教育はどこに行くのか◆ ○講演 ・日本語教育の現在と将来 / 土岐 哲 ◆日本語教育はどこに行くのか◆ ○シンポジウム 「日本語教育と文法研究との関わり合い」 ・ / 講師 益岡 隆志・長谷川 ユリ・ハリー・ソルヴァン コーディネーター 有田 節子 |
平成14年度 国立国語研究所公開研究発表会
日時 | 2002年12月20日(金) |
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場所 | 国立国語研究所講堂 |
内容 | テーマ「表現法の地理的多様性―方言地図で見る表現法の世界―」 ・『方言文法全国地図』と表現法 / 大西 拓一郎 ・不定・疑問を表す助辞の分布 / 小西 いずみ ・推量表現の分布と地方誌情報の連結 / 吉田 雅子 ・命令表現の分布と場面差 / 三井 はるみ ・方言表現法の分布類型と分布形成 / 大西 拓一郎 |
近代語研究会記念講演会(第200回)
日時 | 2002年12月21日(土) |
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場所 | 国際基督教大学本部棟206会議室 |
内容 | ・ことだまのおぼつかなさに / 森岡 健二 |
名古屋・ことばのつどい例会(247回)
日時 | 2002年12月21日(土) |
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場所 | 名古屋大学 文学部1階110大会議室 |
内容 | ・「天声人語」に見る意味分野別語彙構造 ―1946年と2000年との語彙比較を通して― / 宋 正植 |
応用言語研究発表会
日時 | 2002年12月25日(水) |
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場所 | 筑波大学人文・社会学系棟A110号室 |
内容 | ・テ形節の構造的位置について / 内丸 裕佳子 ・断わりとして用いられる日韓の「中途終了文」に関する一考察 ―ポライトネスの観点から― / 元 智恩 |